隆生の独り言日記(27年7月~12月)
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平成27年7月から 12月31日(土) 今年もとうとう最後の日になってしまった。1年を振り返って自分は何をしたのだろうか、何を残しただろうかと思うと、後悔ばかりである。ただISO審査員の仕事を極力減らした代わりに、三重県温暖化対策推進員となって少しはボランティアとして主に子供たちを相手に環境ボランティア活動を始めたことか。 そして俳句としては念願の「伊吹嶺ジュニア俳句」コーナーを「伊吹嶺」誌と伊吹嶺HPに作ってジュニア俳句の募集を始めたことぐらいかなと思う。 12月29日(火) 毎年のことだが、いつも妻から煤逃げと言われる。今年はひとつでも年越しの仕事をしようと思い、浴室の掃除を行う。ところが20年も使っていると、壁のタイルの隙間に黴がこびりついている。2,3時間格闘して少しは落とせたかなと思う。しかし完全とは行かなくて、ほどほどで止める。やはり一度夏に浴室を開け広げて黴落としでやり直す必要がある。 またこれまでだましだまし使っていた電話機のコードレスの電池がへたっており、5分ぐらいの通話で切れてしまう。やむ得ずFAX付きの電話機を買い替える。またプリンタのトナーも残り少なくなってきているので、トナーカートリッジの買い換えなど年末に思わぬ出費する。こういう時年金暮らしの身はつらい。 12月26日(土) 今日こそ最後の広報「ひばり」の最終校。写真の選択、はめ込みに思わぬ時間がかかる。結局夕方まで時間を費やす。印刷屋は結局月曜日に入稿となった。 12月24日(木) 広報「ひばり」の校正。一通りの原稿チェックは終わったが、写真の貼り付けが手つかず。本当は今日入稿予定だったが、とても間に合わず、再度集まることにした。毎回のことだが、切りもない校正。(113049) 12月23日(水) 東員町の「日本の第九」 史上最高の平均気温 毎年のことだが、東員町では日本語で歌う第九の演奏会が行われる。そして昨年に引き続きカメラマンを頼まれる。そして日本語は「なかにし礼」の翻訳を使用している。日本語のため比較的歌いやすく、小さな町でも合唱団が構成できる。 最近は名古屋へ出かけることも少なくなり、第9はここでしか聞けない。演奏、歌とも名古屋で聞くことと比較できないが、この程度かなと思う。 写真は第4楽章の合唱しているところ。 今日は午後から雨になって気温が下がったが、昨日の異常に高い気温にはびっくりした。名古屋で最高気温が15℃を超えたという。そして21日のニュースでは今年の世界の平均気温が過去最高を記録したという。朝日新聞によれば、 今年の世界の年平均気温が、過去30年間(1981~2010年)の平均値を0・4度上回り、1891年の統計開始から最も高くなる見通しと発表した。地球温暖化に加え、昨年から続く大規模なエルニーニョ現象の影響とされる。11月までのデータで分析した速報値だが、通年でも過去最高を更新しそうだ。 そして日本でも今年は平年値を速報値で0・63度上回り、1898年の開始以来、過去4番目に高い値という。 恐れていた地球温暖化が本格的に現実問題となってきている。さらに今年はスーパーエルニーニョにより高温化が加速されているという。 さらに来年から、さらに高温化に拍車が掛かるという。ニュース源は忘れたが、これまで温室効果ガスによる温暖化は膨大な海洋水が熱源を吸収する作用で、気温の上昇が抑えられてきた。そしてその海洋水も限界に近づき、いよいよ熱源が大気中に放射される時代になってきた、本格的な温暖化が進むと言うことを聞いた。恐ろしい時代に入ってきた。 12月22日(火) 年末も押しつまっているというのに、未だに年賀状に手つかずである。インクジェットのプリンタをあまり使わないため、ノズルの先端がインク詰まりで、ヘッドクリーニングをしてもインクがこびりついて濁ったままである。一昨日に思い切ってヘッドのノズルをアルコール洗浄してみた。インクは出るようになったものの解像度が悪くなってしまい、ピンぼけの写真しか印刷できない。ということで泣く泣くプリンタの買い換えを行う。 新しいプリンタの設定に時間がかかってしまい、1日がつぶれてしまう。やっと設定できたプリンタで年賀状を印刷したところ元の解像度の年賀状が出来た。(113010) 12月21日(月) 岐阜同人句会。いつものようにこれはという句が全然駄目。歯止めのために作った事柄俳句のみ採られる。こうなると即物具象一本やりに自信がなくなってくる。 12月19日(土) 来年のネット部のオフ句会、さらにその後の自然と親しむ吟行会のために藤前干潟の下見に出かける。日差しはあるものの風が冷たい。しかも今日の日中は満潮であまり渡り鳥が見られない。しかし今頃は干潮ともなると、鴨類が多く見られるという。また4月下旬~5月中旬は夏鳥になるが鴫の渡り鳥が非常に多く見られるという。このあたりに吟行を予定を予定することが最適らしい。 12月17日(木) 今朝は今年一番の冷え込みで、鈴鹿連峰の初冠雪が見える。また伊吹山もまだら模様があるものの真っ白な遠伊吹が見える。いよいよ冬に入った感じがするが、これで例年より遅い初冠雪である。 その初冠雪を横見に見ながらISCの審査員研修に出かける。今年最後の研修でISO9001及び14001のプロセスアプローチの演習を行う。先週11日の研修に引き続き、このところ研修ばかりである。プロセスアプローチはいつも審査に応用しているところだが、審査シナリオ、タートル分析図を作成してからの審査となる。演習では考えれば出来るものの、毎回の審査にこれを準備して審査に臨むとなると、面倒限りない。 12月16日(水) 特に要件がない場合は、かえって忙しい。午前中は「広報ひばり」の編集会議。やっと全原稿が出揃い、ページ割付が終わる。次回は校正で今年中に入稿。 午後はしゃくやく句会。今年一年間なんとか和気あいあいで終わる。最後はKさんが、『俳句四季』の特選を採られて、終わりよしで年末を迎えることは楽しい。 夜はいぶきネット句会の2日目の合評会。昨日、今日と20名以上の参加者で意見も活発に出る。これも今年一年間楽しく終えることが出来た。 ということで何もない日で忙しい1日。(112936) 12月14日(月) 環境出前授業(風力発電) 環境学習サークルみえにて、城南小学校で環境出前授業を行う。内容は5年生を対象に67名を2回に分けて、工作を通じて風力発電のしくみを体験して貰うもの。午前2時限分(2時間)、午後2時限分を行う。材料は風車の型紙、モーター、LED豆電球で組み立てる極めて簡単なもの。そして最初に自然エネルギーと風力発電の説明を行う。その後の工作に時間がかかるため、結構時間がかかり、最初は5分ほどの時間オーバー。それでも作っている間は子供たちは生き生きとしている。 城南小学校に出かけたところ、子供たちの礼儀正しさには感心した。廊下で会うたびに子供たちは大きな声で挨拶する。そして授業の最後に教室を出る時、一様に「ありがとうございました。」と挨拶する。 また昼休みには60数年ぶりに学校給食を食べる。今の給食は結構うまい。コッペパンと脱脂粉乳時代とは大違い。これもよい経験となった。 写真は出来上がった風力発電に満悦の子供。 なお大変遅くなりましたが、「伊吹嶺」11月号の「現代俳句評」、12月号の「環境と俳句」の記事をそれぞれアップしました。それぞれのタイトルをクリックして下さい。 12月13日(日) COP21「パリ協定」採択 朝、TVを見ていたら、COP21パリ会議で、「パリ協定」が採択されたというニュースが飛び込んできた。先行きの見えないCOP21だが、なんとか全加盟国の合意を得たという。その内容は ①温室効果ガス削減目標として、産業革命前からの気温上昇を「2度よりかなり低く抑える」、さらにすでに被害を受ける島国などに配慮して「1・5度未満に抑える努力をする」ことを目指す。 ②温室効果ガスについては、すべての国に削減目標の作成と報告を義務づけ、5年ごとに点検する。 ③先進国から途上国への資金支援は、20年以降は年間1千億ドルを下限にし、そこから増やす。 というのが主な合意内容だが、今回は合意を最優先したため、まだ不透明な点が残っている。例えば、①各国が提出する削減目標を義務づけるものだが、その目標は各国が自主決定するもので、その合計が温暖化2℃未満になるとは限らない。②1.5℃未満の努力目標は島嶼国に留意したものだが、必ずしも義務づけたものではない。③途上国への資金援助は先進国が義務づけられることを嫌って、法的拘束力を持たないものとして、別途の場で決定するという。 などが不透明である。 それにしてもとにかく加盟国の196カ国・地域を含めて合意したことに意義があるのだろう。明日の新聞には詳しい内容が分かるだろう。、 午後は愛知同人句会。今年最後の句会で、新同人も含めた64名の出席となった。