隆生の独り言日記(22年1月~6月)
2022年1月から6月 6月29日(水)ー30日(木) 高山 毎年、観光俳句の選者をしている関係で宿泊券を貰っているため、定期的に起源の6月末に利用している。最初は梅雨で毎日天気予報が悪いため、6月最終週にようやく晴れる予報だったので、今日の宿泊を予約した。ところが思いの外日本中が猛暑日和で、最高の暑さに出かけることになった。常宿は下呂だが、観光は高山にした。宿泊の2日間とも高温が予想されていたので、なるべくゆるゆる歩くことにした。 1日目の飛騨の里は昔の予想をはるかに悪い方に傾いてしまっていた。人では全くなく、茶店などもすべて閉まっていた。また稗田の里を代表する建物もすっかりさびれてしまい、建物のメンテナンスが行き届かなくなってしまっていた。 2日目は高山市内の朝市などをぶらぶらしたが、暑さのせいか、季節のせいか時間のせいかほとんど店が閉じていた。これも暑さのせいだけでなく、コロナの影響もあるのだろうか。 それでもゆったりと歩いて2日間を過ごした。 したの3枚の写真以外は閑散としていたので載せるのを止めた。
6月28日(火) 昨日散歩に出かけたが、あまりの暑さに早く帰ってきた。案の定昨日、梅雨明けしたという。結局梅雨の期間はわずか13日間で最短だったとか。これから長い猛暑期間が続くかと思うとうんざりする。今年の猛暑は2018年と同じで、ラ・ニーニャ現象とチベット高気圧の2つの要因が重なるらしい。 もともとラ・ニーニャ現象は太平洋高気圧が強くなることから、猛暑が予想されていたが、それは昔からあったはずで、こんなに猛暑になるのはやはり温暖化で海水温が高いせい。 そしてチベット高気圧は今年の偏西風の蛇行が北に片寄るためで、チベット高気圧が覆う。これもラ・ニーニャ現象のせいだと言っている。いわば2つの高気圧による暑い布団の2枚重ねとなっているため、ダブルパンチの暑さとなる。猛暑の夏は覚悟するしかない。 梅雨明けと猛暑の記事は次のとおり。(142278) https://digital.asahi.com/articles/DA3S15337362.html?iref=pc_shimenDigest_top01 6月27日(月) ![]() 妻の恩師が写真が好きなため、時々近辺の写真を一斉配信で送って頂いている。 昨日の写真が合歓の花だったので、こちらでも咲いているか知りたく、近くの公園を歩いてみた。するとまだ満開ではなかったが多く咲いていた。咲いているそばに蕾もあったのでまだまだ見頃が続きそう。 ただ今日は名古屋より少し涼しい東員町でも33度の暑さだったので、目標の歩数を歩かないですぐ帰ってきた。もうこの年になればいつでも熱中症の危険があるので早く帰ってきたのは賢明だったかも。 その写真を右に載せます。(142271) 6月26日(日) 夏越しの祓 本来、夏越しの祓の行事は6月30日に行われるが、我が家の隣町では毎年、日曜日の今日、この行事が行われる。ということで、出かけた。小さな神社で参列者は私のような門外漢も入れて、20数名。御祓いのあと、茅の輪くぐりに参加。実に質素な行事で、1時間足らずで終わる。田舎らしさが残っていると言えば、それなりに地元に根付いている。そしてささやかながら、お下がりも貰う。 写真は御祓いと茅の輪くぐり。(142255)
6月24日(金) 昨日の日記で、慰霊の日のこと、特に小二の女の子の平和の詩「こわいをしって、へいわがわかった」のことを書いたが、今朝の新聞で天皇ご一家、上皇ご夫妻がそれぞれ慰霊の日に黙祷を捧げられた記事が小さく載っていた。もっと大きく扱ってもよいのにと思った。この記事の中で、上皇様が皇太子時代の会見で、「どうしても記憶しなければならない」四つの日の一つに、この日を挙げている。四つの日とは6月23日の慰霊の日、8月6日の広島原爆忌、8月9日の長崎原爆忌、そして8月15日の終戦記念日のことだと思う。上皇、天皇ご一家とも、日本人らしいお気持ちを持っていらっしゃることに私は尊敬の念を持っているが、今ならもうひとつ3月11日の東日本大震災忌を入れてほしいと思う。上皇様が皇太子時代の発言だから、3.11のことは念頭に置いてなかったと思うが、私はこれからも日本人として五つの大事な日に黙祷を捧げたいと思う。 なお天皇ご一家の黙祷の記事は次のとおり。(142232) https://digital.asahi.com/articles/ASQ6R66S0Q6RUTIL00B.html 6月23日(木) 慰霊の日。今日午後摩文仁の平和祈念公園で式典が行われたが、丁度その頃外出しており、テレビで見ることが出来なかった。 帰ってか式典がノーカットで見ることが出来る。しかしすべて見ることが出来ないので、小二の徳元さんの「平和の詩」だけを見た。「こわいをしって、へいわがわかった」は実に分かりやすくしかも説得力があった。ニュースではきっかけは徳元さんが1984年に制作した「沖縄戦の図」を目にしたことからこの詩の原点があると書いてあった。身近な家族のエピソードから平和を考えることは大事なのことである。 今のロシアでは果たしてこの子のように自由に発言出来る社会になっているだろうか。日本でも決して自由とは言えないがせめてロシアを反面教師として、今日の「平和の詩」を味わいたい。 なお「「こわいをしって、へいわがわかった」 7歳が読んだ平和の詩全文」は次のとおり。(142223) https://digital.asahi.com/articles/ASQ6R3FKLQ6PTIPE01Y.html?iref=comtop_ThemeRightS_02 6月22日(水) ![]() 先日、三重県民の森に出かけたが、ここにも山口誓子の句碑があることを知った。いつもは森の中のウォーキングコースを歩いて気づかなかったが、道路沿いに句碑が建てられていた。またネットで検索してもあまり有名でないか、見つからなかった。 この日はたまたま一部車道路を歩いていたため、気づいたその写真が右で結構大きな句碑。句碑の俳句は、 松檜左右に開き青嶺見す 山口誓子 そしてよく調べてみたら、昭和55年にここで全国植樹祭が行われ、誓子らが記念にと働きかけた結果、昭和57年に建立されたもの。句碑は雄大な景色を詠んでいる。 その写真を右に示します。写真では文字がよく読めず、近づいてみると読める。 その句碑の案内は次のとおり。(142208) https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/haiku/kuhi/detail?id=457669 6月21日(火) 三重県温暖化対策推進員の研修。コロナの前は毎年温暖化対策推進センターに出かけて研修を受けたが、コロナに入ってから毎年自宅でZOOM会議で参加出来るようになった。わざわざ車で1時間半かけて行くよりずっと楽だが、講師の方の声がくぐもっていたり、割れていたりしてほとんど聞き取れない。あとは資料を見れば良いのだが、研修報告を書かなければならないのつらい。(142186) 6月19日(日) ![]() 昨年も見たが、四日市市の個人農園で毎年向日葵を植え付けて一般に公開している。