隆生の独り言日記(29年7月~)
平成29年7月から 12月31日(日) 平和の俳句(中日新聞2017.12.31) 今年最後の日になった。中日新聞で3年間続いていた「平和の俳句」の連載が終わった。3年前に終戦70年の節目に金子兜太といとうせいこうの対談を機に平和の俳句」がスタートした。そして1年の予定だったものが3年間続いた。 私も当初から読み続けてきた。いわゆる私たちが作っている俳句とは一寸違うが、読んでいる中で、共感する句が多かった。時の政治を考えたり、平和を考えるきっかけを作ってくれてきた。 ちなみに今日の句は、 これ最後?いいえ詠みますこれからも 中日新聞の平和の俳句は次から読めます。(122689) http://www.chunichi.co.jp/article/feature/heiwanohaiku/ 12月30日(土) 鮭今年も不漁(朝日新聞等) いよいよ年末も押し詰まってきた。正月用あるいは鮭が出回る頃だが、昨年は記録的不漁だったが、今年はさらにそれを下回る不漁のようだ。 今年の北海道の11月末の秋サケ漁獲量は1570万9045匹で、昨年同期の2342万9077匹の67%にとどまっている。しかも今年の料は道南の一部を除いて既に終わっているため、昨年を下回ることは確実になっている。 そして肝心の価格は卸売りで昨年の3割ほど高いという。今頃の年末はさらに高くなっているのではないか。 これとともに各地のサケの孵化施設でイクラが盗まれる事件が相次ぐ中、採卵量も厳しい状況だそうだ。北海道では太平洋沿岸で計画量12億1500万粒の約86%にとどまっている。これでは放流計画に影響が出かねない状況だ。 この秋には秋刀魚の大不漁で、春にはシラスの不漁など次々と日本近海漁が不漁続きである。こんな状況が今後とも続くのか。その原因が地球温暖化の影響であることは間違いない。 なおこのサケ不漁の記事は一寸古いが次のHPを参照して下さい。(122677) https://digital.asahi.com/articles/ASKDC5JLJKDCIIPE01T.html 12月28日(木) 今年一杯でネット部長を引き継ぐため、毎日HPの整理を行っている。とりあえずやるべきことは終わったが、まだやるべきことがあるような気がする。 一段落したので、延ばし延ばしにしていた年賀状をやっと書き終える。(122656) 12月27日(水) 先週、黄斑変性で目に注射したあとの診察。眼球の注射跡は完全にふさがっており、新生血管の滲出は収まっている。もうほとんど問題がないのだが、来月も注射を打つことになった。次こそ最後としたい。 今日、本格的な雪。と言っても積もるほどではない。しかし真冬並みの寒さだ。(122645) 12月25日(月) またやってしまったという感じだが、2ヶ月近くHPのアップをしなかった。この間咳がひどく、薬のせいで気力、根気もなくなっていた。結局その間のHPのアップをしなかったことになる。 先週でほぼインターネット部の仕事が一段落したので、とにかくこのHPをさらに再発を抑えるために書いた。 今月で私はインターネット部長を引退することになったが、後任の部長に迷惑をかけてはいけないので、まだまだやることが多い。何とか今年中にやっておきたい。 HPを休んでいた間書きたいことが多かったが、今更間に合わないが、環境関連で話題になったことと言えば、 ①昨年に引き続き、秋刀魚が不漁となっていたが、合わせて鮭も今年は大不漁となってしまった。原因は海水の高温化である。 ②温暖化で暖冬になりつつあるが、北極振動のため、大雪も温暖化のせいである。 ③あずきバーで有名な井村屋は三重県に本社・工場があるが、「アズキキングの森」として森林、水の保全活動を行うことを三重県と調印した。 もっと書きたいテーマがあったが、忘れてしまった。少しずつ思い出して書いていきたい。(122629) 12月23日(土) 東員町 日本の第九 毎年東員町で開催されているが、今日は「日本の第九」演奏会。これは第九交響曲の歓喜の歌を日本語で歌うもの。訳詞はなかにし礼によるもので聞くとすぐ分かる。 そして今年も演奏会模様のカメラマンを頼まれる。この演奏会は客席の一番後ろから三脚で撮すもので、全景、ズームアップで撮すため、露出などがうまく行かず難しい。そして一番後ろで立ちづめのため、疲れる。 写真はその全景。 12月21日(木)-22日(金) 元々両岸とも黄斑変性にかかっているが、左目は3年前に黄斑円孔にかかって手術をしている。そして先月頃から右目も黄斑変性のが進行したため、21日に眼球に注射を打つものでアイリーア注射と言うらしい。目に麻酔をかけていきなり注射されるが、違和感を感じるがそんなに痛いわけではない。これを3回行ってその後様子を見るらしい。 今日22日に眼帯がとれる。その間の24時間は片方の目、それも悪い方の目で、日常のメールなどを打っていると疲れるし、気力がなくなる。 実は今回の注射は2回目で、最初はこのHPを休止していた間の11月16日にもアイリーア注射を打って貰っている。副作用として感染症が一番怖い。眼球に注射するので当然そのような副作用が心配される。 今のところ順調に推移している。 来週に治りぐらいのチェックがあるので、それまでは俎板の鯉。 11月5日(日) 東員町文化祭も最終日に入り、いつも大茶会で締めくくる。今回もカメラマンを頼まれ、一緒に茶席に入ったが、お茶のことはよく知らない。ただ写真を写しているうちに周辺のものに興味を持った。 茶会を開催するに当たって、いろいろ調度品をそろえるが、そこにも席主がすべて取り仕切る。今日の床の間を写したが、それぞれの説明を受けた。 下に写真を載せたが、 掛け軸は、「山雲海月情」とあるが、これは「語尽山雲海月情」の一部で、調べてみたら、 「山の心情、雲の心情、海の心情、月の情心、即ち一切のこころのことで、この場合、親しきもの同士が胸中の心情、境地、心境のありったけを語りつくことらしい。 茶花はコバノズイナ(北アメリカ産で紅葉が花水木に似ている)と足摺野路菊とのこと。 右下は小さくてよく見えないが、セキレイの香合(セキレイの形をした香合とはみたことがなかった)。 あと茶碗とか、茶杓、ナツメなどの説明を聞いていたが、お茶のことはよく知らない。 下の写真はこの日の床の間と席主のお孫さん。 午後は栗田先生と打合せ。そして今日は欣一忌。せめて欣一忌で句を作りたい。それが沢木先生を偲ぶことになる。(122087) 10月31日(火) 俳句出前授業がYOU TUBEに 今月の神田小学校で行った俳句の出前授業が地元のとういんプラムチャンネルに放映されたが、これは東員町、桑名市しか見ることが出来なかった。教えて貰ったのだが、放送後しばらくしてからyou tubeにアップされると聞いたので、早速見る。you tubeはいつまで見ることが出来るのか分からないが、確かに見ることが出来た。you tubeをHPに貼り付けることが出来ると聞いていたが、その方法が分からないため、リンク貼り付けを行う。これで見ることが出来るかどうか。 また見ることが出来てもお恥ずかしい授業であるが、次のリンクをクリックして下さい。(122023) https://www.youtube.com/watch?v=ZTpViPAKoRk&feature=youtu.be 10月29日(日) 桑名市のまつり博に合わせて、環境学習サークルみえでも自転車発電に参加する予定だったが、台風22号接近のため中止。まつり関係者は大変だったと思うが、私としては風邪の咳が相変わらず治らないため、助かる。それにしても一体咳はいつまで続くのか。 10月28日(土) 今日から東員町文化祭。例年どおり短冊展示。今年しゃくやく句会では1名の方が亡くなり、さびしい展示。 文化祭では同時に小中学校の学校作品も展示するが、今月の5日に出前授業をした神田小学校5年生は予定どおり俳句の展示。