隆生の独り言日記(20年7月~12月)



2020年7月から


12月31日(金)
 今日で2020年最後の日。半月ほど前の初雪は大雪だったが今日も雪。ただ2~3cmで今回は大雪にはならないで、今年1年が終わった。
 今年はコロナ禍で1年が終わり、コロナ禍に振り回されて、よい思い出は何もなかった。来年はどんな年になるか、平穏な年であって欲しい。


12月22日(火)   12月の冬紅葉
 一寸古くなったが、12月16日の中日新聞北勢版で県民の森のモミジバフウの紅葉がきれいに写っている記事が掲載されていた。
 その3,4日前にこの県民の森に出かけていた。大木で見事に紅葉していたが、遠くから見たところ欅のように見えたが、モミジバフウだったと言うことが分かった。
 それにしても見事な紅葉なので右に乗せます。トップページにやや大きい画像を載せてあります。(136766)


12月20日(日)
 今日、NHK俳句を見た。その中で西村和子さんがネット句会を紹介、実践をされていたが、ネットで調べてみたら、「夏雲システム」があるらしい。まだ出来たばかりの新しいシステムらしい。
これをうまく利用出来るなら、コロナ下での新しい句会が出来るかもしれない。
調べてみる価値はありそうだ。(135747)


12月17日(木)
 昨日の大雪で書くのを忘れてしまったが、今年はベートーベン生誕250周年。そして昨日が丁度その誕生日。
 しかし今年はコロナ禍でコンサートは中止。そして再開されても感染が怖いので、結局どこへも聞かず仕舞いで今年が終わってしまった。
 ただ生誕250年と言うことで、テレビでは結構ベートーベンの音楽が放映された。改めて聞いたが、結構好きな曲を聴くことが出来た。先日もNHKの「らららクラシック」の番組で「あなたが選ぶベートーベン・ベスト10」があったが、人気投票でやはりニックネームが付いた曲の人気が高い。その中で唯一ニックネームが付いていない「交響曲第7番」が2位にランクされていた。。当たり前と言えば当たり前だが、この曲は明るい前向きな曲で、流れるようなリズムが好きだ。映画「のだめカンタービレ」の冒頭でも出てくる人気曲だ。だから2位にランクインしたのだと思う。
 なお1位はダントツの交響曲第9番「合唱」。
 NHKのホームページでは「らららクラシック」から検索すると、これら30位までにランクインされた曲の5分間視聴が出来る。
 そのHPは、(135728)
   https://www.nhk.or.jp/lalala/beethoven250/


12月16日(水)
 今朝起きてびっくり。一面の雪。昨日霙交じりの初雪だったが、今朝は大体5cmぐらいの積雪か。今日はしゃくやく句会があり、私はスタッドレスタイヤではないので、出かけられるか心配だったが、出かけるときにはすっかり道路はいつもと同じ。
 名古屋での昨日の初雪は平年に比べて5日早い程度だが、昨年に比べて57日早いとか。これが普通の冬のはずで、昨年は如何に暖冬だったか改めて思い起こされる。
 この秋頃の予測ではラ・ニーニャが発生しているため、寒い冬になると言うことを書いたことがあったが、その通りになっていきそう。
 ということは新型コロナが生息しやすい環境となり、ますます感染者、重傷者が多くなることになってしまう。それこそ我慢の長い冬になりそう。(135706)


12月12日(土)
 環境学習サークルみえ月例会。ここの環境学習情報センターにはナンキンハゼが多く、リースの材料に事欠かない。
 そこでセンターの方にお願いして少しナンキンハゼを頂くことにした。ところが今年はナンキンハゼが大不作。
 たまたま髙バサミを持って行ったが、それでもわずかしか取ることが出来なかった。
 今年はこれで我慢して、他の材料でカバーしてもらうことにした。
 右の写真がナンキンハゼの枝を取ったわずかの実。ただしこれがすべてではありません。


12月12日(土)   温室効果ガス排出、6年連続減少 2.7%減(環境省)
 この日記に書くのが遅れたが、環境省が2019 年度(令和元年度)の温室効果ガス排出量(速報値)を発表した。
 それによると全体でCO2排出が前年比で2.7%減となった。その主な要因は、
鉄鋼や機械など製造業の生産量が減った
原発の稼働増えた。
再生可能エネルギーが増えたことなど
 ①は全体的に産業界の活動が減ったことだろう。それ以上のことは書いていないが、新型コロナの影響が1月~3月分があるはずだろう。そうすると2020年はさらに産業界のCO2排出量はさらに減るだろう。
②は最近原子力規制委員会がどんどんと原発再稼働を認めていることから容易に推測出来る。
そして本来は③の再生可能エネルギーが増えていくことが望ましい。だが③についてはまだまだ外国に比べて、太陽光、風力発電の稼働を政府があまり認めていないから、まだまだ伸び悩むだろう。
 さらに来年の2020年のCO2排出量状況を見て判断する必要があるだろう。
 環境省の温室効果ガス排出の報道発表は次のとおり。(135661)
  http://www.env.go.jp/press/108734.html


12月7日(月)  はやぶさ2カプセル帰還
 今日の朝刊はどこの新聞もはやぶさ2にわいている。小惑星探査機はやぶさ2が小惑星「リュウグウ」の砂が入ったカプセルが帰還した。コロナの暗いニュースの中で久しぶりに明るいニュースだ。まさに日本の技術力が発揮された瞬間だ。
 カプセルの中の砂、そしてあわよくばガスも回収出来ると期待が持てる。
 今回一葉に期待されるのが生命の起源だ。それは砂の中にアミノ酸などの有機物と水の痕跡だ。これらが分かれば、生命の起源の解明につながる。

 そして今日の夜のニュース速報によると、ガスが検出されたという。ということは砂の中に有機物がある可能性が高い。ますます期待が高まる。
 はやぶさ2の帰還ニュースは次のとおり。(135590)
   https://www.chunichi.co.jp/article/165873


12月5日(土)  21世紀の気温・海面の上昇 (朝日新聞2020.12.4)
 昨日、気象庁が21世紀の気温、海面上昇の予測をまとめたものを報道発表している。
 中味を見ると新鮮味はないが、改めて見ると衝撃的である。
 パリ協定の2050年までに温室効果ガスを実質的にゼロにした場合とこのまま追加対策を取らなかった場合の比較が並べてある。
 詳しくは新聞を見てほしいが、21世紀末の気温や海面上昇
・猛暑日の年間日数:対策を取った場合、2.8日増、取らなかった場合、19.1日増
・熱帯夜の日数:対策を取った場合、約9日増、取らなかった場合、40.6日増
・1日の降水量の200mm以上の年間日数:対策を取った場合、約1.5倍増、取らなかった場合、2.3倍増
・日本沿岸の平均海面水位:対策を取った場合、0.39m上昇、取らなかった場合、0.71m上昇
・日本近海の平均海面水温上昇幅:対策を取った場合、1.14度、取らなかった場合、3.58度
・最大積雪の深さと降雪量:対策を取った場合、約30%減、取らなかった場合、約70%減