句会後はネット部での来年の役割分担の最終決定を行う。(112889) 12月11日(金) ISC審査員研修 今年はISO9001、ISO14001の2015年改訂という大きな節目の年となって、例年以上の研修で疲れ気味。とにかく今日2015年半対応の審査員登録の審査員カードを貰う。そのための継続費用として、締めて4万円という登録料がかかった。 今日は2015年改訂に伴う審査の詳細事項の説明があった。来年から審査手法も大幅に変わる。 今日の研修の中で、COP21のタイミングに合わせて、「地球温暖化の現状」について三重県地球温暖化防止活動推進センターによる講演を聞いた。私はここの推進センターが運営している三重県地球温暖化防止活動推進員のメンバーとなっているため、この内容をもっと多くの人に聞いて貰いたいと思っている。 12月10日(木) 名古屋句会。年末ということで人数は少ないが、ささやかな昼食を共にして、今年1年をねぎらい合う。 12月9日(水) 東員町文化協会の『広報ひばり』第1回目の編集会議。完全にすべての原稿が集まった訳でなく、細かいページ割付はまた次回。効率が悪いことこの上なし。 12月8日(火) 公民館講座の俳句。今月で7回目の講義になるが、皆さんなかなかうまくならない。3年前に行った公民館講座では結構うまくなった方がいてよかったが、毎回そうなるとは限らない。 12月7日(月) 空の底が抜けるような冬晴れ。御在所岳の俳句ingの選句に出かける。選句はすべて名前が分からない投句一覧から行うが、いつものことだが、投句マニアがいて、句の内容から採らざるを得ない場合が多い。しかし遠方から来ている観光客を採ることもあり、その時は選をしてよかったと思う。今回の入選句は特に遠方の観光客からの句が多かった。御在所の麓は冬といえど、楓紅葉がまだ規定に残っており、写真に収めたかったが、車の運転中では眼の中に残すしかない。 今日の伊吹嶺落書には楓紅葉の写真を掲載した。そちらを見てほしい。 12月6日(日) みえ環境フェア 毎年今頃、「みえ環境フェア」が開催される。この日、みえ環境大賞が表彰されたり、会場のメッセウィングみえにて70以上のブースに各団体が環境展示やパフォーマンスを行っている。私が入会した「環境学習サークルみえ」ではいつものように「人力発電」で子供たちに電気エネルギーを作る大変さを体験で知って貰っている。 ただ今日はどちらかと言うと、企業中心の環境フェアなので、家族連れは少なく、人力発電の参加者は少なかった。 写真は今日の環境トークでの内田淳正前三重大学学長と朴恵淑三重県地球温暖化防止活動推進センター長の対談写真といつもと同じ自転車発電。 12月4日(金) IPCCリポートコミュニケーターに応募(環境省) この半月ぐらいHPのアップする暇がなく、久しぶりのアップ。 今フランスでCOP21会議が行われているが、COPに大きな影響を与えているIPCC(気候変動に関する政府間パネル)において地球温暖化の①気候変動の科学的評価(WG1)、②気候変動の影響、適応策の評価(WG2)、③気候変動の緩和策の評価(WG3)そしてその統合報告書(SYR)に分けて国連に報告されてきたが、現在は昨年の10月に報告された第5次評価報告書である。 そして環境省のIPCCリポートコミュニケーターが新たに10月より受付開始されたのに伴い、最近三重県地球温暖化防止活動推進センターに勧められて応募することとした。とりあえずの仮登録は終わったが、これから3ヶ月以内にEラーニングにより、WG1、WG2、WG3、SYRの全部の問題を全問正解するまで勉強し、2月末に行われるセミナーに出席する必要がある。それで、IPCCリポートコミュニケーターの本登録となる。それ以降は「第5次評価報告書(AR5)」の内容を、広く一般の国民に伝えていく「伝え手」として活動することになると書いてある。 これから徐々に勉強して、2月末のセミナーを目指すこととしたい。(112770) 11月30日(月) COP21会議開始(フランス、パリ) 今日よりフランスのパリでCOP21(国連気候変動枠組条約第21回締結国会議)が12日間にわたり始まった。今回は京都議定書以後の全締結国の法的拘束力を持った目標設定合意を目指すこととなっているが、見通しは立っていない。しかし会議初日から各国首脳が集まり、それぞれ演説が行われる。今回こそ目標設定が合意されるかどうかに注目される。既に主要各国は事前に目標値を発表しているが、これらの目標値を積み上げても産業革命以降の温度上昇2℃には収まらないと思われている。ちなみに日本が発表している目標値はこの日記で書いたと思うが、温室効果ガス削減を2013年比で26%とすることとしているが、これは1990年比でいうと10.6%減に過ぎない。 とにかくCOP21会議最終日の11日まで様子を見たい。 11月29日(日) 今年も1年の締め括りとして、名古屋周辺在住のインターネット部の今年の成果と反省、そして来年目標を付いて話し合う。今年は「自然と親しむ吟行会」が多くの方の参加で成功したし、「伊吹嶺ジュニア俳句」のHPを開設して,ネットからも応募できるようにした。 その他、来年のibukinet原稿の執筆者や「自然と親しむ吟行会」の案を検討することとしていたが、決定的な案はもう少し先に決めることとした。その他、いぶきネット句会の参加者が多くなり、毎月の合評会の時間が足りなくなってきたので、こちらは早急になんとかしなければならない。 写真は今日の12名の出席者。 11月23日(月) 久しぶりに岐阜同人句会に出席。ただ今日は参加者が少なく、少しさみしい。次はもう来年の岐阜支部新年俳句大会となる。 11月19日(木) 早めの母の命日のお経を上げて貰うため、岐阜へ出かける。ついでに今年の富有柿を買いに大野町まで出かける。柿はなんと言っても岐阜の富有柿に限る。親戚に送るとともに、さらに途中の柿の無人売りでの柿も買い足す。ここでは立派な柿数個が100円で買えるのは何よりだ。 11月18日(水) しゃくやく句会。今年も順調に句会を続けることが出来たことは喜ばしかったと思う。 11月17日(火) 私の所属している環境学習サークルみえによる桑名市の大和小学校で省エネルギー教室の出前授業を行う。本来の授業の中で行うもので、カリキュラムは①どんな電気を使用しているかのワークショップ、②人力発電、③手回し発電実験、④太陽光発電の実物展示など。今日は5年生対象であったため、少しは電気エネルギーのことは分かって貰えたような気がする。 写真は子供たちのワークショップの様子。 11月15日(日) 雨催いの中、東員町文化協会による会員研修と称して、奈良の談山神社、法隆寺などを巡る。 せっかく出かけたので、少しは俳句を作ろうと思い、ほとんど自分の自由行動。 写真は談山神社から見たやや早い楓の紅葉。 11月14日(土) 「環境学習サークルみえ」の月例会。このサークルは結構学校からの出前授業が舞い込む。あまり遠くは行けないので、主に桑名市を引き受けることにしている。 今日の議題が終わってフリー討議の中で、最近日本ではあまり環境のことを言わなくなってきたように思う。これも安倍内閣の環境より経済優先の姿勢が、国民全体に広がって環境に関心を持たなくなってきたのではないかとの意見が多かった。 (112460) 11月12日(木)-13日(金) 全国大会の翌日にすぐ審査に出かける。 実際は13日にS社の品質審査を予定しているが、私の担当は東部営業所のため、今日厚木市で前泊。この会社は私自身、もう10年ぐらい前から担当しているが、これまでリーダーばかりをさせられていたので、本社の豊橋ばかりだったが、今回は審査メンバーのため、気楽であるとともに、厚木まで出かけるのものんびりしてよいものだ。 13日の審査では本社と東部では品質に取り組む姿勢の温度差があると言われていたが、案外着実に進めていることが分かった。 11月11日(水) COP21前の閣僚級会議で2度目標を確認(讀賣新聞15.11.11) 昨日の温暖化による気温上昇の予測ニュースとと裏腹になるが、新聞では、「国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21=気候変動パリ会議)に向け、パリで開かれていた閣僚級会合で世界全体の気温の上昇を、工業化以前の平均気温から2度未満に抑える長期目標をCOP21の合意文書に初めて盛り込むことで一致し、閉幕した。」と報道された。 2度目標を合意したこと自身は前進だと思うが、各論はまだ何も決まっていない。今月末に開かれるCOP21のフランス会議ではどうなるか全然見通したたっていないと思うが、とにかく総論で2度目標を拘束力のある合意文書としたことは先進国も開発途上国とも温暖化に対する危機感は共有されたことと思う。 今後は先進国と開発途上国の意見のぶつけ合いと責任のなすりつけあいが再開されると思う。 今週の13日に審査に出かけるが、やっと今日、品質マニュアルが届く。