授業をした時はほとんど全員が俳句は初めてだったが、今日見た俳句は子供らしい自由な俳句の出来。まだまだつたない俳句もあるが、子供らしいと言えば子供らしい。とにかく全員の俳句が並ぶのは壮観。 下の写真はしゃくやく句会の展示と神田小学校の俳句展示。(121987) 10月24日(火) 津島カルチャーセンターの吟行体験として講座生とともに津島の天王川公園を吟行。初めての場所だったが、今頃は何もない時期。曇り模様だが、吟行に差し支えない。公園だけの吟行でその後喫茶店で句会。3~5句投句と決めたが、ほとんど5句を作る。初めての吟行としては皆さん結構俳句が出来ているようだ。 10月22日(日) 台風が近づく今日、東員町で囲碁大会が行われた。風邪気味であったが、カメラマンを頼まれていたので、欠席するわけにはいかない。ただ風邪で集中力が効かないため、早々に2連敗してしまう。一応写真は撮ったので、早めに帰らせて貰う。 台風は雨、風ともに強かったが、ここは山に近いので、あまり影響がなく、静かな夜を迎えて、何事もなく終わる。もちろん選挙結果も見ないで寝る。 10月21日(土) 明日からの台風直撃の予想が当たりそうなので、選挙で始めて期日前投票を行う。東員町は比較的すいていたが、名古屋あたりでも期日前投票で大変だったらしい。1時間待ちが当たり前とか。こんな台風予想では期日前投票が多くなるのは当たり前だろう。ただ選挙結果は嫌な予想が当たりそうなのが嫌だ。(121918) 10月20日(金) 定期の診察で、数ヶ月おきに血液検査もするが、今日は悪い数値が並んでおり、一体どうしたと言われる。結局は風邪薬を飲んでいたためと分かり、2ヶ月後に再検査をすることになる。 10月19日(木) ベートーベン交響曲第2番(名フィル名曲シリーズ) 久しぶりの名フィルを聴きに行く。今年はベートーベンチクルスでベートーベンものばかりを聴くことになるが、今日はピアノ協奏曲第2番と交響曲第2番の小曲ばかり。交響曲2番はあまり聞いたことが内が、この頃は丁度難聴がひどくなってきた頃だが、比較的穏やかというか、軽快な印象を受けた。そしてどの解説には書いていないが、私はモーツアルトの影響を受けた印象を受けた。こんなことを言えるのは私がモーツアルトやベートーベンのことをよく知らないからであろう。 10月18日(水) しゃくやく句会。今月は東員町文化祭があり、その最終確認を行う。毎年行うことだが、本当は染筆が苦手。それでも皆さんは乗り気。 10月17日(火) 愛知同人句会。今日は栗田主宰が東京へ出かけるため、冒頭の挨拶だけで欠席。その代わりではないだろうが、選評の指名を受ける。風邪気味で声を出すのが大変だったが、今日は比較的選評しやすい佳句が多かったため助かる。 10月15日(日)ー16日(月) ネット句会の合評j会。当日はなかなか多くの発言は打ち込めないので、事前に感想を打ち込むのが習い。それでも全部で110句ほどの感想を書き込むのが大変で、その場での発言も多くあるので、結構忙しい。風邪気味のところ2日間、パソコンに向かいづめで疲れる。 10月14日(土) 環境サークルみえの月例会。毎月環境活動の反省と次の実施活動の参加者確認しているが、それ以外にいろいろは情報提供で勉強になることが多い。ある人がたまたま私の俳句出前授業の記事があったと、皆さんに紹介して貰う。授業の当日いろいろ取材を受けて、中日新聞にも載せると言われていたが、掲載日の7日は1日中出かけており、忘れてしまった。今日改めて新聞の切り抜きをトリミングした。その記事を右に載せます。クリックすると拡大されます。 他に皆さんには紹介されないが地元のケーブルテレビの「とういんプラムチャンネル」でも5分ほど放映された。これはYOu tubeなどでアップする方法もあるだろうが、私は一度失敗しているので、紹介は出来ない。 さらに地元の市民活動支援センターの11月号に1面に掲載されるという。たったこれだけの出前授業でこんなになるとはびっくりするが、それだけ東員町は田舎と言うことだろう。(121822) 10月12日(木) 津島カルチャーセンター講義。早いもので今月で6回目になる。毎月テーマを決めて講義資料を作成しているが、今回の受講生は文法のことなども教えて欲しいとの要望があり、プラスして今月は「オノマトペ」の資料を作成する。いずれ「伊吹嶺」誌に掲載しようと思っていたものである。特にHP句会などを選、 講評を書いている時になって仕方ない。伊吹嶺会員も知ってほしいと思っている。 10月10日(火) 名古屋句会。まもなくNさんの句集が上梓されるとのことであるが、句稿作成からほぼ1年になろうとしている。 いつも句会の欠席のMさんの投句も見ているが、今日は風邪で熱っぽいので、他の方に任せて早々に帰る。 10月7日(土) チングルマ句会。風邪気味のところ出かけると極端に体力を消耗する。しかし先月欠席したので、久しぶりの参加。 一寸古い記事だが、朝日新聞に光害のことが掲載されていた。公害と読みが紛らわしいので、「ひかりがい」と読んでいる。今宇宙ステーションから地球を見ると、世界中の夜が光って見える。日本はもちろん大都市中心が光って見える。世界の都市で唯一暗く見えるのが北朝鮮である。 こんなことを喜んで書くわけにはいかない。光害が生態系や天体観測、エネルギー消費などに与える悪影響ととらえ、光の使い方を見直す考え方が広がっている。 その対策はいろいろ考えられているが、一番手っ取り早いのは、街灯、門灯など照明の上方向をカットすることである。 この光害が俳句とどのように関係しているが、別の機会に考えてみたい。 なお光害の記事は次のHPを見て下さい。(121753) http://digital.asahi.com/articles/photo/AS20170926002488.html 10月6日(金) 津島に引き続き、清洲カルチャセンターでも俳句講座を引き受けることとなった。今日は無料体験日でとりあえず8名の方が参加して頂いた。この中には伊吹嶺の方のご厚意により参加していただいた方も含まれている。 果たして何名残るか心配だ。 10月5日(木) かねてから打合せで準備をしていた地元の小学校の俳句出前授業を行う。今は教科書では5年から俳句を始めるそうだ。今日の1クラス2時限分を2クラス一気に行う。午前中フルに講義をして大いに疲れた。それでも子どもの反応はまずまずで全員が俳句を作ってくれた。 この授業の準備にどんぐり集め、猫じゃらし、赤のままなどを集めて、季語の現物を知って貰うことから始めて来たが、やっと報われた感じ。 写真は環境学習情報センターの職員の方にとって貰った。 10月4日(水) 伊吹嶺20周年記念号に掲載する写真選びに栗田先生宅にお邪魔する。この5年間に毎年の全国大会以外に、自然と親しむ吟行会、愛知鍛錬会などの他に、一番の話題は主宰第2句碑の建立、主宰喜寿のお祝い会などがある。5年前の15周年記念号では約40枚掲載したが、今日も40枚程選んであとは編集部で決めて貰うことにする。 今夜は中秋の名月。いつも月の写真を撮るのだが、今一鮮明でなく、ハレーションを起こす。 今日は昨年の中秋の名月を撮った写真を頂いて貼り付ける。実に鮮明で月のクレーターもよく見える。ただこのHPでは画素が小さいので元の鮮明さが出ているかどうか。 10月3日(火) 桑名市の星見ヶ丘小学校で、省エネの出前授業に出かける。今日は5年生の3クラス、90名に対して、家庭内の電気器具の調査、自転車発電、手回し発電、いろいろな電気実験を行う。3クラスでメニュー盛りだくさんのため、朝から15:30までかかり、疲れた。 写真は子供達が家にある電気器具を調べて模造紙に書いているところ。 10月1日(日) 俳人協会愛知支部秋季大会。天候がよく吟行日和。ただ投句まであまり時間がないので、先週出かけた時の句で済ませる。講演の村上喜代子氏は始めて聞く方だが、よく知らなかった。