隆生の独り言日記(20年1月~6月)



2020年1月から


6月29日(月)  藤井聡太君・棋聖戦2連勝
 藤井聡太7段の快進撃は止まらない。棋聖戦第2局も快勝。1局目は大接戦だったが、第2局目は意外な1手で渡辺三冠がペースを乱してしまった。私は将棋をあまり知らないが、この局では2つの意外な手があったという。
 1つ目は、42手目の守りの金を攻めに活用する「△5四金」。普通、金は飛車角ほどの1手の動きが大きいため、攻めに使われ、金は一コマしか動かせないが、万能向きであるので、守りに使われる。それを攻めに使ったため、意外な1手となった。この手で一気に優勢になり勝ちにつながった。聡太君は「あの局面になればやってみたかった」と語ったそうである。
 2つ目は、
その16手あと58手目の持ち駒を受けに使った「△3一銀」。確かこの時のAIでは-6%ぐらいの評価値という。この時の棋譜を見ると、相手の角打ちに対して、捕られそうな金を守るために打った銀である。私のようにごく初心者が打ちそうな1手である。
 しかしコンピュータ将棋「水匠」を開発した杉村氏のツイッターでは藤井七段の「3一銀」は「『水匠2』では、4億手読ませた段階では5番手にも挙がらないが、6億手読ませると、突如最善手として現れる手」だという。
勝ったための褒め言葉かもしれないが、すごいことだと思う。
 これで2連勝となり、あと一勝で棋聖位を捕ることになるが、渡辺三冠も意地があるだろうから、、最後は三勝二敗でどちらかが勝つことになるのではないか。(133583)


6月28日(日)
 6月30日は夏越しの祓いで茅の輪くぐりが行われるが、地元の神社では毎年日曜日にこの行事が行われる。我が家から20分ほどのいなべ市にある賀毛神社まで出かけた。田舎だけあって氏子と参拝者も含めて、わずか50人ぐらい集まった。人数が少ないので、私たちも社殿に入って夏越しの祓いにつき合う。
 お祓いが終わったあと、全員で茅の輪くぐり。
 田舎ならではの素朴な行事。
 写真はその茅の輪くぐり。(133570)


6月26日(金)-27日(土)
 年に2回ほどあるホテルの観光俳句の選者を務めている。その度に無料宿泊券を貰っている。今持っているのは6月30日期限の宿泊券だが、ずっとコロナウイルスのため利用可能な3つのホテルとも休館中だったが、宣言解除でやっと利用出来るようになったと思ったら、もう期限ぎりぎり。まだ完全に旅行が安全というわけではないが、下呂あたりは全然感染者もいないことだろうから、妻を説得して出かける。1日目は飛騨古川。案の定町はまだ閑散としている。雨の予報だったが、具合よく雨が止んでゆっくりと歩く。
 2日目は下呂市の合掌村。ここは何度も来ているがとにかく久しぶりの旅行でのんびりと歩く。
 二人で旅行に出かけたのは妻が退院して以来のことではないか。
 写真は飛騨古川の起こし太鼓の展示と下呂の合掌村の合掌家。
   


6月23日(火)
 慰霊の日。毎年この日はテレビ中継を見ることにしている。今年はコロナ禍で規模を縮小して、安倍総理も呼ばなかったという。
 ただその規模縮小に際して、当初追悼式の会場を国立沖縄戦没者墓苑に決めたが、「県民感情とは相いれない」と専門からの越えに対していつもの平和の礎のある平和祈念公園に戻したという。
 やはり慰霊の日は平和祈念公園がふさわしい。そしていつも子供による「平和の詩」に心打たれるものがある。
 以下に会場変更に伴う記事と平和の詩の記事を紹介します。(133500)
  https://digital.asahi.com/articles/ASN6Q3RSNN6QTIPE007.html (沖縄慰霊の日、会場変更)
  https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1142085.html (平和の詩)


6月18日(木)   日本の童謡、4分の1以上が冒頭に花鳥風月(朝日新聞デジタル2020.6.15)
 3月以降長い間小学校は休校、そして手探りの授業再開で、私たち環境ボランティアも今日3ヶ月ぶりに環境の出前授業を行った。小規模学級の10人だったが、風力発電工作を行った。ただ3密特に密接を避けながらの指導は気を使う。コロナ拡散の原因を作ってはいけないとの心配から随分と及び腰の授業となった。これから少しずつ慣れていって普通に教えられる日が来るのではないかと思う。それにしても今日は神経を使って疲れた。
 
3日前の新聞であるが、「日本の童謡、4分の1以上が冒頭に花鳥風月と国内の研究チームが、童謡や唱歌約1万3千曲の冒頭の一節を調べたところ、山や森、桜、蛍など身近な自然や生き物が、全体の4分の1以上に含まれ、文化的な創作活動に影響していたことがわかった。」とある。
 例えば歌詞に、海、森、農地といった日本の主な生態系や、生き物に関わる単語を調べたところ、具体的に「生態系、生き物にかかわる単語がそれぞれ1315曲(10・5%)、2331曲(18・6%)で見つかった。全体の25%以上の曲にはいずれかが入っていた。うち、生態系では森が43・1%と多く、海(24・6%)、湖と川(9・3%)が続いた。チームは「日本は海に囲まれている上、山林が多くを占めているため妥当に見える」としている。生き物では、植物が54・7%と最多で、次いで鳥(26・0%)、昆虫(10・0%)だった。」と詳しく出ている。
考えてみると以前は自然が豊かであったとともに、明治から終戦前までは子供達にとって自然、生き物を中心に教育されていたかもしれない。教育に特別な思想教育の道具として使われたことは反省すべきかもしれないが、自然志向であったことは間違いない。
 今はこの花鳥風月の世界は俳句にしか残っていないだろう。それはそれで悲しいことだ。
 新聞記事は次のとおり。(133403)
  https://digital.asahi.com/articles/ASN6H4K10N5MPLBJ001.html?iref=sp_ecotop_feature2_list_n



6月15日(月)  急増するプラごみ 外出自粛が影響(朝日新聞デジタル2020.6.13)
 プラスチックごみも経済活動によって大きく変わるらしい。緊急事態宣言の間、全体のプラスチックごみは少ないと思っていたが、新聞によれば
 「新型コロナウイルスによる外出自粛で飲食店からのテイクアウトやデリバリー(配達)が増えた3月ごろから、弁当容器やランチボックス、カップなど、家庭から出るプラスチックごみが増えている。
 考えてみれば当然で、テイクアウトなどは容器を回収出来るわけではないので、自然に安価なプラスチックが使われるからであろう

 また「「新しい生活様式」が推奨されるなか、プラスチックごみの増加という新たな課題が浮かび上がってきた。」とある。
 自治体によっては1割程度増えているというがもっともであると思う。(133352)


6月10日(水)
 銀行通帳を見たら、昨日、特別定額給付金が振り込まれていた。東員町としては給付までの日菅比較的速いのではないかと思っている。夫婦二人で20万円。さしあたり使い道はないが、そのままにしておくといつの間にか消えてしまうだろうが、いつか二人で夕食を豪華にしてみたい。


6月9日(火)
 宣言解除以来、三重県では観光地どこも解禁しているようだ。明日から梅雨入りしそうなので、最後の晴の今日、御在所岳へ出かけた。思った通りガラガラ。ゴンドラ端我々夫婦だけ乗れるし、山頂までソーシャルディスタンスに支障のある人出はなかった。
 地上とは違って、山頂は曇っており、遠望は霧で見ることが出来なかったが、久しぶりの外出で、心安まるものがあった。
 証拠写真として、頂上の三角点の写真を撮してきたが、案の定ファインダーの中は誰も写っていない。(133243)


6月7日(日)  オオキンケイギク
 今日の中日新聞・生活欄にオオキンケイギクが紹介されていた。新聞では「特定外来生物」として紹介されて、合わせて「観葉植物として日本に持ち込まれたものが野生化した」とある。
 確か数年前にも調べたことがあった。その時、私は日記に次のように書いた覚えがあった。

オオキンケイギクの花はキバナコスモスのように鮮やかな黄色の花が咲く。原産は北アメリカからの帰化植物。もともとは観賞用、緑化用に輸入されたようだ。繁殖力が旺盛なことから、以前は道路工事の覆工のための法面緑化に使用されていた。しかしこの繁殖力の強さから、カワラナデシコを始め、ツツザキヤマジノギクや、カワラニガナ、ツメレンゲ、カワラサイコなどの河川敷固有の植物が減少または消失している。さらにタコノアシやミクリなどの貴重な植物への影響も懸念されている。 
 このように日本の在来種への侵略、それに伴う在来種植物を食用としている動物への影響が大きく、現在では特定外来生物に指定されて、駆除を求められている。
 駆除方法は根こそぎ抜いて種子が散らないようにビニール袋に入れて枯れ死させて処分させることが推奨されている。

 その時に撮したオオキンケイギクは右の通り。さらに中日新聞の記事はHP上に掲載されていないので、次のリンクをクリックしてほしい。一寸読みづらいが、読めるはず。(133196)

20200607kinkei1.pdf へのリンク


6月6日(土)
 4ヶ月ぶりのチングルマ句会。3月から5月の3ヶ月休止していた。。ただ久しぶりの句会で、出席者は少なかった。
やはり通信句会と実際に顔を合わせての句会とは全然違う。つくづく俳句は座の文芸だと言うことを実感した。あと今月はカルチャセンターと3つの句会も行う予定。


6月5日(金)
 やっと我が家にもアベノマスクが届いた。もうアベノマスクと言う言葉は揶揄した言い方でなく、普通に行政が使っているので、もうこれは一般用語になって認知されたと言ってよいのだろう。
ただ我が家にも不織布マスクが有り、今年の冬の第2波、第3波のために、丁度今日、箱入りの不織布マスクを買ったばかりである。50枚入りが1000円で結構安い。これで十分だ。
 そしてアベノマスクは安倍首相のダサいマスクの付け方を見ると、使いたくない。記念に写真に残して、どこか寄付したい。丁度近隣でも配布されたいるようで、いなべ市のNPO福祉団体が集めているようなので、そこへ寄付することとしたい。
 下にこのマスクの裏表を撮ってみたのを示したい。これを見ると全国的に最初に配布されたものと違って、第2弾のような気がする。
   

 今日「伊吹嶺」6月号がいつもより早く届いた。そして編集後記を見たら、神尾朴水さんが亡くなられたとあった。うかつにも今日まで知らなかった。朴水さんとは、名古屋句会にいらっしゃった頃の思い出がある。一番記憶にあるのは、鈴木みや子さんを中心に、名古屋句会、蒲郡句会合同で1泊で吉野の桜を見に行ったことがあった。2日間ともよく晴れて一番奥の西行庵まで出かけた。その時の句で一番思い出があるのは、

   西行庵綾子の摘みし蓬摘む   鈴木みや子

 そして朴水さんと言えば、最後に「三河」主宰を引退したときの句を「現代俳句評」で書いたことがあった。この時は実に天心欄間に作っておられたことを思い出す。合掌(133175)

   立春大吉主宰譲りて只感謝   神尾朴水
  

6月4日(木)  藤井七段、棋聖挑戦権を獲得(中日プラス2020.6.4)
 今日の夜、速報で藤井聡太君が第91期棋聖戦の挑戦者決定戦で勝ち、最年少のタイトル挑戦を決めた。
 以前から棋聖戦の挑戦者決定トーナメントで最年少記録がかかっていたのは分かっていたが、コロナウイルスで対戦が中断されていた。そしてこの6月2日から対局開始となってからバタバタと対局が決まり、棋聖戦のトーナメントの準決勝、決勝戦がわずか2日間に行われた。普通は8大棋戦タイトル挑戦トーナメントは短くて週に1回のペースが普通だ。
 今日の決勝戦で勝ち、挑戦権を得た。最年少記録は17歳10カ月20日で、これまでの最年少記録をわずか4日間更新したという。30年ぶりのことだ。この記録のお膳立てをした対局だった。藤井シフトと言えばそうかもしれないが、これまで2ヶ月間待ったのだからこれぐらいは許容範囲だと思う。
 これから棋聖戦の5番勝負が楽しみだ。コロナウイルスのため、世の中がぎすぎすしている中での明るいニュースだ。
 