時間の余裕がないので、今日一日中かかって質問すべき項目を書き込み、チェックリストを仕上げる。 11月10日(火) 産業革命前と比べ気温が4度上昇(朝日新聞15.11.10) 米研究団体が9日、「温暖化が進んで産業革命前と比べ気温が4度上がった場合、海面が8・9メートル上昇し、世界で6億2700万人の住む地域が海に沈む。」との予測を発表した。気温が4度上昇すると、影響を受ける人口が多いのは中国で1億4500万人に上る。マーシャル諸島は人口の93%、オランダは67%が影響を受けるという。中国では上海や天津で影響が大きいという。日本では1800万人(東京420万人、大阪420万人、名古屋210万人、福岡51万人など)に影響を受けるという。要は海岸沿いの都市が軒並み影響を受けるという。地盤杭の偽装、データ流用の問題だけでなく、根本的にこれらの都市では地盤の流動化現象が起こると思う。 このような予測にもかかわらず、26日の日記で書いたように南北間の対立は果てしないように見える。 夜、東員町文化祭の反省会。意見を言い合うばかりで、来年に向けた行動が見えない反省会である。 11月8日(日)-9日(月) 伊吹嶺全国俳句大会 昨日、今日と2日間、京都で、同人総会、全国大会、吟行俳句会が行われた。 久しぶりにお会いする方とは、なつかしい思いがするし、近況報告で仲間意識が掘り起こされる。 詳しい大会模様は【こちら】で紹介する予定であるが、まだまだ忙しくて手がつかない状態である。 せめてそれまでの間、下の写真で失礼したい。写真は伊吹嶺HPでも紹介しているので、それ以外の写真を紹介したい。 それにしても最近はこういう大きな大会があっても心ときめかなくなってきたのは、私自身が年を取ったせいなのだろうか。棋力がなくなった感じを受ける。
11月7日(土) チングルマ句会。 11月6日(金) しゃくやく句会の吟行会。 毎年、春と秋に吟行会を行うこととしている。と言っても目的はおいしいランチを食べることが目的のため、春と同じ宇賀川を散歩する程度。紅葉はまだ早いかと思ったが、桜はほとんど葉を落として、楓は紅葉にはまだ早いという中途半端な感じ。ただ天候には恵まれて散歩には最適。あまり多い投句は無理かと思ったので、3句以下としたが、それでも皆さん3句投句された。 うちの句会はとにかく楽しむことで俳句になれて貰うのが目的。そして豪華なランチで満足することが大事。 写真は13名全員の参加で、後ろの山は竜ヶ岳。 11月5日(木) 桑名市の城南小学校のこどもボランティアを見学。 先日城南フェアで初めて訪れたが、低学年のための「こどもボランティア」があるので、見学に出かけた。毎週木曜日だそうだが、今月は来週以降すべて要件が詰まっているので、今日見学する。体育館での子供たちと遊ぶだけだが、次は室内でゲームなどを行うとか。少しずつ親しんできたら、私のプログラムもさせて貰いたいとの野望。 11月3日(火) 東員町文化祭のうち、今日は大茶会とミュージックフェア。どちらもカメラマンを頼まれる。 東員町にもフォトクラブがあるので、私などに頼まなくてもよいのに、つい頼まれてしまう。ミュージックフェアは4団体の発表でカメラマンとしても退屈。 10月30日(金) 一昨日に引き続き、N社の審査結果報告書も書き上げる。この会社は品質管理によく取り組んでおり、報告書も書きやすくなんとかこの2日間で書き上げる。 10月29日(木) 5日間に亘って行われてきた東員町文化祭の前期が終わり、しゃくやく句会の展示も今日で終わり、取り外す。この5日間展示当番や、PT委員としての展示場全体の照明、鍵の管理も担当するなどなかなか自分の時間を取ることが出来なかった。 10月27日(火) 10月1日に行ったU社の品質審査。やっと指摘した不適合に対して、不満足ながらも受け入れることにして、審査結果報告書を書き上げる。また明日に延ばすのもいやだったので、深夜までかかって仕上げる。 10月26日(月) COP21特別作業部会が閉幕 昨日の各社新聞で、「ドイツ・ボンで開催されていた国連気候変動枠組み条約の特別作業部会は、11月末からの締約国会議(COP21)での政治的合意の土台となる草案を詰め切れずに閉幕した。」とある。 もう京都議定書以降の新たな温室効果ガス削減に向けた数値目標を議論し始めて一体何年になるのだろう。少なくともこの数年間、不毛な議論を続けてきただけである。南北対立があまりにも激しい。 11月末にフランスで行われるCOP21本会議を控えて、作業部会では産業革命以降の気温上昇を「2度目標」としたことに対して、議論してきたにもかかわらずである。 『焦点の一つの温室効果ガスの排出量削減の長期目標については意見が折り合わず、「2050年までに10年比40~70%削減」「長期的な低炭素化」などの案を併記。途上国が求めた温暖化による損害の救済に関しては言及しない選択肢も設けるなど、できあがった草案は多数の選択肢が乱立した。』 その結果一応各国が提出したCo2削減目標を集計すると、本来目標である「2度目標」に届かないことは分かっているが、このまま11月末に行われるCOP21本会議にずるずるとなだれ込んでいくのだろうか。 10月25日(日) 環境学習サークルみえの自転車発電 三重県温暖化対策推進員として、今日は桑名市の城南小学校で環境学習サークルみえ担当の「自転車発電」体験イベントに参加した。何故自転車発電を体験させるかというと、小学生に自転車で照明、CDカセット、液晶テレビを動かすために自転車で発電させていかに電力発電が大変だと言うこと、その発電では多くのCo2が必要であることを考えて貰うためである。しかし実際には遊びとして自転車漕ぎを楽しんで貰うことにある。 それにしても桑名市では小学校の祭には熱心である。東員町とは大違いである。 写真は子供たちの自転車漕ぎ。 今夜は十三夜。後の月とも言われている月はすっきりと晴れたよい月だった。ただ今夜は写真を撮る暇がなかったので、残念。(112203) 10月24日(土) 東員町文化祭 今日からおよそ10日間に亘って東員町文化祭。そのうちの29日まで前期期間に「しゃくやく俳句会」が展示に参加。今年は12名の自作句を短冊に掲示する。私は一番俳句を書くのが苦手だが、会員の皆さんは結構積極的。それもうなずけるほど結構字はうまい。恥ずかしいが私も展示。そして期間中の2日間ほど展示当番をしなければならない。とりあえず初日の今日は私ともう1名の会員さんで当番をする。 他のコーナーも結構力作があり、何もない東員町だが、文化力だけはある。 写真はしゃくやく俳句会の展示。 10月23日(金) 今週の20日に引き続き、I社の品質審査のリーダー。ここも何度も審査している会社で社長自ら経営者と管理責任者を担当している。しかも忙しいにもかかわらず結構しっかりと品質マネジメントシステムを運営している。その結果、今日も指摘なしで審査を終わる。 10月21日(水) しゃくやく句会。句会の他、今日は24日から始まる東員町文化祭のために自作句の短冊を提出して貰う。皆さん短冊掛けもほとんど自分で購入して貰い、準備して貰う。 10月19日(月)ー20日(火) 明日、N社の品質審査を行う予定であるが、N社が美濃市の奥の方にあるので、遠くて前泊する。 そして今日の20日に審査のリーダーを務める。ここの会社は何度も審査している会社で、品質マネジメントシステム構築状況もよい。現在はベトナムに新工場設立準備でドタバタしているが、社内のQMSはしっかり進めている。 結局は指摘事項なしで終わる。 10月18日(日) 2,3日前の新聞で御在所岳の頂上が紅葉(主にアカヤシオ)の真っ盛りというニュースを聞いたので、よく晴れた今日、あわてて出かける。ところが紅葉の進み具合が早く、もう今日は紅葉のピークが過ぎ、大半がアカヤシオの葉が黒ずんできていた。それでも快晴に恵まれ、頂上からはなかなか見えない琵琶湖まで見える。 日曜日とあって大混雑。写真は比較的紅葉が残っているアカヤシオと芒。 10月13日(水) 公民館講座。一度は経験してほしい吟行のまねごとをする。天気はよく晴れて吟行日和。近くの公園を数十分で一回り。実際には1時間近くかかった。ただ今頃は木の実が多く見える時期で今回だけは妻の応援を借りて、植物の名前を教えながら回る。句会では事前投句以外に1~2句の吟行句を作ってもらう。将来引き続き俳句をやって貰うにはこれが必要だと思う。 (112083) 10月12日(月) 体育の日。10月10日以外だと実感がない。今まで毎年行っていたそうだが、団地の城山地区でハイキングが行われる。参加費は無料、コースは近くの六把野神明神社で毎年行われる獅子舞を見る。そしてコスモス畑から町の中部公園まで歩く。合計で5km弱のウォーキング。せっかくのハイキングだったので、俳句も作りたかったが、あまり成果はなし。しかし天候もよく久しぶりに汗をかいた1日であった。写真は子供と一緒の獅子舞。 