過去にも3,4回「現代俳句評」で取り上げて頂いたが、今まであまりよく知らなかった村上氏の背景がよく分かった。演題は「叙情の本質」。 主に大野林火の足跡をたどりながら、叙情俳人林火を説明して頂いた。以下まとめて書き出すと時間がかかるので、キーワードのみを書き出して、全体像を把握することにする。 ・家庭的不幸の体験(昭和7年)が後年の林火の特徴である「病める者苦しむ者への優しさ」に繋がっている。 ・虚子論執筆のため丸ビルのホトトギス発行所へ1年間通って『高浜虚子』を執筆した。(昭和19年発行。) (今これを見ると、執筆したのは20歳代前半で、この1年間は充実した1年であろう。アンチホトトギスの「石楠」であっても、虚子に私淑することは勇気の要ることと思う。349ページを書き上げ初版1万部とはこれもまた勇気の要ることと思う。) ・「浜」創刊後、村越化石、野沢節子を取り上げたことは林火の信念。 ・次の句は「林苑」の大会に豊川に来た祭の蒲郡を詠んだ句。 ねむりても旅の花火の胸にひらく ・俳句は感動から発する。俳句は詩である。 ・自分の思いは物に託して詠め。物の力を託して叙情を詠む。 ・私(林火)の俳句はおおらかな写生である。 以下村上氏自身のことに触れて、 ・「目が合ったら親である。」のように俳句でも始めて接した人が師となる。 ・感動から入ろうと写生から入ろうとたどり着く俳句は同じである。 ・入口は違っても頂上は同じ。 などと分かり易く講演して頂いた。写真は講演の村上氏。(121677) 9月30日(土) 三重県環境学習情報センターの秋のエコフェア。今日、明日とあるが、明日は俳人協会の大会に参加するので、今日だけのお手伝い。 今日はセンター職員が考案した三重県にある貝殻、木の実などを磁石、鍵で作った竿で吊り上げようというもの。合わせて木の実、貝殻の名前を知って貰おうという趣旨。もう1つは竹で作ったけん玉作り。 今日は運動会をやっている小学校もあるので、参加者は少ないと思ったが、それでも230人ぐらい参加して貰った。 写真は磁石で貝殻とか、木の実を釣っているところ。 9月28日(木)ー29日(金) マロニエホテルグループでのマロニエ句会の選者をやっている関係上、無料宿泊券を使って、内海に泊まる。 近場の旅行なので、朝遅くのんびりと出かける。せっかく出かけたので、常滑、師崎、半田にも出かける。 海水浴シーズンが終わった今頃はどこもガラガラ。 食事ものんびり、行動ものんびりののんびりづくしの2日間。 常滑はもう10数年ぶりで、観光地化されているところ以外はすっかりさびれている。半田は曼珠沙華を見に行ったが、秋分を1週間過ぎているので曼珠沙華も終わり。 写真は常滑と半田の2枚。
9月24日(日) 蒲郡の句友に、吟行を勧められる。予想以上の天候に恵まれ、三河木綿の機織り場、竹島などゆっくりと歩く。竹島では八百富神社の例大祭の時に奉納された俳句が短冊形に展示されているが、懐かしくも鈴木みや子さんの俳句に出会える。俳句をメモしなかったのが惜しまれる。(121582) 9月22日(金) 毎年東員町文化祭が行われるが、しゃくやく句会でも短冊による展示に参加している。そして今日はその説明会。今年は前期の展示でいつものような手順で行う。 9月21日(木) 毎回御在所の俳句ing投句の選句をする度、無料ロープウェイ券を頂く。そして前回頂いたロープウェイ券に、9月の選句の際に頂いたロープウェイ券を合わせて4枚となったので、しゃくやく句会の句友と4人で御在所岳に出かける。今日一緒に出かけた方もあまり吟行に慣れていない。山頂を歩きながら、季語を教えたり、作り方などを教えながら、ゆっくりと歩く。 最後は喫茶店で、数句作ってと言ってミニ句会を行う。まだ慣れていないせいか、3句作るのがやっと。それでも俳句の参考になったようだ。 今日は最高の天気に恵まれる。写真は山頂の三角点で。写真を見ると真っ青な空に気付く。 9月20日(水) しゃくやく句会。今まで句会メンバーにはあまり文語の文法を教えてこなかったが、そろそろ皆さんにも知って貰いたいと思っていた矢先だったので、まず簡単な音便について説明をする。 そのきっかけは以前の愛知同人句会で、ウ音便の間違いがあり、その後も続いていることである。再度例を挙げると、Nさんが「渓谷を沿うて・・・」と正しく投句したところ、わざわざ原句を書いてその上に「渓谷を沿ふて・・・」と間違った表記に直して、清記を回したことである。そしてその1ヶ月後の同人句会でも、、「振り合うて」と書くべきところを「振り合ふて」として投句されていた。 なぜ「は行の動詞の終止形+て」と繋がるのか不思議でしょうがない。心理的にそのような間違いが起こるメカニズムは私なりに解釈しているのだが。 しゃくやく句会では、皆さん初心者ばかりであるが、せめてそのような間違いはさせたくない。 と書いていると、伊吹嶺全国大会の選句依頼文書が届いた。その投句一覧を見ると、ここでも文法の間違いが数カ所あり、例のウ音便の間違いもあった。ここでは間違いの例を具体的に書く訳にはいかないので、ただウ音便の間違いがあっただけにとどめたい。 9月17日(日) 台風18号が日本を縦断。名古屋近辺は夜の9時頃から風雨が強くなり、寝る頃の深夜では風はあるものの峠を越した感じだった、ところがこの台風はまたも九州に大きな被害を与えた。最近よく聞く言葉で、「記録的短時間大雨情報」なるものが常態化してきている。この言葉はいつ頃から認知されて木野かよく分からないが、つい1,2年前のことだと思う。それがこの日、大分県では4回発表されている。まさに温暖化の影響だと思う。よく大雨の特別警報という名前も聞くがこちらは50年に1回という程の大雨というが、これもこれから毎年聞く名前ではないかと思う。ますます日本列島は台風の被害が頻発するのではないか。 丁度この台風がひどくなってきた時、NHKテレビでは「クラシック音楽館」を見ていた。題して「N響ザ・レジェンド」。ここでは以前はN響アワーとして、池辺晋一郎と檀ふみの2人のナビゲータで放送していたものから、「あなたの記憶に残る名演奏」としてN響で指揮をした外国人指揮者を振り返っている番組。その中で私の一番のお気に入りはロヴロ・フォン・マタチッチ指揮のブルックナーの交響曲第8番だ。 以前これをテレビで見て、すっかり気に入ったものだ。マタチッチは2回日本公演に訪れていたが、テレビで見たのが、1984年の演奏。丁度亡くなる前の年。そしてそのライブ盤のCDを買った。今値段を見てみると、3500円もする。よくも買ったものだ。今はYou Tubeで簡単に聞ける時代になってしまった。今なら私は買っただろうか、いやそれでも買ったに違いない。 9月15日(金) 来月小学校で出前授業を行う際に、どんぐりを使うため、東山植物園に探しに出かける。 目についたのはシラカシなど樫ばかりだった。あちこち歩いていると、植物園のボランティアさんに会って聞くと、豊富にある場所を教えて貰った。迷いながら半信半疑で歩くこと30分でアベマキがびっしりと落ちているのを見つけることが出来た。樫や椎類と違ってアベマキは厳密にはクヌギとは違うがクヌギによく似ており、寸胴なため、木の実コマにぴったりだ。 あっという間に200個ぐらい拾うことが出来たので、今日はこれで良しと引き返す。肝心の俳句は全然。 写真は休憩のテーブルに置いたところ。あと1枚は合掌家の近くの水車小屋に南蛮煙管を見つけたので、写したが、接写撮影のため、ピンぼけ。(121487) 9月14日(木) 津島カルチャーセンター。今月で5回目。最近秋の講座と言うことで、新聞チラシを入れたのだろうか。3名の見学者が来る。そのうち1名は入会申し込みし、1名は後日申し込みに来るという。最終的にどうなるか分からないが、まだまだ少ない。 最近、妻も太り気味と言うことで、ここ半月程毎日夜散歩に出かけている。今頃は虫が盛んに鳴いている。我が家近辺ではコオロギがよくない手織り、よく聞くとコオロギもいろいろな種類があるらしく、鳴き声が地違う。