ここの農園はいつも行く三重県環境学習情報センターの通り道で昨年この向日葵畑があったのを気づいたときはもう花の終わりだった。今年は幸い新聞に「紹介されていたので、満開の時に見ることが出来た。 新聞では約7000本とあったが、本当に一面向日葵で見事。写真で撮したがただ向日葵だけで背景に鈴鹿連峰がかすかに見えるだけ。 右にその向日葵。(142166) 6月17日(金) ベルリオーズ幻想交響曲(名フィル名曲シリーズ) 今日はベルリオーズの幻想交響曲。ベルリオーズで超有名と言えば、この幻想交響曲。ストーリー性を持った標題音楽のためか親しまれている。交響曲で、標題音楽を最初に作曲したのはベートーベンの第6番「田園」と言われているが、この幻想はいろいろな意味で斬新さがあるという。曲のタイトル的なものとして「ある芸術家の生涯におけるエピソード」が付けられている。いわば作曲家自身の失恋体験をドラマ的に構成している。そして全楽章を通じて恋人の旋律が流れるのも分かりやすい。最後に第5楽章の題名が「魔女の夜宴の夢」 とあるように全編不協和音の連続でおどろおどろしい。 また短い第2楽章もワルツ、第4楽章の断頭台への行進曲などは非常に分かりやすい。また楽器としてそれまでオペラでしか使われていなかったハープ、イングリッシュホルン、鐘などが使われていたのも当時としては斬新であったという。 指揮者の川瀬賢太郎が若さで指揮台で飛び跳ねているのも好ましかった。50数分の演奏があっという間に終わった。(142136) 6月13日(月) 今年、運転免許の更新年だったが、やっと更新手続きが終わった。 ただ費用が、これまで認知症検査、実車による高齢者講習、更新料などがかかり、さらに交通安全協会入会金を入れると、1万円を超えてしまう。年を取ることは金が掛かるのを実感。 もう免許証返納年齢に入っているが、東員町のような田舎に住んでいると、車がないと生活出来ない。ということで更新手続きを行った。最後の検査で、視力検査が待っている。右目は全く問題ないので構わないが、左目が黄斑変性のため、ほとんど見えない。視力検査、0.3以上が必要だが、ほとんど見えない。適当に答えたら、通過してしまった。これでまた3年間問題なく運転出来る。 ただ今まで以上に慎重に運転には心がけたい。(142096) 6月11日(土)ー12日(日) おんたけ休暇村へ出かけ、薬膳料理、薬草観察そして山菜採り。一番期待していた山菜採り(蕨)が一番期待していたものだが、今年は2週間遅れのため、もうほとんど蕨はなかった。ただ自然は期待以上で、雨の予報が、2日間とも曇りと晴れで言うことなかった。そして老鶯はもちろんホトトギス、郭公が賑やかに聞こえ、最高。花はいろいろ教えて貰ったが、忘れてしまったが、エンレイソウ、マイヅルソウ、九輪草、紅花一薬草など豊富だったが、今までなかった銀竜草の群落が見えたのが感動。これで俳句の材料がたっぷりだが、句が出来るかどうかは別問題。 さらに長野県の県民割りで宿泊費5000円割引、買い物クーポン券2000円が付いており、いたり尽くせり。これが昨年来のgotoキャンペーンの恩恵かと改めて実感した。本来は旅行だけでなく、もっと広い範囲でコロナ対策に使うべきであろう。恩恵を受けながら、こんなことを言うのも引ける。 下の写真はよく晴れた御嶽、エンレイソウ、銀竜草、紅花一薬草。
6月7日(火) りゅうぐう砂にアミノ酸(中日新聞2022.6.7) 2020年12月にはやぶさ2が小惑星りゅうぐうから持ち帰った砂などをJAXA、各大学、各研究機関で分析したところ、生物起源のアミノ酸が含まれていたことが分かったという。 と言うことは宇宙に生命の源あったと言うことであり、地球での生命の誕生も宇宙からの隕石から生まれたと言うことにもつながりそうだ。 また他の星にも生命体がある可能性が高まったということも言えそうだ。ますます宇宙の夢が広がったことで、地球上の戦争なども小さく見える。しかしロシアのウクライナ侵攻を許すわけには行かない。 この記事は次のとおり。(142019) https://www.chunichi.co.jp/amp/article/484695 6月6日(月) 後退している日本のSDGs(朝日新聞2022.6.3) 3日の朝日新聞に世界のSDGsの報告書が国連及びその関係団体から発表された。各国の達成度が紹介されていたが、日本は昨年に比べて18位から19位に後退している。それは2018年の15位から年々後退しており、、特に6つの目標、ジェンダー平等⑤▽つくる責任、つかう責任⑫▽気候変動対策⑬▽海の環境保全⑭▽陸の環境保全⑮▽パートナーシップ推進⑰の6つが最低評価だった。 特に環境関連項目の最低評価が気になる。 理由はいろいろあるが、主に国内の政治情勢が影響していると思う。 それからSDGsは17の目標に対して、これまでの日本の活動がSDGsに該当していると、とりあえずやった感があると、それでよしとする考えが浸透している。つまり新たに何もしなくてもSDGsに貢献しているとの錯覚である。 新聞にある識者によれば、 政府のSDGs実施方針は、目標とターゲットを参考にしながら必要な政策を展開する発想は採り入れられていません。実施している政策を該当する目標にひもづけているだけなので(つまりこれまで通り)、真逆です。 との発言があるがまさにそのとおりである。 この新聞記事は以下のとおり。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15313579.html?iref=pc_ss_date_article 6月3日(金) 久しぶりに男組の吟行。行き先は岡﨑の東公園。今は花菖蒲の真っ盛り。また今日は吟行先を一個所に絞ったゆったりとした吟行。 いつものようにあとは男組恒例の飲み会。飲み会。私は最近あまり飲まないのだが、今日は久しぶりによく飲んだ。これでまた体重減に逆行。 写真は、菖蒲園の前とその花菖蒲。(141985)
5月31日(火) ![]() 今日、待望の『栗田やすし俳句鑑賞』が届いた。俳句鑑賞を書いたのは随分昔のことで、どんな句を鑑賞したのかも忘れてしまっていた。確か数句書いたはずだが。また妻も書いているはず。 まだ手に取っただけだが、筋分と読み応えのありそうな分厚さ。 これからじっくりと読むとともに句会メンバーにも宣伝することにしたい。(141954) 5月29日(日) 誕生日。これで栗田先生流に言えば半寿。 その丁度今日、沢木欣一足跡吟行会で伊賀上野吟行。 4句会合同のため、総勢19名で、伊賀上野の蓑虫庵、故郷塚、芭蕉生家の3個所。ところが今日は今年初めての33℃でいきなり猛暑日一歩手前の真夏日。皆さん身体になれていないかと心配。 それでも皆さんすべて順調にコースを辿り、芭蕉生家で句会。と言うのも今まで利用を認めていなかった.生家で句会が出来るようになった。日曜日と言うことで予約済みを心配していたが、まだ利用可能になってから間もないため、あまり宣伝されていなかったため利用出来た。畳もまだ新しく新鮮な気持ちで句会に臨めた。 以下の3枚は蓑虫庵、芭蕉生家、生家での句会模様。(141640)