この新聞のデジタル記事は次のとおり。(133159)
   https://www.chunichi.co.jp/article/67887


6月1日(月)
 全国で緊急事態宣言が解除され、東京もいよいよ動き出し、名古屋も随分と人出が多いようだ。ただ北九州市のように第2波が押し寄せて、深刻なようだ。市長は「第2波の真っ只中にいる。」「濃厚接触者全員にPCR検査をお願いして封じ込めのために全力を尽くす」と発言しているのは切実な本音だろう。というのもいままで徹底的なPCR検査をしてこなかったツケが来たのであろう。北九州市だけが頑張っても政府がPCR検査をして来なかったからである。
 愛知県でもどこでも今からでもPCR検査を行うことが第2波を抑える方法である。

 三重県も動き出してきた。三重県では感染者がゼロなのは、もう40日以上過ぎたのではないか。東員町もすべて動き出し、時々通っているストレッチ&エアロに出かけたところ、ほとんど全員が来ていた。皆さんも待ちわびていたのだろう。句会も6月からすべて可能になった。
 6月になったので、トップページの写真を雨に濡れた紫陽花にした。
(133107)


5月29日(金)
 今日は誕生日。いつの間にか傘寿の入口に来てしまった。コロナ禍でずっと外出もしないでいると、ストレスがたまり放し。
 いつも行きつけの寿司屋は休みで、今からでは遅いので、やむ得ず別の寿司屋のテイクアウトで夫婦二人の自祝。何とも情けない誕生日となった。
 コロナにふさわしい誕生日となったのか。(133075)


5月28日(木)
 23日に散歩に出かけた田んぼでは翌日田植を行ったと思われるので、今日は4,5日過ぎたのだろう。早苗は少しずつ大きくなっているようだ。そして田んぼの畦の近くを見ると、やはり小さなプラスチックの殻が浮いていた。これを少し掬ってみると、5mmぐらいの殻が割れていた。これが海まで運ばれてマイクロプラスチックとなる。また嫌なものを見てしまった。
 そしてこの時に写した茅花はもうすぐで呆けそうなまで開いていた。この写真を右に載せます。
 遠くの山は藤原岳。(133054)


5月26日(火)   4月初旬のCO2排出量17%減(朝日新聞デジタル2020.5.20)
 新型コロナウイルスの拡大防止のため、日本ももちろん、世界中で行動規制(日本は自粛)などにより大幅に経済活動が停滞している。そのため温室効果ガス(CO2)が大幅に減少している。英科学誌ネイチャー・クライメート・チェンジによれば2019年の平均値より17%減少したらしい。といえばとてつもない減少幅である。推計したのは英イーストアングリア大などのチームで「エネルギー消費に影響する外出禁止・自粛や都市封鎖などの施策に着目。国や州などの単位で4段階の指標にして集計し、施策がなかった昨年と比較して、排出量の変化を推計した。」という。
 他に、国際エネルギー機関(IEA)も4月末、20年のエネルギー関連のCO2の総排出量が、前年比8%減になるとの推計を発表している。

 また朝日新聞ではこれだけCO2が減少しても、2100年の温室効果ガスによる気温上昇を1.5度以内に抑える努力目標には到達しないという。私の本音を言えば、今年のようなコロナウイルスに揺る経済の停滞は望まない。あくまで現在の生活を維持して、こつこつと地道なCO2削減策を続けることだと思う。
 このコロナウイルスによるCO2減少については4月20日のこの日記に書いてあるとおりで、経済活動と温暖化対策立が必要である。
 この記事は次のとおり。(133022)
   https://digital.asahi.com/articles/ASN5M6GMXN5MULBJ00K.html?iref=sp_ecotop_feature2_list_n


5月25日(月)
 世の中全国的に緊急事態宣言が解除されると、足元から浮ついてきているような印象を受ける。最初から25日解除がありきで進んでいるので、北海道などは気の毒。いち早く自治体独自の緊急事態宣言を発出したにもかかわらず第2波が来てしまっている。そして徐々に感染者が増えつつある今日、解除されてしまうとまた第3波が着るのは確実だろう。この責任は誰が取るのだろうか。
 東員町でもいろいろ活動が動き出している。しばらく休止状態だった市民活動センターも午前中だけの活動となり、今年の団体登録に出かけた。センター加盟団体は実にいろいろなジャンルに分かれており、解除後の活動にもすんなりと行かないだろう。センターでは私たちの団体の今後の活動にどんな影響があるのか、どのように活動していくのかアンケートを取っていた。今日アンケートに答えているうちに、私の団体(環境、俳句)はどう進めるかしっかりと考えたことがなかったことに気づく。今まで「ボーと生きていた」証拠。チコちゃんに叱られてしまう。(132997)


5月24日(日)
 昨日、ようやく特別定額給付金の申請書が届いた。例の希望者だけ手を上げるシステムとか。今回届いた申請書と総務省で公開している申請書とは一寸様式が違っているようだ。給付金の希望の有無のチェック欄だ。総務省のはここが「給付金の受給を希望されない方はチェック欄に×印を記入して下さい」となってややこしい。
 それに対して東員町の様式は「給付金を□希望する、□辞退する」でいずれかにレ点を入れるようになっており、こちらが分かりやすい。
 総務省の方は分かりにくく、間違って給付金を希望しないとなってしまう間違いが多くあるという。どうも自治体によって様式が少しずつ違っているようだ。ある自治体ではこのチェック欄が最初からない様になっており、一律全員に給付するようにしている自治体もあるという。こちらはさらに親切だ。
 東員町の給付金申請書は右の通り。
 いずれにしても週明けには申請書を郵送したい。(132989)


5月23日(土)  ポリオレフィン系樹脂被覆をコーティングした肥料
 しばらく「伊吹嶺」の原稿2本、HP句会の選と講評書きが滞っていたため、この日記も久しぶり。散歩も近場しか歩けない。いつもの散歩道の田んぼは梅雨らしさが近づいている。
 また田植は4月下旬から続いているが、今頃でも田植がある。丁度歩いていると畦に明日田植時に使うだろう肥料が数多くおいてあった。肥料名LPコート100を見ると、窒素、リン酸、カリすべての養分が入っている肥料らしい。そして種類を見るとその商標をネット検索してみると「ポリオレフィン系樹脂と無機鉱物などの材料で特殊加工した膜で粒状尿素をコーティングした、白色球状の肥料」とあった。即ちコーティング肥料(被覆尿素肥料)でさらにこの被覆の材料ポリオレフィンは徐放性肥料カプセル(被覆肥料カプセル)として肥料の効果が効いてくる便利な肥料である。ただ肥料の役目が終わったこのカプセルはいわゆるマイクロプラスチックとして海に流れ、海洋汚染としてやり玉に挙がっているものである。
 たまたま散歩で見つけたいやなマイクロプラスチック発生の現場を見てしまった。せっかく畦の茅花を見て、梅雨が近づいている情緒が壊されてしまった。その茅花を写真を右に紹介します。


5月15日(金) アメリカザリガニで町おこし・「生態系脅かす」と反対派(朝日新聞2020.5.14)時間差で
 昨日、政府は緊急事態宣言を39県で解除したが、コロナ感染の事態は何も変わっていない。ここで一気に解除により緩みが出ればたちまち感染の第2波が出て来る。怖いことだ。PCR検査が圧倒的に少ないことから、真の感染者が分からないにもかかわらず、解除することで、感染第2波が出ると、押さえ込むためには今まで以上に厳しい緊急事態宣言が必要となる。目先の経済活動を緩めると今以上の感染者が出ることは、諸外国で実証済みだ。

 ところで昨日の朝日新聞デジタルでは、「アメリカザリガニで町おこし」ととんでもないニュースが飛び込んできた。アメリカザリガニは簡単に養殖が出来ることから、鳥取県のある業者がザリガニが逃げないよう池の周囲には高さ50センチほどのネットを設置すると言うことだ。そこで食べて、町おこしすると言うことだ
 昔私が小学生の頃我が家が貧しいため、アメリカザリガニを取ってきて食べたことがあったが、実にまずくて
、ドブ臭くてとても食べられなかった思い出)がある。さすが貧乏な私でも食べることが出来なかった。この業者は水質をきれいにしてすれば食べられると言うが、問題は環境問題である。新聞では、
 「アメリカザリガニが日本に持ち込まれて以降、全国各地で繁殖し、在来の水生昆虫やメダカなどの小魚、カエルなどが捕食された。小さな池レベルでは、希少な在来種が事実上絶滅しているケースもある。」という。
 そして「ザリガニが逃げないよう池の周囲には高さ50センチほどのネットを設置する予定だ。網は池の周囲だけでなく排水溝にも張る。イノシシや野生の動物が持ち出す可能性もあり、養殖地の外周には電気柵を設置する。ザリガニの流出による被害があれば、損失部分を補償する予定だ。」と言っているが、専門家は「50センチ程度のネットであれば、容易にのぼってしまうと思う。アメリカザリガニは地面に長い巣穴を掘るので、そこから逃げ出す可能性もある」と発言している。

 いずれにしても現代でもとんでもない発想をする者がいるもんだと逆に感心してしまう。
 環境省は法令違反ではないと言いつつ、外来種を広げないというのが原則。野外で育てるというなら心配だ」とも話しているが、ただそれだけでよいのか。(132834)


5月14日(木)  外出自粛の夜に
 緊急事態宣言が出され、さらに全国へ拡大されてはや1ヶ月以上が立とうとしている。まれに見る外出自粛を続けて、ストレスが溜まり放し。クラシック音楽が好きな私にとって名フィル公演も2ヶ月半以上聴きに行くことが出来ていない。テレビもコンサート模様がなくなり、さみしい夜を過ごしている。こういう思いは私だけではないようだ。最近NHKで興味深い放映があった。
 BS1では「外出自粛の夜にーーオーケストラ孤独のアンサンブル」というもので、N響、都響、新日本フィルなどソリストたちがテレビを通じてオンライン演奏をしてくれる。番組の案内では「外出自粛の中、たった一人、自宅でクラシックの名曲を孤独に奏でていく。祈り・希求・ぬくもり…今だからこそ生まれる音楽。同じように一人だけで家にこもる視聴者の方々に、心揺さぶる感動と癒やしをお届けする。とある。
 次にNHKの「らららクラシック」では「音楽でできること(1)~離れていても思いはとどく」と言う番組で、ホルン奏者33人がテレワークで放送してくれた。ZOOMによるオンライン演奏のようだ。
 さらにyou tubeではこれまでの都響演奏の中から期間限定で「都響ラジオ」から放送されたものから歴代指揮者シリーズのオーケストラを流してくれている案内では「都響ラジオは、都響のライヴ録音をお届けする「ホームコンサート」プログラムです。楽団創立初期から最近の公演まで、貴重な音源を期間限定無料で聴くことが出来るまたとないチャンス!最後までごゆっくりお楽しみください。」とある。
 ここではブルックナーの交響曲第4番と第8番、シベリウス交響曲第2番、マーラーの交響曲第6番、ドボルザークの交響曲第8番、チャイコフスキーの交響曲第6番など垂涎ものが続々と流されている。
 私は主にパソコン作業をしつつ、バックミュージックとして聴いている。
 皆さんも一度検索してほしい。そしてBS1の「外出自粛の夜に」は17日に再放送される。また「らららクラシック」ではパート2として、「音楽でできること(2)」が15日21:00に放送される予定だ。これもそれぞれ検索して、録画予約してみてはどうか。


