隆生の独り言日記(22年7月~12月)


2022年7月から


12月31日(土)
 2022年も今日で最後。1年を振り返ってみると反省することが多い。いやなことはつい後回しにする癖は直らなかった。拙句を鑑賞して頂いたり、拙評の礼状を頂いたことも多かった。そのお礼状が送れると、本来の礼状がわび状となってしまったことも多かった。「現代俳句評」の執筆を後任に担当して貰ったため、来年は少しは時間的余裕が出来ると思う。その分新しい文章も書いてみたい。
 これから新しいHPの日記欄作成作業をこれから作っていきたい。
 このHPを読んでいただいている方には来年もよろしくお願いいたします。(144363)


12月24日(土)  ホワイトクリスマス
 今朝起きてみたら一面の銀世界。今まで風花らしきものはあったが、今日は初雪で初積雪。大体5cmぐらいの積雪だろうか。ニュースによると名古屋でも初雪で10cmぐらいとのこと。
 もともと買い物に出かける予定だったが、それでも午後になると日差しも差してきて道路もすっかり雪がなくなり、出かけた。そのあと温泉に入る。露天湯からなどや方面を見るとはるか彼方の名古屋駅前のビル群までもよく晴れて一望出来た。明日からもまた寒そうだが、年末はずっと晴れが続きそう。(144292)


12月20日(火)  COP15閉幕
 昨日、生物多様性のCOP15が閉幕した。結果は新目標として、「2030年まで陸と海の30%の保全」というもので、10年前のCOP10における愛知目標の後継目標。では愛知目標の結果はどうなったかというと、
達成されるかどうか
愛知目標は、10年に名古屋市で開かれた生物多様性条約の第10回締約国会議(COP10)で採択された。50年に自然と共生する世界を実現するため、20年までに達成すべき20項目を掲げている。
 報告書によると、COP10で採択された名古屋議定書による遺伝資源へのアクセスや利益配分など、一部が達成または達成見込みのものが6項目あったが、すべての要素が達成された項目はゼロだった。


ということで20項目の目標に対し、完全達成はゼロ、一部達成は6項目に過ぎなかった。
では新しい目標はどうかと言うと、罰則規則はないので、疑問符が付く。
他の合意項目は
・2030年までに外来種の侵入速度を50%削減
・開発途上国への支援のため、23年に生物多様性のための基金の創設
 こんなところだろうか。新たに10年間の目標がスタートするが、10年前のような高揚感はない。
 COP15の中日新聞の記事は次のとおり。(144259)
  https://www.chunichi.co.jp/article/604045


12月19日(月)  アルゼンチン優勝
 1か月に亘って行われてきたワールドカップも今朝の決勝で終わった。結果としてはアルゼンチンの38年ぶりの優勝で終わったが、フランスとどちらが勝っても構わないくらい熱戦であった。ニュースハイライトで見たが、これらを見ると日本のレベルはまだまだという感じであった。日本もまだ向上の余地があり、将来に託すしかない。
 決勝戦は録画してあるが、見る余裕があるかどうかは分からない。(144247)


12月18日(日)
 久しぶりのHPアップ。今日は環境活動サークルみえの月例会。こちらも久しぶりの出席。というのも大分以前から今日は私からの情報提供で水の安全をテーマに「水を考える」を発表。実は「伊吹嶺」9月号に同じタイトルで俳句における水をテーマに短文を書いたが、これを元に環境視点から書いてみたく準備していた。ところがいつものとおり私自身の怠けから今までなかなか進まない中で、お茶を濁す感じでまとめた。PPTも文字情報ばかりの資料となった。
 これから写真を入れたり、イラストを入れたりして、バージョンアップを図りたい。
 会合の帰りに県民の森に寄る。昨日の新聞でモミジバフウが丁度見頃になったとあったので、見に行く。
 昨年の見頃は調べてみると、12月3日だったが、今日はその頃の紅葉具合が同じぐらいだった。
 下に今日発表したPPTの表紙と今日のモミジバフウ。
   


12月6日(火)  日本8強ならず
 今朝早く、サッカーW杯の決勝トーナメントが始まったが日本は惜しくもクロアチアに負け、8強とはならなかった。それでも延長戦まで戦い、PKまで行けたのは大きな成長だと思う。4年前より買う実に実力が上がっている。
 短い間だったが楽しい夢を見せて貰った。(144117)


12月2日(金)  日本また劇的勝利
 今朝早くのW杯のスペイン戦。当然負けると思い、昨夜は寝てしまったが、今朝テレビを付けたら劇的逆転勝利していた。
 ドイツ戦で奇跡の勝利と言われていたが、いくら何でもスペインには勝てないと思っていた。それだけ勝った現実を、見ると奇跡に違いない。
 特に三苫のゴールラインに出るぎりぎりのところで蹴り返し、田中のゴールを決めたのすばらしい。おかげでVAR(Video Assistant Referee)という言葉を初めて知った。
 次の決勝トーナメントではクロアチアと当たるが、前回大会の準優勝国であるだけにここも勝てばまた奇跡の劇的勝利となるだろう。(144083)


12月1日(木)  チャイコフスキー交響曲第6番(名フィル名曲シリーズ)
 12月に入ったと思ったら、いきなり冬の寒さ。今日は名フィルのチャイコフスキー交響曲第6番。
 この曲はもう何十回と聴いているだろう。CDも相当数あるし、テレビでの録画DVDも数枚あるのでは亡いか。
 いつも聴いているので、うっかり聴いていたが、今日のプログラムと私の感覚が違っていたところで新たに第2楽章が気になった。いつもはここはワルツだと思っていたが、第2楽章はアレグロ・コン。グラツィアの4分5(2;3)拍子で変則的な舞曲(混合拍子によるワルツ)となっていた。(2+3)拍子のあとの3拍子がワルツとなっている。
 ネットで確認すると、バイオリンパートを見ると確かに(2+3)拍子になっている。
 なおyou tubeでは次のが2楽章だけの部分を聞くことが出来る。本当はカラヤンあたりのパートを聴きたかったが、カラヤンは全曲しか聴けない。(144071)
  https://www.youtube.com/watch?v=cvVD0SVg3zM