5月27日(金) 黒潮の大蛇行 数年前より黒潮の大蛇行現象で、三重県沖では黒潮が海岸から遠く離れてしまい、名産の小女子漁が全然出来なくなってしまった。以前は三重県環境保全事業団での仕事帰りによく鈴鹿の白子漁港によってコウナゴなどどっさり買ったものだが、それが今まで全然変えなくなっている。今日のニュースでは相変わらず大蛇行は収まらず、いつになったら正常になるか見通しも立たないとか。 このニュースは25日に気象庁が発表したもので、各新聞社が報道している。その気象庁の報道発表は次のとおり。 https://www.jma.go.jp/jma/press/2205/25a/20220525_kuroshio_daidakou.pdf なお詳しい黒潮の大蛇行声明図は上の報道資料の資料全文を見て下さい。(141903) 5月26日(木) しゃくやく吟行 コロナ禍の時はどこへも吟行に出かけることが出来なかったが、しゃくやく句会としては3年ぶりの吟行。行き先はナローゲージで田舎的に有名な北勢線のめずらしい鉄橋のねじり橋、めがね橋あたりを歩く。雨の予報だったが、歩いている間は全然降らなかったので助かった。 ただ数年前と違って誰も年取って歩けない、腰が痛いなど歩けないとのことで参加者は極端に少なくなってしまった。 写真はねじり橋とめがね橋。 ねじり橋は用水が線路に対して斜めになっているので、鉄橋が斜めになっている。まためがね橋はめずらしい三つ目。
5月21日(土) 沢木欣一足跡吟行会で大垣に出かける。チングルマ句会と桔梗句会の10名の合同吟行。 雨模様ながら何とか傘を差さないで歩けそう。 コースは一番ポピュラーな水門川沿いに結びの地会館まで歩く。途中大垣城にも寄り道する。 大垣は水都と言うだけのことがあって昔はどこを掘っても自噴していたが、今は特定の個所しか自噴していない。 終着点で本来は会館の多目的室を借りたかったが、満室のため、1Fの喫茶室で句会。 写真は芭蕉句碑のうちの一つ、川灯台、参加の集合写真。 句碑は「石山の石より白し秋の風」
5月20日(金) 毎月の原稿も書き終わったので久しぶりに桑名市内をぶらぶら歩く。しかしただ歩いているだけで、俳句は出来ない。 たまたま新聞出でていたのを思い出して、春日神社へ出かける。ここは桑名宗社として、桑名市の格式のある神社。かねてこの神社では村正の名刀を所蔵している。ただこれは三重県指定文化財のため、展示には制約があるため、本物でなく、「宝刀村正写し」というレプリカが展示されている。と言うことは撮影も自由と言うこと。 刻印には「春日大明神」とあり、この神社に奉納されたことが分かる。その一部を右に貼り付けます。 展示の天井からスポット照明があるため反射してうまく撮せない。 あとぶらぶら歩いていたら、栴檀の花が満開で、揖斐川河口に出たら、葭切が盛んに鳴いていた。 桑名宗社の村正のページに説明があります。 http://www.kuwanasousha.org/muramasa
5月15日(日) 沖縄復帰から50年目の日。本土並みと言うが、今なお米軍基地は50年前と同じ。沖縄は日本の国土面積の約0.6%しかない沖縄県に、全国の米軍専用施設面積の約70.27%が集中している。その他、沖縄の県民所得は本土の約70%でダントツの最下位。 それでもここ数日TVは盛んに復帰50年の報道がなされている。何ともコメントのしようがない。 昨日の愛知同人句会では心打たれる句があった。私は何をして俳句を作ってきたのか。反省させられる昨日だった。 5月11日(水) 昨日硝子体にアイリーアという抗VEGF薬を注入する注射をして貰ったが、今日その状態を診て貰う。眼球の白目部分は充血と言うより出血していたが、これが普通という。あとは仔の効果がどれだけあるかだが、1ヶ月後に診て貰うことだそうだ。昨夜は駐車の影響か目がゴロゴロして、チリチリ痛かったが、これが普通だという。 5月10日(火) 最近黄斑変性部分が急に悪く感じていたら、黄斑部に新生血管が膨れ上がっているとのことで、その新生血管を抑えるために抗VEGF硝子体内注射を行うという。難しそうな名前だが、眼球内にアイリーアという抗VEGF薬を注入する注射を今日受けた。ネット記事を見ると良くやる療法と言うことが分かったが、こわい。4年前にもやって貰ったので覚悟して受けた。注射は僅か5分で終わる。4年前は翌日再診して貰うまで眼帯をつけたが、今日はすぐに外される。少しは進んだのかと思うが、あまり気分がよいものではない。 明日再診して貰って、無事終わったか確認して貰うことになる。(141709) 5月10日5月4日(水) 石楠花と牡丹 毎年今ごろになると、室生寺の石楠花、長谷寺の牡丹を見に行く。今日は妻の体調が今一なのでやむを得ず一人で行く。行ってみて驚いたのが、石楠花も牡丹も既に花の時期が終わっていたということ。調べてみたら3年前の丁度今頃は花の盛りだった。コロナの前とあとでは随分違っていたのを実感した。長い目で見れば確実の温暖化が進んでいることが間違いない。 少しは証拠写真として撮ろうと思い、、石楠花は自生しているものから少しはましなのを撮した。牡丹は完全に盛りの花はなかった。長谷寺側としても観光客のためだろうか。開花時期を調節した牡丹を登廊に鉢植えで並べてあった。これは温度調節しているので、最適な牡丹を並べつことが出来る。 下の写真はその少しはましなものの写真。 合わせてトップページの3人の先生の俳句も牡丹に更新した。これまでも分かっていたことだが、細見先生のおびただしい牡丹の句に圧倒される。今回では中でも「牡丹十日」の句を挙げた。そうすると必然的に鈴木みやこさんの句が思い出される。(141628) 綾子師の牡丹十日といふが過ぎ 鈴木みや子
5月3日(火) ![]() 父の法事。終わったあと、墓参りのあと、伊奈波神社の寒月句碑を訪れる。最近あまり訪問した句友もないのか、まだ5月早々なのに、句碑の前は草ボウボウ。ということで妻と一緒に草むしり。タンポポ、夏蓬等々結構はびこっていた。 すっきりさせたあと、しばらく句碑の前で佇む。 そのあと、岐阜公園、鵜匠さんの喫茶店も行こうとしたらあまりの混雑で駐車出来なかったり、休業なので、そのまま帰る。右は少しはすっきりさせた寒月句碑。(141616) 4月27日(水) バルトークシリーズ(名フィル) ロシアのウクライナ侵攻もはや2ヶ月が過ぎてしまったが、毎日痛ましいニュースが届く。特にマリウポリの製鉄所に避難する民間人が心配だ。国連主導で民間人の退避を行うとロシアも合意したと言うが、約束破りのプーチンのことだから心配だ。私は何も出来ないが、せめて寄付でもと、、今日ユニセフ経由の寄付を行った。 夜は久しぶりの名フィル。名曲シリーズの会員のため、中にはよく分からない曲があるが、今日はバルトークシリーズで、小曲ばかり。しかしよく分からなかった。バルトークはハンガリー出身で、今まで聞いたことがなかった作曲者。また母親がハンガリー人の金子三勇士によるピアノ協奏曲3番。この曲もそうだが、比較的エネルギッシュな曲が多いが、結局この曲もよく分からない。