5月9日(土)
 3ヶ月ぶりに環境学習サークルみえの月例会。三重県は緊急事態宣言伴う特定警戒都道府県の対象になっていないが、そこに隣接していると言うことで三重県緊急事態措置を発動してきたが、緊急事態宣言継続の対象地域から外れた。そして感染者ゼロが13日連続で続いている。そろそろ各施設の休館の解除に動き出しそうと言うことで、今日は三重県環境学習情報センターを使わせて頂いた。久しぶりに会員10数名が一堂に会しておしゃべりすることはストレス解消に役立つことが分かった。
 私自身会話の対象は妻だけで、二ヶ月半以上ぶりに3月下旬の吟行以来。妻だけの生活でよく続いたものと思う。
 同様に句会もここ3ヶ月は添削のみか今月やっと通信句会を行っただけ。俳句は座の文芸であるだけでなく、作ることに対してもやはり皆さんと会うことの重要さを実感した。座の文芸とはよく言ったものだ。(132722)


5月8日(金)
 毎日どこへも出かけられないコロナ騒ぎで、運動不足にもなる。せめて近場の公園でウォーキングをしている。
 今日出かけたのは四日市の北勢中央公園。特に何もない公園で子供達がのびのびと遊べるほどの広さ。普通は桜の頃が人気だが、今は何もない。そんなところを歩く。たまたま池越しから見た鈴鹿山系がよく見えた。今こうして見ると結構三島池から見た伊吹山に似ている。この山は竜ヶ岳。
 その写真が右側。スマホで撮したので随分と横長。(132703)


5月7日(木)   岩手の妖怪がコロナ感染者ゼロ?
 昨日、アマビヱのことを書いたが、岩手県ではいまだに新型コロナウイルスの感染者がゼロになっている。その御利益にあやかってアマビヱの南部鉄玉に人気が出ているという。そしてその鉄玉がみやげになっている。いわばアマビヱが感染者ゼロのシンボルだという。
 毎日新型コロナのニュースの中でアマビヱは束の間の癒やしである。
 その新聞記事は次のとおり。
   https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202005060000404.html


5月5日(火)   アマビヱとは(NHK日曜美術館4月26日)
 5月に入っても新型コロナの騒ぎは収まらず、今月で3ヶ月連続で句会が中止になった。私が指導している句会も今月の上旬に始める予定だったC句会では、予定どおり通信句会に切り替えた。半数以上がメール、あとの半数はFAXでそして一人だけが郵送利用だった。そのツールで、投句、選句を行いあと一人だけの郵送を待って終わる。すべてネット環境にないのでやむ得ない。

 今日、MLで交わされている中で知ったが、ネットの掲示板を使った「うちで句会しよう」で句会模様を傍聴した。その中のある投句者で「アマビヱ」を題材に詠んでいる方がいた。非常に面白い題材で、アマビヱは江戸時代に取り上げた妖怪で「豊作や疫病の予言、その姿を写した絵による除災」のために用いられているという。
 実はアマビヱについてはつい10日前にNHK日曜美術館で知ったばかりである。それは「疫病をこえてー人は何を描いてきたか」とのタイトルで内容をごく簡単に述べると、
・日本では飛鳥時代以降、疫病の姿として鬼を描いてきた。
・西洋では疫病の姿として悪魔を描いてきた。
・そして今回の主題として江戸時代、肥後の国でアマビヱという妖怪を瓦版で書かれているという。目的は前述したように一つの除災として描かれている。
・今新型コロナウイルスに遭遇して、このアマビヱを今やSNSでブームとなっており、新型コロナウイルス対策になる感染予防キャンペーンのマスコットまでになっている。

とうとう厚労省公認のキャラクターになってしまった。
 アマビヱに関する情報は次のとおりです。
   https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%93%E3%82%A8
    (アマビヱ・ Wikipedia
 なお厚労省の「新型コロナウイルス感染症について」のポスターの下に引用されているのがアマビヱキャラクターで一躍公認になっている。それを右に示す。(132645)


5月4日(月)
 今日、安倍首相による緊急事態宣言継続の記者会見があった。「13の特定警戒都道府県は維持するものの残る34県で一定の感染防止策を前提に、社会・経済活動の再開を一部容認する。」というもの。一見感染が収まりつつあると考えられる。しかし一定の経済活動の再開を容認することは休業要請に伴う支援策はもう行わないように理解される。そんな思惑が見え隠れする中での経済活動の再開である。この経済活動再開の疑問点の一つにPCR検査数が圧倒的に少ないことでから真の感染者数が分からなくなっていることである。諸外国に比べてなかなかPCR検査を行わないことに恣意的な思惑があるように見える。
 その一つのデータに昨日、神戸市で抗体検査から推定感染者を推測していることである。「外来患者千人の血液検査で、3・3%が抗体を持っていたと明らかにした。4月上旬までに、市民約4万1千人に感染歴があった計算になる。」という恐ろしい数字である。これが本当かどうかはやはりPCR検査を徹底的に行うことである。
 この神戸市の検査については神戸新聞で次のとおり。
  https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202005/0013317630.shtml
 
 今日は私たちの結婚記念日。昨年金婚式を迎えることが出来て、今年でなかったことに安堵する。しかし外出自粛のこの頃、外食して祝うことも怖いので、寿司のテイクアウトで自宅で祝うことにした。(132615)


5月3日(日)
 毎日コロナウイルスの感染者のニュースが続くと、ますます気が滅入る。ここは東京、名古屋と違って公園にほとんど人がいない。外出もままならないのでせめて近くの公園を散歩するしかない。車で10分ぐらいの所にあるいなべ公園で散歩をするぐらいしかないので、出かける。今日で2回目。公園にある池を一周すると最低で40分近くかかるところをゆっくり散歩。。前回気づかなかったが、今日山藤がきれいに咲いていた。
 スマホで撮したその写真を右に紹介します。(132591)
  天心にゆらぎのぼりの藤の花  沢木欣一



4月28日(火)  山中伸弥先生のHP
 世の中の新型コロナで息苦しい生活をするしかないのだが、自然に従った生活は間違いなく春から夏に近づいている。今日、散歩で農道を歩いていると、既に田植えが始まっていた。田植えあとが数枚で、今日代掻きをしている人もいる。確実にこの連休中にすべての田植えが終わるだろう。
 一寸見にくいが、スマホで撮した早苗田を右に紹介。

 今日、書きたいのは京大の山中伸弥先生が発信しているHPのこと。3月下旬頃からご自身の立場から新型コロナウイルスについて発信されてきた。先生は感染医学学の専門ではないが、医者の立場から発信されてきた内容は謙虚だが、的をついた発言だと思った。私の日記のように揶揄が多い内容とは違う。
 そこで最新の4月26日の発言で、日々の状況を感染者数だけに注目するのでなく、検査件数も確認し、合わせて検査した結果の陽性率に着目すべきだと発言している。その結果東京都の例で行くと、約60%となっている。ドイツの陽性率6%、韓国の陽性率3%に比べて明らかに高いことが分かる。その原因は検査件数が圧倒的に少ないことに至る。先生はもっと検査件数を増やすことが真の陽性率が分かり、それによって対策を打てることにつながるとおっしゃっている。
 
 とここまで書いたが、今この日記を書いている最中に先生のHPを確認したところ、陽性率の分母に結構保険適用の検査件数が含まれていたいとの指摘があったようで、改めて陽性率を計算したところ仮の陽性率が真の陽性率より高くなっていたとの訂正のHPをアップされていた。これが厚労省の発表している陽性率に近いとされていた。しかし私も疑問に思うことがある。一人の陽性患者に着目すれば、確定するための検査、そして退院時の陰性確認の検査を2回は行っているので、やはり真の陽性率は厚労省より高いことが分かる。先生はこの辺の事情を詳しく述べられ、一人の陽性患者に対しておおよそ家族の検査もあることから、厚労省より真の陽性率は厚労省の発表よりさらに高いことが分かる。
 ということでもっと検査件数を増やすことが必要であり、真の感染実態を知ることにより対策方法も見えてくる。これらのお手本となるのが隣の韓国であり、ドイツであり、台湾である。現にこれらの国は既にピークを過ぎ、感染者ほとんどいないのが現状である。
 新聞の時事漫画にあったが、コロナ対策の表彰者は金が台湾、銀がドイツ、銅が韓国となっている。まさに的確な漫画である。
 なお山中先生のこのHPは次のとおりです。(132511)
   https://www.covid19-yamanaka.com/cont3/16.html


4月25日(土)
 私の高校の同期生から興味のあるyou tubeを紹介して貰った。さだまさしが皆を勇気づけるために替え歌の「緊急事態宣言の歌」である。一度聞いてみたが、結構いける。歌っている内容は本当に泣けるくらいよい歌だ。
 緊急事態宣言が出たあとの4月10日にさだまさしがyou tubeにアップしたとか。
 そのyou tube以下に紹介します。(132455)
   https://www.youtube.com/watch?v=PvuI6bIS9LU


4月24日(金)
 毎日コロナ騒ぎでうんざりして、外出もままならない現状、昨日から我が家の庭に青蛙が住みついている。庭の木の切り株に座っており、あまり動かない。ここで小さい虫でも食べているのか。
 青蛙は直径1~2cmぐらいかと思うがやや大きく、3~4cmぐらいあろうか。
 たとえ小さくとも1匹でも心をなぐませてくれる和ませてくれる。
 右にその写真を載せます。(132436)


4月21日(火) コロナによる経済活動低下で環境改善(朝日新聞デジタル2020.4.19)
 私が「伊吹嶺」で担当している句会が4つあるが今月もすべて中止。いつになったら再開出来るのか。来月もまた見通しが出来ない。5月2日の第1土曜日の句会も名古屋市の生涯学習センターが閉館しているので、早々と中止が決まった。これでこの句会は3月から3ヶ月連続で中止となる。メンバーの皆さんも句会がないと俳句が作れないとの声もあるので、5月は通信句会で行うことにした。全員がパソコンを持っていないため、句会手段が難しいが、結局パソコン、FAX、LINE、携帯メールそしてそれらもない方のため、郵送も含めて行うこととした。ただ句会案内、投句、、選句はパソコンでなくても出来るので香なり自由が利く。投句一覧、選句一覧はパソコン、郵送しか利かないので、一寸不便だが何とかなりそう。
 句会スケジュールを知らせていよいよスタート。あとは時間が解決する。

 新型コロナウイルスのため、外出自粛、休業要請、工場休業などで経済活動が随分と縮小したので、思わぬところに影響が出ている。と言ってもコロナの話題でなく、産業活動低下の結果、思わぬことが起こった。新聞記事によれば、
 「街中に野生動物が現れた、水や空気がきれいになったーー世界各地でそんな報告が相次いでいる。
イタリア・ベネチアでは、濁っていた運河が透き通り、水の底が見えるようになった。
ミラノの公園では野ウサギが駆け回り、ローマ中心部の幹線道路をカルガモの親子が一列になって歩く様子がSNS上で話題になった。
イラン・テヘランでは最近、澄んだ青い空を見て、「地球が呼吸をしているみたい」という。
中国でも、新型コロナウイルスが流行した期間に大気や水質の改善がみられた。普段は空が白くかすむことが多い北京でも、流行が本格化した1月下旬以降は青空が広がる日が続いた。
等々、他にもチリ、アルゼンチン、インドなど続々と報告されているという。
 CO2低下など喜ばしいことだが、喜んでもいられない。世界的に経済活動が悪くなることにより、また貧困、格差問題がやって来る。そして一時的に環境改善されても、自然が自己回復することに過度な期待はできない。気候変動のように人類が長い時間をかけて地球環境に与えた変化は、すぐには修正されないなどの問題も残る。
 やはり適度な経済活動と環境改善が必要であろう。
 この記事は次のとおり。(132380)
   https://digital.asahi.com/articles/ASN4M55S2N4LUHBI00S.html