となっている。いずれも衝撃的だが十分そうなる可能性が高い。
 新聞記事と気象庁発表資料は次のとおり。(135572)
   https://digital.asahi.com/articles/ASND46DKLND4UTIL00V.html(朝日新聞2020.12.4)
   http://www.jma.go.jp/jma/press/2012/04a/ccjapan2020.html(気象庁発表資料2020.12.4)


11月29日(日)
 毎年、桑名市博物館で妖刀村正の展示会が行われる。今日が丁度最終日なので出かける。
 村正は出身は美濃らしいが、活躍の場が桑名で村正の剣もここに多い。展示そのものはそんなに多くないが、いつ見ても引き寄せられる。
 そして初代村正以降、桑名で引き継がれている。
初代村正は丁度戦国時代で徳川家で愛用されていた。ただ家康の長男松平信康が切腹したときの介錯の刀が村正であったことから徳川家にとって不吉と言うことで妖刀村正と呼ばれて対策を取った場合、いる。
 中の展示物は撮影禁止のため、この展示会のパンフレットを右に紹介します。(135491)



11月21日(土)
 伊吹嶺原稿が終わってしばらくはのんびりと過ごせる。最近、あまりウォーキングもしていないので、少しは歩こうとなって、三岐鉄道の阿下喜線沿線をわずか一駅を歩いた。ここには全国的にめずらしいねじり橋、眼鏡橋がある。その撮影ポイントの眼鏡橋の傍にはカメラマンが数人いた。
 その写真が下の通り。
 ここを過ぎて次の駅まで歩いた歩数は約13000歩。
 ここを歩く分には人もいない、何もない田舎で、三密を避けることも出来るし、感染リスクもない。
  久しぶりに歩いたという感じ。(135393)

 
橋が捩れているのがよく分かる
 
3つ目の眼鏡橋の上を列車が通る



11月19日(木)  小夏日和
 いつもこの頃になると、「現代俳句評」の原稿がぎりぎりになって、追いまくられているが、やっと終わる。
 今日は異常に暑い日だった。名古屋はぎりぎり25度以下であったが、各地では軒並み25度を超えた夏日であった。
 今頃は小春日和と言われているが、今日は「小夏日」と言ってもよいのではないか。いよいよ東海地方も沖縄並みになった。


11月11日(水)
 最近、晴天の日が続いている。特に秋から、冬にかけては空気が澄んでいるため、山もくっきりと見える。
 特に夕焼け空の時、山の稜線がくっきりとして、その上の夕焼け空が真っ赤に映える。
 そんな空を撮したいと思って、見晴らしのよいところに出かけて撮したのが右の写真。
ただ時間的に一寸遅れて、空が暗くなってしまった。手前のコスモスも暗くて見えず、ストロボで撮した。
また空が透き通った時に撮し直したいと思う。


11月8日(日)  バイデン勝利
 今日のニュースでアメリカ各メディアが一斉にバイデン勝利を伝えた。投票後一週間近くでやっと結果が出た。バイデン勝利で、やっとトランプのアメリカの分断、フェイクに満ちた政治が終わることになる。バイデンの勝利宣言で印象的な言葉が「赤い州も青い州も関係なく、米国を見る。それが国民だ。それが我々の政権のあり方だ。」と感動的にも見える発言だ。そして副大統領候補の言うことがハリスの演説も印象的である。「私は副大統領の最初の女性かもしれませんが、最後の女性にはなりません。」とこれも感動的な演説。むしろ女性で、移民で、黒人系の最初の副大統領というべきか。さらに将来には最初の大統領候補であり、最後の女性ではないと実現するかもしれない。そんな予感のする演説だった。 
 しかしトランプの性格からは最後まで敗北を認めず、引き延ばし作戦から選挙人による投票を期限内まで阻止して、下院投票、最後には連邦最高裁判であわよくば自分が大統領に就任するという常識では考えられないことをやりかねない。それが心配だ。(135241)


11月7日(土)
 チングルマ句会。さとうあきこさんが亡くなられての最初の句会。皆さんそれぞれあきこさんの追悼句を準備されて、全員が思いを詠まれていた。本当に誰からも親しまれたあきこさんだった。
 今日の追悼句を一覧に作って弟さんに送りたい。


11月2日(月)
 このHPを書いていない間に2回ほど我が家の庭に2回ほどアサギマダラがやって来た。これをアップするときがなかったので、今日アップしたい。
 10月の10日前後に一度やって来たが、カメラに写すチャンスがないままに過ぎてしまった。その頃はフジバカマがまだ咲き始めた頃なので、またすぐやって来ると期待していたが、全然やって来なかった。その後つい最近の10月28日にやっと一匹がやって来る。
 急いでデジカメに収めたところ、羽根の一部が痛んでいたのが痛々しい。しかも小柄のアサギマダラ。
今はフジバカマの花の盛りを過ぎて花を落とし始めた頃なので、今年はもうやってこないかもしれない。
 右に紹介します。(135169)


11月1日(日)
 今日から11月。もう冬はすぐそこ。2,3日前に秋の名残の烏瓜を採ってきた。玄関に少し飾り、廊下に一つだけだが飾ってみた。
 そして半月ほど前に雀瓜の花と実を同時に見た。烏瓜は有名だが、雀瓜は地味で気づかれにくい。この二つを比較して以下に紹介します。
 これでいよいよ秋が終わり、冬が来る。年々の温暖化で今年はどうなるか気になるが、現在ラニーニャ現象で南太平洋に高温水域があり、これが上昇気流を誘い、大陸の偏西風の蛇行を促し、今年の冬は日本近くで偏西風がぐっと南下して、シベリア高気圧に覆われるとの予想。と言うことは今年の冬は寒波が来そうで、12月にはぐっと冷え込みそう。温暖化になるとかえって大寒波がやってくるというサイクルとなる。コロナ禍と寒波で今年の冬はますます家に閉じこもるしかないのか。(135145)

雀瓜の花 
 
雀瓜の実
 
烏瓜の花
 
烏瓜の実


10月31日(土)
 東員町に市民活動支援センターがある。毎年このセンター主催で「とういんワクワクフェスタ」が行っているが、今年はコロナ禍で中止。そして今日は久しぶりの代表者会議。議題は主にコロナ禍の中で各サークルがどのようにして活動したを意見交換がなされた。それぞれ濃淡はあるものの、いろいろとコロナ対策をして活動しているのが多く発表された。もちろん私もコロナ禍の中でどのように句会を行ってきたかを発表。
 来年、12月頃からはこんな内向きの発表でないことを願わざるを得ない。(135133)