(141558) 4月26日(火) 今年は運転免許の更新年。間もなく誕生日を迎える。そろそろ免許証返納を考えなければならない年齢だが、如何せん東員町に住んでいると、車なしではどこへも出かけられない。ということで今日は認知症試験。あらかじめネットで問題を確認したが、4シリーズの絵の中から16枚の絵を覚えるもの、どこから出るか分からないので、合計64枚の絵を覚えなければならない。今まであれこれと忙しくて、結局昨日あわてて一夜漬け。試験はやはり1つ間違えたようだ。それでも76点以下にはならないと思った。このような試験は本当に認知症試験と言えるのがどうか。ただ馬鹿覚えの記憶テストでしかない。 4月12日(火)ー13日(水) 初めて県民割りというものを利用してみた。昨年のgo toキャンペーンまで広げられないので三重県県内に限って宿泊の補助があるもので、13000円の宿泊に対し、7000円の割引がある。利用して確かにお得感がある。宿泊はどこでもよいので,最も辺鄙な榊原温泉に泊まる。全くの鄙びたところだが、温泉の歴史は古く、清少納言が『枕草子』で、「ななくりの湯」としての記述があり、伊勢神宮の参拝客が湯垢離場をして身体を清めるために利用されたという。 翌日はもともとの目的地の明日香へ出かける。今年初めての吟行で、暑さもあって結構疲れ、予定のウオーキングを大分はしょって,帰る。それでもトータルで13000歩ぐらい歩いたのだろうか。妻には無理をさせてしまった。 俳句の成果はいまいち。 写真は丁度今頃の盛りの紫雲英田と菜の花。うっかりしたことに寺、石舞台などの建造物は一切写真を撮るのを忘れた。(141400)
4月5日(火) IPCC報告書(第3作業部会「緩和」) 大きなニュースがあるときは必ずダブる。 ウクライナの惨劇のニュースの他、IPCCの第3作業部会報告書が載っていた。今回の報告書は第3弾で「緩和」について書かれている。 新聞の見出しを見ると、「気候災害への道まっしぐら」とある。言わば最終警告と言ってもよいくらい。中見出しでは「気温上昇、最悪に近いケースで推移」ともある。 先月には第2作業部会の「影響と適応」について報告されており、今回が第3作業部会報告なので、次は最終報告書となる。それは今年の9月であり、そのあとの11月にCOP27がエジプトで行われる。今年の結末も相当荒れそうな感じ。 朝日新聞記事は次のとおり。(141285) https://digital.asahi.com/articles/ASQ44774PQ44ULZU00Y.html?iref=sp_ecotop_feature2_list_n 4月5日(火) キーウの惨劇 昨日からテレビや今朝の新聞を見て慄然とした。ロシアの侵略があったものの首都キーウを撤退したあと、近郊のブチャでは多数の市民が虐殺されていたという。中には幼い女の子や拷問を受けたまま放置された市民などがあったという。実におぞましい惨劇だ。ナチスのアウシュビッツを思い出すような惨劇だ。 ただ二度と繰り返さない手段とかプーチンを戦争犯罪者として裁く方法はないのだろうか。 その新聞もこの惨劇を書いているが、朝日新聞は次のとおり。(141278) https://digital.asahi.com/articles/DA3S15256876.html?iref=pc_shimenDigest_top01 4月4日(月) 2日ほど雨続きで散歩に出かけなかったが,今日は風があるもののよく晴れていたので近くの北勢中央公園の桜を見に行った。ここは四日市市の北部で丁度満開だったし、ほとんど散ってもいなかった。ここの桜はソメイヨシノだけでなく、全国の桜を集めた公園ですべて桜と言ってよいくらい。 カメラを持っていかなかったのでスマホで撮す。従ってあまり写りがよくないが3枚ほど載せる。(141270)
3月31日(木) 春の祭典(名フィル、愛知県芸大) ![]() 久し振りに男組で犬山を吟行。目的は細見先生、栗田先生の師弟句碑を見ること。合わせて犬山市街をぶらぶら。定番の丈草産湯の井、西蓮寺の丈草座禅石。,旧商家の屋敷など。他に町を歩いていると、今日は桜が満開で絶好の花日和に当たった。 夕方小句会をやってから本来は目的の飲み会となるのだが、今日は名フィルコンサートで早く失礼する。 今日はチャイコフスキー、ストラヴィンスキーのロシアシリーズ。特に今回は愛知県芸大と合同の演奏会。 メインの「春の祭典」は大規模で,メンバーを数えてみたら、116名による大編成。その分迫力も満点。 この「春の祭典」はバレエ音楽なのだが、とても踊れるようなリズム、構成ではない。初演当日は大ブーイングも唐山かなと思うし、現実のダンサーはこの曲では踊ることが出来なかったのだろう。しかし純粋の管弦楽として聞くと、実に先進的。当時のヨーロッパ音楽との決別と言ってよい画期的な音楽。 ところで最近のロシアのウクライナ侵攻に伴って、、日本のコンサートでチャイコフスキーなどのロシア演目を演奏しない事態が発生しているという。その例がチャイコフスキーの「1812年」。これはロシア帝政がフランスのナポレオン遠征に勝ったという物で、ロシア国民を鼓舞するものということで演奏中止になったのだろう。しかしロシアのプーチンとロシア国民はあくまで違うものなので、日本でそこまで行き過ぎることはないと思う。一方以前の日記に書いたようにナターシャ・グジーの祖国ウクライナを唄ったバンドューラ演奏は積極的に聴くことにはさぶさかではない。 右の写真はやすし句碑の前での写真。(141226) 3月29日(火) ![]() 三重県菰野町にシデコブシの自生地がある。国指定の天然記念物とか。一寸した窪地なので手つかずのまま残っていたのが幸いしたのだろう。結構広い地域に自生している。丁度今頃が見頃という感じ。 ただこのあたり一帯を見るとほとんどが荒れ地なので既に一部がソーラーパネルで占有されており、これからkの自生地に浸食しないかと心配だ。 せっかくカメラを持って行ったので,撮そうと思ったら、デジカメが壊れてしまっていた。こういう大事なときに使えないのは困ったことだ。やむ得ずスマホで撮したものの一枚だけ載せます。(141190) 3月28日(月) 句友で岐阜支部長の兼松秀さんの葬儀。かねてより癌治療を行っていたと聞いていたが、とうとう亡くなられてしまった。岐阜支部長として一生懸命に盛り上げようとなされていたが、残念だ。 また思わぬところでお孫さんの尾関雛さんとお会いした。ジュニア俳句に投句されていたころはまだ小学生だったのが、もう20数歳になっている由。こちらも随分年取ったことと実感。 帰りにせっかく犬山を経由するのでホテルインデゴ犬山に寄って,細見先生、栗田先生の師弟句碑を訪れた。場所がホテルの中庭に移転して結構よいところに据えられたいたのがうれしい。 下の写真がそれぞれの句碑。