4月20日(月)  石炭火力発電の新設・今やG7で日本だけ(朝日新聞デジタル2020.4.20) 
 毎日、コロナ呈かなどにより  報道ばかりでストレスがたまる。しかし見過ごすことは出来ない。緊急事態宣言を全国へ拡大したのが、16日。その後も感染者が拡大し、全国では1万人を超え、東京では3000人超え、愛知県では400人超えとなってきている。今日の東京では1日の感染者が107人と200人超えした3日前より減少しているが、今日の検体は休日に持ち込まれたもので油断ならない。それより最近は地方で感染者が増え続けているのが怖い。いわゆるコロナ疎開が地方に散らばっていることや地方ではかえって人出が多くなってきているのが安易に流れている証拠だ。
 コロナ報道はこのくらいにして、今日の朝日新聞で、日本の石炭火力の新設が出てきている相変わらず日本では温室効果ガス削減に後ろ向きであるのが顕著である。それもG7では日本だけが新設している現状が情けない。日本が中心になってベトナムの石炭火力建設では海外の企業や金融機関が手を引いてしまった。また国内的にも発電量のうち石炭火力が一定量占めたままである。一方で等誌の石炭離れしている傾向に目をそらしてはいけない。
 この新聞記事は次のとおり。
  https://digital.asahi.com/articles/ASN4N34G1N4DULZU00N.html

日本での石炭火力発電の現状に対し、今はコロナ対策で大変なときに、危うい徴候が見えている。13日の日記に書きかけたが、コロナ騒ぎが収まったあとではエネルギー調達に安価な石炭火力や原発を主力エネルギーとすべきと言う恐ろしい発言が出ている。それは国際環境経済研究所の発言で、コロナウイルス後の温暖化対策で、コロナ対策で疲弊した日本の経済を立て直すために、経済成長と温暖化対策の両立を図るための方策として
「エネルギー供給は化石燃料と原子力を活用し安価を旨とし、疲弊した国民経済に負担となる高価な再エネ導入政策は縮小すべきだ。」
との論調だ。まさにどさくさ紛れに石炭火力や原子力を積極導入させるもので、仮にこの発言どおり一時的に石炭火力や原子力を導入してもその後に縮小させる道筋が全然なくて、恒久的にこのエネルギー政策が固定化される危険性がある。
 この発言は次のとおり。(132367)
   http://ieei.or.jp/2020/04/sugiyama200410/


4月17日(金)   東員町でついにコロナ感染者
 今まで東員町にコロナ感染者がいなかったのが、不思議なくらいだったが、ついに感染者が出た。桑名市長島町に歯科を開いている女性で東員町在住。そしてスタッフも感染していることが分かり、クラスターの可能性もある。
 いままで感染者ゼロで安穏としていたが、いよいよ東員町も危なくなってきた。東員町の公共施設の閉館が知らされてきた。
 このニュースは三重県の広報で公開している。(132324)
   https://www.pref.mie.lg.jp/YAKUMUS/HP/m0068000071_00046.htm


4月15日(水)   今年の記録的な暖冬は異常気象(気象庁2020.4.14)
 昨日、気象庁より今年の冬の天候の特徴として異常気象分析検討会の結果が報告された。今年の暖冬の要因を分析し、見解をまとめた結果、やはり今年の暖冬は異常気象と結論づけられた。気象庁の要約をかいつまんで書くと、
・大気上層を流れる偏西風が日本付近で北へ蛇行した。
・1月以降北極振動が正の状態で寒冷前線のジェット気流が吹き込んで、北極の寒気が日本まで押し寄せなかった。
・偏西風の蛇行や正の北極振動による影響に咥えて、地球温暖化に伴う気温の上昇傾向が続いていた。
・さらに北半球中緯度域で全体的に対流圏の気温が著しく高かった。
 異常の要因で今回の記録的な暖冬の背景となった。その結果、今年は統計開始以来最も高い記録を更新した。また積雪量は主に日本海側で統計開始以来最も少ない記録を更新した。

と言うようにすべての記録が統計開始以来最も暖冬に傾いていた。それによりこれを異常気象と名付けた。
 ちなみにその模型図が付け加えられていたので、これを引用する。(気象庁2020.4.14発表)(132290)


4月13日(月)  コロナ禍、環境破壊と関連(中日新聞2020.4.10)
 今回の新型コロナウイルスの原因については中国の生鮮市場の野生動物由来説の他、生物兵器の管理洩れなど恐ろしい説まであるが、どうもセンザンコウが食用や伝統的な薬の材料になるため、中国の生鮮市場で取引されていたと説が有力らしいが中日新聞で「コロナ禍、環境破壊と関連」という記事があった。この記事の報道元はNPO法人・エコロジーオンラインの理事長による取材が中心で書かれていた。主なコメントを抜き書きしてみると、
 「今回の新型コロナウイルスのまん延は地球環境破壊が生み出した」から始まり、
自然破壊によって、すむ場所を失った野生動物が餌を求めて人の住む町に近づいてきたり、希少種を食料や漢方として利用することで、人と動物が接触することになり、新たな「人獣共通感染症」が生まれる」とある。
そして「自然破壊による大きなストレスを抱える動物は、感染しやすい状態になっている」という。
 また「また温暖化が動物の生息域を北上させ、熱帯性の感染症が世界に広がるきっかけになっている
 「コロナ対策は重要だが、それを理由に気候対策が後手に回れば、気候危機による豪雨、大型台風などで地球上の生命の存在は脅かされ続けると危惧する。」とある。
 そして結論的に「感染症拡大の背景に気候変動を含む環境破壊がある。ならば、温暖化など同様に非常事態にある気候変動についても、世界中で大きな行動変容をすることが必要だ」と締めくくっている。
この説が正しいとすると、環境破壊が今回のコロナウイルスを発生させたことになる。この環境破壊は今後とも続くだろうから、今後また何年か後にまた次の恐ろしい新型ウイルスが発生することになる。
 一方このコロナ騒ぎが収まったあとでは既に今後の環境対策として安価なエネルギーの石炭火力、原発エネルギーに頼るべきだとの論文発表もある。これについては今夜はもう遅いので、後日触れたい。
 なおこの中日新聞の記事は次のとおりです。(132259)   
  https://chuplus.jp/paper/article/detail.php?comment_id=733722&comment_sub_id=0&category_id=116&from=news&category_list=116


4月9日(木)  ドタバタは続く
) 緊急事態宣言が出されてから、毎日緊迫の日が続いているが、宣言に基づいた行動がいつまでも起こしていない。昨夜、もう新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言を巡り、西村康稔経済再生担当相が休業要請を2週間程度見送るよう打診したというもの。全くあきれて物が言えない。
 そうすると安倍首相の宣言の記者会見を行ったのは何のために行ったか、全く分からない。1ヶ月を目途の新たな感染者を押さえ込むと言う約束は何だったのか。
 そして東京の小池知事が案として作った措置案を早くも規制する発言が内閣からある。そして政府と1都3県のテレビ会議で小池包囲網を作りつつある。こんなことで本当にやる気があるかどうか疑問。
 一方愛知県では今になって大村知事が緊急事態宣言の対象県にしてくれと要望している。最初からそうであれば、中日新聞では始めに啖呵を切ることはなかった。政府の諮問会議でその取り扱いを決めると言うが、真に感染者を減らすと言うより、お互いのメンツだけが先行している感じ。果たして明日はどうなることか。(132188)


4月8日(水)  緊急事態宣言の1日目
 昨日、緊急事態宣言が出されて、意識下での世の中がまたフェーズが変わった感じ。自粛要請ですべてのものが変わったのだろうか。対象となった7都府県での今朝の街の状況のテレビ中継があったが、見た目では確かに人出は減ったように見える。しかし安倍首相が言ったように、目的は自粛率が80%である。それでは今日の中継内容ではとても足りない。そうしないと感染率とか感染者数などは減らない。そのためには思い切った自粛案が必要である。あくまで市民による自主的要請では80%の目標達成は出来ないだろう。しかも小池知事が出した緊急事態宣言措置案に対して早くも国が厳しすぎるとの指摘が出された。結局対象組織は10日に再提示となった。こんな調子では国と東京都が対立していては、国は本当のにやる気があるかどうか分からない。
 マスコミも緊急事態宣言の中味に効果があるかどうか意見が分かれている。国の宣言内容では効果が30~40%程度というマスコミもある。
 一方、愛知県もドタバタが続いている。大村知事が最初に見得を切ったため、緊急事態宣言の対象にならなかった。大村知事は様子を見ると言っているし、河村市長は国に対象県に入れてほしいと言っている。トップ2が不協和音であれば県民も不安だらけになってしまう。こちらの方も困ったものだ。(132162)


4月7日(火)   「#名古屋飛ばし」がトレンド入り
 昨日の安倍首相の記者会見で、7都府県に緊急事態宣言を出すことは既に書いたが、その中で何故愛知県が入っていなかったか、今日、ネットであれこれとSNSで沸騰している。ツイッターでは「#名古屋飛ばし」でいろいろ言われている。
 本当は愛知県も緊急事態宣言対象県であるはずが、4月2日に専門家会議で、愛知県を含めた5都府県が感染拡大警戒地域を発表し、これらでは医療体制切迫しているとしたが、翌日の3日に大村知事が猛烈に抗議して、愛知県は2つのクラスターなど既に収めつつあると会見していた。その結果に基づいたかどうか分からないが、緊急事態宣言では愛知県が入っていない。
 その結果、今日のSNSで「#名古屋飛ばし」が沸騰した訳である。
 愛知県はこれからどう推移するか見守る必要がある。
 その大村知事の会見記事は次のとおり。(132134)
   https://www.naoyatv.com/news/?id=000471


4月6日(月)  首相が緊急事態宣言へ(毎日新聞2020.4.6)
 ようやく安倍首相が緊急事態宣言を出すこととなった。今夜記者会見で発表し、明日専門家の諮問委員会で結論を出して、明日の夜記者会見、8日から有効となる。
 やっとという感じで遅すぎる。本来は10日頃の前に東京都の感染者が一気に40名以上となったとき、小池知事が記者会見で感染爆発の重大局面に達していると発言したときにでも決断すべきであった。案の定それ以降感染者が40名台、80名台、そして100名超えとなるまで、安倍首相はまだまだ持ちこたえていると同じ反応だった。先週末からは感染者が117名、143名となっているのに手をこまねいていた。その間に医療崩壊の瀬戸際を迎えてしまっている。
 と何のかんのと言っても仕方ないので、8日以降小池知事に任せるしかない。そうすると他の知事も合わせて積極的な対策をしてくれるだろう。ただ願わくば、緊急事態宣言を出して権限を知事に委譲したとき、余計な条件を付けて手足を縛ってほしくない。各知事に任せてやればうまく行くはずだ。(132112)
 今日の安倍首相の記者会見の記事は次のとおり。
   https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200406-00000068-mai-soci


4月4日(土)
 毎日新型ウイルスについては日に日に深刻になってくる。今日はとうとう東京は感染者が新たに189人と参考を更新してしまった。
 それでも安倍首相は緊急事態宣下を出さないのか、出す勇気がないのか、出したあとの見通しを持っていないか、どれが本当か分からないが宣言を出す時期に来ているのは間違いない。
 毎日深刻な状態にありながら、自然は毎年のようにやって来る。我が家の庭は野草園と言うよりさながら雑草園にふさわしいが、いろいろ野草などが生えている。今日は、二輪草、破れ傘、ツタンカーメンの豌豆の花、フリージア、わすれな草、ムラサキサギゴケそして山帰来の花など。午後から近くの田んぼを散歩すれば、盛んに雲雀が巣作りしているし、久しぶりに鳧の姿も見た。自然界にはコロナウイルスはやって来ない。
 下に3つだけ紹介します。(132075)
 
3輪咲いている二輪草
 
直径1cmぐらいのムラサキサギゴケ
 
目立たない山帰来の花


4月3日(金)
 今年は句会始め、、コンサートなどもろもろの行事が中止で名古屋へ出かける用件もなくなり、家に閉じこもりきりで、運動不足になっている。せめて晴れている日は、歩くようにしている。今日は一寸足を伸ばして、桜の咲いている堤を歩いた。丁度今頃が桜の満開で見事だ。しかしここもあまり人通りがない。
 同じところにあるイヌナシも満開だ。イヌナシは東員町の有形文化財。
 