10月11日(日) 愛知同人句会。常日頃感じていたが、選句に時間がかかりすぎるとのことで、おしかりを受ける。さらに私は選句中のおしゃべりが気になった。同人句会ではこんな状況だが、私の参加している句会ではもっとひどい。いくら言っても前句を書き出したり、書き写してからおもむろ選句するというのろさ。しかも一番時間がかかっている会員が選句が終わってからゆっくりとトイレに行っている。幹事さんがいつもいらいらしているのがよく分かる。 10月10日(土) 環境学習サークルみえの定例会。10年以上前から、発電に伴うCo2排出を子供たちに分かり易くさせるために、人力自転車で照明やテレビをつける発電させるイベントが今月のエコフェアで5万人達成した。地道な活動であるが、皆さんよくやっていると思った。今後私は何を手伝えるか分からないが、少しでも環境につながる活動に協力していきたい。 10月9日(金) ブラームス交響曲第4番(名フィル定期公演) また日記を書く暇がなくて、随分と久しぶりに書く。 名古屋句会。いつものように少人数ですぐ終わる。今日は夜、名フィル定期公演を聴きに行く日で、夜まで3時間ほど空いてしまったので、「若竹」1000号記念の展示会を見たあと、時間をつぶす。 今日のブラームスの4番は1番に次いでよく聞く曲。第1楽章の出だしのため息をつくような甘いメロディが印象的。Webの解説では「哀切な表情を湛えている。」とある。そして第3楽章が好きだ。第3楽章の出だしが全楽器で強烈に下降してくる主題。よく表現できないが、自分では「ド・シ・ラ・ソ・ファ・ソ」という感じ。久しぶりにブラームスを堪能したという実感。(112008) 10月8日(木) 快晴に恵まれ、仕事の谷間に久しぶりに時間の余裕が出来たので、前から行きたいと思っていた曽爾高原に出かける。初めてのところで本来は公共交通機関を使っていきたかったが、バスの便が極めて悪いので、やむ得ず車で出かける。ナビ頼りで出かけたが、途中の休憩を入れて3時間ほどかかる。高原では丁度芒が開ききったところ。ただここの芒は背が低くて、もっと後がよさそう。見どころは芒がすっかり絮になった時の夕日に透かして見える時が、茜色に輝いてシャッターチャンスだという。と言うことは11月上旬だそうだ。 写真は手前の芒と山全体の芒。但し遠くから見ると山はまだ緑色。 10月7日(水) 午前中、文化協会の「ひばり」の雑用でつぶれてしまったあと、1日遅れのN社の審査計画書を仕上げて発送する。 すぐあとにI社の審査計画書が待っているが、まだ品質マニュアルが届いていないので、いつのことになるやら。 10月4日(日) 今まであまり出席したことがないが、俳人協会愛知支部の吟行会に出席。吟行句は全く当てにしていないが、「伊吹嶺」の皆さんがよい成績で喜ばしい。私は戸恒東人氏の三重時代の句集『激浪』の詳細な研究から、当時の誓子の立場から思い切った論考に感心する。以前戸恒氏の『誓子ーわが心の帆』を読んだことがあり、読んだ当時は随分と思い切ったことを書いているなと思ったが、これだけ立証主義に基づいた論考になったことに納得。三重時代の誓子については私も興味のあるところでもう一度『誓子ーわが心の帆』を読まねばと思う。 10月3日(土) 伊吹嶺運営委員会。本来は句会があるので、代理出席を探したが、その人も句会で出席できないとのことで、やむ得ず運営委員会に出席して、ネット部の案件が終わってから、早引けさせて頂く。 その後、チングルマ句会に出席。 10月1日(木) 久しぶりにU社の品質審査に出かける。最近、JABから私の所属しているISCはソフトグレーディング(本来は不適合事項だが、観察事項に収めること)しているとの指摘を受けているので、今日は1件指摘事項を出して終わる。この会社はまだISOを導入して3年目なので、不適合に対する是正処置実施が出来るかどうか 気がかり。 9月28日(月) 昨夜に引き続き、今夜は十六夜。但し月齢で行くと、今日は満月。しかも最も月が地球に近づくスーパームーンだという。 昨夜の名月はあまりよく撮せなかったので、今日のスーパームーンの写真を掲載します。手前に何かがかかっているのは、木の枝を入れて撮した。月を拡大してみたらやはり一寸露出オーバー。 9月27日(日) 時期的には遅い仲秋の名月。よい写真を撮ろうとして近くの公園まで出かけて撮したが露出がオーバーだったりして、あまりうまく撮せなかった。 9月25日(金) 東員町文化祭の出展説明会に出席して、細かいことを聞いた。たまたましゃくやく句会の展示場所はよいところだが、同じ展示グループで個人出展の方が多く、団体加盟しているしゃくやく句会では結構会場当番が多くなった。皆さんの協力を得てうまく運営していきたい。 9月24日(木) 雷鳥の人工飼育失敗(中日新聞27.9.7) 最近、雷鳥が猿に食べられるというショッキングなニュースがあり、この日記に書くことが出来なかったが、今日は上野動物園で乗鞍岳の雷鳥を人工飼育していたが、全匹とも死んだということを知った。検索して見たら、既に今月の6日に全滅したという。死因はまだはっきりしていない。一方、富山ファミリーパークでも人工飼育しており、現在なお3匹が健在である。両方の違いを探れば原因も明らかになるだろう。上野動物園では抱卵する前の卵を採卵したが、富山ファミリーパークでは抱卵後の卵を採卵したという。また上野動物園の雛には腸内細菌の減少が見られ、消化機能の低下のためだともいう。雷鳥は無菌状態で育てるのではなくて、親鳥の体内細菌も引き継ぐことで生育に必要な体力が付くのではないかとも思われる。新聞ではあまり詳しい原因が書かれていないが、上野と富山比較からあまり上野動物園では詳しいことを言いたくないかもしれない。 いずれにしても上野動物園ではまた来年も挑戦するというが、原因をはっきりとさせることも大事だろう。 なお上野動物園での人工飼育のニュースは【こちら】から、と富山ファミリーパークでの人工飼育状況のニュースは【こちら】からそれぞれ見て下さい。 9月23日(水) 先週長野に出かけたため、1週間遅れのしゃくやく句会。皆さんにはご迷惑をおかけした。 今年も東員町文化祭が予定されているが、皆さん、出展したいとの意向で出展することで準備を進める。今年は13名の参加で一寸は格好がつくかと思う。皆さんには来月まで出展する句を決めて、書いて貰うことにする。 9月19日(土) 3日間留守にしたため、溜まっているHP句会の選句、いぶきネット句会の添削、東員町文化協会主催の文化祭の打合せなど。ばたばたしている内に1日が過ぎてしまう。 9月16日(水)-18日(金) チングルマ句会では、毎年行っていることだが、名古屋市の御岳休暇村にお世話になり、長野のあちこちの吟行旅行を行っている。10年ぐらい前まではもっぱら登山の中心だったが、今は誰も高齢化で高原や吟行地を歩くだけ。途中の北向観音や旧帝室林野局の御料館は別として、一番の目的は池の平湿原、無言館、虚子旧居など。 池の平はリンドウなどもあったが、既に湿原は草紅葉。無言館は2,3回目ぐらいかと思うが、いつ見ても胸が塞がる思い。 そして虚子旧居は2回目。初めて訪問した時は10数年前か。虚子旧居(今は虚子庵)と小諸で虚子一家をもてなした小山家で見た六曲一双、2組の屏風は今は虚子記念館として、ここに展示されている。10数年前に見た時は小山家の座敷で見た印象と少し違った。そして虚子庵ではゆったりとした時間を過ごす。 写真は少しだけ紹介します。
9月15日(火) 今日は三重県温暖化対策推進センターによる研修が予定されていたが、U社の審査計画書を提出しなければならなかったので、欠席して、計画書を仕上げる。いつも土壇場にならないと何事もやらない悪い癖は直さなければならないのだが。 9月14日(月) 東員町実施の人間ドックに出かける。毎年受けてもいつも指摘されることは同じだが、新しい悪い項目があると行けないので受けざるを得ない。町からドックの支援金が出るのは今年が最後とか。要するに後期高齢者になればいつ死んでもかまわないという極めて冷たい行政であることが分かる。ただ今年は肝機能が期待と違って正常だった。というのもこの半月間飲酒を断っていたため。と言うことは酒は飲まなければ良いのだが、そうはいかない。夜早速断酒の禁を破って晩酌する。 近々、N社の審査を行うこととなっているが、いつまでたっても必要な提出資料が届かず、今日やっと届く。これから品質マニュアル等を読み込んで、明日には審査計画書を提出しなければならない。 9月13日(日) 愛知同人句会。私の成績は相変わらず、低空飛行だが、1句だけ実験的に新しい表現で挑戦してみた。この句を信頼しているSさんから採って頂き、半ば良しとすることとした。 今日は同時に今年の伊吹嶺賞、新同人の発表があった。伊吹嶺賞は最若手の関根切子さんが受賞。喜ばしいことである。早速夜、伊吹嶺HPにこの2つのニュースを流した。そうするとたちまちいぶきネット句会メンバーのMLでは雪崩を打つようにお祝いメッセージに溢れかえる。