3月23日(水) ウクライナ ゼレンスキー大統領演説(朝日新聞2022.3.23) 今日の午後6時に」興味を持って聞いた。真っ先に感じた感想は全体にマイルドで日本に対して配慮した演説との感想も出来た。これまでアメリカでのパール・ハーバーに言及したこと、ドイツでのこれまでのロシアとの経済的結びつきを非難に近い言葉で演説したことから、日本に対しても武器供与などの相当きつめの要求が出るのではないかとの予想があった。 結果的に非常に穏やかで、むしろこれまでアジアで最も早く行ったロシア制裁への謝辞などから始まり、ポイントは2つではないかと思った。 それは①原発に触れたこと、②今後の復興支援ではないかと思う。原発についてもフクシマには触れないで、チェルノブイリ原発事故に留めたことに配慮が見えた。復興については早くもロシアとの戦いに勝利して、その後の国土復興、ウクライナ国民への支援などではないかと思った。 少々肩すかしの感じがしたが、日本国民に対して、尊敬の念まであったかと思うくらいだった。 この演説に対するNHKニュースと朝日新聞のコメントについては次のとおり。(141116) https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220323/k10013547721000.html(NHKニュース) https://digital.asahi.com/articles/ASQ3R6KKXQ3RULEI009.html?iref=comtop_7_01(朝日新聞) 3月18日(金) 宮城、福島で震度6強(朝日新聞2022.3.18) 16日深夜の宮城、福島の地震は相当大きかったようである。 昨日、妻が仙台の姉に電話で様子を聞いたところ、揺れ自身は東日本大震災の時より大きく感じたそうだ。ただ姉のところは電気、水道、電話などインフラは大丈夫だったそうだ。不幸中の幸いである。 ただ全体に揺れもさることながら、東北新幹線が脱線した。他に広範囲に停電があったとある。この2つは影響自身は大変だったが、新聞では東日本大震災の時からの教訓が生きていたとあった。 脱線の件は揺れのが乱れて、激しさで生きた乗客は心地がしなかったとある。しかし11年前に比べ、脱線はしたものの大事故に至らなかった。新聞では2つの対策、レール転倒防止装置をつけたこととL型の逸脱防止装置を取り付けてあったことが功を奏したそうだ。この2つの装置で脱線はしたが転倒、落下までしなかった程度で済んだことで収まった。何より人身事故に至らないことが大事である。 次に大規模停電となったが、ブラックアウトにならなかったのは幸いだったとある。今回は大きな揺れを感じると同時に各所で自動停止を行った。そのため一時的には大規模停電となったが、ブラックアウトにならないですぐ立ち上げることが出来た。11年前や2018年の北海道地震の時は大規模なブラックアウトとなり、復旧に45時間かかったため大きな影響が起こった。電気は発電量の供給量と使用量の需要のバランスが崩れると、周波数が乱れ、その結果、ブラックアウトを引き起こすとある。今回はその反省から、自動停止させて、復旧を容易にさせたことにつながった。 この2つの教訓から小規模の影響に収めた。ただ新幹線の復旧は今月一杯は無理だという。インフラは早く復旧させることは必須だと思う。 それに比して、福島原発では燃料プールの水漏れ、格納容器の圧力低下などこちらは過去の教訓が生きていないと言えるだろう。反省点が多々ある。 この2つのインフラ事故については次の記事を参考にしてほしい。(141063) https://digital.asahi.com/articles/DA3S15236986.html?iref=pc_shimenDigest_sougou2_01 3月16日(水) ナターシャ・グジー チャリティーコンサート for ウクライナ(you tube) 昨日あたりから急に暖かくなってきたらと思ったら、妻が今朝早く初燕を見たという。世界中がロシアの侵略で恐れおののいている中、自然は間違いなく春がやって来る。見たところなにかまた小さくて、飛ぶのも弱々しい感じがした。南方からの長旅で消耗しているのだろう。 一方、ロシアの侵略でウクライナは大変な悲惨な思いをしているのだろう。数日前のニュースでウクライナのバンドゥーラ奏者ナターシャ・グジーさんの母親がやっとの思いで、キエフからポーランドに避難してきたとのニュースを知った。 そのあと3月12日放送の大谷康子の「おんがく交差点」で出演していたのを見て、その透きとおった歌声とバンドゥーラの演奏がすっかり魅せられていたところだった。 今朝のニュースで昨夜チェコ大使館で「ナターシャ・グジー チャリティーコンサート for ウクライナ」があったのを知った。 you tubeで流しているので早速入ってみてみた。約1時間30分の演奏会で、この日記を書いている最中にまだ聞いている途中。その他のyou tubeでは「翼をください」、さだまさしの「防人の歌」などの演奏があった。 何故彼女が日本にやって来たかというと、ウクライナでチェルノブイリ原発事故にあったとのこと。そして福島の3・11の原発事故のニュースを知って、日本へやって来て、各地でチャリティコンサートをしている音楽家である。ウクライナの経験から日本にやって来ざるを得ない心情になったと思った。 そして今回のロシア侵略により母国が悲惨な目に遭っているのを機会にチェコ大使館の仲立ちでチャリティコンサートをすることになったという。昨夜にyou tubeにアップされたところ既にまだ半日しか経っていない今でもう16000回のアクセスがある。 聞いているうちに私の涙腺もゆるくなってしまった。 是非皆さんにも知って貰いたく、この日記に書いた。次のwebから入って下さい。(141042) https://www.youtube.com/watch?v=Q9UwiPXlmHc 3月12日(土) ![]() 今ごろは各地のお寺で涅槃会が行われる。この日は釈迦が入滅した旧2月15日。最近コロナ禍でどこもこじんまりとした法会を行うのみ。今年は鈴鹿市の龍光寺での涅槃会を見に言った。と言っても単に涅槃図を見るだけだが。 ここの涅槃図は畳16畳相当の大きなもの。住職によると日本三幅の1つに数えられているという。涅槃図の大きさ、本山である東福寺の画僧兆殿司が書いたもの、めずらしい猫が書かれているものからだそうだ。この時代は室町時代だそうなので、猫が描かれているのは確かにめずらしいだろう。それも江戸時代になると、涅槃図に猫を描き入れるのが流行だったそうのなので、時代によって変わるということになる。 その涅槃図を右に載せます。(140985) 3月11日(金) 東日本大震災忌 今日は今年で11年目の東日本大震災忌。最近、コロナウイルスやロシアのウクライナ侵略(侵攻とは言いたくない)のニュースで隠れてしまっているが、今日という日は決して忘れてはならない日である。コロナ禍や妻の体調不良により最近、東北には出かけられていない。今年こそは妻を仙台に連れて行ってやりたい。 テレビもなかなか東日本大震災の番組がない。しかも政府の震災セレモニーも規模を縮小化しているという。このままで行くと今日という日はなくなってしまいそう。 11年前の今日の私は丁度句会をやっている最中だった。午後二時四六分になると、実にゆっくりとした揺れを感じた。