 
川沿いに続いているソメイヨシノ
 
 公園のイヌナシ


4月2日(木)   ホットスポット最後の楽園・日本(NHK2020.3.29)
 昨日は4月1日、四月馬鹿の日。今年の新型ウイルスの見通しにつかない毎日、医療崩壊の危険が近づきつつあるこの頃ではさすが「四月馬鹿」で俳句を作るのは不謹慎かなと思う今年である。ところがやはり昨日は本当に実践してもよかった日であったかと思ってしまった。それというのも昨日安倍総理が全世帯にマスク2枚を配付するという発表があった。思わず笑うと言うより、あきれてしまった。さすが総理の言うことであれば、マスク2枚でこの国難と言うべき、新型ウイルスの危機を乗り越えられるというメッセージを貰ったのか。そうであれば小池知事が毎日危機を叫んでいるのはジョークだと言うことか。まあこれ以上書いても顰蹙を書くだけなのでやめときたいので、興味のある方はtwitterで「#アベノマスク」あるいは「#マスク2枚でごまかすな」で検索して下さい。
 さすが私はこの日記にそのリンク設定した結果をこの日記に掲載するのを控えさせて頂きたい。サザエさん一家はマスク2枚でどうして全員にさせるのであろうか。 
 ちなみに今日、菅官房長官が昨日の安倍総理の発言に対して、昨日の飛び火を抑えるための記者会見を行ったそうだが、あまりにもおかしいと思ったのは私だけではなかったことが分かった。なお大ざっぱなコスト計算をしてみると、今日の会見でマスクは1枚200円だと発言していたので、約120億円。そしてその郵送は日本郵便に行わせると言うことで、日本郵政に約42億円が営業努力なしで収入となる。

 今日も本当はこんなことを言いたいのではない。先週の29日にNHKで「ホットスポット最後の楽園・日本」が再放送されていた。主人公はニホンザル。ニホンザルは南は沖縄の西表島で生息し、、北限は3000メートル級の高山で冬を越すというもの。まさに奇跡の楽園である。ニホンザルの適応能力を賛辞して放送していた。でも気になることがあったが、放送されなかった。それはニホンザルがこんなに高地まで生息出来るようになったのは奇跡だが、問題はこんなに高地で生息出来るようになったのは、地球温暖化が影響していることを忘れてはならない。そして5年前に北アルプスの2800m地点でニホンザルが雷鳥の雛を補食していたというニューズがあった。ニホンザルが悪い訳ではなく、まさに温暖化の影響がこんなところにも悲劇があったということである。ニホンザルの奇跡と言って賛辞を放送する訳にはいかない。
 この番組はNHKプラスで見ることが出来ないかと検索したが、最新版だけでこの日本版は見ることが出来なかった。(132051)


3月31日(火)   メダカが消える日は来るのか(朝日新聞デジタル2020.3.29)
 この3日間、日記を更新していないと、日々世の中の様子が様変わりしていく。
 小池知事が感染爆発の重大局面」の瀬戸際と言ったのは、もう先末のことだ。そして昨日は特定業種の夜間外出自粛の要請だ。「若者はカラオケ、ライブハウス、中高年はバー、ナイトクラブと名指しで外出自粛要請」だ。最近の感染源不明者の多くがこれらの特定業種で感染しているデータに基づくとしている。そういう意味では正しいだろう。ただ自粛要請だけで片付く問題ではない。休業補償するなりの支援も必要となる。そうすると他に休業補償すべき対象者はもっと多いのだろう。特に一番弱いフリーランスなどは支援の手が及ばない方々である。
 非常事態宣言が刻々と迫っているが、これはもうパンドラの箱を開けたに等しい事態である。その手前で何とかするのはもう小池知事の問題ではない。政府の責任の問題であろう。
 毎日こんなことを書きたくない。
 
 今日の書くことはメダカのこと。テレビで人気のテレビ東京系列の「池の水ぜんぶ抜く大作戦」では池を総浚えして、主に外来生物の駆除を行う番組で、私も見たことがある。外来生物駆除したあと、在来生物を再び元に戻す企画だ。その中で朝日新聞では池の水を抜くと、外来生物を見つけることは当たり前だが、時により池にいるはずのない在来生物を発見するという。在来種のスッポンなどがそうだという。しかしメダカが生息していたという事例はなかったらしい。記事ではメダカはもう自然界ではいないのだろうか、と締めくくっている。やはり自然界ではもうメダカは見られないのだろうか。つまり番組では、メダカが野生に存在していなかったことを言いたかったみたい。
 この記事は有料記事みたいだが、次をクリックして下さい。(132019)
  https://digital.asahi.com/articles/ASN3V56VDN3KUZVL001.html


3月28日(土)  メルケルの新型コロナの演説(2020.3.18)
 妻の恩師から定期的にブログ的にメールが送られてくる。主に周辺を散歩したときの花などの写真であるが、今日はドイツ、メルケル首相の新型コロナに関するテレビ演説の全文が送られてきた。この演説が好評で、日本にもこのようなメッセージを出せる政治家がいたらなあと思わせる素晴らしいもので、友人のドイツの友人が日本語に翻訳したもの。約12分、4600字ぐらいの演説文。この全文は頂いたものでここに載せるわけにはいかないが、ネット検索したらその解説記事があったので、以下をクリックして下さい。もしかすると有料記事で読むことが出来ないかもしれないが、あちこちで検索して下さい。
 とにかく読ませて頂くと、何よりもメルケル自身の言葉で話しているし、過去のナチスの負の遺産をしょっているような背景もうかがえる。そして演説の中味が具体的で国民に呼び掛ける姿勢がよい。
 そんなことでさらに調べると、フランスのマクロン他には大統領のテレビ演説もよい。他にニュースだけであるが、アメリカのニューヨーク知事の演説も言葉は中味は乱暴だが、外出禁止などのすべての責任は自分にあるなどとこちらも明快である。
 一方日本のトップはどうだろうか。その点、小池知事の記者会見は明快でインパクトがある。ただ裏に都知事再選の思いが透けてみるのが難点と言えば難点だが、確かに説得力がある。安倍首相はどうだろうか。今夜も記者会見を行ったが、官僚の作った文章を読み上げている印象。そして今までの演説などからもあるが、「前例にない」「甚大な」「思い切った」「政府をあげて」「大胆な」「強大な」「かってない規模の」などとフレーズが決まり切っており、こういう時に目につくのは、抽象的で具体的な政策がない場合に目立つ。
 メルケル首相の演説に関する解説は朝日新聞の「論座」に掲載されています。(131966)
   https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020032000005.html?page=1


3月27日(金)
 昨日の小池知事の会見がインパクトがあったため、書くのを忘れてしまったが、近くのいなべ市の勝泉寺の枝垂れ桜が満開になっているとの新聞記事に釣られて見に行く。ここは毎年見に行っているが、いつも満開の桜は見事。
 昨日はよく晴れていたため、ことに桜が照り映えていた。
 写真を右に紹介します。
 トップページに別の枝垂れ桜を載せています。(131933)



3月26日(木)
 昨日、毎日とんでもないニュースが飛び込んでくると書いたばかりなのに、昨夜は小池知事が「感染爆発の重大局面」に入っていると驚きの記者会見を行った。またまたフェーズが変わった感じであるが、この週末に果たして若者は言うことを聞いて、おとなしく外出を自粛するかどうか疑問。しかし東京都の感染者が昨日は41名、今日は47名と記録を更新している。このままでいくと明日以降は、その倍の80名に達するのではないか。そうすると爆発的感染でロックダウンになりそうだ。
 しかしこれを考えてみると、オリンピック延期が決まる前は感染者数が多くなかったが、延期が決まってから歯止めが外れたかのように一気に感染者数が増えたように見える。
 ところで特に小池知事となると何故新しい横文字が出て来るのだろうか。小池知事以外の発言も含めると、
 新型コロナウイルスに始まって、クラスター、パンデミック、オーバーシュート、ロックダウンなど始めて聞く言葉ばかり。初めての横文字を発信した方がインパクトが強いからだろうか。
 なお小池知事の会見記事は次のとおり。(131919)
   https://digital.asahi.com/articles/ASN3T7CYBN3TUTIL020.html?iref=comtop_favorite_01


3月25日(水)
 毎日、とんでもないニュースが流れている。昨夜遅く、日本とIOCが東京オリンピック・パラリンピックが一年を目途に延期するという。結論だけを聞くと妥当なところかなと思う。私の日記を見ると14日、そして17日頃に中止・延期の流れがとどまらない感じがしていた。まず中止にならなかっただけでよかったと思うが、延期は延期でもまだまだこれから難問が山積している。政治的な思惑でなく、アスリートのためになる方向に持っていってほしい。
 なお今頃だが、3月15日にいなべ市の長楽寺で涅槃図が公開されたが、その日記を書き忘れたので、今日追加して書いた。15日の日記を見て下さい。(131888)


3月22日(日)
 毎日コロナ騒ぎで大変なところ、近くの買い物以外、外出も出来ない。しかし自然はそれにかまわず必ずやって来る。今年こそ自然がやって来るのが切なく感じる。
 毎日餌をやっているせいか、我が家にはメジロ、雀がやって来るし、近くを散歩すると、もう燕が来た。初燕と言ってよいのだろうか。池に出ればウグイズが鳴いているし、田んぼでは今雲雀が巣作りしているらしい。と言うのも小さな雲雀が甲高い声で大きな鴉を追い払っている。けなげだ。ということでひときわ自然を敏感に感じる。花は山桜は満開に近いがソメイヨシノはまだまだ蕾の状態だ。町指定天然記念物のイヌナシはやっと2分咲きと言うぐらいか。いなべ市の枝垂れ桜はソメイヨシノより早く咲くので、そろそろ満開になるのではないかと思う。一度見に行きたい。
 こんなことを書いていると、コロナはどこかへ飛んでいったようだが、まだまだ深刻状態にあることは間違いない。(131857)


3月19日(木)
 このところ句会もなくなり、環境ボランティアで外出することもなくなり、特に用のないときは、朝近くのドラッグストアに出かけてマスクの入荷を確かめている。今日も見に行ったら、めずらしく行列を作っていた。マスクが入荷したとのことで一緒に並ぶ。結局箱入りマスクは買えず、7枚入りだけをゲット。これからもこんなことをして買わなければならないのか。現在近くの買い物などは手作りのマスクをして出かけているが、今日買った物は名古屋などに出かけるときに使うことにする。
 その貴重なマスクの写真は右の通り。(131803)



3月17日(火)
 最近、東京オリンピックの開催に関して盛んに観測気球が揚げられているが、いよいよ中止か延期かが現実じみてきている。今日これからIOCの臨時理事会が開催されることになったが、そこである程度方向が決まってくるのではないか。それより今日の安倍首相の会見が言わずもがなで見え見え。会見で「オリンピックは完全な形で実現する」と発言したことはもう延期しかないと言うことと同じだ。その会見記事は次のとおり。
   https://digital.asahi.com/articles/ASN3K6SMCN3KUTFK00W.html?iref=comtop_8_01

 今朝は随分と冷えたが、日中は風もなく穏やか。買い物がてら近くの公園に出かけた。東員町の有形文化財であるイヌナシの開花状況はどうか灯って見に行った。大体桜と同じ頃に咲くので桜の開花状況の参考になる。大体咲き初めた頃なので、開花宣言ぐらいになっているのだろうか。蕾と開花が混在している。その写真は次のとおり。スマホで撮したのであまりよくない。(131774)
 
 
まだ蕾のイヌナシ
 
開花し始めたイヌナシ


3月16日(月)
 毎日の新型ウイルスのニュースを聞いて心痛むことばかりである。北海道が感染者100名を超えたところで緊急事態宣言が出されたが、愛知県はダントツの2位で緊急事態宣言も出そうな雰囲気である。しかし宣言を出しても出さなくても事態は変わらないし、やることは限られている。
 また現在はヨーロッパでの感染拡大が深刻のようだ。
 今月はコロナ騒ぎでどれもこれも自粛の月であるが、私の指導している句会もすべて中止した。せめて今月だけ自粛とは関係ないいぶきネット句会に参加させて貰った。こういうことが出来るのがネットの有用性だ。もっとネット句会を宣伝してもよいように思える。そして昨日今日と合評会のチャットが行われた。久しぶりのチャットはいつになく新鮮だ。ネット句会の臨場感、リアル性を楽しめた。ただ最近は指の動きが老化なのかスムーズに動かない。ただその場で打つタッチタイピングは何とか出来た。(131758)