10月30日(金)
 丁度亀山方面に出かけたついで、帰りに白子海岸に寄った。今年は海水浴場も閉鎖されていたがそれ以上に海岸は荒れ果てていた。あちこちの松は枯れて放置されていた。
 そして山口誓子旧居跡を訪れたが、ここも一面松枯れでさみしい跡であった。看板も見つけることが難しく、初めての人には見つけることが出来ないだろう。旧居跡の写真を撮しながら、残念な気持ちで帰った。
 右がその旧居跡の看板。



10月29日(木)
 またまた日記をアップするのを忘れてしまった。 
 今日は十三夜。いつものようにデジカメで後の月を撮した。今日月齢は12.3で左がやや欠けている。丁度欠けているところがクレーターのデコボコが見える。小さなデジカメでもクレーターがはっきりと見えるようになった。カメラも随分と進歩したものだ。
 右にその写真をのせます。(135107)



10月15日(木)
 悲しい連絡が入った。チングルマ句会のさとうあきこさんが亡くなられた。余命2年と言われていたが、思いのほか早いご逝去だ。いつも思い出すのはあきこさんの笑顔と、憎めない笑い上戸だ。チングルマ句会には長い在籍で、私が入会したときは、既にいらっしゃった。東京との合同吟行会の山行きではいつも健脚組で、軽々と登っていった。今はもうあの笑顔が見られない。   合掌(134951)


10月1日(木)
 中秋の名月。今夜は全国的に晴れているので、どもでも月を撮っているのではないか。
 我が家では妻が芒を近所の空き地で芒を取ってきて、その他庭から、水引、藤袴、吾亦紅、いろどりに韮の花(なお女郎花はきれいだが、切り花として活けると匂いがきついのでやめる)をごった活けにして、玄関に飾る。とりあえず生け花とだんご、衣被ぎ、ブドウなどを添えて撮しておく。
 月の写真はなかなかうまく撮れなく、1眼レフでは結局ズーム倍率が小さくあきらめて、コンパクトデジカメのズーム倍率少し大きいもので撮した。1眼レフでなくても何とかクレーターまで撮すことが出来た。
 下の写真がそれ。(134800)
   


9月30日(水)  NTTがドコモを完全子会社化
 今朝の新聞で一斉にNTTがドコモを100%子会社化するため、4.3兆円のTOBをかけるとあった。これでドコモとNTTが完全一体化して、思い切った戦略を行うことが出来ることとなった。現在ドコモは携帯のシェアは40%でトップであるものの、営業利益は最下位の3位となっている。
 かたや菅内閣からは目玉政策として携帯料金のさらなる値下げを要求している。
 一部これに乗った形で完全子会社化を行うことにしたのだろう。結果的にドコモの利益率が上がるような形の一体化が行われれば、結果的によくなるのだろう。
 これに対してソフトバンクは「NTTが完全グループの各社のあり方は一定のルールが課せられている。公正競争確保の観点から検証されるべきだ」と発言している。なにかあればドミナント規制すべきだと言ってきた歴史と同じだ。いつまでもNTTへの規制を要求して成長してきた歴史と同じだ。
 今回は菅内閣のお手並み拝見ということになろう。
 新聞記事は次のとおり。(134785)
   https://digital.asahi.com/articles/ASN9Y55XGN9YULFA01S.html?iref=pc_extlink (NTT、ドコモ完全子会社化を発表)

   https://www.asahi.com/articles/ASN9Y75MFN9YULFA00Q.html?iref=comtop_ThemeLeft_link (ドコモ迷走、NTT 出直し強調)
 

9月27日(日)  御嶽噴火から6年
 昨日に引き続き、今日は御嶽噴火事故から6年目。火山事故では戦後最大の事故だとか。この日は今日と同様によく晴れわたった全稿の紅葉日和だった。
 当日のことはニュースでしか知らなかったが、その後、おんたけ休暇村に宿泊していたときに、捜索隊が同宿していたのを思い出す。
 翌年の夏にもおんたけ休暇村に宿泊したときに撮した御嶽はやや雲か噴煙か分かりづらいがこれは大昔前に、まだ噴煙がしきりに出ていたことも思い出す。あれ以降わずか6年しかたっていないが、もう随分と昔のような気がする。
 右の写真は見にくいが、頂上から噴煙が出ている写真。(134751)


9月26日(土)  伊勢湾台風から61年
 今日は伊勢湾台風から61年目。その時、私は高校3年で、この日は期末テストの前日だった。その頃は受験に追いまくられていたが、さすがこの日は今までにない台風が来ると言うことで、父親と家中の窓をを板で打ち付けていた。そしてその番家がぎしぎしと軋みながらする夜を過ごした。
 次の日以降になると名古屋市南部、愛知県から三重県の海岸づたいの都市が軒並み高潮でやられていた。
 私はと言えばそれ以降の高校の運動会などすべての行事が中止となった。そんな思い出のある伊勢湾台風であった。
 最近、桑名市を歩いてみると、春日神社の銅製の鳥居が鋭く高潮でえぐられているのが分かる。。桑名市でもいかにすごい台風だったと言うことが分かる。
 最近、温暖化で台風が凶暴化しているが、多分伊勢湾台風並みの台風は襲ってこないのではないか。
 右の写真は春日神社の鳥居が高潮でえぐられている個所。見ると一目瞭然。
 そしてつぎのHPが中日新聞での名古屋慰霊祭の記事。
   https://www.chunichi.co.jp/article/127647


9月23日(水)  新型コロナでプラスチックごみが増大(NHK総合)
 今日のNHKニュースで、新型コロナ下において、デリバリーが増えたことから各国でプラスチックごみが増えているという。
中国では「1日の注文数が4000万件を超えたと明らかにしていて、NGOの調査に合わせ単純に計算するとこのアプリによる出前だけで1日に少なくとも1億2000万個以上のプラスチック容器が使われていることになります。」
 韓国では「ことし上半期のプラスチックごみの量は、前の年の同じ時期と比べて15.6%増え、平均して1日あたりおよそ850トンが排出されたということです。」
 タイでは「首都バンコクでは新型コロナウイルス対策の導入以降、1か月あたりのプラスチックごみの量は去年の同じ月と比べて最大で60%増えているということです。」
そして日本では記述がないが、放送では昨年比で
20%増となっているとか。
 日本ではレジ袋の有料化が7月から始まったが、使用量から言えば、使用量は全プラスチック製品の3%程度しかならないが、今日のプラスチックごみは比較にならないくらい多いという。
 ますます深刻な事態である。
 NHKのプラスチックごみの報道は次のとおり。(134696)
   https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200923/k10012631441000.html