今夜はまだまだで明日もお祝いメールが飛び交うことになると思う。HPのアクセスカウンターを見ると、みるみるうちに跳ね上がる。 9月12日(土) ISCによるISO9001のFDIS改訂研修。先週は環境のISO14001の研修であったが、今日は品質。これでFDIS改訂研修の2つが終わったことになるが、あとは12月に最終版(国際規格版)であるISの研修が行われる。これでやっと新規格の審査員資格を取得することが出来る。実に15年ぶりの大改訂のためやむ得ないか。 ただ前回と今回の研修の宿題がまだ作成していない。これがまた大変労力のかかるもので、いつになったら出来るか見通しが付いていない。 9月11日(金) 名古屋句会。以前は毎週日曜日に行っていたが、この日は愛知同人句会に変更したので、いろいろ定例日を変更したが、今は今日の第2金曜日にしているが、ウィークディのため仕事の関係でころころと変わる。今年一杯でもまた変更を予定している。相変わらずの少人数でも皆さん他の句会に所属していないので、日程変更しても必ず行うことにしている。 今週の初め、東海地方に台風18号が直撃したが、幸い何もなくて佳かった。ところが今日は栃木、茨城に続いて宮城にも線上降水帯と聞いたことのないような長時間豪雨が襲った。妻の姉の仙台市でも豪雨が直撃しているとのニュースに心配していたが、夜電話したところ無事であるとのことで一安心。ただ途中経過では姉の地域にも避難指示が出たとか。溢水しそうな広瀬川のそばに住んでいるためとか。しかし避難先の長町小学校にたどり着く途中がかえって危険と言うことで、結局自宅待機して何もなくてよかった。 9月10日(木) 御在所岳の俳句ingの夏の句の選句。今回はめずらしく投句数が少なく、200句未満となった。そしてやはり飛び抜けてよい句が少なかった。それでも選句後の同一作者のダブりなどを削除する作業などのため、2時間近くかかる。今朝御在所の麓に着いた時、台風あとの青空が見えたが、午後は文化協会の『ひばり』の2校があるため、山頂に登るのを断念して帰る。 『ひばり』の2校でほぼすべてが終わるので3校は一人に任せて今日で校了とする。(111557) 9月9日(水) 台風18号が直撃しそうな状況のため、今日黄斑変性の眼科に行く予定だったが、中止。しかし空振りに近く東員町は雨も風もたいしたことなく、何も影響を受けなかった。一日中家にいたため、なかなかこなせなかった雑用、机の上の種類整理を行う。こういう時でないと、机の上は散らかしたままで過ごすところだった。 9月8日(火) 台風が近づく雨の中の公民館講座。明日は台風が直撃する予報なので、今日で佳かった。雨でも皆さん出席。少しずつ上達している方もいれば、全くスタートのまま進んでいない方もいる。初心というのはそういうもので仕方ないか。でも皆さんやる気はあり、丁寧に教えるしかない。(111523) 9月6日(日) 「広報ひばり」の初校ゲラの一校。わずかなページでも何度も言葉遣い、文字の位置まで見直して時間がかかる。 9月5日(土) チングルマ句会。皆さん相変わらず熱心。 私は相変わらず前日にあわてて俳句を作っている自転車操業。 また今月中旬に年1回の長野県吟行も行う。チングルマ句会として初めて無言館を見に行く予定。 名フィルを聴きに行ったり、研修に出かけてしたりで、伊吹嶺HPの9月号版に更新するのに、最後まで時間がなくてそのままになっていた「伊吹嶺ジュニア俳句」の更新をやっと終えた。「伊吹嶺」誌に掲載以外の入選作品もすべて打ち込むため時間がかかって仕方なかった。それでもこの2ヶ月間のジュニア俳句の応募はまずまずで、誌上以外の入選作品が多かったが、これもうれしいことだ。 9月4日(金) ベートーベン交響曲第3番(名フィル定期公演) 私は本来、名フィル定期会員ではないが、今日もプログラムにひかれて聴きに行く。そして今夜の指揮者は小泉和裕。丁度今日の中日新聞にインタビュー記事があった。来年から名フィルの音楽監督を務めるとか。来年は名フィル創立50周年になる節目で、特別な年になりそう。小泉氏は今日の就任会見記事の中で、「ベートーベンやブラームスなどの古典を大切に、本物の音楽はこうだと、突き詰めてやっていきたい。名フィルレベルをもっと高い世界に引き上げたい。」最後の言葉は名フィルの現状の危機感からの発言とみた。前半の古典を大切にするという発言は賛成。また50周年に因んで全国5都市で特別公演を行うと言い、東京ではブルックナーの8番を演奏するという。名古屋でも聴きたいと思う。 そして今日のプログラムは古典中の古典のベートーベン交響曲第3番。ベートーベンは1番、2番と違ってこの3番は2倍以上の演奏時間で、このスタイルがブラームスにそしてその後のロマン派に引き継がれていくそれこそ節目の3番だ。 私が初めてベートーベンの3番のレコードを買ったのはフルトベングラー指揮のもので、当時はまだモノラル版であったが、このレコードはモノラルを疑似ステレオにカッティングしてあるものだった。今日改めてレコードを見ると、エレクトローラ・ブライトフランク方式のステレオとか。このレコードを買った当時は、ステレオ演奏が始まった端境期で、モノラル録音を2つのチャンネルに分解されており、幅の広い奥行きのある音を想像したという。一時期の苦しい録音時代ではなかったか。 そして今日聴いた結果、あとは名フィルの力量次第によって満足度が得られるかどうかの結論となった。やはりベートーベンシリーズを聴くにはフルトベングラーに限る。 9月3日(木) 今日は師弟句碑吟行会が行われたが、残念ながら、ISO審査員としてのISO14001規格改訂の「2015FDIS研修」のため、吟行会は欠席。今回の改訂は2000年版改訂以来の15年ぶりの大改訂。規格の章立てから要求事項がすっかり変わってしまっており、我々審査員はもちろん受審事業所も大幅な「品質、環境マニュアル」の書き換えとなる。果たして受審事業所のどのくらいが理解できるかが問題で、結局はコンサルタント頼みになるのではないか。私ももう10年若かったら、再度コンサルタントで各事業所を指導できたものをと要らぬ考えを持った。 今日はISO14001の環境マネジメントシステムで、来週はISO9001の品質マネジメントシステムの改訂研修を受けなければならない。 9月1日(火) 今日から9月。8月は前半の猛暑日と黙祷する日の多かったこと、そして今なお安保法案の行く末を憂いながら終わってしまった感じ。8月は新聞に、週刊誌にそして総合俳句誌にも平和を祈る記事に溢れたが、それを無視して突き進む政治に怒りを覚えるとともに、将来今年が「あの8月」という言葉が歴史に残るだけとなってしまうのか。 「伊吹嶺」9月号が届きました。私の書いた「現代俳句評」は【こちら】に掲載してあります。(111436) 8月31日(月) 昨日から最近購入したパソコンの初期設定に時間がかかってしまい、今日やっと終わる。 最近は必要なソフトはみなクラウドソフトのため、結構時間がかかる。パソコンのマイクロソフトへの登録、メールソフトとメールアドレス、ウイルスソフト、ATOKのインストールと登録された辞書のインストールなど。 あとは娘と共用の会計ソフトのインストールもクラウドだが、これだけは会計事務所でやって貰う必要がある。 結局2日間つぶしてしまった。 8月29日(土) 今日は昨夜に続き、親戚の葬儀。骨揚げのあとの初七日だけは失礼して、岐阜の町内会の夏の親睦会に出席のため、夕方には岐阜に行く。街のど真ん中の町内は年々高齢化が進み、年寄りばかりの飲み会。ここでも子供の頃の知り合いと2時間ほど気ままに喋って久闊を楽しむ。 8月28日(金) いつもやるべきことを後回しにしていると、必ずつけが回ってくる。今日、急に長男の義理の祖母が亡くなったとの連絡。通夜と告別式の両方に出なくてはならないので、何も出来なくなってしまう。しかし孫とはずっと会っていなかったが、半年ぶりに会うことが出来、二人とも随分と成長したのがよく分かり、顔つきも童顔から青年の顔に変わってきている。亡くなった義理の祖母は94歳まで生きることが出来たので、ほぼ大往生と言ってよいのかも。通夜の後、集まった親戚はみな酒を酌み交わして久闊を楽しんでいるようだ。こういう楽しい通夜もよいものだ。 8月26日(水) 「広報ひばり」の最終編集会議。何度も原稿集め、読み合わせの後、やっと終わり、今日入稿する。後10日後ぐらいにゲラの校正に入る。 8月24日(月) こちらもまた久しぶりに岐阜同人句会に出席。たまたま今日は欠席者が多く、10名。さみしくも披講後の感想の時間では皆さん、思い思いのことを自由に述べ合う時間が多く取れてよかった。というより私も少しいろいろ話しすぎたか。 8月23日(日) 久しぶりに伊吹嶺句会に出席。1年ぶりぐらいか。というのも伊吹嶺HPに「伊吹嶺ジュニア俳句」コーナーを開設したので、宣伝と多くのジュニアの方に投句して貰うように皆さんに依頼する。