そして他の地域ではどうだか知らないが、ここ東員町ではアオマツムシが特定個所でよく鳴いている。アオマツムシは工事音のようなうるさい音を立てるが、始めて聞いたのは数年前で、最初はあまりの騒音で夜中に削岩機で工事でもしているのかとびっくりしたものだ。そして普通の虫とは違って木の上に留まって鳴くのが特徴。アオマツムシは南方系の外来種で、日本でも温暖化の影響で、よく聞かれるようになったという。虫の世界での温暖化はうるさい虫の声を聞くことになるのだろうか。 9月13日(水) 伊吹嶺運営委員会。いよいよ20周年記念大会を迎えることになり、今日の議題はその準備もあって多岐に渡る。 その中で今日、20周年記念賞、俳句部門で久野和子さんが受賞されることとなった。また佳作の3名がネット仲間で喜ばしいことだ、早速MLで流したところ、お祝いメールが溢れかえっている。 夜中に 夕方になって、西の空を見ると、まっ赤な夕焼け。昨日の雨で空も洗い流されて、適度の雲によってまっ赤な夕焼けとなった。あまりきれいなので、あわてて写したが、一寸時間がずれて、やや暗い感じ。 それでもこの日記に残したくなり、右に載せます。我が家のベランダから写したため、余計な電線、家並みも見えて無粋な写真となる。見た目にはもっと赤い感じだったが、写真にするとこんな感じ。それでも赤く夕焼けているが、決して色補正はしていません。見える山は鈴鹿山系です。 9月11日(月) 三重県温暖化防止活動推進員研修。この研修は年3回程行われる。今年は2回目。今日のテーマは温暖化と省エネ。 温暖化の話はこれと言った目新しいものはない。省エネについては、いろいろと雑学について知ることが出来た。 以下今日聞いた雑学のうち、メモのとどめたものから書き出してみたい。 ・冷蔵庫は24時間使うが、確実に省エネタイプを買うこと。結構5ッ星などの省エネタイプは高くても元は取れる。但し買い換え周期は長いので、次期買い換えの時に覚えておくこと。 ・冷蔵庫は詰め込みすぎないこと。 ・最近のテレビは大型でも消費電力は低い。ただ最近流行の4K、8Kテレビ、有機ELのテレビはかえって消費電力が大きい。 ・ガソリン車の燃費走行性能表示(燃費表示)がJC08からWLTPに変わったので要注意。(走行パターン表示が変わった) ・エネファームは最近発電量高くなり、熱くなったお湯を捨ててもよいくらい。しかしせっかくのお湯を捨てるには抵抗がある。 ・効果的に暖まるアルミ蒸着断熱シート(銀マット)は随分効果があり、台所、湯舟の保温などに効果的。 ・窓用断熱シートも効果的。またクッション剤に使っているプチプチシートも効果的。 ・冬のキュウリは夏のキュウリの5倍のエネルギーを使用している。またキュウリは身体を冷やす効果がある。 ・照明はLEDを使うことによって、エネルギーの8割減となる。 ・蛍光灯、LEDなどは点灯時に過電流が多く流れるが、たとえ1秒でもこまめに消した方が省エネになる。 ・シャワーは大量のエネルギーを使用している。シャワーを流している時はテレビ300台分のエネルギーを使用している。(ちなみにテレビは50W、ポットは200W) ・都市部の成人と田舎の成人では大都市の成人は5歳若い。(田舎ではどこへ行くにも車を使う) ・男性トイレの蝿などのマーク(ナッジ)はいろいろ工夫されているが、節水効果は大きい。 ・照明器具は絶対にLEDが得。(スイッチONですぐに明るい。光に紫外線を含んでいないため、虫が寄りつきにくい。調光、長足が可能。 ・LED取り替えについては白熱電球、棒形蛍光灯からの取り替え効果は聞いたが、丸形蛍光灯の取り替え方法については教えてくれなかった。 ・LEDは熱が籠もりやすいところは要注意。LED本体が熱に弱い。 以上いろいろ聞いたがメモしきれないところもある。 9月9日(土) 環境学習サークルみえの月例会。いつも開場の三重県環境学習情報センターの所長から最初の挨拶を貰うのだが、つい先日、「宗像国際環境100人会議」に出席したとのことで、いろいろな報告のうち、海のマイクロプラスチックの現状についてであった。 合わせて先日の句会での秋刀魚の席題で、腸の句が出たので、合わせ技でマイクロプラスチック問題を伊吹嶺落書に書くつもりなのだが、ここにも同じ内容を書きたい。 先日ある句会で席題に「秋刀魚」が出た。そうするとメンバー十二名のうち、三名が「亡き父が秋刀魚の腸を好む」とか、「腸をそのままに秋刀魚を焼く」とか、「腸がほろ苦し」など腸を好むような句が続いた。こういう俳句が並ぶのは佐藤春夫の「秋刀魚の歌」の影響を受けているのだろうか。それはそれで俳句に問題があるわけではない。 昔は秋刀魚などのハラワタを食べるのは当たり前だったが、マイクロプラスチックが原因で、要注意である。例えば、サメのような寿命の長い魚の場合、胃袋を裂くと、明らかにマイクロプラスチックが凝縮されて残っており、時にはプラスチックと判明出来るその物を飲み込んでいるという。秋刀魚のような1年魚の場合は安全かというとやはり危険だという。
はらわたをアテに残して飲む秋刀魚 はらわたで二合は呑める秋刀魚じゃろ ハイヒール脱いで秋刀魚の腸うまし はらわたを残して秋刀魚喰う男 秋刀魚食ぶ苦き腸までも食ぶ 秋刀魚焼く煙の中の妻を見に 山口誓子 火だるまの秋刀魚を妻が食はせけり 秋元不死男 秋刀魚焼かるおのれより垂るあぶらもて
木下夕爾 秋刀魚焼くレモンのやうな月が出て
西村和子 別々にもどり秋刀魚の一つ灯に 中山純子 全長に回りたる火の秋刀魚かな 鷹羽狩行 9月6日(水) 今日は綾子忌。そして満月。さらに明日は白露。詠まなければならない季語が多い。 最近妻も私も体重オーバー気味のため、半月程前から夜のウォーキングをするようになる。散歩のスタートでは満月は雲間隠れで、よく見えなかったが、帰り際には満月がよく見えた。カメラを持っていかなかったので、写真を撮ることは出来なかった。綾子忌と白露が並ぶことからみや子さんの「綾子の忌明日は白露とのみ記す みや子」が思い出される。(121383) 鶏頭の影濃き日和綾子の忌 やすし 9月4日(月) 3ヶ月ごとに出かけている御在所の俳句ingの選句。今年は雨が多かったせいか投句数がいつもより少ない。そして季語が偏っていた。 「赤とんぼ」が多いのは当然として、「霧」が相当数あった。それは今年の夏の天候が不順であったことを物語っている。せっかく遠くから来ている観光客にとって残念だったと思う。選句する方にとってはどんな季語であってもよい句に出会えればよい。そういう点でよい句も多かった。(121361) 9月3日(日) 藤井総太君の生放送(NHK将棋トーナメント) 将棋の藤井総太君の人気は相変わらずのようだ。毎週NHKでは将棋トーナメントが放映されているが、今日はあまりの人気に、ついにNHKは生中継した。前々から宣伝されていたため、私もつい見てしまった。対局相手は森内9段で、何度もタイトルを取っており、永世名人にもなっている実力者。 TVでは全部見ることが出来なかったが、最後の場面では、手番が渡された藤井君が10手あまりであっという間に詰んでしまった。まさに一瞬の隙を突いた感じだと思った。ただ私は将棋を知らないので、その前に既に優位な情勢になっていたかも知れない。それにしても最後のとどめはすごい少年だと思った。この放送を録画に取ってあるので、時間があれば面白いところだけでも見てみたい。(121348) 9月2日(土) 農水省の報道に気付くのが遅れたが、30日に今年の稲作の作況概況が発表された。そして以外だったのは、東北地方でやや良だという。今年、特に8月は東京で22日間、降雨の記録があったが、仙台では7月から続いて7月から続いて31日以上雨を記録したというし、東北で恐れられているやませが吹き続けていた。こうなると当然冷害になると思われていたが、「やや良」は本当にそうなのかと思ってしまう。それでも冷害にならないだけ安心。 