11月29日(火)
 今日、5回目のコロナワクチンの接種。5回目ともなると、慣れも来て惰性で摂取している感じ。ただ今回はオミクロン株のBA4,5対応となっているので、今のところ安心。
 現在第8波に突入しているとみられているが、このまま第7波相当の流行であれば、今よりさらに大きなピークが1月中旬ぐらいに来そうとの予想が出ているが、今の感染増加の推移であれば、そろそろピークアウトする可能性もあるという。どちらが正しい予想かは分からないが、ここまで来れば医療体制も乗り切れそうにも思うのだが。


11月27日(日)-28日(月)  下呂、高山
 今、会員制のホテルチェーンの観光俳句の選者を担当しているが、毎回宿泊券を貰っている。今回も下呂のホテルに宿泊して、下呂、高山を歩いた。本当はもっと早く11月上旬に泊まりたかったが、丁度旅行支援に引っかかって、この日しか予約が取れなかった。紅葉シーズンはもう終わっていたが、のんびりと2日間を過ごした。
 下は行ったところの2枚。
 
すっかり枯れ色の下呂の合掌村
 
随分と人出が戻った高山朝市


11月24日(水)  W杯 ドイツに歴史的勝利
 昨夜のW杯で日本はドイツ戦で逆転勝利。テレビなどでは歴史的勝利と朝からサッカーばかりのニュース。戦前の日本不利の予想とは大違い。
昨夜は私も多分負けるだろうとテレビもつけないで、他のことをしていた。たまたまスマホのLIVEで日本が同点に追いついたことを知り、テレビをつけた。すると間もなく浅野が逆転ゴールを上げ、そのまま逃げ切った。ただ最後の10分ぐらいはひやひやしながら見ていた。とにかく勝ってよかった。ちなみに浅野選手は三重県の菰野町出身。中日ドラゴンズの岡林選手と同郷。
 油断せずこのままコスタリカ戦でも勝ってほしい。
 日本勝利のニュースは中日新聞で次のとおり。(143995)
   https://www.chunichi.co.jp/article/587904?rct=chu_qatar2022_wc


11月21日(月)   COP27閉幕
 エジプトで行われていたCOP27が2日間の延長で昨日(20日)、いわゆる合意文書「シャルムエルシェイク実行計画」として採択し、閉幕した。その内容は温暖化による「損失と被害」を支援する基金の創設が合意されたこと。
 今回のCOP27ではロシアのウクライナ侵攻に
よる莫大な環境破壊のさなか、さらなる温暖化ガス削減の具体的な進展を見込めない背景に主に先進国と「損失と被害」についての取り扱いに特化されたものとなった。最終的に先進国が譲歩したことで合意文書の採択となった。議定書採択となるほどの雰囲気でなかったと言える。
 また基金の創設に合意しただけで具体的な支援対象となる国や資金拠出の方法などは来年のCOP28で決めることとなり、いわば問題点の先送りとも言える。
 私としてはウクライナ侵攻による戦争の環境破壊がどれだけ温暖化対策に後退となるか知りたいところであり、世界はこの具体的な結果を調べる必要があると思う。
 COP27閉幕の記事は次のとおり。(143956)
  https://digital.asahi.com/articles/ASQCN4584QCNULBH002.html?iref=sp_ecotop_feature2_list_n


11月19日(土)
 よく晴れて小春日和がぴったりの今日、妻が田舎を歩いて見たいとのことで、北勢線沿線を少し歩く。以前歩いて烏瓜がなっているのを覚えていて、その眼鏡橋あたりを歩く。烏瓜の収穫はわずかであったが、久しぶりの暖かさを堪能した。
 写真は北勢線の眼鏡橋を渡るナローゲージの列車と烏瓜。途上国の
 
眼鏡橋を渡る列車
 
今日の収穫の烏瓜


11月18日(金)  藤前干潟ラムサール条約登録20年
 今日は名古屋市の藤前干潟のラムサール条約登録20年目に当たる。当時私は会社を定年退職し、ISO審査員となっており、主に品質審査員であり、環境審査員となったのは、翌年の2003年からである。
 藤前干潟と言えば丁度その頃、2003年に俳人協会から『愛知吟行案内』が発刊された。このもろもろのことがあったのでよく覚えている。この吟行案内ではまだ藤前干潟が吟行句の募集の対象になっていなかった。既に環境問題として大きく取り上げられていたので、「スポットガイド¥海上の森・藤前干潟ー新しい吟行地」として短文を書いた。2年後の2005年が愛知万博だったのでタイミングもよかった。
 ところで藤前干潟のラムサール条約登録のきっかけいたのを覚えていてになったのは、名古屋市の廃棄物処理場として藤前干潟が対象となっていたが、住民の反対もあって名古屋市は計画を取りやめて、市全体としてゴミの減量化を進めた結果、結局は新しい処分場を不要となった。まさに住民の勝利であり、これがラムサール条約登録につながった。そして現在につながるわけであるが、今はプラスチックごみに悩まされている。台風などの風、大雨によって、隠れていたプラスチックごみが一斉に打ち上げられて来ている。さらにこれがマイクロプラスチックとして大量に堆積し、海へ流れている。下に今日の中日新聞を載せますが、大量のプラスチックごみ、マイクロプラスチックについて何にも書いていない。ただ自然が戻ってきたとだけある。
なおマイクロプラスチックの新たな問題についてはNHKニュースで流していた。
   https://www.chunichi.co.jp/article/581270

 なお当時の『愛知吟行案内』で、私が書いた部分で藤前干潟では以下のように書いた。(143917)