3月15日(日)
 本来は今日、愛知同人句会だが中止になったので、いなべ市の山奥にある長楽寺で涅槃図が公開されるというので出かけた。言ってみたら市と言ってもとんでもない山奥で、まさにテレビの「ぽつんと一軒家」の番組にふさわしい寺だった。それでも涅槃図の大きさはまずまずで三重県で5番目の大きさの涅槃図だという。
 まさに田舎にふさわしい雰囲気で自由に見学出来る。絵解きも住職さんでなく、地元のお世話係の方のようであった。ここの涅槃図でめずらしいのは、左下に蟹が描かれていることだった。いつもめずらしいと言われている猫が描かれているのは、江戸時代では当たり前になっていたとか。ということでここにも猫も描かれていた。
 今日は最初に涅槃の読経があったとかで、見終わって驚いたのは私たちのような者にも読経のお下がりを頂いたことである。
 ここの涅槃図の写真を紹介します。


3月14日(土)
 毎日コロナウイルス報道には驚くことばかりである。アメリカそしてその後追いのように株式の大暴落が続いている。そしてトランプがアメリカの国家非常事態宣言を決めたし、日本では新型コロナウイルスを新型インフルエンザ等対策特別措置法の対象に加える改正法が13日の参院本会議で、可決、成立した。これで首相は「緊急事態宣言」を行えることになり、これにより国民の私権制限もできるようになってしまった。もうこれは法律を超えた権限を首相に与えてしまうことになる。極めて恐ろしいことだ。
 今日記者会見ではすぐには緊急事態宣言は出さないと発言しているが、とにかくフリーハンドは与えてしまった。
 さらにトランプが東京オリンピック・パラリンピックの1年延期やIOC理事の延期発言などあちこちで観測気球が上げられている。こういう流れがそのうち中止・延期の流れになっていくのだろう。内心そちらの方向に行くだろうと思っているが、とにかく各アスリートたちが可哀相でならない。(131728)


3月12日(木)  WHO パンデミック宣言(朝日新聞デジタル2020.3.12)
 今朝のニュースを聞いてびっくり。とうとうというか、遅すぎたというか、WHOが今の新型ウイルスがパンデミックフェーズだと宣言した。直感としては遅すぎた。本来は中国で医療崩壊までに至った時が宣言の時期。大国でWHOに多大な寄付をした中国を意識して、医学的と言うより政治的に今になったような気がする。一旦パンデミック宣言をしたことによっていろいろ感染拡大の押さえ込み対策をしてもパンデミックになったから対策しても無駄だという方向に進むととんでもないことになってしまう。しかしそんなことを言っても仕方ないので、いつまでどんな対策が必要か、いつどんな状態の時に終息宣言を出すかが大きな問題となってきた。
 日本としてはクラスターを一つ一つをつぶしていくしかないのだろう。
 ただ私たちは当分の間なりを潜めて、進行を見守るしかない。
 パンデミック宣言をした記事は次のとおり。(131704)
   https://digital.asahi.com/articles/DA3S14400371.html?iref=pc_ss_date


3月11日(水)   東日本大震災忌
 毎日新型コロナウイルスの報道で、大事なことだが、最近うんざりするようになった。あまりマイナス面の強いニュースを見ていると、もうこんなニュースは見たくないと思ってしまう。
 そんな新型コロナウイルスの報道に隠れてしまう震災関連のニュースである。今日は9年目の3・11である。それでも我が家で取っている中日新聞、朝日新聞とも1面トップは「東日本大震災9年」であることに少しは救いがあるのか。たとえ規模は小さくても震災祈念式典をやってほしかった。政府はコロナ騒ぎに紛れて、式典はパスしてしまった。
 昨年の今日の日記を見ると、金子兜太の「三月十日も十一日も鳥帰る」に触れていたが、今日は角川の『俳句』3月号にある俳句に触れてみたい。照井翠の「泥天使ー震災から九年」の16句である。照井翠は現代俳句協会所属の方で日頃はこの方の俳句は見ていない。震災当日は釜石市で被災されたという。
   黒波の来て青波を呑みにけり
   三・一一死者に添ひ伏す泥天使
   人呑みて光の春となりにけり

 などと16句が続く。日頃私の接していない口調で圧倒される。被災者ならでは実感が伝わってくる。この中から「現代俳句評」の1句として書いてみたい。
 
 今年の冬の御在所ロープウエィで主催しているジュニア俳句ingの選考に出かける。夏休みと違って寒さのせいかあまり投句がなかったが、それでも感性のよい句に出会えた。
   山のぼり白いようせい手ぶくろに
 という句。「白いようせい」は多分雪の結晶のことだと思う。それを直接言わないで、「白いようせい」と感じたことがすばらしい。頂上で降ってきた雪が手ぶくろに乗ったのを見ると、雪の結社があたかも白い妖精が舞い降りたと思ったのだろう。12歳の女の子である。こういう感性を大人になっても持ち続けると、きっとよい俳句を作ることだろう。今日はよい俳句に出会えてよい日となった。(131690)
   

3月9日(月)  原発なくてもCO2減(中日新聞プラス2020.3.9) 及び中国武漢のCO2 濃度の劇的低下
 今夜の中日新聞で「原発なくてもCO2減 震災後、省エネと再エネ進む」という見出しが目についた。震災後、「原発停止に伴う火力発電の増加で懸念された二酸化炭素(CO2)の排出量も13年度をピークに1割以上減少していることが分かった。」という。主な要因は省エネの進展と再生エネルギー(太陽光発電)の普及によるという。政府が一所懸命、原発を再稼働したり、石炭発電を増やそうとしても民間では着実に再生エネルギーの普及が進んでいると言うことだ。ただ最近政府が再生エネルギーの固定買い取り制度の単価を下げようとして普及を妨げようとしているのが気になる。
 新聞記事は次のとおり。
   https://chuplus.jp/news/article/detail.php?comment_id=725137&comment_sub_id=0&category_id=22&index_flg=1

ということでネットサーフィンしていたら、NASAの発表で中国武漢の大気汚染(CO2濃度)が劇的に改善しているという発表があった。まさに新型コロナウイルスによる都市封鎖であって、経済活動が少なくなったと言うことになる。これを日本に当てはめると、規模は違うものの日本の経済活動が劇的に下がることになる。恐ろしいが確かな予測である。
 NASA発表のBBCニュースの記事は次のとおり。(131672)
   https://www.bbc.com/japanese/51701587


3月7日(土)  南極、20度超えしていなかった? 史上初の高温に疑義(朝日新聞デジタル2020.3.6)
 このところ毎日、新型コロナウイルスのニュースでうんざりしている。昨日もまた安倍首相が中韓の入国規制を決めたという。何故
今頃という疑問がわく。規制するなら1ヶ月遅い。2月1日にはアメリカは中国全土からの入国規制を始めている。一方日本はこの日に武漢のある湖北省からの入国規制を行っているだけ。そのため春節には中国からの観光客がドット押し寄せている。その一番大きな影響として、札幌雪祭りで新型コロナウイルス感染者が続出して、結果的に北海道全土の非常事態宣言を出すに至っている。習近平の国賓招待が控えていたための忖度と考えられてもやむ得ない。そしてその国賓来日の延期が決まった途端に出すに至っては忖度そのものと考えてよいだろう。結局この1週間、安倍首相が決断した大規模集会の禁止要請、小中高校の休校要請そして中韓入国規制などすべて的外れと言ってよいだろう。

 今日はこのことを言いたいのではなく、2月14日の日記で南極で史上初の20度を記録したと書いたが、どうもその話は不確かな情報らしい。昨日の新聞で「南極、20度超えしていなかった? 史上初の高温に疑義」と掲載されている。「歴史に残る記録なので慎重な確認が必要。数カ月はかかる」と言われている。この記録はブラジルのチームが発表したものだが、どうも「疑わしい点がより多く、確認作業はより複雑になる」。「認定されると確信できないのでメディアに多くを語れない」という。
 しかし温暖化を確かなことであるので、いずれまた20度を超す記録が出て来るのではないか。
 新聞記事は次のとおり。
   https://digital.asahi.com/articles/ASN354R14N32UHBI02W.html

 ついでにもう一つ。このところの運動不足のため、近くの池まで散歩したが、いつの間に鶯が鳴いている。私にとって初めてなので今日が「初音」と言うことにしたい。そしてさらに田んぼまで抜けて散歩していくと盛んに雲雀も鳴いている。こちらは大分前に既に聞いているのでは初雲雀ではない。普通の「雲雀鳴く」である。(131647)


3月4日(水)
 つい2日前にいろいろな予定が中止になったと書いていたが、またこの2日間で予定が中止になってきている。
今月は名フィルコンサートとタンゴコンサートが中止の連絡が入った。また私が講師をしているカルチャーセンターの講義も中止になった。そして前もって句会の中止を考えていたコミュニティーセンターからも会場閉鎖で正式に中止が決まった。
 もともと3月はいろいろ菜行事を予定していたが、私用の用件も先送りしたものを入れると、合計で中止の行事をカウントしてみると、12件となってしまった。と言うことは毎月如何に多くの予定を入れていたかと改めて驚く。(131614)


3月2日(月)
 3月に入って新型コロナウイルス騒ぎが絶えない。ますます混乱していくようだ。安倍首相が「小中高校の春休みまで休校にしてほしいとの要請した」のは側近である萩生田文科相も記者会見する当日だったとか。それがますます科学的根拠なく政治的な決断であることが分かってきた。
 私に身近なところでも次々ともろもろのものが中止になっている。東員町の囲碁大会、桑名市での市民活動交流イベントの中止などは既に日記に書いたが、直近では2月末、3月18日の名フィルコンサートの中止など私の趣味もどんどんなくなっていく。さらにこれからどんな予定が中止になるのか見通すことが出来ない。ちなみに3月の手帳を見ると、予定が抹消だらけになっている。数えてみると8件も中止となっている。驚くべき数字である。
  そんな毎日でも季節は確実に進み、明日は雛祭。数日前に句友の樹炎さんから千代紙で作った立雛を頂いた。「夫がODAの仕事をして居た頃、日本のお土産に私が工夫したものです。」とおっしゃっていた。
 早速玄関に飾った。その立雛の写真を紹介します。(131568)


2月28日(金)
 毎日、新型コロナウイルスのニュースが絶えることなく続いている。また一昨日から大規模集会、イベント中止要請に引き続き、昨日は安倍首相自ら小中高校の春休みまで休校にしてほしいとの要請から一気にまた一段と高いフェーズに変わり、世の中の空気も変わってしまった。日本経済が一気に縮み上がった。
 私の周辺でも伊吹嶺愛知同人句会の中止から東員町文化協会の文協祭の中止、地元の囲碁大会の中止などと続いている。
 そして夜になって、私の所属している環境サークルが参加予定の桑名地区の市民活動交流イベントも中止となった。また小学校の出前授業もこれですべてなくなった。
 東員町は田舎のため、今までノホホーンとしていたが、安倍首相の要請から世の中の何もかにもすべて変わった。我が家ではもうマスクが残り少なくなってきており、それも心配だ。いよいよ手作りマスクに頼るしかないか。