なお農水省の報道資料は見つからなかったので、日本農業新聞の掲載を見つけることが出来たので、次のHPを参照して下さい。 https://www.agrinews.co.jp/p41760.html 8月31日(木) 赤福の俳句 子規じゃない?(朝日新聞2017.8.31) 正岡子規の俳句については、つい先日新たに5句程見つかったとまだまだ分からないところがある。 今日は逆に今まで子規の俳句と言われていたのが、どうもその確証がないというニュース。 伊勢神宮のお祓い街にある赤福は人気のある老舗。私も赤福餅を食べに行ったことがあるが、誓子句碑があることで有名。 ただ私は赤福を土産として買ったことがないので知らなかったが、赤福の包み紙に子規と虚子の俳句が載っているとか。) 到来の赤福もちや伊勢の春 子規 旅は春赤福餅の店に立つ 虚子 問題は子規のほうで、「この句は子規の句だと伝えられてきたが、今年になって「裏付け資料が見つからない」と指摘された。」とのこと。 困ってしまったのは、赤福側で、「情報を持っている方がいれば教えてほしい」と赤福は呼びかけている。 実際には子規は伊勢市に行った形跡はないが、根岸の子規庵では土産として赤福を貰ったことがあるかも知れない。新聞ではとにかくよく分からないし、記録がないとのこと。これはもう少し時間がかかるかも知れない。 なお朝日新聞の記事は次のHPです。(121318) http://digital.asahi.com/articles/ASK8S777MK8SPFIB00M.html?ref=lettermail_0831_arti_news 8月28日(月) 岐阜句会。最近の暑さでどこへも出かけておらず、俳句も出来ていない。先月は欠席したので、今月は出席しなければと思い、出かける。成績は相変わらず悪い。もっと日常的に俳句モードに入らなければと思うが、この暑さではまだまだそんな感じは出ない。 ところで今日の席題では「秋刀魚」が出された。そうすると多く出るのが、「亡き父が秋刀魚の腸を好む」とか、「腸をそのままに秋刀魚を焼く」とか、「腸がほろ苦し」など次々と似た句が出てくる。 今日言いたいのは別に俳句のことではなく、秋刀魚などのハラワタを食べるのは昔は当たり前だったが、最近は要注意である。秋刀魚ではないかも知れないが、魚のハラワタにはマイクロプラスチックが濃縮された状態で増えつつあるということである。このマイクロプラスチックは1mm以下のものである。いわゆる海のプラスチックスープとも言われている。 特に近海物の魚には濃縮される恐れが大きい。そしてこのマイクロプラスチックは除去出来ない。ただ今後、プラスチックゴミを海に流れるのをなくす方法しかない。きわめて深刻な状況である。そんなことを考えていると、今日の俳句のように秋刀魚の腸は食べられない。 8月27日(日) いなべ市藤原町の囲碁大会に参加。最近よく囲碁大会に出るが、成績は芳しくない。参加者70数名の中、今日は珍しく4戦全勝、成績は全勝しても優勝とは限らず対局者の成績によって変わるが、結局は準優勝。囲碁を再開して、やっと1年3ヶ月になって少しは勝てるようになった。しかし以前の実力にはほど遠い。 8月25日(金) 愛知県東部に新種のサンショウウオ(朝日新聞2017.8.25) 昨日に引き続き、今日も暑い。この暑さはいつまで続くのか。 今日の朝日新聞に「新種のサンショウウオを確認」の記事があった。 愛知県東部で新種のサンショウウオが見つかり、「ミカワサンショウウオ」と名付けられたという。体長わずか9cmというから本当に小さい。愛知県東部で発見とのみの情報で、場所がよく分からない。名前が「ミカワ」とあるから、豊田市東部だろうか。瀬戸市も愛知県東部に位置するが、今回はここではないようだ。 数年前瀬戸市でオオサンショウウオを見せて貰ったことがあったがこの時は本当に大きくてびっくりしたものだ。 朝日新聞の記事は次のHPを参照して下さい。 http://digital.asahi.com/articles/ASK8S4S30K8SPLBJ002.html なお写真は数年前見せて貰ったオオサンショウウオ。(121258) 8月24日(木) 昨日の予想通りに今日の暑さには参ったという感じ。地面から熱気が湧き出してくるようだ。 今日の太平洋高気圧は広く日本を覆い高気圧の時計回りに湿った高温帯が鈴鹿山脈から降りてきたため、三重県はフェーン現象によってどこも猛暑日を記録した。私の東員町も36℃を記録した。もちろん今年で最高の気温。天気情報を聞くと名古屋より暑くなった。やはり記録的な1日になった。(121245) 8月23日(水) 今日は処暑。処暑は暑さも収まる頃。しかし以前にも言ったことがあるが、地球温暖化が進むと、残暑がいつまでも残り、処暑になってもその年の最高気温を記録し、猛暑日も記録するだろうと。それがいつの間に事実として起きる時代になってしまった。ここ東員町も今日は32℃、そして明日以降で猛暑日が発生する予測。こんな予測が現実に起こることはあって欲しくない。将来処暑以降に猛暑日が起きる歴史を刻むことになろう。(121237) 8月22日(火) 東員町公民館講座で、東員町の歴史を教えて貰っているが、今日は実地見学で近くの歴史のある神社、寺を巡る。特に講師は地元猪名部神社の宮司さんなので、そのあたりの歴史は詳しい。回ったのは吉継神社跡、猪名部神社、員弁寺跡、圓光寺など。私はネオポリスの団地に引っ越ししてきたため、東員町の歴史は全然知らないので、勉強になる。 最後に講師の宮司さんと脚本家の内舘牧子さんから届いた昔懐かしいサイダーを貰って終わる。 写真は猪名部神社にある古墳。 8月21日(月) 今日、久しぶりにパソコンに向かって、ネット検索などいろいろ使っているうちに、パソコンが壊れてしまった。メールからのリンク接続、インターネットエクスプローラーが起動しなくなり、HPを見ることも出来なくなった。 しばらくはメールのみの生活となり、この日記も一方的にアップするだけで、HPで確認することが出来ない。かろうじてスマホで見るぐらいになってしまった。(121209) 8月20日(日) 昨日に引き続き、今日は桑名アピタで、夏休み風力発電工作教室。アピタでこのような出前授業をするのは始めて。内容はいつもと同じの風力発電の説明と工作。参加者15名で予定より少ない。 イベント会場がアピタ内のフードコートのため一寸ざわざわする。 写真は完成した風力発電を持って記念撮影。 これで私の今年の夏休みの参加は終わり。 8月19日(土) いなべコミュニティで夏休み工作。テーマは牛乳パックのリサイクル工作。ぶんぶんゴマに始まって、キュービックマジック、風車作り。こちらからのメンバーは3名だったが、参加者も一番少なく15名だったので、全員の面倒を見ることが出来た。 午後からとんぼ返りで広報『ひばり』の編集会議。先日取材した石取会館のインタビュー記事をメンバーそれぞれ下書きをして、ドッキング作業。変則と言えば変則作業。今回は町の大きな行事がないので、独自のページ作りも出来る。 8月17日(木) このところの異常気象続きである。今日の朝日新聞では東京が8月は16日間連続で雨続きで、異常気象を伝えている。 原因は夏の張り出す太平洋高気圧が今年は西より居座っており、オホーツク高気圧が例年より南下している。そのため東京では2つの高気圧がぶつかり合って、豪雨と雷の異常気象となっている。 そして東北東側はまともに冷たい高気圧を受けて、東北特有のやませが吹くことになる。これが冷害をもたらすことになる。私はこれを心配している。 私は毎年、東日本大震災のその後が気になり、毎年宮城県を訪問している。3年前の時だったか記憶は確かで無いが、石巻や南三陸に行ったとき、まともにやませを受けたことがある。日中、霧のような雲が覆い、冷たい空気が降りてくる。今後冷害が心配である。 今日の朝日新聞の記事は次のHPを参照して下さい。 