  もう一つは藤前干潟である。ここは九十年代後半に名古屋市が廃棄物処理場として計画していたが、住民等の環境保護活動の結果、市は埋立て事業を中止し、二〇〇二年にはラムサール条約登録湿地にも指定された。この干潟は今は日本最大の野鳥渡来地であり、特に秋から春にかけて、サギ、シギ、チドリ、カモ、カワウ、アジサシなど約百種近くが観察できる。ここへの吟行は二つ考えられる。一つは直接干潟の突堤に出る方法で、もう一つは対岸の「名古屋野鳥観察館」から遠望する方法である。いづれも干潮時にゴカイ、カニ、貝類などを求めて干潟に集まってくるときが最適である。
 この海上の森、藤前干潟はこれからの吟行地として新しい例句が出て来ると思われる。



11月16日(水) 大杉栄と和田久太郎
 『俳壇』12月号が届いた。河原地主宰の「俳句と随想12か月」の連載も今月で終わった。途中随時「現代俳句評」で取り上げさせて頂いたが、もう連載執筆は終わった。そこでその続きという訳ではないが、このHPで書いてみたい。直近の10月号、12月号に着目した。
  獄窓の久太の句稿ちちろ虫   河原地英武(10月号)
  手に馴染むレモン石鹸秋うらら  〃   (12月号)

 10月号の「久太の句稿」は和田久太郎のことで、大杉栄と同時代のアナキスト(無政府主義者)。直接捕えられたのは甘粕事件で大杉栄らが殺害されたのを仇を討とうとして陸軍大佐らを殺害しようと計画して、捕えられたものである。最後は秋田の刑務所で自死した。 久太郎は俳号を久太として俳句を残しており、秋田刑務所でも多く残している。
 例えば主宰の虫にちなんだ句としては
  虫の夜の露店を戀ひし我身かな  久太
があり、当時の芥川龍之介も久太の句を評価していた。
 河原地主宰は、ロシア革命が大正のアナキストへの影響を大学の研究テーマとしていらっしゃる。その一部として彼の俳句も調べられているとお聞きした。それを10月号で「久太の句稿」として詠まれたのである。
 そして12月号の梶井基次郎の『檸檬』にちなんで掲句を詠まれている。ここの随想の中で主宰はおおよそ次のように述べている。
 梶井基次郎は『檸檬』の中で檸檬を爆弾として見立て書いていた。そして梶井基次郎に傾倒していた松本恭子は『二つのレモン』で「ある日には爆弾の耳をして檸檬」などと詠んだ。ここから発展させて、主宰は大正のアナキズム誌では「詩とは爆弾」とあることに言及されている。これで10月号から12月号につながった。
 そんな前提で、10月号、12月号を読めば面白いと思う。
 ちなみに甘粕事件で大杉栄と同時に内縁の妻伊藤野枝、大杉の甥橘宗一(6歳)の3名殺害されているが、この甥の橘宗一の墓が名古屋の日泰寺にあります。興味のある方は一度日泰寺で探して下さい。
 ネットでは次をクリックして下さい。
  https://apec.aichi-c.ed.jp/kyouka/shakai/kyouzai/2018/syakai/nagoya/nag023.htm


11月8日(火)  皆既月食
 今夜は皆既月食。夕方は雲が厚かったが、月が出る頃は雲もなく絶好の撮影夜間。
食がまだ少ない時は何とか写っていたが、皆既状態になると私のコンパクトデジカメでは光量が少なく焦点が全然合わず、ピンぼけ。そして真っ黒。それでも何とか写ったものを下に紹介します。それにしても寒かった。
 
下から欠け始める
 
皆既状態(私のカメラではこれが限度)
 
皆既状態が終わったところ

 また皆既月食状態は私のデジカメでは暗くてうまく写らなかったがネットで見ると、赤銅色になるという。同時刻、私の環境仲間がLINEで皆既状態を写したものを送って貰ったので、これを紹介します。まさに赤銅色、そして左下に間もなく天王星食が始まる天王星が見える。HPではよく見えないかもしれないが、届いた写真ではくっきりと写っている。これが大体6等星で肉眼でぎりぎり見える状態という。この天王星食は442年ぶりと言うから、信長が見た頃という。
 この赤銅色皆既状態の月をお見せします。(143775)



11月7日(月)  キムタクフィーバー
 昨日は岐阜の信長祭の武者行列にキムタクが参加して、フィーバーを起こした。久しぶりに岐阜の名前が全国区になった日であった。こんなに岐阜が騒がれたのは美川憲一の「柳ヶ瀬ブルース」以来であろうか。
 同伴したのは岐阜市出身の伊藤英明で、今回の企画が実現したのは彼のおかげであったと言えよう。
事前にキムタクと岐阜市との仲立ちから成り立ち、彼の功績を大いに宣伝したいものである。
 先日には夜間に岐阜城に登ったり、地元のベトコンラーメンに立ち寄ったそうだ。こういう裏方的な活動にも感謝したい。伊藤英明と言えば、大河ドラマの「麒麟が来る」の斉藤龍興役に出ていた記憶もある。地元としてもっと活躍して貰いたいものだ。
 昨今岐阜市はすっかりさびれて、残念な思いであったが、1日だけでも光が差したのはうれしくなる。


11月3日(木)
 毎年、東員町では文化協会主催の文化祭が行われているが、今年も今日から四日間展示される。しゃくやく句会も最近会員が減ってさびしい限りだが、高齢化で止む得ない。
 さびしいが右がその会員の短冊。(143735)




10月30日(日)
 昨日の全国大会のあと、関東の皆さんと明治村吟行に出かけた。日頃はリモート句会などでお世話になっているので是非参加したいと思っていた。
 今日は天候もよく一日中晴れて吟行日和であった。我猫庵や四高階段教室、喜之床、聖ザビエル天主堂、帝国ホテルなど主な建物だけだったが、久しぶりののんびりとした1日であった。
 右は聖ザビエル天主堂での皆さん。



10月29日(土) 伊吹嶺25周年記念全国俳句大会
 5年ぶりにやって来る記念全国俳句大会。コロナ下のため、参加者が130人ほどであり、来賓もコロナがどうなるか分からないため、小澤實先生以外は俳句出版社だけに絞ぼられたようだ。
 大会では私の指導している句会から、3名も新同人になったこと、俳句大会では河原地主宰特選につしま句会から出たのもうれしいことだ。
 懇親会では久しぶりにお会いした方も多く、コロナの影響がいかに大きかったかを物語る。
 写真は来賓の方々、そしてつしま句会の皆さん。