とにかくスタートしたばかりなので、あちこちで宣伝して、少しでも多くの投句によりこのコーナーを定着させたい。 8月22日(土) 東員町文化協会の「広報ひばり」の編集会議。今日やっとページ割付を行う。原稿は出揃ったが、外部の依頼原稿がまだなので、行き先の見通しはまだ出来ていない。とにかく私の責任範囲だけは問題のないようにこなすしかない。 8月19日(水) ふじっこ会(温暖化対策推進員の手伝い) 三重県温暖化推進員として何かをしなければと思い、今日は桑名市の藤が丘小学校の「ふじっこ会」という課外学習の中で夏休み工作として、牛乳パックによる望遠鏡づくりの手伝いを行う。メンバーは藤ヶ丘小学校の3年から6年まで16,7名。 内容はただ工作だけでなく、最近光害により星が見えなくなったこと、牛乳パックのリサイクルの実情を分かり易く説明した後、各児童が持参した牛乳パックを使って望遠鏡づくりを行う。牛乳パックの他、100円ショップで準備した虫眼鏡、ミニルーペを使用して作る。工作自身は比較的簡単だが、今日は小学3年から、6年までの集まりで、3年生には一寸難しかったかもしれない。少し手伝ったが、なるべく児童自身にさせる。 出来上がった望遠鏡を元にさらに見やすくさせることや反射望遠鏡の作り方も教えてあとは自分で考えさせることとした。 写真は子供達の作成状況と出来上がった望遠鏡で見ているところ。 午前中に双眼鏡づくりを終えて、午後はしゃくやく句会。公民館講座からしゃくやく句会となって3年目になったが、次第に感性の差が出てきて、出来が違ってくる。ただ私の眼から見て、すごく感性のよいメンバーであるのに、伊吹集では地味な句のためか、なかなか3句入選とならないのが残念。伊吹集ではどうしても目立たないせいか。 8月18日(火) 「広報ひばり」に掲載する「ひばり訪問」で地元の画家を訪問する。白日会所属の画家で、文部大臣奨励賞の受賞、オープンしたばかりの三重県立博物館の入口壁面に飾る油絵も寄贈している結構有名な画家である。ただ現在は体調を崩してやっと体調を戻したばかりで、車椅子生活をなさっている。 探せば東員町にも有名人がいることを知った次第である。 写真はご本人自身を載せることは出来ないので、アトリエの一部。 8月15日(土) 終戦記念日。全国戦没者追悼式を毎年のように見ているが、天皇陛下が初めて「さきの大戦に対する深い反省」に戦没者追悼式で初めて言及されたことに感動した。それに対して安倍首相は一昨年、昨年に引き続き、今年も歴代首相が言及してきたアジア諸国の戦争犠牲者への加害責任や「哀悼の意」「深い反省」には触れなかった。 また昨日の戦後70年談話について各新聞は一斉に批判している。「反省」「おわび」の言葉は出たが、歴代内閣の発言を引用しただけで、何か他人事のように発言している。そして最後に「積極的平和主義」との言葉で、本当に憲法を守る意志が見えてこない。 夜はいぶきネット句会の合評会。お盆休みであったが、20数名の出席で活発な意見を出して頂き、ありがたいことだ。(111229) 8月14日(金) 映画「沖縄うりずんの雨」 毎月の定期診察。相変わらず肝機能数値が悪い。最近アルコールは控えているが、体重を下げる努力をしていないためか。 名古屋へ出かけたついでに映画「沖縄うりずんの雨」を見に行く。「うりずん」は沖縄の乾期が過ぎて大地が潤う時期のことだが、内容は戦後70年を迎えるにあたって、4部構成のドキュメンタリー映画。監督はアメリカのジャン・ユンカーマン。しかし内容は極めて客観的に描き、映画を見た後個人個人が考えなければならない映画だ。 映画は4部構成で「沖縄戦」「占領」「陵辱」「明日へ」となっている。 「沖縄戦」は新たに発掘した米軍撮影フィルムをもとに70年前の沖縄戦の実像に迫っている。日本側の死者・行方不明者は約19万人で、そのうち94,000人が民間人であることの理由がおのずと分かってくる。 「占領」では米軍による差別的な沖縄占領政策の実態と米軍基地建設、沖縄の人々の平和を求める反基地闘争がフィルムの事実から見えてくる。 「陵辱」は実に衝撃的なドキュメンタリー。今まで私も眼を向けていなかった部分。米軍基地の存在によってもたらされる女性たちへの性暴力の実態を被害者側、加害者側からのインタビューで明らかにされている。 「明日へ」の最終章では辺野古への米軍基地建設を巡る日本政府の強引な対応と沖縄への差別的な扱い許している私達の無関心に対して、沖縄の深い失望と怒りが語られている。 以上の内容に対して、ジャン・ユンカーマン監督の新聞での紹介の言葉が印象的である。 「沖縄に日本にある米軍基地の74%が集中していることは、本土の人にとっては他人事ですよね。でも他人事というのは差別ではないでしょうか?沖縄にその問題を押しつけている意識すらない。(中略)ドキュメンタリーは問題提起をするだけですから、観客一人ひとりが考えなきゃいけないんです。」 この言葉をかみしめたい。右は映画のチラシです。名古屋の上映は今日が最後かと思ったら、まだ続き、名演小劇場で8月15日~21日まで上映されている。このHPを見た方は是非観覧をお勧めしたい。 うりずんの雨は血の雨涙雨礎の魂呼び起こす雨 小嶺基子 8月13日 赤堀洋子句集『花の窓』 「万象」の友人で赤堀洋子さんから句集『花の窓』を頂く。赤堀さんとは一昨年と今年、お会いしてつい先日送られてきた。「風」時代からの会員で、東京都立大学・大学院で植物性理化学を専攻された理学博士である。そして句集を読むに従い、ただ一人の娘さんそしてご主人も亡くされている。一昨年お会いした時は丁度ご主人がなくなされた直後であったが、私達とお話しする時は快活で楽しく吟行にご一緒して頂いた。 俳句は「風」時代からの即物具象に忠実な句で完成された句が多かった。共感した句を挙げると、 鰤起し虹を残して去りにけり 芋の葉に喜雨の弾みてゐたりけり 冬萌のはこべ土竜の土に浮く 蝌蚪の紐黒き命の透けてをり 薄氷に風の名残の筋走る 雪吊のぴんと張りたるゆとりかな 二輪草まづ一輪の高く咲き そして娘さん、ご主人をなくされた句には心打たれるものが多かった。 亡き子への土産としたり赤詰草 夫逝きて厨にいとど現るる 亡き夫の砥ぎしナイフよ柿を剥く 夫も子も現れよ真冬の流星群 久しぶりに即物具象の句に会えた。 8月12日(水) 東員町文化協会の広報「ひばり」の編集会議。まだ各所属団体の活動報告、活動予告記事が十分に集まっていない中、先日訪問した気功の「クラブ訪問」について文章を練る。発行まで1ヶ月半しかないが、まだまだ先は見通せない。 8月9日(日) 8月は黙祷する日が多い。8月6日、9日、15日と続く。そして本来は沖縄の慰霊の日、3.11など年5回は必要であろう。いずれも原因は人間が成した負の業であろう。3.11は本来は自然災害であるはずが、福島原発事故はまさに人間が成した業である。また慰霊の日はTV中継すら行わないのは、日本として沖縄の切り捨てだろう。 6日に続いて今日は長崎忌。TVで平和祈念式典を見ていたところ、長崎市長の平和宣言の中で「現在、国会では、国の安全保障のあり方を決める法案の審議が行われています。70年前に心に刻んだ誓いが、日本国憲法の平和の理念が、今揺らいでいるのではないかという不安と懸念が広がっています。政府と国会には、この不安と懸念の声に耳を傾け、英知を結集し、慎重で真摯(しんし)な審議を行うことを求めます。」と広島市長も発言出来なかった勇気のある発言には感動したTV中継で思わず拍手が出たのは参列者の真の思いなのであろう。 浮袋赤肌重ねヒロシマ忌 欣一(広島) 七夕竹弔旗のごとし原爆地 〃(長崎) この沢木先生の広島、長崎での句は忘れてはならない。 8月8日(土) 今年、三重県温暖化対策推進員に任命されてから、どこかの団体に入って活動しようと思っていたが、先月紹介された「環境学習サークルみえ」に入会することとし、今日は毎月の定例会に出席した。主に自転車発電機による電気エネルギーの理解や風車を作って、風力発電の理解につなげていく活動を行っている。 あと毎回三重県環境学習情報センター主催のこどもエコフェアで自転車発電のイベントを行っているが、次回あたり5万人参加に達すると言うことで、5万人達成のセレモニーの打合せ。 今日の新聞で一斉に掲載されたのは、8月6日の広島での平和式典で安倍首相が非核3原則についてコメントしなかった。これに対し各新聞で報道した結果、8月9日の長崎での平和祈念式典では非核3原則に触れるという。これは確信犯ではないのか。ある政党は「偶然ではない。意図的に核兵器使用を容認する姿勢を鮮明にしたのではないか。」と発言しており、今回被爆者団体やマスコミが反応しなければ、そのまま8月9日も同じ挨拶を踏襲したのではないかと勘ぐりたくなる。(111143) 遅くなりましたが、今月の俳句の独り言で「伊吹嶺」8月号に掲載の「俳句を考える・再度即物具象(二)」を【こちら】に掲載してあります。 