 こちらでは雑誌の配達が名古屋より遅いのが常態的であるが、角川の『俳句』3月号が昨日、届いた。名古屋より3日遅れだ。この中で「俳人超大アンケート」なる企画があり、680名のアンケートが掲載されている。「伊吹嶺」からは7名の方が寄せており、結果的には全員が「風」関係の座右の書をあげられていた。私は沢木先生の『沖縄吟遊集』が私の俳句観に大きな影響を与えた。
 当然と言えば当然。ただ全体的に見るとどんな書に人気があるか気になっていた。そこで調べてみたら、私自身もかつてそうであったように、山本健吉の『現代俳句』を35名があげていた。そして次に木元不死男の『俳句入門』が6名であった。どちらも私が初学時代に何度も読んだ書である。『現代俳句』は初めて俳句の鑑賞の仕方を教えてくれた本と言えよう。ただ最近、よく見ると、河東碧梧桐や沢木欣一を鑑賞していなかったのが不満である。さらに特定の俳人をよいしょしている姿勢も見える。
 もう一つの『俳句入門』もよく読んだ本である。冒頭の中村草田男の「冬の水一枝の影も欺かず」の推敲過程を延々と説明しているのも参考になる。そして全体に流れる物を大切にする俳句の姿勢もよいと思った。これも私の俳句観に大きな影響を与えた。
 このアンケートで改めて初学時代を思い出した。(131518)


2月24日(月)  阿下喜の雛飾り
 毎年今頃、いなべ市阿下喜では町を挙げて雛飾りが並ぶ。それぞれの民家、商店、会社など全部で100個所ぐらいの家々で展示する。メイン会場はウッドヘッド三重という公民館で、22段飾り、800体の雛人形が並ぶ。雛人形そのものは田舎らしく そんなに古いものはなく、昭和時代からのが多い。
 毎年ここの温泉に入るが目的で訪れているが、日記を見ると昨年は行っていないので2年ぶりか。
 右の写真はそのウッドヘッド三重の800体の雛のうち、そ1/3ぐらいしかカメラに入らない。
 何とか全体を入れようとしたが半分ぐらいしか移っていないのをトップページに載せた。
 なお中日新聞三重版に記事があるので以下に紹介します。(131472)
   https://chuplus.jp/paper/article/detail.php?comment_id=721054&comment_sub_id=0&category_id=132&from=local&category_list=132


2月18日(火)
 朝起きたら久しぶりに雪が降っていた。テレビではこちらは1cmの積雪と放送していたが、感じたところでは2~3cmと言うところが実感。これまであまりに降らなかったので、たまに降ると感激してしまう。しかし暖冬をもっと憂うべきかもしれない。
 新型コロナウイルスの感染状況はとどまるところがない。東京では大変らしい。NTTの同期の連中が毎月飲み会を行っているようだが、さすが今月は中止したという。影響どこまで広がるのか、


2月16日(日)   愛知支部同人句会
 毎月の同人句会。ところが今日は河原地主宰が出張中のため、急遽、ピンチヒッター。10句選とコメント。コメントについては、句の内容の是非については栗田先生がコメントするだろうから、私は文法などの表記のみについてのコメントに限った。それでも結構文法的に問題句が多いことに気づく。表記上から考えると、単純な文法間違いだけでなく、俳句的におかしな表記も考えたため。例えば口語と文語表現の混在、自動詞と他動詞の混在。物で表現しているか、事柄だけで詠んでいるかなどである。理屈上あり得ない表現など。既に多くの方から採られていると全部は言えない。それでも私自身もよい経験となった。

 句会から帰って、ニュースを見ると、毎日新型コロナウイルスの様相が変わってきている。完全に感染ルートが分からない段階での感染が一気に増えた感じ。14日の日記にも書いたが、全くの初動体制が出来ていなかったせいにに尽きる。今日、愛知でも二人の感染に続き、その友人も陽性反応が出ている。と言うことは今名古屋に出るとどこで感染するか分からなくなっていることになる。(131372)


2月15日(土)夜   滝山寺鬼祭り
 昨日、いつものネット部男組の4人で、岡崎・滝山寺の鬼祭りに出かけた。今回は地元の酔雪さんの案内で、最初から最後まで、見続けた。
 最初の三門の出立式から、十二人衆の行列、そして一連の行事の最後は一斉に鬼や十二人衆が滝山寺の回廊を火にまみれた松明を担いで駆け巡る。クライマックスはわずか15分。
 その前に時間がたっぷりあるので、庫裏でもてなされるお斎の食事と般若湯の飲み放題。今日の男組はこの般若湯飲み放題が目的のようだ。
 写真は十二人衆の松明行列と火祭りのクライマックス。

     


2月15日(土)
 我が家にメジロがやって来た。以前はよくメジロがやって来たが、最近は見なくなった。そこで今日妻が、木の枝に蜜柑を挿したところ、すぐにメジロがやって来た。メジロは夏の季語だが、いつも春先にやって来て、巣作りを始める。7,8年前には楓の木に巣を作ったことがあった。その楓も大きくなりすぎてほとんど枝を取り払ってしまった。果たして今年はどこかに巣作りを始めてくれればよいのだが。
 右はその写真。(131352)


2月14日(金)  新型コロナウイルス、新しいフェーズへ南極で史上初の気温20度超
 いよいよ恐れていたことが起こった。今日のニュースで、あちこちで新型コロナウイルスの陽性者が出た。出た。しかも中国渡航履歴のない人、中国人との接触のない方など完全に新たなフェーズに入った。これまで水際作戦でウイルスの侵入を防ぐことが主眼だったのが、次は目に見えないウイルスとの闘いには要ってしまった。そのマスコミも言っているように完全に初動対応が悪かったことになる。政府も厚生労働省も全く機能していないと言ってよいだろう。
 一方大型クルーズ船の感染も歯止めが掛かっていないようだ。実に感染率が30%となっており、これも初動対応が悪かったことになる。
 新聞はどこも同じことを言っているが、一応朝日新聞の最新の記事を次に引用する。
  https://digital.asahi.com/articles/ASN2G6JMHN2GULBJ015.html?iref=pc_ss_date

 こんな記事を書いていると、また新しい情報が入ってきた。今日のニュースでとうとう南極で史上初の気温が20度超えを記録したという。信じがたいことだ。完全に温暖化に歯止めが掛かっておらず、温暖化のテッピングポイントを超えてしまったと言ってよいだろう。この記事も次に紹介します。(131346)
  https://digital.asahi.com/articles/ASN2G3J2PN2GULBJ002.html
 

2月12日(水) 津島の藤を半減に(朝日新聞デジタル2020.2.12)
 津島市の天王川公園は藤の名所で有名だが、樹勢が衰えているとは知らなかった。記事によれば、「8年にわたる藤棚の大改修が進められている。合わせて、樹勢が衰えていた計13本を伐採し、最終的に藤は半分にまで減らす。市によると、改修後の花の見栄えは今よりも良くなる。」としている。
 何でも木を多く植えればよいというものではないことの証拠であろう。
 これまであまり気にしていなかったが、今年の藤の季節には一度見に行きたい。
 新聞記事は次から読んで下さい。(131324)
   https://digital.asahi.com/articles/ASN287L0RN1ZOIPE002.html


2月10日(月)
 待望と言ってよいのか、とうとうと言ってよいのか、東員町にもやっと初雪が降った。名古屋も岐阜も今日が初雪だったようだ。立春過ぎての初雪とは全く季節感が狂っている。これも大暖冬の影響と言ってよいのだろうか。東員町は雪と言っても風花程度でちらちらしただけ。
 そうかと思うと南極では今月の7日に最高気温が18.3度を記録したとか。ニュースのタイトルが「人類誕生の最南端で史上最高18.3℃ 南極」と驚くべき記録である。片やヨーロッパでは異常気象で大洪水が続いているという。
 そして中国発の新型コロナウィルスが世界中を席巻している。日本でも大型クルーズ船でこのウィルスが大発生している。今日も新たに65名の感染確認された。これでウィルス検査対象者439名中135名が感染していることになった。実に感染率が30%以上になっている。
 どこまで感染者が拡大していくのか、気が気でない。船内という閉鎖状態では如何に感染率が高くなるかと言うことが如実に表している。(131302)


2月9日(日)  山本玲子さん句集『今日の月』
 以前から頂いている玲子さんの句集『今日の月』の紹介をやっと書いて、伊吹嶺HPに掲載した。
 もともとは「伊吹嶺」誌に書く予定で頼まれていたが、それがなくなってしまったので、感想でなく、紹介文として掲載し、その後半に少し感想を書いて、個々の句については書かなかった。
 以下は昨日の伊吹嶺落書にその紹介のことを書いたので、それを貼り付ける。
 
 山本玲子さんが句集『今日の月』を上梓!!
 この度、山本玲子さんが、伊吹嶺叢書第57篇として句集『今日の月』を上梓されました。心よりお喜び申し上げます。
 句集紹介が大変遅くなったことにお詫び申し上げます。
 玲子さんの俳句との出会いは、10年前頃、ある旅行の時、山下智子さんにお会いしたことからで、それも飛行機で隣り合わせだったそうです。
 それ以来チングルマ句会、そして栗田顧問指導の朝日カルチャーセンターで俳句をスタートさせ、私(国枝隆生)は玲子さんの入会当初よりの俳句をずっと見てきています。
 玲子さんはもっぱらチングルマ句会では吟行の楽しさ知るとともに、持ち前の勉強熱心さでみるみる頭角を現されました。そして「伊吹嶺」入会のわずか2年目に、次の句で第4回「伊吹嶺」秀句賞を受賞されています。その時、句会に投句されたこともよく覚えています。
  
蝌蚪一つ黒き紐より泳ぎ出す   平成23
 その後の集中力はすごく、チングルマ句会で皆さんの注目の的でした。そしてわずか6年目に「伊吹嶺」同人、そして10年目に句集上梓に至っています。全部で304句を栗田顧問に選んで頂いています。

 以下栗田主宰のまえがきを中心とした紹介など、詳しい句集紹介は【こちら】をクリックしてください。

  玲子さんとはチングルマ句会入会後から、現在までともに勉強してきており、玲子さんの句集の中の句はどれも私たちチングルマ句会の思い出に重なります。句集にある吟行句の多くはともに行動した記録でもあります。

 そして具体的な紹介文は【こちら】をクリックして下さい。(131285)


2月8日(土)  東員町のSDGs
 東員町の市民活動支援センター主催でSDGsセミナーが行われるとのことで、参加する。と言うより三重大学の朴先生が講義されるとのことが興味の主眼。
 現在東員町では「東員町第6次総合計画」を策定中で、2020年度中に完成させて2021年から10年計画で進めるとしているが、今日は市民活動支援センターの登録団体メンバーが集まって、まずはSDFsが何であるかの勉強会。朴先生の分かりやすい説明のあとは、各団体の活動範囲が17のSDGsのどの目標に当てはまるかの勉強会。
 合わせて「東員町第6次総合計画」の策定進行中の様子が報告されたが、その中で第5次総合計画で東員町の住民満足度が93.9%だという信じられない数値を堂々と発表しているのが気になる。
 今日の勉強会で東員町として第6次総合計画に全面的にSDGsを取り入れるとの町の意気込みは分かったが、真の議論がなされるのか、それはお手並み拝見と言うことか。


2月2日(日)  NHK俳句(宇多喜代子)
 この日記にはあまりNHK俳句のことは書かないが朝、妻と二人で見ているが、いつも宇多喜代子の選句には二人とも納得している。過去、時には俳人もどきの選者が担当していたこともあるが、宇多喜代子は現俳協の重鎮であることは分かっているが、その選句は誰も納得する俳句を選ばれる。
 今日、共感した句はやはり特選1席、2席を取っていた。(131209)
  特選1席   山のこと海に伝へよ雪解川    ハード・エッジ
  特選2席   一頭も帰らぬ軍馬木曽雪解    渡辺 充



2月1日(土) 定例のチングルマ句会。自画自賛するようになってはいけないが、昨年の半ば頃から句会指導するようになって、皆さんの句がよくなってきたように思える。これが錯覚でなければよいが。
 その句会前に今年の日展を見に行った。今年も櫻井真理さんの彫刻「光明」に見入る。いつも若々しいモデルさんの春を感じさせる出来映えには感心する。
 この作品には櫻井さんの「新しい時代になり、新鮮な気持ちで前へ進んで行こうと思った。明るい光がふりそそぐ、希望の持てる時代を願いながら制作した。」のコメントがある。
 最近は作品の写真撮影が解禁されるようになったので、その作品を紹介します。