主宰特選の福谷さん 
 
新同人の方々
 
来賓の方々
 
つしま句会の皆さん


10月25日(火)
 毎年1回は明日香と山の辺へ出かけることにしている。今日は山の辺の一番南から歩いた。
 スタートは長谷詣での起点となる海柘榴市観音、そこから金谷の石仏、大神神社、桧原神社を過ぎて穴師の集落を通って電車で桜井に戻るコース。
 歩いた歩数は16000歩を越えた。久しぶりの遠出だった。(143645)

 大神神社の拝殿(ご神体は山そのものなので本殿はない
 
高台から見た大神神社の大鳥居と左は香具山
 
桧原神社から見た二上山(小さくてよく見えない)



10月24日(月)
 朝晩は寒くなってきたが、日中はまだ暖かい。近くの公園で返り花が咲いてきた。花はもう冬を感じているのだろう。一方、同じく近くの田んぼではようやくコスモスが咲き出してきた。コスモスは毎年町の音頭取りで麦畑で秋には休耕しているところで咲かせている。今年のコスモスはまばらでびっしりと言うところまでいかない。
 下に返り花の拡大写真とコスモス畑を載せます。コスモスの奥の山は右が竜ヶ岳、左が藤原岳のシルエット。
   


10月22日(土)
 沢木先生の足跡吟行で残っていた。不破の関へ出かける、チングルマ句会と桔梗句会の13名の合同吟行。
一度台風で延期されていたもので、今日は快晴。
 吟行地そのものは不破の関跡とその周辺のみであまり見るものはない。しかしここは関ヶ原合戦地であるから途中の通りすがりだけの首塚だけを見る。
 最後は関ヶ原合戦記念館で昼食、句会。皆さんよい句が出来たようだ。
 写真は不破の関跡と大海人皇子の沓脱石、東の首塚。
 
不破の関跡の門
 
大海人皇子の沓脱石
 
東の首塚


10月14日(金)
 今年もアサギマダラがやって来た。我が家の藤袴がようやく咲き始めたのをきっかけに来てくれた。近くの空き地に藤袴を多く植えられているのでそこへ見に行ったら、結構多く来ていた。一目で10頭ぐらいか。
 下に翅を広げているところと閉じているところを紹介します。
 ところで蝶の数を数える単位は2,3年前までよく知らなかったが、意外にも馬や象などの動物と同じ「頭」という。理由はいろいろな定説があるというが、英語の[head]から来ているという。動物園では種類に関係なく個体数を
「head」から「頭」と数えるという。
 何故気になったかというと、面白いことに昨日の朝日新聞と今日の中日新聞では違っていた。朝日新聞の記事では「匹」で、中日新聞ではきちっと「頭」と記事に載せていた。今ごろは朝日新聞の記者は上司に怒られていることだろう。(143537)
   


10月8日(土)
 今日は愛知同人句会。曼珠沙華が飛び火したという句を出したが、よくある句と一蹴される。自分ではやったという感じだったが、そうは簡単でない。
 同じ日に名フィル定期演奏会。今日はショスタコービッチの第5番。通称「革命」と言われているが、これは日本だけのようである。
よく知られているのが、当時ショスタコービッチはスターリン支配下の共産党機関誌プラウダから破滅しかねないプラウダ批判を受けていた。この名誉挽回のために作曲されたという。この初演は大成功となり、プラウダも体制派として誉めていた。
 現在では随所に体制批判がちりばめられていたという。
 また後日のショスタコービッチ回想によると、
 「強制された歓喜」「鞭打たれ、喜べ、それがおまえたちの仕事だと命令されるのと同じだ」
といわれていたと言うが、これも本人の真意はうかがい知れないが、ほぼこれが定説となっているという。しかし今日の演奏会のパンフレットを読むと、
 「「プラウダ批判に応えた体制迎合曲」→「体制に迎合すると見せて二重言語を駆使した体制批判の曲」さらに「ある女性への強い思慕」とまで言われている。3番目の解釈は一寸賛成しかねる。しかし要は楽しめればよい。
 昨今のスターリンと同様の体制主義者のプーチンの言動を見たら、ショスタコーヴィッチは何と思うだろうか。しかも21世紀になっても体制主義者がいるなんて。

 コンサートのため帰りが遅くなってしまったが、今日の十三夜の月はなかなか雲が取れないが、雲間に見える月はやはり美しい。夜「10時30分頃になって月を見たら何とか見ることが出来たので、今年も撮した。今夜は木製がすぐそばも寄り添っていた。先月の十六夜の時も寄り添っていたが、この時火星と思ったがこれも木星だったのだろう。
 今夜の月はあまりよく映っていないが木星が寄り添っているものと本体の13日の月を紹介します。(143478)


十三夜の月と木星 
 
今日の十三夜の月
(薄い幕が掛かっているのは雲


10月1日(土)
 昨日のニュースだが、落語の三遊亭円楽さんが亡くなった。最後は肺がん、脳梗塞などで闘病中の死去。今まで私はエンタメ関係のことは書かなかったが、円楽さんは本当に惜しい人だった。主に笑点では時事ネタや毒舌で腹黒キャラで笑いを取っていた愛すべき人。これで笑点も少し面白くなくなる感じ。
またプレバトの俳句で結構美味い句を作っていた。
 以下に初めての句と、プレバト最後の句を紹介したい。(143408)

  み仏の指やわらかく春の風   円楽 (初めての句 放送日は多分2016年4月14日)
  病院の脂抜けた蒸し秋刀魚   円楽 (2021年9月9日放送 最後の句)
 