9月22日(火)
 明日から台風12号で東海地方が大雨になるとの予報から、あわてて養老の滝を見に行く。テレビで養老の滝のことが放送されていたため。
 昨日に比べてすこし曇っていたが、雨の心配はない。
ここに来たのは孫と一緒に来て以来の20年ぶりぐらいか。最近雨が多かったので、結構水量が多く、見応えがあった。
 今日まで4連休の最後で、密になるほどではないが、結構人出が多かった。こういう近場で家族揃って行くのが多いのか。





9月21日(月)
 あまりによい天気なのに、吟行に出かけられない。せめて近くの蕎麦畑を見に散歩に出かける。丁度今頃は花盛りか。
 いなべ市役所の前に蕎麦畑が広大に広がっている。
 鈴鹿山脈の藤原岳をバックに写真を撮したが、アングルが悪いのか、あまり花の白さが際立っていない。写真よりずっと白く見えたが。



9月16日(水)   愛知目標達成出来ず(生物多様性条約報告書)
 今日の新聞で一斉に生物多様性条約報告書が報道されていた。「愛知目標」は10年前のCOP10で名古屋での会議で採択された目標である程度拘束力のあるものだった。しかしタイムリミットの10年目の今年での報告書で一部達成があったが、完全達成は1項目もなかった。
 10年前には白鳥地区の国際会議場で行われ、それに合わせた各ブースに訪れたのもので、よく覚えている。
その結果が完全達成ゼロと言うことで、愛知の名が恥ずかしい。
 今日の報告書の中味は次のHPで確認して下さい。(134621)
   https://www.chunichi.co.jp/article/121600


9月13日(日)  大坂なおみ優勝
 全米オープンで、大坂なおみが優勝した。2年ぶりの全米オープン。今年はコロナ禍で公式戦がないところの4大タイトル戦でよく優勝したと思う。しかしニュースの中でのなおみは随分と体筋が鍛えられているように見えた。結局は大会のない時も練習を続けることが大事だと言うことが分かる。
 この大会ではいろいろな話題があったことも特徴だ。ニュース的には初戦から決勝戦までの7戦、すべてマスクを変えてつけていたのが話題になった。Black lives matterという言葉が象徴するように、なおみの思いは揺るがなかった。ここらにも精神的な成長が見られる。
 優勝後の一問一答から見ても精神的成長がよく分かる。
 久しぶりに希望の持てる大会であった。
 優勝後の一問一答は次から見て下さい。(134585)
   https://digital.asahi.com/articles/ASObtenipjov6p0mvr98u3g.html?iref=comtop_8_01


9月12日(土)
 環境学習サークルみえ月例会。本来は今日から愛知同人句会が再開されるはずが、コロナ禍の蔓延拡大のため、当分休会。そのためか環境学習サークルみえ月例会に引き続き出席出来る。会合を行う環境学習情報センターは御在所岳の麓にあるため、秋も押し詰まって山から下りてきた赤とんぼが盛んに群れている。
 今日の月例会では日頃子供相手に行っているメニューの一つとして風力発電工作を行っているが、メンバーの中で器用な方が風力発電工作に使うモーターを利用して、水力発電工作の見本を作ってきて貰った。器用な方は何でも出来そうで、今日の水力発電を子供達に見せれば、水力発電の原理が簡単に説明出来る。
 その写真が右。


9月9日(水) 
 今日は久しぶりの雨。この夏、コロナ禍で外出出来なかった分、運動不足解消のため、近くの公園を歩くようにした。その結果としての腕を見るとすっかり日焼けした。時計の後がくっきり。夏の記録として腕を撮った。皺だらけで、紙魚だらけの腕だが、恥ずかしながら、これが傘寿の証し。(134537)


9月8日(火) 
 台風10号は「100年に一度の台風」「命を守る行動を」などと最大限の警告で通りすぎたが、最も恐れていた規模にはならなかった。大きいことには違いないが、予想をやや下回ったのは、その前の台風9号が同じコースをたどり、9号が海水をかき混ぜて、海水温を少し下げたためと報道されていた。
 今年は太平洋高気圧が強く、今回は九州をかすめたが、9月には台風上陸の際は日本列島を縦断することになるが、その時はまだ海水温が高いと予想されるので、今回以上の規模の台風となるかもしれない。まだまだ安心出来ない。
 台風10号が9号のおかげで規模が小さかった新聞記事は次のとおり。
   https://www.chunichi.co.jp/article/117313/


9月6日(日)   台風10号
 今日は綾子忌。そして明日は白露。4年に一回の閏年は綾子忌と白露が続く。
   綾子の忌明日は白露とのみ記す  鈴木みや子
   泥の好きな燕見送る白露かな    沢木欣一

 毎年この日は1句は作りたいと思っているが、まだ出来ていない。というより昨日から台風10号のニュースでとんでもない被害が出そうな報道。「100年に一回の台風」「命を守る行動を」などと今まで聞いたことのないフレーズが飛び交っている。
 こちら東海地方は大雨が心配だ。
 今夜中に九州の西沿岸を通過するようだが、予報が外れてほしい。(134503)


9月2日(水)  平和の鐘
 最近、妻の知り合いから「平和の鐘~お寺紹介」のパンフレットを頂いた。今年は戦後75年。特に桑名では昭和20年7月17日と7月24日に大空襲を受けて壊滅的な被害をもたらした。桑名市仏教会と桑名9条の会が「平和の鐘」として、毎年7月17日に市内10の寺で平和の鐘を鳴らしているという。
 今日はそのパンフレットを持って2つの寺を回った。常信寺と本統寺。それぞれの寺の鐘はほとんどが戦時中に数多くの梵鐘が鋳潰された。当時の鐘は残っていないと思うが、常信寺の鐘は平成4年に鋳造、本統寺の鐘は空襲で鐘楼は焼失したが、鐘は戦時中の供出はされなかったが、鋳造年、銘などは確認出来ないという。さらに境内にある親鸞銅像は空襲時に笠に損傷した穴が今でもあるという。
 今日見たところ小さな穴だが確かに確認出来た。
 下に常信寺の鐘、本統寺の鐘、親鸞銅像の拡大写真を紹介します。(134448)
 
常信寺の鐘
 
本統寺の鐘
 
親鸞銅像の拡大写真
(顔の左側に小さな穴が2つ)


9月1日(火)
 今日は9月1日で、震災記念日であるとともに八朔。ただし二百十日は閏年のせいで、昨日。
 そして9月に入って台風の影響かもしれないが待望の雨が降ってきた。連日の猛暑日も一段落付いたようだ。極力散歩をするように努力しているが、これまでの猛暑日はつらかったが、夕方になると散歩も楽になってきている。
 昨日で8月が終わったが、この一ヶ月間猛暑日の日数が最高に達しているのではないか。
 今は台風の影響かもしれないが、台風後に落ち着いた気候になってほしい。