8月6日(木) 広島の原爆忌。毎年平和祈念式典にはTVを見ることにしている。そして毎年原爆忌の句を作っていきたいと思っているが、必ずしも満足のいく句が出来るとは限らない。 8月5日(水) しばらく日記を書く余裕がなくて久しぶりにアップ。半月ぶりのアップとなってしまった。 毎日猛暑日の続く毎日。昨夜寝る時、一寸風が吹いていた。これが夜の秋というのだろうか。毎晩エアコンをつけて寝ていたが、久しぶりにエアコンをつけないで、扇風機だけで寝たが、なんとか過ごすことが出来た。しかし窓を開け放していたので、早朝からうるさい熊蝉で早々と目が覚めてしまう。睡眠時間を優先するか、夜の秋の季節を感じるのを優先するのかが問題だ。 今日は久しぶりに俳句を作ったり、添削したりでのんびりと過ごす。 8月4日(火) 1週間早く、旧盆のお経を上げて貰うため、岐阜に帰る。住職さんの都合で早い時間となったため、その後墓参りが終わっても午前中には終わってしまう。 帰りにはいつものように温泉に入って喫茶店で時間をつぶすなど暑さを避けることばかりで1日が終わる。 8月3日(月) 旧かな遣いを考える(グラフィケーション7月号) 定期的に富士ゼロックスの広報誌「グラフィケーション」を送って貰っている。一寸情報が遅いが7月号に俳人中村裕による「旧仮名遣いを考える」の記事に目を引いた。 簡単に要点を抽出すると、「俳句を旧仮名遣いで書くということは、言語上の理由としては、表現力、表現の幅と深さにおいて、旧かなの方が新かなよりもはるかに勝るからである。そのために一句の鑑賞に要する時間をより長く保つことが出来る。」「藤原定家がかな遣いを最初に問題にしたのは、正しいかな遣いの基準を古典(歴史)に求めた。」「つまりその結果、その時点での発音でなく、「語」に従うということである。近年の旧かな論者はその考えを引き継いでいる。」というものである。 そして結果として「表音主義に立つと称する新(現代)かな遣いは歴史的一貫性の点では筋がとおらず、かな遣いというもののそもそもの来歴を無視しているのである。」 まさに中村裕の言うとおりで、よく昔の童謡は旧かな遣いで書かれていたものが、戦後かな遣いを表音主義に統一したため、かな遣いに大きな違和感を覚える。せめて俳句の中だけでも旧かな遣いで詠みたいものだ。 8月1日(土) チングルマ句会。先月休んだので、久しぶりの出席。いつも「伊吹嶺」伊吹集の4句欄から好きな句の1句鑑賞を続けているが、最近は即物具象の俳句が4句欄に並ぶようになり、皆さん鑑賞しがいがあるという。チングルマ句会のメンバーは「風」時代から勉強している方が多く、肌で写生句の重要性を感じているのかと思う。 7月28日(火) 東員町公民館講座。8月はお盆休みのため、2回目の7月講座。句会の実践はまだ今日で2回目のため、俳句の中味はまだまだ。それでも俳句の基本の説明、句会などには熱心に取り組んで貰い、ありがたい。 7月27日(月) ずっとHPの日記を書く余裕がなくて久しぶりのアップ。先週まで伊吹嶺原稿や伊吹嶺賞の応募の最後の点検などで、他に何も出来なかった。伊吹嶺賞は毎年参加するだけだが、今日は最終の伊吹嶺賞の20句の決定と明日の東員町公民館講座のテキスト準備など。 7月26日(日) mieこどもエコフェア いつも春と夏休みに行われるこどもエコフェアにスタッフとして応援。今日は海の漂流ごみをテーマに子供にクイズを解いて貰う極めて簡単な仕事。ただ結構子供達に興味を持って貰い、受付がしばしば混雑して、クイズの答を書いて貰う鉛筆やバインダーがなくなり、しばらく待って貰う有様。受付状況を写真に残そうと思ったが、写真を撮るどころではなかった。その代わりと言っては何だが、エコのゆるキャラの写真を載せます。 7月18日(土) 名フィル小曲集(名フィル・名曲シリーズ) 15日に引き続いて、今夜も名フィルを聴きに行く。以前もこういう時があったが、どうも指揮者の都合で連続で公演が行われる。指揮者がイギリス出身のマーティン・ブラビンズのため、集中的に日本に来ては演奏会を行うため、連続公演が続くのだろう。 今日はR・シュトラウスとモーツアルトの小品集。中でも気に入ったのはモーツアルトのクラリネット協奏曲。実に澄みきった曲で、早世したモーツアルトの晩年、35歳の時の作曲。晩年の悲惨な暮らしの中でこんなに明るく温かい音色を出すとは、まさに天使のような響きである。わずか30分の演奏があっという間に終わってしまった。 7月15日(水) シベリウス交響曲第2番(名フィル・名曲シリーズ) しゃくやく会。皆さんよい句が並んで、うれしいことである。ただ最近入会された方も交じり、俳句もいろいろである。ただ「伊吹嶺」7月号の伊吹集の巻頭3席に入った方もおり、今後が楽しみである。 夜は名フィルコンサート。以前にも名フィルで聞いたことがあり、CDも数枚持っている。それだけ好きな曲。ただこれまでこの第2番はロシアの圧制下における独立を目指す民族的色合いの濃い曲だと思っていた。ところが最近のTVなどの演奏解説の中でそうではないことを知った。この誤解の解説をネットから検索すると、次のとおりである。 「第2番が演奏された当時、フィンランドの指揮者ロベルト・カヤヌスがロシアの圧政に対するフィンランド人の独立への気概を代弁したと解釈したため、現在でもそのように受け止められるきらいがあるが、作曲者自身はこの作品には政治的意図も標題的な意味もないと語っている。」 との解説である。確かに第2楽章の重苦しい憂いを帯びた内容に対し、第4楽章の独立への思いを思わせる讃歌で終わる楽章は、そういう印象を受ける。当初のシベリウスの思いとは別にフィンランドの気概を持った交響曲として解釈してもかまわないと思う。 7月14日(火) 3年ぶりに始めた東員町文化協会の公民館講座。まだ2回目であり、全員初心者であるが、今回から句会を始める。内容はまだまだであるが、詠みたい気持ちは伝わってきており、まだまだ自由に詠んで貰うことにする。 7月12日(日) 愛知同人句会。相変わらず参加同人が多く、今日は63名とか。その中で皆さんの取られるのは私にとっては奇跡みたいなもの。1句だけなんとか採って頂いた。今日は沖縄忌(慰霊の日)の句が多かった。それだけ「伊吹嶺」にとって沖縄は身近な存在で詠まざるを得ない題材であろう。今日特に多く取られていたのが次の2句であろう。 夏芝に杖を寝かせて礎撫づ 栗田せつ子 東雲のひときは赤き慰霊の日 河合義和 どちらの心が籠もった句である。せつ子さんの句は慰霊の日と詠まなくても「夏芝」「杖」「礎」の材料で慰霊の日に礎をさすっては肉親を探しに来ている様子が見える。しかも杖を突いてなおここには来ざるを得ない共感が伝わってくる。河合さんの句もこの日の朝焼けの印象を自分に引きつけて詠まれているのだろう。 よく忌日の句は難しいと言われる。例えば「原爆忌」なら原爆忌そのものの内容を詠むいわゆる忌日の説明になってはいけない。自分の体験に引きつけて詠むことが大事だと聞いたことがある。その点今日の2句は自分の立ち位置が見えてくる句である。 7月11日(土) 名古屋句会。いつものように少人数ですぐ終わる。他の句会に参加出来ない方ばかりで、ほとんどが指導で終わる。 7月10日(金) いつも定期的に利用している「とことこ恵ちゃん」のバスツアー。大分以前に申し込んでいたため、台風9号の影響を心配したが、雲が多いものの最適な吟行日和。ただ目的地が大正村、矢作ダムというあまり自然がないところで、俳句の成果は当てにしないで句友と出かけた。ただ期間的に恵那市から補助金が出ているため、参加費がいつもの4000円から3000円に易くなり、しかも1000円のお買い物券付きで、これ以上易くはないという無いようなので、目的地はある程度妥協するしかない。 早く帰りたいという友人のため、句会は行わず、帰りの列車でお互いに作った俳句を披露するだけで終わった。 写真は大正の趣を残した村の路地。 7月9日(木) ISC研修で企業の環境マネジメントシステムの運用状況の見学。見学したのは東芝三重工場。ここは昨年のみえ環境大賞の受賞事業所。「みえ環境大賞」いうのは「個人、NPO、企業、学校などによる環境保全活動や環境経営の取組を対象とした三重県知事の表彰」としている。 東芝三重工場はもちろん環境経営の取組が対象で温室効果ガス削減、環境コスト、信頼性向上などが審査対象項目となる。 ここでは主にモーター、変圧器製造が中心で、操業が1938年で相当古い。モーターの歴史とともに進んできた工場。モーターは昔のイメージと随分と変わり、小型化が進んでいる。今後はハイブリッド車、電気自動車に多く使われそうだ。変圧器は日本ではほぼインフラが整備されつくされると、ほとんど用途がなくなってきたかと思っていたが、まだまだ自家用受電設備に多く使われているそうだ。最近は環境性能がよいトップランナー変圧器が多くなっているとか。 製品の環境性能の他、化学物質をはじめ、排ガスなどの排出量の削減が続いている。