http://digital.asahi.com/articles/DA3S13090164.html 8月16日(水) しゃくやく句会。先月、句友のAさんの死去を伝えたが、今日、これまでの「伊吹嶺」入選句一覧を皆さんに配り、1句鑑賞をして貰った。皆さんいろいろな思いが思い出されて、言葉を詰まらせる方もいて、改めてAさんが早く亡くなったことを惜しむ声が多く出た。仲間がいなくなることに惜しまれてならない。 8月15日(火) 終戦記念日。毎年この日は外出しないで正午を迎えることにしている。そして黙祷する時、必ず思い出すことはみや子さんの句である。 終戦日黙祷すべく家にあり みや子 戦没者追悼式では今年も安倍首相と天皇陛下のお言葉である。 安倍首相は今年も戦争の加害責任のことは言わないままである。ことさら近隣諸国を刺激することも無いと思うのだが。 一方天皇陛下は今年も3年続きで、「ここに過去を顧み、深い反省とともに、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、」と続けられている。天皇という立場上、これが限度であろうが、ここに天皇陛下の気持ちがひしひしと伝わってくる。 栗田主宰は毎年、今日を「敗戦忌」として詠み続けられている。私も私の立場として詠まざるを得ない気持ちである。 亡き父の母への手紙敗戦忌 やすし なお天皇陛下のお言葉は次のHPをクリックして下さい。(121147) http://digital.asahi.com/articles/ASK8G53HDK8GUTIL01S.html?iref=pc_extlink 8月14日(月) 天声人語(朝日新聞2017.8.14) 芭蕉が訪れた山寺で詠んだ「静かさや岩にしみ入る蝉の声」の蝉の種類についての蝉論争が思い出されるが、斎藤茂吉はアブラゼミ、小宮豊隆はニイニイゼミであると主張して、大論争した結果、最後は斎藤茂吉が同じ時期に山寺を訪ねてアブラゼミであるとを認めたことは有名であるが、このことが今日の天声人語に掲載されていた。 改めてこの天声人語を読むと隔世の感がある。現在東海地方ではクマゼミが幅をきかせており、アブラゼミが小さい声で鳴いている。そのアブラゼミでさえ涼しげに聞こえるため、今だと山寺の蝉はアブラゼミと言ってもよいくらいの時代になってしまった。 そして今日この頃になると、ヒグラシが鳴き、ホウシゼミも鳴きだした。いよいよ秋本番になっていく。しかし暑さは相変わらずで、まもなく処暑を迎えるが、果たしてこの時期の気温はどのくらいだろうか。 なお「天声人語」の記事は次のとおりです。 http://digital.asahi.com/articles/DA3S13086226.html?iref=com_rensaipage_upper_prev 8月12日(土) 東員町文化協会の「ひばり」では、今日石取会館の取材に出かける。石取祭は鉦、太鼓で日本一やかましい祭と言われているが、昨年の12月には、18府県33件の「山・鉾・屋台行事」の中の1件として、ユネスコの無形文化遺産に登録されている。 また毎年8月の第1土曜日、日曜日に試楽、本楽が行われたばかりで、その直後の石取り会館の取材となる。 取材は1時間あまりですぐ終わる。 もう少し石取祭の説明すると、元々地元の神社へ白石を奉納するため、リヤカーで町を練り歩いたことからスタートして、今では祭車という山車が豪華になってきて、人出も多い。祭車は春日神社界隈で43台あり、町中が賑わう。毎年2日間で30万人だったのが、今年はユネスコ登録効果で40万人の人出だったという。 あとは説明し出すと切りがないので、記事にしたあと追加で書きたい。(121112) 8月11日(金) 伊吹嶺は来年の1月号で20周年記念号を迎えるので、これに合わせてインターネット部では10年、5年を振り返って、座談会を掲載することになり、今日その座談会を行う。メンバーは6名で、13:00から14:30間でたっぷり時間をかけたが、話しきれないくらいだった。メンバーの1名は遠方の関東から来て頂いたので、座談会が終わってから、ドイツ料理のビヤホールに出かける。女性も交えて盛り上がる。私は珍しくすっかり酔ってしまい、飲み過ぎないようにブレーキをかける箍が外れてしまったようだ。 8月10日(木) 津島カルチャーセンターでの俳句講座。今回受講されているメンバーはどうも俳句を作った経験があるようで、まだ俳句技法に初心者的な知識であるが、話は進めやすい。その分私も句会に投句する句も手抜きは出来ない。 8月9日(水) 10月に地元の小学校で始めて俳句の出前授業を行うことになり、今日はその授業の進め方について担任の先生と打合せを行う。これまで中年以降の公民館講座、カルチャーセンターで教えたことはあるが、小学校は初めてで若干不安はある。しかしこれは時間が解決するしかないと思う。 おかげで11時2分からの長崎の平和式典の放送に間に合わなくて黙祷が出来なかったのは残念。 8月8日(火) 名古屋句会。いつものように早く終わる。 相変わらずヒアリ騒動は続いており、次々と新しい場所にヒアリ発見のニュースが届く。ところで最近薬局でアリ退治薬が相当出回っており、売れ行きがすごいという。ちなみにアース製薬の工場ではアリ用殺虫剤がフル活動しているという。日本人は何かが起こるとすぐ熱して、在来のアリも片っ端から退治している。環境省は「ヒアリが見つかっていない地域でのむやみな駆除は控えた方がいい。」と言っているが、どこまで真剣に情報発信しているか分からない。 実はヒアリの天敵は在来種のアリだという。その在来種のアリがすっかり居なくなった地域にヒアリが住み着くと、天敵がいないため、それこそヒアリの天国になってしまう。ただこれもどうもいろいろな意見が出ており、ヒアリは日本のアリよりも強いというニュースもある。 なかなかこれといった定説はないが、とにかく在来種のアリは強烈な毒針を持っていないので、在来種をあまり退治しない方がよいことは確かだ。それにしても薬局にアリ殺虫剤が溢れかえっているいるのは何とかならないのか。 8月7日(月) 台風5号が近づいている今日、1週間早く旧盆の読経を頼んでしまっていたので、今日は車でなくて、バス、電車で岐阜へ行く。車に比して、倍近くの時間がかかるが仕方ない。案の定帰る時間には雨、風がひどくなってきて、車でなかったのが正解。 8月6日(日) 原爆忌。例年通り、TVの前で二人で式典の進行を見る。丁度8時15分になると、言い合わせたように蝉時雨がぱたっと止む。蝉も悲しんで黙祷していたのか。 平和宣言では松井市長は、核兵器禁止条約に触れて、日本も参加すべきという至極当たり前の宣言になってほっとしている。当初、長崎市長ははっきりと核兵器禁止条約に触れると発言していたが、松井市長ははっきりしていなかったと思う。それがはっきりとこの条約批准に向けた発言で、今後日本政府はどのような態度を取るか関心があるが、今の内閣では悲観的。 夜久しぶりに次男一家が我が家にやってくる。次男は現在、鈴鹿市に単身赴任で、一番苦労の時ではないかと思う。しかし孫達は至極素直に成長しており、ほっとしている。食後は例によって百人一首をやる。今上の孫は中学校で百人一首を少しずつ暗唱しているという。学校の授業も随分と変わったものだ。私はもうすっかり歌を忘れてしまっている。(121052) 8月4日(金) ベートーベン交響曲第6番(名フィル名曲シリーズ) ベートーベンの第6番は「田園」の名前で有名だが、ベートーベンが自ら交響曲のニックネームをつけている。 今まであまりにポピュラーすぎて、コンサートでは聞く機会がなかったが、久しぶりに田園を味わう。 この頃、ベートーベンは耳が全く使えなくなった頃で、自殺も考えた頃だという。それにしてもこの時期第5番の運命を同時に作曲を続けていた。(ちなみに初演はベートーベン自らの指揮で動じ演奏だったという) 内容は標題音楽と言ってもよいように、非常に聞きやすくあっという間に終わってしまった。 