9月30日(金)
 いつも3ヶ月間に一度、名古屋の病院に通って定期診察。そのまま帰るのはもったいないので、東山植物園による。
 思ったより暑く、ぶらぶら歩く。今の盛りは白玉星草。本当はハッチョウトンボを見ることが出来るかなと思ったが、これは夏の初めから盛りの7月頃しか見ることが出来ないとか。
 結局カメラに残すことが出来たのは白玉星草、南蛮煙管、吾亦紅をマクロで撮したものだけ。(143390)
     


9月28日(水) 今年も困った時の明日香
 最近、句回数は多くなったが、それに見合うだけの俳句がない。ほとんどすべて日常吟で作っているが、とても足りない。そういう困った時には明日香に出かけて吟行句を作ることにしていないが、なかなか出かけられない。今年も大分コロナが収まってきたので、出かけてもよいだろうと言うことで今年初めての明日香行きとなった。
 天気は曇りがちのため、熱中症にもかからない状態で吟行日和。
 丁度今頃は明日香の一寸奥の稻淵では案山子祭が行われている。それを見るのも楽しい。今年の祭りのテーマは世界平和らしく80%以上が世界平和がテーマの案山子が多かった。
 今日の吟行のうちの3枚だけを載せます。(143362)

 
一寸見にくいが手前から曼珠沙華(赤)、
鍾馗蘭(黄)、白曼珠沙華(白)
 
世界平和の案山子
 
増水して渡れない飛び石(石橋)


9月24日(土)
 昨日から昨夜は台風15号が駆け抜けた。今回は雨台風で特に静岡での被害が多かったようだ。三重では昨日の日中が大降りで、津島へ句会に出かけたのが、用心深く車を走らせた。
 今日はそれこそ台風一過で晴天で、風もほどよくあり、散歩に最適。近くの公園では丁度今頃曼珠沙華がまっ盛り。
 数日前に撮した曼珠沙華の走りと違うので、一枚を右に載せます。
 また拡大した曼珠沙華をトップページに載せます。(143317)



9月20日(火)
 台風14号が昨夜東海地方を駆け抜けた思いの外静かに通りすぎていった。九州に上陸前は「今まで経験したのことのない台風」「数十年に一度の台風」などと警告されていた。台風の気圧が最も大きい910HPと強風圏の範囲が極めて大きいことから、当然そのような警告がなされるのも当然だと思った。しかし結果的には九州に上陸後は急速に勢力が衰えて波の台風となってしまった。
このあたりは気象庁も分析していたようだ。
 今朝の新聞によれば、
・17日朝には中心気圧が910ヘクトパスカルまで一気に下がり、そのまま上陸すれば1951年からの観測史上、「最強」の上陸となると見込まれた。
・18日夜に鹿児島県に上陸した時の中心気圧は935ヘクトパスカル。ピーク時より弱まったが、それでも観測史上は「最強級」。
・強さは気象庁の予想よりも衰えた。九州北部到達時点の中心気圧は975ヘクトパスカル。同庁は勢力を落とした要因を二つ挙げる。
・一つは、九州接近後、当初予想された海上の進路ではなく東側の陸上を進んだため、湿った空気の吸い込みが弱まったとみる。
・最大瞬間風速は予想を下回り、鹿児島県屋久島の50・9メートル(18日)が最大で暴風による被害は限定的だった。理由として①北上する速さがゆっくりで、中心の東側で風速の「上乗せ」があまりなかった②暴風域が大きかったため、中心に向かって急に気圧が低くなるコンパクトな台風と比べると「気圧の傾き」が緩やかだった可能性がある。

などとある。結果的に勢力が衰えても、最悪を想定をして、準備することに間違いはなかったと思う。
 なお朝日新聞の記事を紹介しようとしたら、有料記事のため、貼り付けられなかった。
 仕方ないので産経新聞を貼り付けようとしたら、こちらも掲載が拒否された。こんなことは初めての経験。理由は何なのか、気になる。
 
 今日はいわゆる台風一過で、晴天。ただ相当強い風が吹いた。この数日、酷暑に近い猛暑そして台風で外出もままならなかったので、久しぶりにウオーキングに近くの公園に出かける。
 台風の影響として公園の遊歩道をすっかり塞ぐように大木が倒れていた。さらに近くの川堤を歩くと季節どおり曼珠沙華が咲き出していた。しかしこの台風ですべての茎が倒れそうに斜めになっていたのには驚いた、曼珠沙華の茎が弱いことも知った。
 下にその2枚の写真を載せます。(143279)

遊歩道を塞いだ倒木 
 
すっかり傾いている曼珠沙華


9月15日(木)
 昨日NHKで放送したものを今日、録画で見た。タイトルは「究極の短歌・俳句100選ベストセレクション」という番組。俳句はもちろん興味があったが、他に短歌で次の歌が気になった。
  ひまはりの/アンダルシアは/とほけれど/とほけれど/アンダルシアのひまはり  永井陽子(平成)
というものだったが、この短歌はまさに「アンダルシア」が「ウクライナ」に当てはまると思う。
  ひまはりの/ウクライナは/とほけれど/とほけれど/ウクライナのひまはり
と読むことが出来る。まさにウクライナはこんな存在なのではなかろうか。私達にとってウクライナは遠い存在だが、ウクライナもそこに咲いている向日葵も忘れてはならない。そしてこの向日葵が映画「ひまわり」にオーバーラップしてくる。切ない映画だったが、この映画にウクライナ人民のやさしさも忘れてはならない。
 丁度最近読んだ句で、『俳壇』9月号に次の句があった。
   青と黄の国旗と国花大向日葵  戸恒東人
 国旗の青と黄は小麦と青い空と言われているが、黄は向日葵でも当てはまるだろう。
 ネット検索すると次のような話が載っていた。
 ひまわりは、ウクライナの国花。ひまわりの花の黄色も、ウクライナの国旗の2色のうちの1色である。軍事侵攻が始まったころ、こんなニュースも流れていた。ロシア兵と対峙したウクライナの女性が「あなたが命を落とした時に、その場所から花が咲いてほしい。だから、ひまわりの種をポケットに入れなさい」と言い放ったという…。それほどまでに、ひまわりはウクライナの象徴なのである。
 国旗の黄は小麦であり、向日葵なのだろう。
 なお「究極の短歌・俳句100選ベストセレクション」の最終回、「家族と故郷」はNHK+で見ることが出来る。(143219)