8月30日(日)   環境講座・生物多様性は何故必要か(三重県環境学習情報センター)
 昨日、久しぶりに「生物多様性はなぜ必要か」と基礎的なテーマで環境講座を受けた。講師は三重大学平山准教授。
 ただこれまでと違って結構参考になることがあった。それをキーワードで書き出してみる。
・生物多様性の問題は絶滅にあり。
・地球上に出現した生物の種類は約500億、今生存する種類1100万、既に消滅した種類の割合99.9%。
・いわば40億年の生命の歴史は絶滅の歴史。
・現在、100万種が絶滅危機、その速度は過去1000万年間の平均に比べて10~1000倍の速度以上。
・現在の絶滅の原因
 第1の危機:開発、乱獲による絶滅、生息地の破壊
 第2の危機:里山などの手入れ不足による自然環境の劣化
 第3の危機:外来種などの持ち込みによる生態系の攪乱
 第4の危機:地球環境の変化による危機(温暖化など)
・生物多様性の消失で損なわれるもの(基盤サービス、供給サービス、調整サービス、文化サービス)まとめて生態系サービス。
・何故サービスという言葉を使うのか。ーー経済学と同様に生物多様性も経済的評価をしてみたため。
 (例)コーヒー生産における熱帯林の経済的価値、ソバの結実への生物多様性の効果等
・日本の中で生物多様性の高いところはどこか、案に反して人口密度の高いところ。
 理由:生物多様性の高いところは住みやすいから。(有用木種、工芸品用種、食用種(果実、稲等)
・生物多様性地域戦略を立てているところ:県では39だが、市町では56とまだまだ。
・三重県では「みえ生物多様性推進プラン」が第3期となっている、進んでいる。
・プラネタリー・バウンダリーは生物多様性が圧倒的に地球規模を越えている。
・エコロジカル・フットプリントでは日本は一人あたりの必要陸地、水域が圧倒的にオーバーしている。

 こんなところがキーワードとして上げられる。(134403)


8月28日(金)  安倍首相辞任 
 今日、安倍首相が辞任記者会見を行うのを見てびっくり。まさかと思った。以前から持病に潰瘍性大腸炎があると聞いていたが、自ら辞任するとは思わなかった。それほどひどい症状で辞任せざるを得ないとは思っていなかった。治療しつつ持病とつき合っていくものとばかり思っていた。いくら政策が悪くても病気であれば気の毒と思う。しかし通常国会が閉じた後、何もしなかった結果となったので、もっと早く決断すればと思った。その他に辞任すべき事態があったかどうかは本人しか分からない。
 今日本はコロナ対策で待ったなしなので、今からでもよいから、これで国会が正常に戻ればよいと思う。(134369)


8月27日(木)
 1週間ほど、日記をアップしなかった。このところ相変わらず猛暑が続いている。名古屋では今日で、14日間猛暑が続いている。明日も暑そうなのでまだまだ連続猛暑日の記録が伸びそうである。
 また25日に気象庁が3ヶ月予報を出しているが、まだまだ残暑が続きそうである。そこで気になるのはさらに先の予報のキーとなるものにラ・ニーニャ現象である。これによると、9月は残暑が厳しく、10月も相当高温状態という。そして11月になるとやっと平年並みになるという。ただこのラ・ニーニャ現象がさらに続くと、寒波になる。
 なおラ・ニーニャ現象のニュースは次のとおり。(134340)
  https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0825/wth_200825_5997502079.html


8月26日(水)   BS1 明日へのアンサンブル
 私はいつも見たいTV番組は録画してあとで見ている。22日、BS1スペシャルで「明日へのアンサンブル」を見た。これは以前に放送した「孤独のアンサンブル」「孤独のアンサンブル・希望編」があったが、コロナ禍で外出自粛の時に放送されたもの。そしてその続編となるものが今回の「明日へのアンサンブル」となる。コロナ禍による外出自粛が解けたと言っても
、クラシックコンサートはなかなか公演出来ない。今回は無観客で演奏されたもの。演奏者は以前の外出自粛の時に孤独のアンサンブルを行った13名の出演。ステージではソーシャルディスタンスを取って13名でステージを全部占めてしまう。
 曲は「展覧会の絵」をキーにして数曲演奏するもの。ただ聞くだけでなく見ていると切なくなる。例えば「花のワルツ」を見ていると、ものものは華やかなバレエ曲なのに、演奏そのものはまだまだコロナ禍が完全に終息するにはほど遠く、それを考えながら見ていると涙するものがある。
 この番組は再放送が予定されており、その予定は次のとおり。
 8月28日(金)PM1:00~1:50 BS1 オーケストラ・明日へのアンサンブル
 9月2日(水) AM0:45~1:35 同上


8月20日(金)  藤井二冠誕生
 昨日から始まっている王位戦第4局で藤井棋聖がストレート勝ちするかとの期待を持ちつつも木村王位にも勝ってほしいとの期待もあった。しかし藤井棋聖がすんなりと勝ってしまった。
 今朝のニュースで昨日の封じ手は「8七同飛成」で、この手が予想外だったが、AIはこの封じ手が最善手との評価を出していた。解説では決断の1手とか。
 結局80手で木村王位の投了で藤井二冠が誕生した。
 しかし投了図を見ても何故これで投了か分からなかった。棋譜情報で見たところ、そのまま打ち進んでいくと、90手で確かに詰みとなっていた。素人はそこまで並べて貰わないと分からない。
 つい最近藤井棋聖と呼んでいたのが、たった1ヶ月で藤井二冠となったことになる。
 まさに藤井君は天才と言ってよいだろう。しかし努力型の天才だ。コロナ禍の緊急事態宣言下で棋戦も行われていなかった間、何をしていたかというと、ひたすら将棋の勉強をしていたとか。
 そして私はこの間は何をしていたのだろうか。句会中止による通信句会とか会員の添削をした程度で、あとはただテレビを見ていただけ。何という違いだろうか。(134278)


8月17日(月)
 昨日、猛暑のことを書いたら、今日はとうとう浜松で史上最高の熊谷に並ぶ猛暑、41.1度を記録したという。
 東員町でも外気温と冷房している我が家との差も大きい。これだけ外気温との差が大きいと、さすが夏バテがすごい。
 ところで昨日、最近の猛暑の原因はフェーン現象と書いたが、少し前にその原因がもう一つあったが、はっきりしていなかったため、書かなかったが、今日のテレビで確信を得た。
 その暑さの原因は太平洋高気圧とチベット高気圧の2枚重ねの高気圧で猛暑となっているという。その上に東海地方はフェーン現象でますます暑くなっている訳だ。
 この2枚重ねの高気圧は一昨年の記録的猛暑もそうだった。
 このチベット高気圧は今週末まで続くので、22日(土)頃に一段落しそうだ。それでも暑いことには変わりない。(134238)