8月3日(木) 最近のヒアリ騒動で、俳句を読んでいて、蟻の句が出てくると、気になる。特にジュニア俳句では蟻の句が多い。届いたばかりの「伊吹嶺」8月号にも蟻の句がある。 かぞえてもかぞえきれないありのれつ はやしかんな かくれんぼかくれた木にはありいっぱい 加藤 恵子 他の号を見ても蟻の句は多い。 ありさんをのせた葉っぱのお舟だよ くしげ琉之介 あり見つけ夏はあついぞすにもどれ 杉浦 晴基 ありはゆっくりだけど進んでく 藤井 聖也 どんな日も働きありは大変だ 飯田 滉大 ありさんがとことこ歩くどこまでも 谷 拓斗 もともと蟻は子供達にとって、遊び相手だが、それが親にとって安心して遊ばせることが出来なくなるのは深刻なことである。また近くの薬局に行くと、蟻退治の薬が山積みになって売られている。そしてその宣伝文句が「ヒアリにも効きます」とあるのが気になる。むしろヒアリの天敵は日本在来種のアリである。そのアリを殺してしまっては、新たにヒアリが侵入してくると、天敵がいなくなってヒアリが爆発的に増えてしまう。 参考に沖縄でのヒアリ対策の新聞記事を紹介したい。本土でもこのような取り組みが必要である。(121021) http://digital.asahi.com/articles/ASK7Q4WK5K7QUHMC001.html 7月29日(土) いなべ市のコミュニティプラザで子供達の夏休み環境講座。予想に反して子供達は10名足らず。それでもメニューは自宅の電気をどれだけ使っているかのグループ作業、いろいろな発電の仕組み、手回し発電機で発電体験、最後は自転車発電の挑戦など盛りだくさん。最近年を取って段々動きがのろくなっていくのが実感する。 7月26日(水)ー28日(金) 長野吟行 チングルマ句会での例年通りおんたけ休暇村にお願いして3日間の吟行。現在休暇村は6月26日の王滝村で震度5強の地震に見舞われた。休暇村では2,3年前に耐震工事をしたばかりで、本館は影響なかったが、タイルなどが剥がれたため、名古屋市から営業中止を決められたため、休暇村に宿泊すること出来ず、近くの民宿に泊まる。 1日目は王滝村の国民の森、自然湖の吟行。ここは昭和59年9月に発生した長野県西部地震で御嶽崩れがあった谷で、今なお復興工事が延々と続けられている。そして近くの自然湖は川がせき止められて自然湖となったところで、丁度上高地の大正池と同じ。 2日目は小布施の岩松院で北斎の鳳凰図を見に行く。予想通り迫力があり、当時のままの色彩が鮮明に残っている。そして田の原湿原をゆっくりと歩く。 3日目は軽井沢の白糸の滝と浅間山の鬼押出し園を一寸見ただけでひたすら名古屋に帰る。 わずかですが、写真を少しだけ紹介します。ただ北斎の鳳凰図は撮影禁止。
7月23日(日) 環境学習情報センターによる夏のエコフェアのお手伝い。いつものように子供相手の簡単なエコ工作。主なメニューは薄くスライスした杉の板を貼り合わせた団扇作りといつもと同じ貝のストラップ作り。 段々疲れが実感するようになり、なかなか動き回るようなことが出来なくなってきている。 写真は後期高齢者が子供相手に地球を大切にするエコ活動をするためのエコ宣言を書いて貰っているところ。(120915) 7月22日(土) 喜寿祝いとのことで高校同窓会。学年同期500名のうち、110名近くが出席。ただ7物故者が86名いるという。結構皆さん多くの方が亡くなって愕然とする。しかし喜寿の年齢に対してこれだけ集まると言うことは同期の結束力が高いと言うことか。 7月21日(金) いわさきちひろ展(ピースあいち) いつもの定期診察。午前中で終わるので、そのまま帰るのはもったいないので、ピースあいち10周年企画として 行われている「いわさきちひろ展」を見に行く。ピースあいちは初めて行くが戦争と平和を目指す小さなホールで、始めて知った。ちひろ展はこじんまりとしてわずかな展示数であったが、「戦火の母と子」のモノクロの絵のインパクトが強い。また絵はピエゾグラフによるもので原画をデジタル処理をして人の視覚・聴覚に近い画像表現を行うもので、原画に最も近い絵になるという。 絵自身はちひろの水彩画の雰囲気がよく出ている。改めてちひろの描いた絵を残らず見たいと思った。なおちひろ展は8月31日まで開催されているので、興味のある方は是非出かけてほしい。 写真はちひろ展のパンフレット。 7月19日(水) しゃくやく句会。今日は皆さんに悲しいお知らせをした。 会員の有馬さんが亡くなられたこと。長い間、リュウマチで身体の自由がきかず、痛みも相当なもので、午前中は身体が動かなかったという。亡くなられて奥様に聞いたところ、闘病生活30年だという。今は冥福を祈って、奥様にはご苦労様というしかない。 4月に一時退院された時に詠まれた句が、 退院のあとよりずつと若葉風 てるお 句会メンバーも1名少なくなったが、これからも皆さんと楽しくやっていきたい。(120871) 7月18日(火) 愛知同人句会。毎回思うことだが、63名もの同人が集まっての句会はすごいことだと思う。 今日の投句の中から、栗田主宰が発言された大事なことは、「差別用語に敏感になれ。」ということ。私は現役時代から、差別問題は非常に重要な問題で、、敏感に対処してきたつもりである。三重県勤務もあったが、三重から近畿地方にかけて差別問題を正しく認識することは非常に大事なことだと思ってきた。 ところが俳人の中には認識が足りず、よく句会で平気で差別用語を使っていることに遭遇することがある。また伊吹嶺誌にも掲載されてはらはらしたこともあった。これからも心して対処していきたいものである。 他に今日の投句で気になった音便の問題がある。俳句には文語を使うことから最低の音便の使い方は知ってほしいと思う。実はこのことを書くには、伏線があり、先月の同人句会でNさんの俳句で「渓谷に沿うて・・・」と投句したところが、清記の時にNさんの正しいウ音便に対して、わざわざ「う」を見えるように直して、「沿ふて」と間違って直したことがあった。Nさんは穏やかな方なのだが、相当憤慨されていた。 それなのに今日の投句で、「振り合うて」と書くべきところを「振り合ふて」として投句されていた。このような間違いはよくあることであるが、心して間違えないようにしたい。 7月17日(月) 東員町恒例の囲碁将棋大会。私の参加する囲碁の方は約120名の参加。今まだ初段で参加しているが早く、元の2段として参加したいものである。 今日は大会のカメラマンを頼まれたせいではないが、今までで最悪の1勝3敗。こんなことでは2段はまだまだ。 写真は5段以上で参加している少年の対局。 7月15日(土) 毎年、夏休み近くなると、環境の出前授業が多くなる。目的の1つに夏休みの工作の宿題がある。 今日は牛乳パックを再利用する望遠鏡作り。百均で売っているレンズ2つと牛乳パックを使って作ることが出来る。 予想に反して困ったのは参加した子が1~3年の低学年の子ばかりで、なかなか進まず結局は個別指導になってしまう。 写真は出来上がった望遠鏡で勢揃いしているところ。 7月14日(金) 横浜港では700匹以上のヒアリ 三重県温暖化防止推進委員研修。温暖化防止推進委員となってまだ3年目。毎年2,3回推進委員としての研修が行われる。 最初に環境省中部地方環境事務所による温暖化対策の講演。ただ講演の課長補佐は勉強不足で推進委員からの質問に十分に答えられないとか、最近のトランプの行動に対して環境省としてどのような行動をすべきかの答えとか自分の考えがないのに少しがっかり。 次にグループに分かれて自己紹介を兼ねた互いの活動紹介を行う。思いの外、皆さんは地域に根付いて活動されているのを聞いて、私などはまだまだの感が強い。 研修から帰ったあとのニュースでとうとう横浜港で700匹以上のヒアリの確認。コンテナヤード内のアスファルトの割れ目。