9月11日(日)
 環境学習サークルみえ(通称サークルみえ)の月例会。最近この日はリモート句会が多くなったため、久しぶりの出席。
 岸田内閣になってから、コロナ下であっても経済活動を止めないことにしたためとコロナもピークアウトしたような感じなので、最近結構出前授業の引き合いが多くなった。コロナになってからほぼ2年半ぐらいあちこちの環境団体の活動が中止され、その後休止に追いやられた団体が多くなったとか。サークルみえは細々ながらも活動してきたおかげが出前授業や各種イベントの引き合いが多くなった。うれしいことだが、サークルみえの難点はメンバーの高齢化。それでも少しはメンバーの若返りが進んでいるのでそろそろ私も引退の時期にかかりつつある。(141180)


9月10日(土)  中秋の名月
 今日は中秋の名月。旧8月15日であると友に、月齢が15日の満月でめずらしい。普通は名月の15日であっても月齢が14日にずれているのが多い
 右はその名月。いつも愛想なしの月だけの写真。
よくテレビに出て来る名古屋城と名月、岐阜城と名月のコラボのような写真を撮ることは出来ない。(143163)



9月5日(月)
 昨日の犬山吟行句会で私は、
  綾子忌の近くひと日や零余子摘む  隆生
を投句したが、その零余子で今年3回目の零余子飯を炊いて貰った。
 妻に感謝。これでまた次の1句を作らねばならない。(143087)


9月4日(日)  犬山吟行句会
 今年ようやく綾子先生、やすし先生の句碑が元のホテルに戻ったことから久しぶりに綾子忌の犬山吟行句会が行われた。といっても当日吟行でなく、あらかじめの投句を元に句会が行われた。
 今日のために句友のIさんが両先生の句碑や当日の句会模様を撮って貰った。
その写真をお借りして次の3枚を紹介します。(143072)
 
細見綾子先生の句碑
 
栗田やすし先生の句碑
 
句会高点句者10人


9月1日(木)

 ヤフオクのレッドリストの動物販売中止
 メダカ販売による交雑
(143028)


8月29日(月) ブラームス交響曲第1番(コバケン・名フィル)
 久しぶりに日記をアップ。これまた久しぶりにコバケン(小林研一郎)を聴きに行った。曲目はブラームス交響曲第1番。
 ブラームスの1番と言えば、いつもyuo tubeではベルリンフィルのカラヤンかサイトウキネンオーケストラの小澤征爾を聴いている。そして今日の生演奏ではコバケンが聴けるのが楽しみだった。彼ももう82歳になるので、どんな演奏か気になりつつ聴いた。それでもやはりコバケンだった。今日は躍動と言うより重厚だった。以前は指揮台で飛び跳ねるような力強さがあった。
 もともとブラームスの1番は「暗から明」「第4楽章はベートーベンの第10番」とか言われていたが、そんな感じももっともな印象。
 やはり今日も第4楽章に感動した。ホルン、バストロンボーンなどの重低音の管楽器もよかった。
 最後のアンコールはいつもの「ダニーボーイ」だったが、「今はロシアのウクライナ侵攻の時期なので、この曲が亡くなったウクライナの子ども達、そしてすべての子ども達への祈りのように聞こえて涙が出てく売るほどだった。(142997)


8月25日(木)
 今年も烏瓜が咲いた。レースのような繊細な花。近くの公園で見つけたが、一夜花なので、、まだ蕾のところを摘んで玄関で咲かせた。
 一応写真に残したが、茎が弱くて花を正面に見えやすくしようと思ったが、うまく行かず右の写真程度。




8月19日(金)ー21日(日) 佐渡の朱鷺と薪能
 久しぶりに句友と佐渡の薪能と時を求めて出かけた。わずか6人でワゴン車で出かける。
 1日目は終戦までの鉱山跡、2日目は佐渡に配流された順徳天皇他の遺跡というか神社というかゆかりの地を回って夜は薪能の段取りだった。しかし午後に土砂降りの雨が降ってきたため、薪能は中止。その代わり近くの能楽堂で能の演目一つだけを見る。
 夜までの間には朱鷺保護センターを見学。ただ金網、ガラス越しで遠いためうまく撮すことが出来なかった。
 3日目もあちこちのゆかりの地を巡っている間に運良く野生に放鳥した朱鷺数羽が飛んでいるのを見つけることが出来た。その時は随分感動した。
 下にはわずかであるが、写真を紹介。
 
戦前の鉱山跡
 
やるはずだった能舞台
 
演目「猩々」の能
 
随分遠くの朱鷺


8月15日(月)  終戦の日
 終戦記念日。毎年のように正午に黙祷を捧げる。テレビでは天皇陛下のおことば、岸田首相の挨拶が気になるところだが、今までと同じ。
 天皇陛下は今年も「深い反省」「再び戦争の惨禍が繰り返されぬこと」述べられた。閉架としてはこれが限度なのだろう。
一方、岸田首相も今までの安倍首相と全く同じ。新聞記事によれば、
「積極的平和主義」の文言を踏襲しながら、「戦争の惨禍を二度と繰り返さない」と誓った。1993年以降、歴代首相が「深い反省」や「哀悼の意」などと言及してきたアジア諸国への加害責任は13年の第2次安倍政権から文言が消えたが、今年も触れられなかった。
 せっかくリベラルのハト派の宏池会の流れをくむならもう少し踏み込んで欲しかった。
 戦没者追悼式の記事は次のとおり。(142852)
   https://digital.asahi.com/articles/ASQ8H3TMGQ8FUTFL002.html?iref=pol_government_list_n