8月16日(日)
 ここのところ毎日猛暑が続いている。特にこの3日間がひどい。今日も名古屋は39度が予想され、ここ東員町も38度の予想。外出もままならない。新聞、TVでは命に関わる暑さとか災害級の暑さとある。これ以上の形容はあるんだろうか。これがさらに10年後、20年後の気象予報はどんな形容になるのだろうか。空恐ろしい。
 ところで今回の東海地方の猛暑の理由はというと、太平洋高気圧の勢力が強く、高気圧が西日本から回り込んで東海地方へ山を乗り越えて来たというフェーン現象のため、二重の暑さがやって来たと言うことだそうだ。
 この2日間は日中の散歩も危険なので、夕方5時過ぎに近くの公園の木陰を歩くようにしている。

 俳優・渡哲也が10日に亡くなったとのニュースが14日夜に駆け巡った。昨日の新聞では各社とも報道されていた。「西部警察」の主役の容貌からかけ外れて、非常に紳士的で、思いやりのある俳優だっとという。私は「西部警察」「大都会」などは見たことがなかったが、映画の「愛知と死の記録」は覚えている。
 この映画はテレビで見たのだが、吉永小百合に惹かれてみたが、渡哲也の思いのほか、直線的な演技が記憶に残っている。その記憶があったためか、20年後に公開された「時雨の記」も吉永小百合と渡哲也の映画だった。そんなところが私の渡哲也の思い出だが、他の人の感想とは違っているかもしれない。(134216)


8月15日(土)  全国戦没者追悼式
 今日は終戦日。ある人は終戦ではない、敗戦としてしか言えない。当時のことを思うと、全くその通りだと思う。
 今日もその追悼式に合わせて黙祷する。8月は6日、9日、15日と黙祷すべき日が多い。それだけ歴史の節目が多いという月だ。
   八月や六日九日十五日   詠み人多数

 今日の追悼式では毎年と同様に天皇陛下のおことばと安倍首相の式辞である。
 天皇陛下は今年も「深い反省」を入れられた。合わせてコロナウイルスについて述べられ、「この困難な状況を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていく」コロナウイルスを乗り越えていくことが幸せとエアを希求するとの立場を明確にされた。
 一方、安倍首相は今年も「加害責任」には触れず、「歴史」の言葉が新たに消えてしまった。

 天皇陛下のおことばは次のとおり。(134206)
   https://digital.asahi.com/articles/ASN8H3Q08N8GUTIL008.html?iref=pc_extlink


8月9日(日)   長崎原爆忌
 今日は長崎の原爆忌。今年の平和祈念式典は平常時の10分の1とか。田上市長の平和宣言はほぼ毎年同じだが、真摯な態度が伝わってくる。広島松井市長の場合は自国第一主義によることなく、連帯を呼び掛けたが、田上市長の場合は次の言葉は胸に響いた。
 「今こそ、「分断」ではなく「連帯」に向けた行動を選択してください。」
 この分断も松井市長の自国第一主義もすぐ連想されるのはアメリカのトランプ大統領だ。と言うことは如何にトランプが世界を分断して自国第一主義に陥って、大きく平和から遠い政治をしていることが分かる。
 そして例によって安倍首相は広島と一言一句とも変わらない挨拶で、核兵器禁止条約の署名・批准についても何も述べなかった。徹底した被爆者無視である。
 田上市長の平和宣言は次のとおりです。(134133)
  https://digital.asahi.com/articles/ASN893STJN87TOLB00V.html?iref=pc_ss_date


8月6日(木)  広島平和祈念式典
 今日は戦後75年の原爆忌。我が家ではいつものとおりテレビの前で黙祷する。
 平和祈念式典での松井市長の平和宣言を聞いた。国に対して核兵器禁止条約への署名、・批准を要請するとともに、挨拶の中で今年は特に「自国第一主義に拠(よ)ることなく、「連帯」して脅威に立ち向かわなければなりません。」が気になった。まさにこのフレーズはアメリカのトランプを意識してのことだと思うし、日本の総理に対する宣言とも取れた。本当にその通りだと思う。
 また子供平和宣言にも心打たれるものがあったが、安倍首相の挨拶にはいつものことながら、核兵器禁止条約への署名・批准のことは一切触れなかったことは予想はするもののがっかりした。
 なお松井市長の平和宣言は次のとおり。(134097)
  https://digital.asahi.com/articles/ASN862S5KN85PITB01F.html

 昨日のことになるが、藤井聡太七段の王位戦での三連勝には驚くとともに。最短での王位の獲得にますます期待がかかる。木村王位は受けの木村と言われるだけあって、テレビでの説明を聞いても勝利のポイントがよく分からなかった。それでも勝ったことには違いない。将棋のことがよく分からないつらさ。


8月5日(水)
 いつもように近くのいなべ公園を2周するウォーキングに出かけたが、今日は29日と違って律儀に葉っぱを巻いた落し文を拾った。小さいながらも随分と律儀に巻いている。こちらがより落し文らしい。
 その写真を右に載せます。



8月4日(火)
 三重県地球温暖化防止対策推進員の研修。
 丁度昨日三重県では三重大学の大きなクラスターが発生して、県として感染者の過去最高を更新したばかりで、研修もピリピリとしたムード。
 この研修は推進員としての年二回の研修がある。こんな時世なので、今回は強行したが、今年度として2回目の研修があるかどうか。
 研修内容は結構ありきたり。
 今回は新しい研修内容として、私たちが環境出前授業を行うときの効果的な授業とするための1つの手法として「ナッジ」を取り入れることを教えられたが、推進委員からは結構不評。(134071)


8月2日(日)
 昨日、ようやく東海地方でも梅雨が明けた。8月に入ってやっと梅雨明けは11年ぶりとか。これでやっと本当の夏になるのだが、今年の立秋は8月7日で夏らしい夏はわずか1週間となる。しかし立秋過ぎても延々と残暑が続くことになるだろう。


7月31日(金)   仙台フィル・復興コンサートの記録
 最近、録画をしたまま見ていなかった番組を見た。「音楽に何が出来ますか、仙台フィル・復興コンサートの記録」でNHKクラシック館で2016年に放映されたものの再放送。2011年の東日本大震災直後からの仙台フィルの活動記録。見ているともなく次第に涙が出て来る。震災直後のフランチャイズのコンサートホールがない段階で、各避難所を回って演奏する。特に曲はバッハのアリア(管弦曲組曲第3番第2曲)、アベ・マリア、バーバーの弦楽のためのアダージョ、そして必ず最後に全員合唱のふるさとなどどれも涙なしでは見ることが出来なかった。
 いわば音楽が被災に打ちひしがれた日本中の心を癒やしたのではないかと思う。当時震災直後の名フィルコンサートのアンコールで絵バッハのアリアにジーンときたことを思い出す。
 今コロナ禍ですべての音楽を聴くことが出来ないときで、無性に音楽に癒やされたいと思う。コロナ禍の第1段階で緊急試合宣言下で音楽を聴くことが出来なかったが、7月になってようやく名フィル始め各コンサートが始まった段階で、再び今の第2波で名古屋へ出かけることが怖くて、また聞けなくなっている。どんどんストレスがたまっている。
 結局は7月のコンサートはすべてキャンセルしてしまった。今8月に名フィルコンサートも再予約で聴きに行く予定だが、これもどうなるか分からない。(1342012)