500匹以上の働きアリと、羽のあるオスが5~10匹、さなぎと幼虫がそれぞれ100匹以上確認できた。女王はまだ見つかっていないが、繁殖していた可能性があるという。 神戸港で発見されてから次々と各所で発見されたのは日本でまだ繁殖していないとの油断そのものだと思う。もうヒアリの定着を示すものではないと言っておられないだろう。 どこかのように文書があったものでもなかったという言い訳にはならないだろう。 今台湾ではヒアリ退治で大変というニュースを聞いたことがあるが、確か2,3番目にヒアリが発見されたとき、台湾当局は日本の水際作戦はまずい。今に手遅れになるだろうとのコメントがあったが、その通りのストーリーで進んでいるのが何とも歯がゆい。(120799) 7月13日(木) 東京港で100匹以上のヒアリ発見 つい3日前に例のヒアリが春日井で見つかったばかりなのに、今日は東京港の大井埠頭で、100匹以上のヒアリを確認したとのこと。働きアリのほか、卵や幼虫などもいて、コンテナ内で繁殖していた可能性があるが、今のところ、女王アリは見つかっていないという。とうとう国内でヒアリが繁殖している証拠となったのではないか。 つい3日前の春日井で発見されたときの環境相のコメントが「今回の発見はヒアリの定着を示すものではない」というのんびりとしたものだったのが、次々と発見され、そして棲息状態まで進んだ原因ではないのか。もっと水際作戦を徹底していなかったのにツケが来たのだろう。 7月12日(水) 広報『ひばり』のクラブ訪問の取材。クラブの歴史のある員弁東吟詩会。歴史は20年頃前からであるが、会員が次第に少なくなって現在は数名という。どこも高齢化でしかも若い人が入って来ないのがどこも同じ事情。 7月10日(月) ヒアリが春日井にも(朝日新聞2017.7.10) とうとうヒアリが港湾地区から、内陸地帯で発見された。しかも名古屋に近い春日井市である。ヒアリの生息も新しいステージに入ったと思わざるを得ない。 新聞記事によると、中国南沙港から運ばれたコンテナからヒアリが発見されたのは6月下旬であったが、そのコンテナの1つが春日井市のメーカーに運ばれてそこからヒアリが発見されたという。海に面していない市区町村でヒアリが見つかったのは初めて。 これからこのような事態があちこちで起こりそう。 新聞記事は次のHPをクリック。(120760) http://digital.asahi.com/articles/ASK7B4CYSK7BOIPE00Q.html 7月9日(日) 月に1回ぐらい碁打ちに行くが、今日は同好会の会長さんの傘寿記念の大会。1日4局打って成績を競う。相変わらず私は初段をうろうろしている。この日は朝からビールを飲んで、わいわいしながらのストレス解消の1日を過ごす。(120745) 7月8日(土) SDGs(持続可能な開発目標) 環境学習サークルみえの定例会。いつもこの日には交代で環境情報の発表を行う。 今日は最新ニュースではないが、2015年に国連が採択したSDGs(Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)の話。 元々はSD(持続可能な社会)を目指した環境目標だったものが、2001年に国連で採択されたMDGs(ミレニアム開発目標)として設定されたが、2015年に期限を迎えるに当たって、2016年に新たに採択されたもので、2016年から2030年をターゲットとして、スタートしている。 SDGsには17の開発目標があり、それは①貧困対策、②飢餓をゼロに、③保険と福祉、、④質の高い教育、⑤ジェンダーを平等に、⑥安全な水とトイレ、⑦エネルギーを、そしてクリーンに、⑧働きがいも経済成長も、⑨産業と技術革新の基盤、⑩人や国の平等を、⑪住み続けられるまちづくり、⑫つくる責任、つかう責任、⑬気候変動の具体的な対策、⑭海の豊かさを、⑮陸の豊かさも、⑯平和と公正を、⑰パートナーシップで目標達成、 と多彩である。⑬がCOP(気候変動枠組み条約締結国会議)であり、④がいわゆるESDである。 ここの達成状況の現状を説明されたが、すべてが達成見込みがあるわけではないし、これまでも日本が達成出来ていない目標も多くある。 これらの現状、問題点はまた改めて、調べてみたい。とりあえず簡単に調べるには、次のHPを見るとわかり、それぞれ17の項目をクリックすると、具体的な目標が分かる。 http://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/sdg/post-2015-development-agenda/ 7月7日(金) 文化協会の広報『ひばり』の編集会議。今から10月号の企画、原稿依頼、ひばり訪問、クラブ訪問などの訪問先を決める。 これから遅々たる進行で行くことになる。(120729) 7月6日(木) このところ藤井総太君は時の人である。今日、名人戦の挑戦者への順位戦があったが、そのC級戦に中田7段と対戦した。結果は皆さんご存じのように、穴熊戦法で完勝。今日は時間があったので、ついついパソコンのAbemaTVで最後の1時間程、ライブ中継を見入ってしまった。いつも言っているように私は将棋をよく知らないが、解説を聞きながらのライブ中継はよく理解出来た。 しかし現在C級順位戦のため、名人挑戦者になるためには順当に行っても5年かかる。いくら天才でもタイトル取るにはまだまだ長い道のりを闘わなくてはならない。 7月5日(水) 今年はまだ明日香へ出かけていないし、ほととぎすの声も聞いていない。もう7月に入ってしまったので、ほととぎすの声の時期は終わったかと思ったが、句友が出かけるとのことで、一緒に出かけることにした。 ところが思わぬことに石舞台あたりでほととぎすの声を聞くことが出来た。 俳句の成果は今一だったが、ほととぎすの声が成果であった。 7月3日(月) 2ヶ月に1回の眼科診察。黄斑円孔で手術したのがもう2年半以上の前のこと。また再発するのは嫌なので、2ヶ月に1回診て貰っている。ただ黄斑変性は直るわけではなく、左の視力は相変わらず0.4。しかし今のところ黄斑円孔の兆しはない。 いつも診察が終わったあとは近くの阿下喜温泉でゆったりと浸かる。(120693) 7月2日(日) 四日市ラプソディ(四日市公害の手作りミュージカル) 今日は都議選の選挙結果と藤井総太君の30連勝がかかった将棋の竜王決勝トーナメントに話題が沸騰した日であった。都議選は自民党の歴史的な惨敗はあまりに強引で情報隠しを続けた安倍内閣の当然の結果ともいえる。 また藤井聡太君の連勝ストップはいつか来ることでやむ得ない。まだまだ若いからこれからも将棋界の歴史を作ってもらえると思う。 今日はそのことではなく、四日市市で行われた市民による手作りミュージカルを見に行った。今年は四日市公害訴訟判決45周年に当たる年で、それをきっかけに四日市大学の元教授の粟屋かよ子さんが原作を書いたもので、四日市ぜんそくを苦に命を絶った男性患者の実話を基にミュージカルにしたものである。 三重県に在住する者として、四日市ぜんそくは忘れてならない事件である。環境審査員である者にとって、元々日本の環境行政は4大公害対策から始まった。ISO規格としての環境は1992年のサミットが行われたリオ宣言から出来上がったものである。 余談になってしまったが、ミュージカルのストーリーは第1幕は戦後、四日市にコンビナートが建設され、住民は歓迎するが、次第に排煙の影響でぜんそくを次々と発症する。第2幕は命を絶った男性の実話に基づいた劇で、フィナーレで妻役が「夫の死を無駄にしないで。」の語りかけがなんとも切ない。 訴訟原告団の最後の生き証人である野田さん(私の日記の1月29日を参照) が存命中は四日市公害は終わっていないと言ってよいだろう。 右上はミュージカルのパンフレット、そして下の写真は7月1日の中日新聞三重版の記事。新聞記事はクリックすれば拡大して読めます。 |