8月12日(金)
 最近、コロナ第7波本当に感染力が強いことを実感する。私の近傍でも、句友2人が濃厚接触者になるとか、環境仲間のサークルみえの1名が感染して自宅謹慎、その他など、身近にひしひしと感じる。「伊吹嶺」の仲間でもこのような体験をしているのではないか。
 このオミクロン株は重症化率が低いので、感染症の2類相当から、5類に変更すべきだととの意見が主に、自治体や経済界から出ている。しかし私達患者になる立場としては、経費負担のこともあるが、決定的に違うのは5類のインフルエンザはワクチンはもちろん治療薬があり、治癒のための環境が整っているからである。
まだコロナの治療薬がないのも勿論、コロナの後遺症があるもののその中味の解明、後遺症対策も出来ていないから、時期尚早であると思う。
 右にNHKニュースにある5類と2類の違いを載せる。(142807)


8月11日(木) プッチーニ歌劇集、レスピーギバレエ「シバの女王ベルギス」組曲(名フィル)
 名フィル・名曲シリーズでプッチーニの歌劇集。わたしはあまり歌劇は知らない。今日のメニューではせいぜい蝶々夫人のアリア、トゥーランドットの「誰も寝てはならない」ぐらい。
 最後の「シバの女王ベルギス」組曲は全く知らない。初めて聞いた。それでも東洋的な旋律に引き込まれた。
 ということでいつもと違って感動して帰ってきたというわけではなかった。


8月10日(水)  放課後児童クラブ リサイクル工作
 いなべ市にという放課後児童クラブのためのいなべsmileという建物がある。近隣でいつも先端事業を行っているいなべ市らしい。ここで今日は夏休みの学童保育としていろいろなメニューで出前授業を行った。
 メニューは牛乳パックを利用したブンブンゴマ、どんぐりのストラップづくり、手回し発電体験、太陽光、風力発電の手作り模型での説明など。
 ブンブンゴマ、どんぐりのストラップづくりのお手伝いの他、いつものように手回し発電から、電球の消費電力を体感させるものなど。
 夏休みのためか、当初より参加人数が減ったが、20人の小学生で結構賑やか。
 下の写真はその一部。(142788)
 
ブンブンゴマ
 
どんぐりのストラップ
 
手回し発電体験


8月9日(火)  長崎原爆忌
 今日は広島に続き、長崎原爆忌。今日もテレビで黙祷するとともに、各代表者の宣言、挨拶などを聞いたが、ほぼ広島の時と同じ。田上市長も首相に核拡散防止条約(NPT)だけでなく、核禁止条約の批准まで要望していたが、首相は一切何も挨拶に入れなかった。
 それより広島の時の日記に書かなかったが、やはり今年は特別の年のように思える。ロシアのウクライナ侵攻のことに触れなければならない。プーチンの核兵器使用をちらつかせるとはなんと罪深いことだと思った。
 日本にもウクライナからの避難民が多くいらっしゃると思うが、彼らが日本をどう思っているのか気になる。世界に誇れる日本でありたい。(142778)


8月7日(日)
 もう今日は立秋。と言っても今日も三重県の熱中症情報は「危険」レベル。いつになったら本格的に本格的な秋を詠めるのだろうか。最近気になるのだが、熱中症の「危険」レベルの他に、熱中症警戒アラートという尺度もあるが、その区別が付かない。


8月6日(土)  原爆忌
 今日は77年目の原爆忌。特に今年はロシアのウクライナ侵攻もあってとりわけ重要な原爆忌である。そして今一番気になるのは、ロシアの核兵器使用の怖れから、核兵器が喫緊の問題となっている。
 今核兵器関連の条約と言えば、核拡散防止条約(NPT)とつい最近条約締結国会議が行われた核禁止条約である。
 そして日本はこの核禁止条約を批准していないと言うことである。
 今日、それぞれの人が発言していたが、
 まず松井広島市長は政府に核禁止条約の締結国会議に参加と批准を迫っている。
 次に岸田首相は核兵器削減で一番重要なものはNPTの運用であり、核禁止条約の条約締結、、締結国会議には参加することは一切触れていなかった。
 次にグテーレス国連事務総長は核不拡散条約(NPT)を国際社会が結束して維持・強化していくべきだと述べた。現在進められているNPTの運用方法の検討とともに核禁止条約を高く評価している立場だった。
最後に式典後に首相と被爆者団体の面会では岸田首相が核禁止はNPTの運用が最も大事だと言うことに対して、核兵器を法的に禁じる核兵器禁止条約に批准しない対する日本政府の姿勢に、強く反発していた。

 こうして見ると、それぞれの立ち位置がよく分かる。
 そんな感想を持った式典だった。(142752)


8月3日(水)
 毎日危険な暑さが続いているが、今日の名古屋は38℃になりそうとの予報。せめて涼しく過ごしたいと男組4人で御在所岳を歩く。山頂は正午や午後3時頃まで25℃となっていた。ロープウエィを降りた途端涼しい風が吹きつける。
 と言っても歩いている分には結構暑い。
 帰りはいつものように飲み屋で句会。
 写真はアカヤシオ、赤とんぼのマーキング、山頂の県境標識の前の写真。
 
もう紅葉が始まったアカヤシオ
 
Gのマーキングしている赤とんぼ
 
県境標識の前で


8月2日(火)
 毎年、お盆には岐阜に帰って、実家で棚経を上げて貰う。今年も猛烈な暑さの中の帰郷となった。そのあと両親のお墓にまいってから、伊奈波神社に行くことを常としている。
栗田先生の寒月句碑はいつまでも文字が鮮明だが、句碑の前は雑草がはびこっている。妻と二人で句碑周辺の草むしりしてから改めて句碑に真向かう。
 今年はあまりに暑いのでどこへも吟行に寄らず真っ直ぐ帰宅する。
 写真は一寸句碑の前がきれいになったところ。