瞬間的に随分遠いところでの地震だと直感した。最近妻が言うには、あの時私は遠くで随分と大きな仁だろうと言ったそうだ。そんな推測が当たってほしくない直感である。(140970) 赤すぎるバラ東北の震災忌 栗田やすし 三月十日も十一日も鳥帰る 金子兜太 3月3日(木) 毎年、子ども達への出前授業として、環境に関する授業を行ってきたが、今年もコロナ禍のため、なかなか活動が出来なかった。1月以降は第6波のオミクロン株のため、すべて中止となってしまった。今年最後の出前授業が小学校の方から、やって欲しいとの連絡があったので、「省エネルギー教室」を行った。感染予防のため、6年だけの小規模で行った。 私はいつものように手回し発電。これは「伊吹嶺」誌にも書いたが、手回しで白熱電球、蛍光灯、LED電球の3種類の電球を発電させることにより、どれだけのエネルギーが必要か、体験して貰うもの。 これが多分今年度最後の出前授業となるだろう。 3月1日に稲畑汀子の死去のことを書いたが、同じ朝日俳壇選者の長谷川櫂氏が寄稿されたので合わせて紹介したい。これからいつかこの記事が使うことがありそうな予感したため残したい。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15220084.html?iref=pc_ss_date_article 3月2日(水) 今ごろの雛祭りの時期になると、いつも阿下喜のおひなさんを見に行く。今年もコロナのまん延防止中のため、一番のセンターであるウッドヘッドでの約800体のおひなさんを見ることが出来ない。各商店街の玄関に飾ってあるのを見るだけ。ただこれも毎年のことで少し感動が薄れる。今日はメインのものがないので、変わり雛を載せたい。これは阿下喜の大西神社に飾ってあり、丁度宮司さんあたりが説明して頂いた。この変わり雛は雛飾りのあれこれを寄せ集めて、テーマを作って飾ったもの。曰く晩酌、ホーホケキョ、鍋パーティ、身分差カップル、女子会、愛を込めてプレゼント、貝合わせ、孝行息子等々。ここでは晩酌と鍋パーティーを載せます。(140860)
3月1日(火) 今日の新聞ほど大きなニュースが立て続けに出てきたのは最近では知らない。 ウクライナ情勢では停戦協議がスタートしたが、全く主張がかみ合わない。そんなことをしているうちにロシアがキエフを陥落させたないか心配だ。 次にトヨタが主要仕入れ先の部品工場がサイバー攻撃を受けてトヨタ系のすべての工場が生産中止に追い込まれた。1日あたり13000台と言うから2日以上再開出来ないと国内市場に大きなダメージを受ける。トヨタははっきりと言っていないが、ロシアによるサイバー攻撃のターゲットにされたとの報道もある。システムが脆弱な部品工場を狙い撃ちすることは技術的に容易でしかもダメージが大きい。 次にIPCCの第2作業部会の温暖化報告書が公表されたことだ。第2作業部会は温暖化の「影響と適応」だ。これによると既に「温暖化対応の限界警告」で、既に温暖化による影響は広範囲で影響を受けているという。これについては重要なことなので、後日詳しく書いてみたい。 最後は「ホトトギス」の名誉主宰である稲畑汀子さんが亡くなられた。91歳だとのこと。「ホトトギス」の主宰を30数年続けてこられ、朝日俳壇の選者を今年の1月まで40年間続けてこられた。これだけの大結社を束ねてきたのは人並みならぬ苦労もあったことと思う。私の関心の的は朝日俳壇の選者に誰になるかだ。稲畑廣太郎か。 稲畑汀子死去のニュースと評伝は次のとおり。(140843) https://digital.asahi.com/articles/DA3S15218955.html?iref=pc_ss_date_article https://digital.asahi.com/articles/DA3S15218926.html?iref=pc_ss_date_article 2月26日(土) 昨日の新聞ではロシアがウクライナ侵攻のニュースを見たと思ったら、今日はもう首都キエフまで侵攻しているという。 ロシアはウクライナの完全中立、現政権に変わって親ロの傀儡政権を作ることだろう。プーチンはとにかくロシアを昔のソ連を作ることだろうか。(140809) 2月25日(金) ロシアがとうとうウクライナに侵攻した。新聞では「侵攻」と言っているが、一方的な侵略であり、戦争である。今どきこんな独裁的な侵攻が出来るなんて信じられない。ウクライナ政権の終焉まで時間の問題であろう。 怖いのこういう手法が出来るなら、中国は尖閣諸島あるいは台湾まで侵攻してしまうことだ。これが一番怖い。 今の日本ではこれを防ぐことが出来ないし、小さな尖閣諸島では、アメリカも日米安保条約を元に中国に対峙することもないだろう。そんな目でウクライナ侵攻のニュースを見た。(140799) 2月22日(火) このところ毎日寒い日が続くが、少しは日差しがあるので、ウォークでもしようかと思ったが、思いの外、風が強くて止めてしまった。その代わり、今朝の中日新聞の声欄で句友が投稿していた。タイトルは『凱旋門戦争の「証言者」』というもの。 菰野町に凱旋門が残っている。もともとは日露戦争の時の勝利を祝って建てたそうだ。ネット検索の地図を頼りに捜してみたら、小さな道路に2つの門が立っていた。句友の投稿記事によると、もともとは日露戦争時のものだったが、第2時大戦時に戦意高揚のため、出征兵士をここで盛大に送り出したという。悲しい歴史である。この凱旋門の石碑と現物を載せます。門にははっきりと「祝凱旋」とある。(140748)
2月19日(土) ![]() 昨日、雨水のことについて書いたが、今日が本当の雨水。 それとは関係なしに妻は玄関に樹炎さんから頂いた夫婦雛を飾った。よく調べると雛飾りは毎年雨水の日に飾るのがよいとされる。この日だと良縁に恵まれるとか。我が家ではもう関係ないが、そのとおりに飾ったことで気持ちよく飾ることが出来た。この樹炎さんから頂いた雛飾りはもう数年前になるのだろうか。我が家にとって狭い玄関が最もふさわしい。 その写真を右に載せます。(140707) 二年生雛飾らんと爪立ちに 栗田やすし 2月18日(金) 雨水に雪 今朝、起きたとき庭は勿論だが、道路もうっすらと雪が積もっていた。 そして近くの公園を散歩したときに、木蔭、橋の上などにまだ雪が残っていた。 明日が雨水なので、普通は雪でなく、雨に変わる時期となる。今年は特に寒波襲来で雪が多い。明日は天気が下り坂で本当の雨になりそう。 ということで1日早く雨水のことを書いておきたい。 古妻と足湯してゐる雨水かな 隆生 雨水の例句がなかったので、私の句を書いてみた。(140695) 2月11日(金) 恥ずかしいニュースで東員町(朝日新聞2022.2.9) ![]() 昨日の朝日新聞で東員町の太陽光発電事業地内に産廃の不法投棄が見つかった。敷地内を掘り返してみると、プラスチック片、木片などの産廃が出てきた。 この太陽光発電事業を行っている名古屋市のD社「不法投棄をした認識は全くない。当社の事業で出たものではない。