また廃棄物置き場を見せて貰ったが、そこでは結構分別再利用、産業廃棄物類の減量化も進んでおり、よく審査で見る廃棄物置き場とはイメージが大分異なっている。 ただ工場内でのビオトープによる生物多様性についてはほんの形がばかりの一般家庭にあるような小さな池で実験を行っている程度だった。 モーター、変圧器などいわゆるオールド製品を製造していう工場としてもまだまだ環境努力の余地がありそうだというのが見学しての全体の感想。 なお東芝三重工場の「環境報告書」は次のHPに掲載されています。 https://www.toshiba.co.jp/env/jp/company/pdf/env13_sis_jp_mie.pdf 7月7日(火) 長良川河口堰20年(中日新聞15.7.6) 昨日に引き続き、また1日遅れの情報ですが、昨日で長良川河口堰建設20年となった。中日新聞では昨日、今日と掲載されており、シリーズ化されているようだ。 河口堰建設費が約1500億円にも驚くが、その後の河口堰維持費に239億円かかったということに開いた口が塞がらない。これらはみな我々の税金である。しかも利用面では、治水は被害の過大見込みで全く現実的でない。さらに新聞では利水利用がわずか16%という。これも見ず利用の過大見込みしたせいである。 新聞では法政大・五十嵐名誉教授の次に発言には全く同感である。「水需要の増加予測は建設当時に一部で盛り上がった中部地方への首都機能移転構想に伴うもので、根拠がない。誰も責任を取らないまま、市民がつけを払わされ続けている。不要な公共事業の典型だ。」 さらに私が最も懸念しているのは、河口堰のために鮎が絶滅に近くなっていることである。つい最近も岐阜市が、河口堰により鮎の遡上阻害により準絶滅危惧種に指定されたことである。一方で長良川が清流ゆえ、世界農業遺産指定に向けて調査しているという恥ずかしいことも行っている。 なおこの記事は次のHPに掲載されています。 http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2015070602000070.html 7月6日(月) 大地動乱の時代(中日新聞社説15.7.5) 昨日書くのを忘れたが、昨日の中日新聞に「大地動乱の時代だから」との社説が掲載されていた。内容は連日続いている火山噴火などから長い目で火山とのつきあい方を考えようとの趣旨であったが、ここで思い出したのは昔、石橋克彦氏の「大地動乱の時代」である。 当時NTT時代に尾張地区全体のネットワーク網を担当している時で、災害対策室も束ねて担当していた。いざ地震の時には先頭に立って、通信設備の復旧を行わなければならない立場であった。その頃に読んだ本が「大地動乱の時代」であった。その時はまだ阪神淡路大震災の前年で、主に興味のあった地震は東海大地震、関東直下型大地震であった。その本では日本ではここ数十年も大地震がないが、近未来に大地震をきっかけに日本大地そのものが大動乱の時代を迎えるものとの内容だったと思う。その後、阪神淡路大震災、そして東日本大震災と続く。 そして社説では現在は火山に要注意と言っている。確かに東日本大震災後、あちこちの地震とともに、火山の噴火が続いている。昨年の御嶽をはじめ、西之島、口永良部島、箱根山、浅間山と次々に続いている。今一番要注意は富士山の噴火という。江戸時代の宝永噴火はその前の噴火から200年後であり、今は宝永噴火から300年たっている。と言うことはいつ噴火してもおかしくない時代である。 これらのニュースを聞くにつれ、素人考えだが、東日本大震災後は日本のプレート自身がそこら中地盤沈下、隆起などでひびが入っている状態ではないかと思う。従って火山など少しでも地盤のひびが入っているところでは次々と噴火を起こし、いずれプレートの境目なども一発触発の岩盤になっているのではないか。ということで南海トラフの大地震、関東直下型の大地震の時期が近いのではないかと思っている。 この「大地動乱の時代」の本の内容はすっかり忘れてしまったが、この本のとおりのストーリーで動いているような気がする。ここでこんなことを書いても私自身我が家の対策を何もしていないというお粗末さである。 なおこの社説は次のHPに掲載されています。 http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2015070502000099.html 7月5日(日) 「伊吹嶺」7月号が届いてから既に数日過ぎたが、私の日記はまとめ書きしているため、今日7月分をまとめて書いている。 6、7月号などで「伊吹嶺」誌で書いた文章を【こちら】に掲載しています。 なお今年の上半期の日記が重くなりましたので、倉庫に移しました。過去の日記を読むには一番上をクリックして下さい。 またうれしいことに7月号の「伊吹集」にはしゃくやく会の吉田さんが巻頭三席になった。今年の1月に入会したばかりで本人もうれしいことだろう。集中して勉強した結果ではないか。(110628) 7月4日(土) 三重県温暖化防止活動推進研修 以前今年から、三重県温暖化防止活動推進センターの推進員に任命されたことを述べたことがあったが、具体的に温暖化対策活動をしないままに、今日の研修を迎えた。実ははっきりとは知らなかったが、三重県温暖化防止活動推進センター長は三重大学の朴副学長だったと言うことだ。 今日の研修は三重県の温暖化対策推進状況の報告、②三重県の異常気象の現状などの講義を受けた。内容的にはほぼ知っている範囲内のことが多かったが、体系的に知識を整理するに役だった。 今日の研修仲間で桑名市で活動している「環境学習サークルみえ」に入会してはどうかと勧められたが、これまで自分の力では何も出来ないので、このようなサークルで実践活動することが有意義のあることだと思う。 7月2日(木) 中国、CO2削減へ新目標 05年比60―65%減(朝日新聞15.7.1) 昨日の朝日新聞で、中国が「地球温暖化対策で、温室効果ガスの新たな削減目標を明らかにした。二酸化炭素(CO2)の排出量を2030年までに減少に転じさせるため、国内総生産(GDP)当たりの排出量を、それまでに05年比で60~65%削減するなどとした。」とあった。以前は中国は2030年には温室効果ガス排出量を減少に転じると言っていたのに、この変わり様は本当かと疑心暗鬼である。 と言ってもGDPあたりの排出量であると言っているところが、今一信用ならない。今後ともGDPが年7~8%増であれば2030年までには数10%増加するため、絶対排出量がどれだけ減少に転じるか信用出来ない。 今や世界1の温室効果ガスの排出量国であるため、こういわざるを得ないのか。今後とも注意して中国の動きを見ていきたい。 なおこの記事は次のHPをクリックすれば読めます。 http://digital.asahi.com/articles/ASH6Z6CRCH6ZUHBI023.html 7月1日(水) ISO9001、ISO14001の2015年版の改訂 今年もいつの間にか、半分が過ぎてしまった。 今日は半日だけのISC研修であるが、ISO9001、ISO14001の2015年版の改訂研修。これらのマネジメントシステム改訂もいよいよ秒読み段階に入った。7月には最終的国際規格(IS)の最後のFDISが公表される。そしてあとは2ヶ月間の各国の投票を待つだけになる。これまでの前例からいうと、FDISが最終版になる。 今日研修を受けたのはDIS版であるが、これまでの例と違って今回の改訂はすべてマネジメントシステムの基礎となるAnnex SLが昨年の内に改訂されているので、今回のDIS版はほぼ最終版に近いという。 7月にFDISが発行されてから、一斉に各地で受審事業者を対象に説明会を数回行う予定になっている。 とここまで書いたのはよいが、この日記を読まれている方は専門用語でちんぷんかんぷんでよく分からないと思う。 一般に国際規格の改訂は各国の専門委員が集まって実に多くの版数を重ねて、最終的に国際規格の改訂に行きつく。その進行されていくドラフトは幾段階に積み重ねられる。 その順序は、①提案段階NP(New work item proposal)、②作業原案WD(Workinng Draft)、③委員会原案CD(Committee Draft)、④国際規格原案DIS(Draft International Standard)、⑤最終国際規格原案FDIS(Final Draft International Standard)、⑥国際規格IS(International Standard)のとおりで、現在は④のDISそして7月中に⑤のFDISが発行される。 どうも私の話は難しくなってしまう。 なおISO国際規格の制定手順については次のHPを参照して下さい。 https://www.jisc.go.jp/international/iso-prcs.html |