7月27日(土)   牛乳パックによる望遠鏡作り
 最近特にコロナ第7波拡大が深刻だが、今日28名も集まって牛乳パック利用の望遠鏡作りを行った。
 これまで一度にこれだけの子どもが集まって工作を行うのは初めて。うまく回るかどうかが心配だった。
 対象は三重小学校の1~6年の全学年。元々は小学4年生以上の工作。基本的には牛乳パックと100均で買う対物、接眼のレンズ2枚のシンプルさ。
 今日は時間をたっぷりと取ってあったので、余った時間で風力発電を自由にデザインを描いて貰う。
 写真は出来上がった望遠鏡で教室の外を見ているところ。(142644)


7月23日(土)  風力発電工作教室
 リサイクルの森と言えば聞こえがよいが、私の住んでいる団地のすぐそばに昔RDFが設置されていた。RDFとは家庭ごみの生ゴミ、プラスチックごみなどを破砕、乾燥して、固形の燃料にするもので、発電施設と一体化して運用して利益を出す夢のリサイクルと呼ばれていた。
15年間の運用の末、2019年に廃止された。その間に最もショッキングなことはRDFが爆発して、2名の死亡者が出たことだった。
 今では廃棄物最終処分場となっており、ここの管理棟では環境イベントや学びの建物となっている。
 我が家からわずか5分のところだが、初めて入った。
 工作自身はいつものとおりだが、今日は風力発電工作教室。参加者は10数名の予定だったが、コロナ急拡大のためか、9名になってしまった。
 右の写真は完成した風力発電を扇風機で回してLED点灯を確認しているところ。
 また下が.リサイクルの森が外部宣伝用にHPに募集しているところ。(142567)
   https://www.kwes-ebara.com/information.php?id=86


7月14日(木)
 昨日、三重県でコロナ感染者数が過去最高更新したかと思ったら、今日も昨日を更新して過去最高となってしまった。今日は1224人とか。完全にBA.5に置きかわっていると言える。
 まだBA.5特徴は見えないが、一般的にこの春のBA.2からBA.5に置きかわることになると、感染力などの特徴がNHKニュースに簡潔にまとめている。それによると右の通りで、感染力が強く、免疫逃避力も強い。ただ重症化率が最初のオミクロン株とほぼ同じぐらいが救いか。
 ただこのまま行くと愛知県も過去最高を更新するのは間違いない。
 右は7月6日のNHKニュースから引用。(142478)
 また記事では7月6日のNational Geographicの記事が詳しい。ただこれはアメリカの例示を説明しているが、日本ではまだ十分な知見がないので、外国例を見るしかない。その記事を下に示す。
  https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/22/070500302/?n_cid=nbpnng_mled_html&xadid=10005


7月13日(水)
 久しぶりの晴れ間。明日以降も雨の予報なので、近くの公園にウォーキング。丁度今頃の田んぼはまさに青田にふさわしい稲。ただ気になったのは田んぼの向かいにある溝川に除草剤を噴霧しているのが気になった。自分の田んぼ自身は稲を育てる考えがあるかもしれないが、自分の敷地でない川に除草剤を撒くのはどうかと思う。この川では蜷もいたように思ったので、こういうことをしてもよいかと思う。これが蛍のいなくなる結果となると思う。ウォーキングしていて残念なことを見てしまった。
右がその時の青田とバックは鈴鹿野御在所岳。
 夕方のニュースで眉間のコロナの感染が過去最高更新の1068人も出た。ようやく落ち着いたかと思ったのに、今ごろ過去最高はまた恐ろしくなった。三重県以外もそうだと思うが、日本全国でオミクロンのBA.5に置きかわりつつあると思う。(142469)


7月11日(月)
 以前町の定期健診で肺の影を指摘されたことがあり、2年前ほどより、桑名医療センターで半年ごとにCT検査を受けているが、影らしきものは2年前より進んでいないこととのこと。今後とも半年ごとに見て貰うことになった。
その帰りに旧立田村の蓮田に出かけ、蓮の花を見に行く。丁度今頃が蓮の花の盛り。結構きれいに咲いていたが、今日は猛烈に暑くて、その後のウォーキングは止める。無理して歩くと熱中症にかかりそう。
 下に2枚ほど紹介する。合わせてトップページの写真も蓮の花にした。(142441)
   


7月9日(土)  ブラームス交響曲第3番(名フィル定期コンサート)
 愛知同人句会。先月休んだため、久しぶりの感じ。指導者は午前と午後を顧問、主宰で分担されるようになったのか。
 今日は栗田先生から、私も選句と講評を行うように言われた。今日は選評だけなので、自分の思いも入れて好きなように鑑賞させて貰った。
 午後栗田先生と昼食を共にし、いろいろ今後のことをいろいろお話して頂いた。
 久しぶりに名古屋に出かけたので、ついでに夕方の名フィルコンサートを聞いた。
今日は小泉和裕のブラームス交響曲第3番。この曲は何と言っても第3楽章で、感傷的なメロディで、俳句で言うと晩秋の情緒に満ちている。イングリッド・バーグマンの映画「また会う日まで」
全曲でわずか37分の至福の時間はあっという間に終わってしまう。(142413)


7月8日(金)
 安倍元総理が参院選の応援演説に奈良市に出かけ、西大寺駅前で改造銃で襲われ、首筋、胸に負傷して、、数時間後に死去された。安倍元総理とは政治信条が違うが、凶器で民主主義を破壊するような振る舞いは決して許されるものではない。
 今は冥福を祈りたい。
 事件模様はまだまだこれから詳しいことが分かるだろうが、今日はただ祈るだけ。(142396)


7月4日(月)
 今日、4回目のコロナワクチンを打って貰う。前回の3回目が1月末だったので、丁度5ヶ月後になる。やはりコロナワクチンの効果は5ヶ月が限度なのだろうか。しかし20代、30代は3回目をほとんど打っていないという。そしてコロナの感染は10代も含めて若者が多い。そして無症状なので、打たないと言うことか。
 しかし我々年寄りはせっせとワクチンを打って自己防衛するしかない。これでしばらくは安心出来そう。
 注射の痛さはこれまでと全く変わらないが、今日は腕の痛さが夜まで続いた。
 明日の朝はすっかり痛みもなくなっていることを祈る。(142350)


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