1月30日(木)  上皇さま、意識失い倒れる(朝日新聞デジタル2020.1.30)
 今日、地元のつしま句会を終えたあと、スマホニュースで「上皇さま、意識失い倒れる」を読む。幸いそばに美智子上皇后様がいらっしゃって侍医を呼んでことなくを得た。もともと上皇様は貧血気味で倒られたとか。
 まだ譲位されたばかりでこれからのんびりしていただきたいところなので、いつまでもお元気でいてほしいものだ。
 記事は次を読んで頂きたい。(131176)
   https://digital.asahi.com/articles/ASN1Z4D1LN1ZUTIL008.html?iref=pc_ss_date


1月29日(水)
 毎年、俳句の授業でお世話になっている地元の小学校へ「伊吹嶺ジュニア俳句」の秀逸以上の子に図書カードを届けに行く。これまで3年間、快く授業を任せていただいた校長先生に挨拶したが、この校長先生は今年が定年で退職。その後の今年が気になるが、一応後任の校長先生に引き継ぎをしていただけるとか、ありがたいことである。
 来年度も5年生の授業をしたいものだ。


1月28日(火)
 昨夜は東京に1泊し、このまま帰るのももったいないので、どこか独り吟行したいのだが、今日の東京は猛烈に寒く、それに雨の最高気温が5度という予想。それでももったいないので、深大寺に出かける。雨と寒さで閑散としている。主なところを歩いたが、傘を差して、句帳を広げるのは結構面倒なので、ほとんどメモは取らないで自宅に帰ってから、作ることにした。ただ無患子数個だけをみやげとする。
茶店もどこも閉まっており、昼食は唯一開いている蕎麦屋で寒さを凌いだだけ。
 写真は波郷句碑と門前にある水車。
 
 冬なのに勢いよく回っている水車
 
 雨で彫りがよく見えない波郷句碑


1月27日(月)
 昨年から案内状が来ていたが、角川の新年賀詞交換会に出席してみた。言わば野次馬根性で参加。昨年は丁度この日、地元の環境講座の当該日にあたっており、欠席したが、今年何も所用がなかったので、参加。
 角川俳句賞・短歌賞の授賞式があったので、ついでに傍聴。賀詞交換会の会場に入ったら、びっくり。ホール一杯で、立錐の余地もないとはこういうことか。
 今まで会ったこともない方々を見るにつけ、俳壇は広いものだ。俳人協会の方はもちろん現代俳句協会、日本伝統俳句協会の皆さんも見かける。気後れしてただ皆さんを見ているだけだったが、少しは目が合うと、自己紹介した方は数名。
 ここで2ショットを撮って頂いた方もいるが、ここに写真を載せるわけにはいかないので、お一人だけのことを書きたい。
 結社Iの主宰Mさんからは、逆に私を探して頂いたようで、私の記事を転載していただいたことと句集「ひよんの笛」を鑑賞していただいたとかで、2月号を送って貰うことになった。
 写真は当たり障りのない角川俳句賞・短歌賞の受賞の4名の方。それにしてもみんな若い。


1月26日(日)  ダボス会議閉幕
 今まであまり関心のなかったダボス会議が今年程話題になったことはない。というのも今年は環境一色だったから。
 ダボス会議とは、「スイス・ジュネーブに本拠を置く非営利財団、世界経済フォーラムが毎年1月に、スイス東部の保養地ダボスで開催する年次総会」
 ということでもともと経済を議論する場であるが、今年は環境テーマが突出していた。
 そして今話題になっているグレタ・トゥンベリさんも演説した。ここでは環境問題については結論は出ないが、話題になっただけも注目度が高い。相変わらずグレタさんの発言に対して大人の揶揄するような発言が多いことだけでよいのだろうか。環境問題は必ず若者が直面しなければならないテーマであり、もっと大人は謙虚になるべきと思う。
 ダボス会議全体のニュースとトランプとグレタさんの発言をからめたニュースを以下に示す。(131124)

   https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200125/k10012258591000.html (NHKWEBニュース・閉幕)

   https://forbesjapan.com/articles/detail/31967 (Forbes Japan トランプの楽観論 vs グレタ・トゥンベリの訴え)


1月24日(金)
 三重県温暖化防止活動推進センターの研修。今日は津市にある井村屋本社工場の見学。環境保全がどんなものかに興味を持って参加。10年程前審査員として主に品質管理についての見学を行ったが、もう忘れてしまったので、再度の見学。
 ただ期待過剰だったのかもしれないが、以前と変わっていなかった。少しは環境関係で目新しいものはバイオマス発電。発電効率を上げたコ・ジェネレータ。一般に火力発電などの発電効率は30~40%であるのに対して、ここのコ・ジェネレータは70%ぐらいを達成しているという。
ただ環境マネジメントシステムも会社案内を見る限り余り変わっていなかった。
質問の時間もなかったので知りたいことも分からなかった。
 ただ最後の売店での買い物は大いにお得。規格外品として、パッケージ不良や荷崩れのもので、本体の品質には全く影響はない。市販の約20~30%程度の安さ。
 帰ってから早速どら焼きを食べる。餡が多いにもかかわらず、甘さ控えめ。
 

1月19日(日)  気候危機(三重県環境学習情報センター)
 定期的に三重県環境学習情報センター主催で指導者向けの環境講座を開いて貰っている。
 今日は「気候危機」とのタイトルで、三重大学の立花教授、地元の気象キャスターの石榑亜紀子さん。
 立花教授はいつもと切り口を変えて、学生が研究した「終戦を促した異常気象」の説明。
 終戦の昭和20年は気象的にもいろいろあった年とか。先ず①この年の冬は大豪雪で北海道や朝鮮との物資輸送に影響を与えたとか、②この年の春から秋にかけてやませが長く吹いて大冷害をもたらしたとか。
 このWの食糧問題により日本降伏の一因となったとの研究発表がユニークだ。このような発想は学生ならではであろう。
 そして近年の地球温暖化の顕在化とパリ協定がなかなか進まない現状であるのに、未だに「地球は温暖化していない。」と発言しているえせ環境学者がいることの現状もあることに腹立たしい限りである。
 そして気象キャスターの石榑さんの発言も若々しい。彼女は走るキャスターとのことでスポーツウーマンであることも頼もしい。以前はNHKの夕方番組で気象予報をしていたとか。
 今日のお二人の発表は専門的はない部分もあったものの聞きに行ってよかった。
 写真は私のミーハーなところから石榑さんと2ショットで写して貰った。(131046) 


1月18日(土)  愛知支部新年俳句大会
 愛知支部新年俳句大会。
 まず最初に関根近子さん、都合ナルミさんの亡くなられたことが胸を打つ。特に入選句の披講の時、ナルミさんの名前が読まれるたびに思い出してしまう。
   一枚は花野なりけり千枚田  都合ナルミ
 この句は妻も採った句であるが、選句の際私も入選句に入れたかったが、二人の代表として妻の選にしたことが思い出される。

 次に今回は私の講演「生き物あれこれ」を行うため、しゃくやく句会、つしま句会、チングルマ句会などの多くの方にも出席して頂いた。
 講演は「生物多様性から俳句を考える」をテーマにまとめた。
 今日説明した生き物はツバメ、ブラックバス、ブルーギル、メダカ、カダヤシ、アライグマ、ハリヨ、イトヨ、山椒魚、赤トンボ、雷鳥、セミと多岐に渡る。
 果たして皆さんは興味を持って頂けたかどうか。本当はこの時期としては、特に昨今話題になった異常気象がふさわしかったかもしれない。そして世界中で問題になっているプルスチックごみも取り上げるべき課題かもしれない。
 これらはいずれどこかの場で取り上げる必要があるかもしれない。
 下の写真は、講演模様を撮して貰ったものと今日の講演のタイトル。(131026)
   


1月17日(金)
 今日は阪神淡路大震災の阪神忌。あれからもう25年が過ぎてしまった。当時私はNTT名古屋支店のネットワーク部長をしていたため、通信設備の復旧のため、毎週若手社員を派遣するため人選をしていたことが思い出される。
 当時はまだ俳句を始めたばかりで、俳句としては何も残っていない。残念だが、当時の有名俳人が作った句を探してみた。
   災害といふ枷のなほ春隣       稲畑汀子
   白梅や天没地没虚空没        永田耕衣
   白犀に出会ひし神戸潰えたり     金子兜太
   あたたかきなみだ涅槃の雪が降る  中山純子


 こんな句を思い出していると、ネットニュースから元中日の高木守道が急性心不全でなくなったと聞いた。高木守道と言えば私と同年で高校生時代から甲子園での活躍を心躍らせてみていたものだ。その後、中日で攻走守の揃った活躍を応援していたものだ。とにかく同じ年で亡くなったことが衝撃だ。


1月14日(火)ー15日(水)  関東支部新年俳句大会
 関東支部新年俳句大会に出かける。昨年は地元のしゃくやく句会と重なっていたため、欠席したが、これは毎年同じことになるので、今年はしゃくやく句会の日程を変更していただき、2年ぶりに出席した。
 大会前の吟行は神田明神、湯島天神、不忍池。いずれも訪れたところばかり。俳句を作ると言うより、久しぶりの久闊を得ての散策となる。
 大会もいつもと同じように学士会館での事前投句による選句発表。最高得点は矢野孝子さん、内田陽子さん、長崎マユミさん。
 2日目の吟行は沢木家のお墓をお参り。あらかじめくみ子さんが供花などの準備をして頂き、一緒にお参り。
 あとは禅林寺の太宰治、森林太郎の墓を見て吟行は終了。
 2日目は終日雨だったが充実した2日間となった。
 写真は俳句大会終了後の全員写真と沢木家のお墓。(130981)

   



1月13日(月)  温暖化対策・失われた10年(中日新聞2020.1.13)
 今日の新聞で国連環境計画が「2008年から17年までの地球温暖化対策は失われた10年」という報告書。
 報告書によれば、
 「世界の排出量の分析を始めた08年温暖化対策から17年までに世界の温室効果ガス排出量は平均で年1・6%増加し、17年には過去最高の535億トンに達した。約10年前に「目立った削減対策が取られず、成り行きのまま排出量が増える」とのシナリオで予測された排出の伸びとほぼ等しかった。18年はさらに増えて553億トンに上ったとみられている。」
 ということは掛け声だけh
温暖化対策を行っていると言っても何もしなかったことになる。と言うことはあのグレタ・トゥーンベリさんが言うように大人は単にをしているふりをしただけになる。これでパリ協定の気温上昇を産業革命時に比べて1.5℃以内に抑えるという努力目標は、あくまで努力であって、達成目標を掲げただけのマスターベーションに過ぎないことになる。
 この記事は次に掲載されています。(130967)
  https://chuplus.jp/news/article/detail.php?comment_id=709769&comment_sub_id=0&category_id=22
 

1月7日(火)  男組岐阜吟行
 定期的にネット部男組で吟行を行っているが、今回はメンバーのたっての願いで岐阜の乙信寺、小紅の渡しを吟行。
 あいにくの雨だが当初の予定どおり決行。最初に栗田先生の父君のお墓をお参りしてから乙信寺。ここの碧梧桐句碑は文字もはっきりとしており、碧梧桐独特jの文字がよく分かる。
 あとメンバーの目的である小紅の渡しに乗る。雨にもかかわらず船頭さんに快く引き受けて貰う。僅か数分だったが、貴重な体験。
 その後河渡の宿まで歩く。雨の中を延々と歩き、疲れだけが残る。
 最後はいつものように岐阜駅で飲み会と句会。
 写真は小紅の渡しの船頭さん。(130931)


1月1日(水)
 いよいよ2020年がはじまる。
 太平洋側の各地は朝からよく晴れてどこも初日の出がよく見えたとか。私は元旦はいつも朝寝坊することにしており、テレビで初日の出を見るだけ。
 壁紙は今日から新しくする。トップページは今年の干支のネズミ。また写真は御在所岳の樹氷、今年は暖冬の傾向なので、この樹氷が見られるかどうか。(130857)

  樹氷林透かせし空の青さかな  隆生




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