三重県からの指導も受けていない」といっているが、東員町の他、いなべ市で伐採木材を谷に埋めたり、南知多町で木々の野焼きをやっているなど、確信犯的なこともやっているという。 こういうマイナスイメージのニュースが東員町で出るなど恥ずかしい次第である。事業許可を出したり、パトロールで十分未然に防ぐことが出来るはずだと思う。何かとマイナスのことしか東員町のニュースにならないのか。 朝日新聞の記事は次のとおり。 https://digital.asahi.com/articles/ASQ2964KLQ29OBJB001.html?iref=pc_ss_date_article 昨日の雪交じりの冷たい雨のあとの今日は、穏やかで暖かい日。いつもの公園をウオークしていると、今日は雨あとで空気も澄んで遠くまでよく見え、真っ白な伊吹山もよく見えた。私はよく俳句で「遠伊吹」と詠んでいるが、まさに今日はそのままのまばゆいばかりの「遠伊吹」であった。 その写真を右に載せます。写っている川はいなべ川。(140611) 2月9日(水) 久し振りにおだやかで気温も10度に達するというので、いつもの北勢中央公園を散歩する。ここから見える鈴鹿山系の雪は大分解けてきた。山だけを見ると、春に近づいている。しかしまだまだ冬の寒さが残っている。 今日は公園で犬ふぐりを見つける。まだとても小さいので写真に写してもよく見えない。拡大したものを下に載せる。また鴨も撮したが、遠くにしか見えないので、拡大すると相当ピンぼけ。これも下に載せます。(140588)
2月6日(日) 今年の立春は2月4日。これから春に近づくと言うが、立春に入ってから毎日寒い日が続く。いわば立春寒波。当初昨年の秋以降に既に今年の冬は寒波が押し寄せると言われていた。ラニーニャは南米ペルー沖の海水温が低くなる減少。その結果回り回って、日本には冬の偏西風が南に下がり、日本に寒い季節風が吹くというわけ。 その結果か、今年になって寒い日が続き、これが立春寒波となっている。 しばらくは辛抱のふるっていても早春をがまんする必要がある。 温暖化はいやだといってもやはり寒波もいやだ。 一方でコロナのオミクロン株は猛威をふるっており、毎日は感染者の過去最多を続けている。今のところ、ピークアウトは見通せない。欧米もオミクロン株が猛威を既にピークアウトを過ぎている。日本との違いは少なくてもワクチンの接種率が高いからだ。日本は未だに接種率は数%と言い、ピークアウトが見通せない結果となっている。 政府ではこのまま何もしないで自然にピークアウトを待つつもりか。あまりに無策だと思う。(140552) 2月3日(木) (140517) 2月2日(水) 先週、入院して大腸ポリープの切除してもらったが、その時、切り取った細胞の組織検査の結果を聞きに行く。 結果的には現時点で癌化していないが、将来の癌化については何も言わなかった。大腸ポリープは常に癌化の怖れがあり、それを癌化への異型度と言うそうだ。私の年代になると、異型度は半分以上あるそうだ。そんなことで脅されても仕方ない。あとは気ままに生活するしかない。妻のようにいっそのこと一度癌となった方が覚悟がつくかもしれないが、それもいやだ。 1月30日(日) 今日も関東支部の欅句会に参加。名古屋ではネット句会はあってもZOOMによるリモート句会は全然ない。そこで昨年秋から菊坂句会、欅句会に参加させて頂いている。何と言ってもZOOM句会は臨場感があり、普通の句会と全く同じと言ってよい。おかげで毎月の句会参加が多くなり、月7~8回になる。そのための投句数は30数句、作句数は数十句数を越える。コロナで当分外出が出来ないのでこんな俳句生活が続くことになる。おかげで困っていることは吟行に出かけられないため、これらの作句を日常吟で賄えなければならないのが悩みの種。(140443) 1月29日(土) 3回目のワクチン接種終わる ![]() コロナウイルスのオミクロン株が猛威をふるっている中、コロナワクチンの3回目接種を終えた。いつも感染の気配に怯えながら、毎日を過ごすのは誰でもいやだ。そんな中、ようやく3回目の接種は救いの神と言ってよいだろう。妻は既に24日(月)に終えており、今日でようやく二人とも揃って心配の種を1つをクリア。かと言ってもしばらくはこれまでどおり、感染に注意しながら、生活することには違いない。 前の1,2回目の時もそうだったが、日頃何事につけても東員町はやることが遅かったり、何もやらない町政だったが、ワクチンに限っては早め早めの行動でこれだけは評価出来る。 春に近づく頃になって数日前から庭の枝に蜜柑を挿してから、毎日のようにメジロがやって来る。 今年初めてその写真を撮す。その写真が右のとおり。これからメジロがやって来るのは癒やしの1つ。(140436) 1月28日(金) オミクロン株にBA.2(NHKニュース2022.1.27) 何気なくスマホでNHKニュースを見ていたら、新型コロナのオミクロン株で新たな脅威として、これまでオミクロン株は主にBA.1と言われていたが、新たにオミクロン株の変異種としてBA.2型が流行する可能性があるという。 詳しくは以下のNHKニュースで説明されているが、オミクロン株は、 オミクロン株「BA.1」ではウイルスの表面にある突起部分「スパイクたんぱく質」の一部に欠けている部分がありますが、「BA.2」では、この欠けている部分がないことが分かっています。 と説明している。まだ詳しいことは分からないが、化以外ではBA.2の割合が増えつつあり、は繁殖力がBA.1型より高いとあるが、それ以上の情報はない。これから注視しておく必要がありそうだ。 NHKニュースは以下のとおり。合わせて不十分だが、朝日新聞にも書いてあり、それもその次をクリック。(140425) https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220127/k10013452401000.html(NHKニュース2022.1.27) https://digital.asahi.com/articles/ASPDG5K1ZPDGULBJ00J.html (朝日新聞2022.1.26 1月25日(火)-26日(水) 大腸ポリープ切除 昨年の町の健診で便から潜血反応があり、大腸検査をしたところ、ポリープが見つかった。癌化の可能性もあるので、1泊入院でポリープの切除をしてもらった。 ただこの時期、コロナウイルスが爆発的に感染者が出ているため、病院側も自己防衛のため、前日(24日)にコロナウイルスの抗原検査があった。初めての経験であるし、陰性であることが分かれば幸いだということで検査してもらった。結果的には陰性だったが、鼻の奥に綿棒を突き刺されることが痛くて叶わない感じ。 ポリープ切除は25日にやってもらったが、結果として、2個見つかった。 今日(26日)に退院して、直前の低残渣食から食事制限した結果、体重を量ってみたら僅か3,4日で1.5Kg体重減していた。日頃のダイエットとなるとなかなか出来ないが、こういう体験をすると、すぐ減量する。しかしこんな食事制限でダイエットはしたくない。