7月29日(水)
 この春以降、どこへも出かけられないところ、運動不足も相まって時々妻と一緒に公園をウォーキングしている。
 今頃は見るべき花もなくただ歩くだけ。たまたま今日はいくつかの落とし文を発見する。しかし普通の落とし文と違ってやや巻が怠け者らしき落とし文である。
 これも一つの落とし文であろう。
 その写真を右に紹介します。


7月25日(土)  マスクや手袋などのコロナごみ(NHK2020.7.23)
 NHK始め、各マスコミで一斉にマスクや手袋のコロナ関係のごみ問題について報道されている。使い捨ての不織布マスクは捨てられやすい。私の近隣でもマスクが路上に捨てられているのを目にする。
 記事では主に外国からのニュースとして載せられている。不織布マスクの成分はプラスチックを使用しており、主にポリプロピレン、ポリエステルで作られている。ということはゴミとして捨てられれば、ゆくゆくは海洋プルスチックゴミさらにこれがマイクロプラスチックとなり海洋汚染に結びつく。
 また外国では「欧州連合(EU)は19年6月、海洋ごみの削減と「使い捨て文化」からの脱却を目指して皿やコップ、ナイフ、フォーク、ストローなどの使い捨てプラスチック製品の流通を21年夏までに禁止する法律を制定した。しかし新型コロナの感染拡大後、持ち帰りや宅配によるプラスチック製の食品容器の需要が増加し、感染対策として再利用可能なカップの持ち込みを禁止する飲食店も相次いだ。
 このように逆にプルスチック製品が増えてしまっている現状になっているが、ある程度事情は分かるがやはりプルスチックごみの削減は継続的に対策していかなければならないだろう。
 あのNHKニュースは次のとおり。(133922)
   https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200723/k10012529071000.html


7月24日(金)
 今月のやるべきこと、一応皆なし終えて、やっと心安まる日。久しぶりに散歩で30分ぐらい歩く。いつの間にか稲も花を咲かせる時期になった。丁度8月の旧盆ぐらいの時に稻刈りなのだろうか。
 自然は何事もなかったように季節はどんどん過ぎ、見るべきものもやって来る。最近の結社誌を見ていたら、「こういう時世、俳句には何が出来るだろう。こういう時でも桜は美しく咲き、燕はやって来る。それを詩にして人の心を慰めることも大切なことではないか。」とあった。まさにこのようなことが大事なのであろう。
 右は今日撮した稲の花。(133905)


7月21日(火)
 急遽俳句を作らなければならなくなったが、最近はどこへも出かけられないし、自宅での日常吟も苦手。
 結局息子が応援を出してくれて、車で奈良県の私の俳句工房に出かける。往復とも車で、現地には誰にも接触するようなところでなく、3密を避けた吟行となった。あとは俳句の出来がよいかどうかが問題。


7月18日(土)  人類の危機・コロナウイルスと気候変動(三重県環境学習情報センター)
 また勢いを増してコロナウイルス感染者が増えつつある中、三重大学の立花義裕教授による気候変動とコロナウイルスについての講演を聞きに行った。
 講演は今年の九州豪雨の原因の他、今年のコロナウイルスに基づく各国、各都市の
ロックダウンの影響などによるサインの二酸化炭素ガス排出量の大幅減少の現状を説明して頂いた。
 その出典はイギリスのNature Climate Changeによるもの。
 それによると世界の二酸化炭素排出量が前年比で17%減少、2006年とほど同水準まで低下したと判明。
 驚くべき減少量だが、あくまでコロナ禍での異常事態での数値。
 ここで教授が「コロナで学んだこと」としてまとめられたのが、
・全世界の総二酸化炭素排出量が一時的にせよ急激な減少に転じた。
・人類は生命への危機感が強まれば、二酸化炭素排出量を削減することが出来ることを学んだ。
・それには我慢が必要であることも同時に学び、その我慢は長続きしないことも学んだ。

 このことを知るのは結構大事だと思った。あわせて「ポストコロナに向けて?」として、
・我慢せずに経済を復活させるにはどうしたらいいのかを考え、そしてそれを実行に導く施策をほどこすフェイズに来ている。
・つまりポストコロナにおいて日常活動や経済活動を復活させていく中で、温室効果ガス排出量の再増加を極力抑えた経済の復活都政勝つのスタイルの改良である。
・グリーンリカバリー

の3つの提言を最後にまとめられた。なおグリーンリカバリーは『世界』8月号に詳しく書いてある。
 この記事がないか検索してみたところ、聞いたこともないようなHPが出てきたので、これを紹介します。
   https://gigazine.net/news/20200520-covid-19-pandemic-cut-carbon-emissions/


7月17日(金)  藤井棋聖の勝着
 昨日の速報で新棋聖が誕生したが、今日のテレビやyou tubeの解説を見ると、聡太君の80手目の△3八銀が決め手となったようだ。これで飛車を取れば、一手詰みになる。それに伴う攻防で結局は110手まで進んで、そこで渡辺三冠の投了となった。
 この棋譜解説はyou tubeの次のページ。(133825)
  https://www.youtube.com/watch?v=USfB105KH5w


7月16日(木)   聡太君棋聖タイトル獲得
 昨日、今日と3年ぶりにいぶきネット句会に参加して、今日も合評会をしていると、聡太君が棋聖タイトルを獲得したとテロップが流れた。
 17歳11ヶ月の若さで、30年ぶりの記録更新とか。
 詳しい勝着とか敗着は明日の新聞に出ると思うが、今は詳しいことはよく分からないが、渡辺三冠の得意な矢倉戦法は第2局で破れているが、あえて再度矢倉戦法で挑んだのは相当研究して作戦に使ったのだと思うが、それでも聡太君がじわじわと寄せきったと言うことらしい。
 明日の新聞でよく調べてみたい。これからは軽々しく聡太君とは呼べなくなった。これからは藤井棋聖と呼ぶことになろう。
 速報ニュースはどれでも同じだが、比較的詳しく書いて朝日新聞は次のとおり。(133809)
  https://digital.asahi.com/articles/ASN7J03SQN7HUCLV009.html


7月15日(水)  聡太君王位戦連勝
 昨日まで行われた王位戦の第2局、藤井聡太君が2連勝した。昨日の夕方、TVで見たところ、木村王位が断然優勢だったのが、たった1手で逆転したとか。
 詳しくは知らないが、木村が1一竜(百二十一手目)と攻め駒を相手玉から遠ざけたのに乗じ、藤井は5三香(百二十二手目)で攻勢に。得意の終盤力を発揮し、逆転勝利をものにした。
 いわば121手の
竜を下げたのが敗着になったのか。予想もしなかった122手の5三香が意外な手であったようだ。
 これで2勝0敗で俄然聡太君が有利になった。しかしこれからが木村王位の守りを中心とした粘りが利いてくるそうだ。
 あとわずか1日の旅行日で、大阪で渡辺三冠と棋聖戦の第3局が打たれることになる。聡太君の過密スケジュールが気になる。
 王位戦の記事は次のとおり。(133798)
  https://www.chunichi.co.jp/article/89040/


7月12日(日)
 久しぶりに町の囲碁例会に出席した。コロナ禍以来初めてだと思うが、多分今年初めてではないか。
 すっかり囲碁感覚も忘れてしまっているが、今日は4局を打つ大会。最終的に3勝1敗で、みやげにチョコレートを貰う。お孫さんあたりに上げて下さいとのことだったが、我が家は二人っきり。妻と食べることにした。
 それにしても久しぶりの囲碁だったが、20数人の参加で、如何に3密を避けるかが問題だったが、いつもの3倍の広さの会議室で、窓も全開で行う。特に今日は風が強く、十分換気されていたので問題なかった。このくらいのやり方であれば問題ないだろう。
 久しぶりにストレス解消の囲碁であった。


7月11日(土)  マツタケが絶滅危惧種に
 昨日の各社新聞で、国際自然保護連合(IUCN)がマツタケを絶滅危惧種に指定て、レッドリストに登録したという。
とうとう来たかという感じ。食用や売買が制限されるわけではないが、保護の必要性が指摘されたことで秋の味覚がさらに遠くなる可能性があるということ。
 今回のリストでは、やはりなじみの食材、太平洋クロマグロニホンウナギも依然、絶滅危惧種に分類されており、
マツタケはクロマグロと同じ「危急」に分類されているという。ちなみにニホンウナギは「危機」に分類されている。
 この記事はNHKでは次からクリックして下さい。(133746)
   https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200709/k10012507121000.html


7月9日(木)
 とうとう東京の感染者はこれまでの最高の224名となった。もちろん緊急事態宣言の最中である。しかし国も都も新たな宣言発表は考えていないという。当時と現在はベースとなる数値が違うという。一寸意味不明な理由。
当時はPCR検査数が少なく、現在は検査数が多いためという。
ということは当時は明らかに検査数を抑えて感染者数を抑えていたことにつながる。
 こういう悪いニュースの時は明るいニュースを期待したいのだが、藤井聡太君の棋聖戦が第三局で負けたという残念なニュース。さらに中日が負けたという追い打ち。
 結局は今日は悪いニュースばかりの三隣亡。(133720)


7月7日(火)
 先週来、梅雨の大雨が停滞している。特に九州では先週は熊本、鹿児島などの南九州、今週に入って長崎、佐賀、大分と北九州に線状降雨帯が移って大きな被害をもたらしている。心悼むものがある。
 数十年に一度の大雨というが一昨年は西日本豪雨、昨年は台風19号で大雨被害に遭っている。
今年は特に東シナ海の海水温が1℃上がっており、これが豪雨をもたらしている。明らかに地球温暖化の影響によるものだ。ということは今後とも豪雨は続き、数十年に一度の大雨被害に被ることになってくる。
 もっと大元の温暖化対策が必要となる。回り道かもしれないが、この方法しかない。
 ただ今日あたりから岐阜県飛騨地方、愛知県東部も洪水、土砂災害の怖れが近づいてきている。日本中が豪雨にさらされることになる。(133694)


7月4日(土)  旧式火力発電9割休廃止(中日新聞2020.7.4)
 今日の各社の新聞で、旧式火力発電を休廃止を発表した。2030年までに9割の旧式火力発電を廃止するという勢いのよい発表。
 しかしこの発表にはカラクリがある。現在効率の悪い火力発電は114基あり、そのうちの100基を廃止するものである。
ただ高効率の火力発電はそのまま存続させるというより、高効率を意地拡大するものである。その結果石炭火力の容量は以前6割方残っている訳になる。
 そうすると発電量に占める石炭火力の割合は現在32%であるに対して、2030年では26%が残っていることになる。パリ協定では石炭火力全廃の予定とは大違いだ。それも2030年のベース電源に原子力を20%以上に上げることが前提。原発再稼働がうまく行かなければさらに石炭火力の割合が多くなることになる。
 一方たまたま今日のニュースでドイツでは、すべての石炭火力発電を2038年までに全廃する法案が議会で可決されたという日本とは大違いだ。これでも日本は地球温暖化防止に積極的だと言えるのか。
 この旧式石炭火力の休廃止のニュースは次のとおり。(133657)
   https://www.chunichi.co.jp/article/82999


7月2日(木)
  梅雨時の貴重な晴れ。近くの公園では捩花が盛りと言うよりそろそろ終わりに近づいたので、カメラを持って散歩。
 捩花自身の茎が細くてカメラの焦点を合わせることが難しいが、何枚も何枚も撮してようやく数枚が焦点が合ったものを捕ることが出来たので右に紹介します。
 夕方テレビを見ると、王位戦の第1局で藤井聡太君が勝つ。本当に勝つとは思っていなかったので、すごいことだ。
これで棋聖、王位のどちらかを取ることになるのは、すごいことだと思うが、さらに二冠になると本当の天才だ。(133624)


7月1日(水) レジ袋有料化
 今日、7月1日よりレジ袋が有料化になる。これまでスーパーなどは既に有料化されているところもあったが、コンビニなど全店有料化となる。包装容器リサイクル法の省令施行が今日からとなっている。
 コンビニでは3円~5円など様々。そしてデパートなどでは紙袋なら10円以上と言うのもある。
 有料化の除外対象としては生分解性プラスチックの配合率が100%のもの、バイオマス素材の配合率が25%以上のものが該当する。コンビニ、食堂のテイクアウトなどにはこれらのレジ袋で無料で対処するところもある。
 またレジ袋はプラスチック製品のうちのわずか3%程度というからプラスチック全体の削減に役立つのはわずかである。しかしプラスチック製品を使わない意識付けには役立つだろう。
 現在廃プラスチックのリサイクル率はどれだけか調べてみると、86%と案外高いことに気づくことだろう。しかし本来のリサイクルとしてのマテリアルリサイクル率はわずか23%で、ほとんどがサーマルリサイクルと言って燃料として燃やすものが58%もある。これはCO2を排出するので、地球温暖化対策にならない。
 今日の新聞記事の代表的なものとして朝日新聞を紹介する。(133612)
   https://digital.asahi.com/articles/DA3S14533291.html?iref=pc_ss_date


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