ポリープが癌化しているかどうかは来週の診察で分かる。(140404) 1月20日(木) 新型コロナのオミクロン株は予想以上の早さで感染拡大している。愛知県では昨日過去最多の2881人だったかと思ったら、今日は3000人超えの過去最多を更新している。重症化率は低いとは言え、高齢者の中等、重症者は確実に増えている。怖くて仕方ない。 東員町ではまだ10人超え程度だが、いずれ三重県も過去最多を更新しそうだ。 そのため来週に予定している句会は中止することにした。 明日から、愛知県も三重県もまん延防止措置がスタートするが、世の中は何だかもう我慢出来ないと、浮かれているようだが、高齢者の我が家ではしばらく自粛生活だ。(140303) 1月17日(月) 今日は阪神大震災から27年目。最近は新型コロナとトンガの火山爆発で阪神がかすれてしまっているが、やはりこの日は忘れてはならない。しかし新聞の扱いは小さい。当時、私はまだ現役で通信の復旧のため、社員を毎週交代で派遣したのが忘れられない。NTT神戸支店を訪問して被災状況とか名古屋支店での対策に反映させたことも思い出される。 そういう意味でも忘れてはならない震災である。 1月16日(日) 噴火の衝撃波による津波?(朝日新聞2022.1.16) 今朝、テレビをつけたらびっくり。日本に津波警報が出ていた。昨日の時点でトンガで火山の爆発があったと聞いたが、当初気象庁は津波の心配はないと言うことだった。しかし海面を伝わらないでいきなり津波?(潮位が高くなっていた)が発生していて、津波警報レベルに達したので、警報を出したいう。続報では火山爆発の衝撃波による気圧の変化でいきなり本に潮位が高くなったとあった。 初めての経験で気象庁も歯切れが悪かった。これまで例がなかったため、気象庁もとまどったのだろう。しかし日本には何も被害がなかったのが幸いだ。一方、トンガの状況が報道されないので心配だ。 この津波警報の新聞記事は次のとおり。(140259) https://digital.asahi.com/articles/ASQ1J65DNQ1JUTIL01Q.html?iref=comtop_7_01 1月14日(金) NTT病院でいつもの定期診察。ところが昨夜からの大雪。名古屋高速が不通のため直通バスは運休で、桑名経由で行くしかなかった。今年はやはり大雪が多い。 病院での検査や診察は午前中で終わったが、今日は名フィルも聴く予定だったので、時間を持てあますため、当初徳川園で冬牡丹を見る予定だった。名古屋で雪はなかったが、寒いのでどうしようかなと思ったが、時間をつぶさなければならないので、寒い中出かける。今の時期に徳川園に行くのは初めてだったが、結構冬牡丹の咲き頃だった。これまでは2月近くに行ったので違うかも知れないが、今日は黄冠というきれいな黄色の牡丹が見頃だった。 夕方になって名フィルに出かけた。今夜の演目はオール協奏曲で、メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲、ドボルザークのチェロ協奏曲(通称ドボコン)そしてチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。 3曲とも超有名で、印象もそれぞれ特徴がある。私の感じでは、メンデルスゾーンは華麗、ドボルザークは重厚、チャイコフスキーは躍動の2文字がそれぞれぴったりの感じだ。 これで一日中、歩き回ったおかげで、歩数計は15300歩を示した。 下の写真はバスの中からのゴルフ練習場、徳川園の黄色の冬牡丹。(140238)
1月9日(日) ![]() 関東新年大会。対面での大会は出来ないので、ZOOM句会で行われた。 昨年後半から、関東支部の句会でZOOMを経験させて頂いている。 今日の大会も本当にリアル感満点で、普通に句会が出来る感じ。 これからも関東支部では当分の間、ZOOMで句会をして頂けるとか。ありがたいことだ。 句会としてはこれで第6波は何とか乗り切れそう。 右は今日の参加メンバー。(140177) 1月7日(金) 電気代ゼロの生活(中日新聞2022.1.7) ![]() 今日の中日新聞に「電気代ゼロで生活」の記事があった。すべてソーラー発電で一切電力会社から電気の供給を受けていないというもの。その証拠に電力会社からの受電をカットしている。すべて太陽光でまかなっていると言うからすごい。いざ足りなくなったら、自分で自転車を漕いで充電しているという。 いつも私達は小学校の出前授業の省エネ教室のメニューとして、自転車発電を経験させている。これは言わばこういう体験をさせて、省エネの重要さを知って貰おうというもの。しかし今日の新聞の現実に家庭電力に使っているという。 現在行っている自転車発電は現実問題としてはまだ遠い話だと認識していたが、本当だった。 この新聞記事は次のとおり。そして私達が実践している自転車発電は右の写真のとおり。(なお最近子供たちのプライバシー保護からあまり顔を撮さないと言われているのだが、どうも後ろからの写真は臨場感がないので、なかなか見つからず、2019年のL授業からの写真) https://www.chunichi.co.jp/article/396110 1月4日(火) ![]() 今日は妻の誕生日。ともに傘寿を越えて、いよいよ終活の時期。今年の年賀状にも新年の挨拶は今年限りと書いてけじめを付けた。 これまで誕生日には何もしてやれなかったし、今後とも予定はない。せめてささやかに宗次ホールで名フィル中心メンバーによる室内楽を聞きに行った。室内楽と行っても難しい音楽でなく、新年プロとして、主にシュトラウスのワルツを中心としたプログラム。メンバーは名古屋ヴィルトゥオーゼンというが、七重奏楽団と言ってよいのだろうか、ヴァイオリン2、ビオラ、チェロ、バスの弦楽器、そしてオーボエとクラリネットの変則の七重奏団。 どの曲も分かりやすい曲で、新年らしく肩の凝らない曲。 帰りに安いレストランで夕食。 これで妻の誕生日は終わってしまった。 右の写真はその楽団。どうも宗次ホールではアンコール時間帯になると、写真撮影が自由になるようだ。2階席の一番奥からスマホで撮したので、相当ピンぼけ。(140113) 1月1日(土) 名大に脱炭素センター(中日新聞2022.1.1) いよいよ今日から2022年。 昨年もそうだったが、今年も快晴。ただ昨夜は少し雪が降り、そこが昨年と違うところ。しかしTVではいつものように富士山からの初日の出の中継。 新聞の元旦号は頁数ばかりが多くて内容がない。このうち中日新聞が名大に脱炭素センター設置とあった。 今年の4月に設置とあったが、名大の特徴として、「文理融合型」の取り組みがめずらしい。脱炭素は必ずしも工学部系の環境オンリーだけでないのがよい。ここには地産地消を進めたり、住民への意識改革を目指すなど、SDGsを大きく意識しているのが今後期待したい。 その新聞記事は次のとおり。 https://www.chunichi.co.jp/article/393731 |
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