隆生の独り言日記(21年1月~6月)

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6月28日(日)
 句友のTさんに誘われて国府宮の御田植祭を見に行く。現地に着くと「伊吹嶺」メンバーが多く来て、にぎやかな吟行となる。御田植祭は各地によっていろいろなやり方があるようだ。国府宮は極めてシンプルな神事のように思えた。12名が集まって、食事、句会を行う。雨の予定だったのが、降らなくて丁度よい吟行日和だった。

6月27日(土)
 「伊吹嶺」編集会議。今月の編集は栗田先生の『海光』特集。「伊吹嶺」外の先生方からの原稿を読ませていただく。どの先生方もそれぞれの語り口で栗田先生を多方面からの視点で書いていただいている。発行される前に読ませていただくことが申し訳ない。(52650)

6月25日(木)-26日(金)
 前から予約していた畑毛温泉に宿泊。毎年バースディはがきが届き、半額で泊まれるので、昨年に引き続き出かける。何もない温泉だが、ただゆったりとくつろぐだけの目的で出かける。1日目は三島駅の前の楽寿園から三島梅花藻の里へ出かける。実際はこの逆コースを辿った。丁度今が梅花藻の花盛り。そこから木陰の源兵衛川という水路を歩くと涼しい。
 泊まったホテルは蛍で有名とのことだったが、もう蛍の時期は過ぎてしまっていた。久しぶりにゆったりと冷酒で楽しむ。
 2日目は特に予定がないので、柿田川公園でゆっくり時間を過ごす。今日はよく晴れていたので、富士湧水はひときわ透明感を増していた。
 次の写真は1日目の梅花藻と2日目のエメラルドブルーの湧水。


三島の梅花藻

柿田川湧水

6月24日(水)
 昨日まで書き上げたU社の審査計画の打合せ。続いてU社の審査結果報告書をまとめ上げて提出。ようやく今週の仕事は一段落したが、気付いてみると俳句はすっかりご無沙汰 俳句の作り方をすっかり忘れてしまう。今週は「伊吹嶺」編集会議を控えているので、原稿作成をやらなければならない。
 先日栗田先生の『海光』出版祝賀会模様や感想文が結構集まったので、落書に書ききれなくなったので、別ページのTOPICSとしてアップする。興味ある方は【こちら】から入っていただきたい。まだ書いていただけそうな方もいるので、充実した祝賀会模様、感想文になりそうである。次回の編集会議では『海光』特集を行うし、祝賀会模様の掲載する予定なので、楽しみである。

6月23日(火)
 前日に引き続き、S社の審査結果報告書の作成。こればかりはパソコンに向かってやらなければならないので、TVの録画を見ながらでは時間がかかって進まない。それでも今日は日付が少し回ったところで、書き終える。
 今日は沖縄忌。丁度昨年の今日平和祈念公園にいたのだと思うと感慨深いものがある。今回の栗田先生の『海光』を読むと、私にとって沖縄とは切って切れない縁が出来たようである。尻に火がついて審査結果報告書を書いている最中、沖縄平和式典を見たことも記憶に残っていくことになろう。

6月22日(月)
 特に何も用はないが、U社の審査準備に追われる。リーダーを勤め、更新審査のため、判定委員会にも報告しなければならないので、用意周到で進めなければならない。いつも適当にやっているチェックリストを詳しく書き込むとか、U社の10cmもあるほどの文書をレビューをしなければならない。おかげで今日寝たのは午前4時過ぎになってしまった。

6月21日(日)  モーツアルトのレクエイム(コバケンスペシャル)
 今年は名フィル定期公演会員を休止したので、久しぶりのコンサート。今日はモーツアルトのレクエイム。レクエイムというと、有名なラクリモサぐらいしか知らない。しかし生演奏で聞くのとCDで聞くのは大違い。合唱をプログラムを見ながら聞いているだけで、感動した。歌詞は知らなくても合唱の力強さが伝わってきた。モーツアルトは晩年楽譜に向かうと神の声が聞こえたのではないか。そうでなければこんなに澄みきった神への祈りの曲は書けないと思った。我が家に帰ってから、CDでラクリモサを聞いていると、妻が私もこの曲を練習したという。遠い昔の話である。(52481)

6月19日(金)  栗田主宰句集『海光』出版祝賀会
 愛知同人句会後、愛知・岐阜同人句会主催による栗田主宰の第4句集『海光』出版祝賀会。祝賀会に50数名が出席。「伊吹嶺」内だけのささやかな祝賀会であったが、非常に楽しく、栗田主宰の人柄そのものがにじみ出る会であった。祝辞を述べる誰もが栗田主宰の人柄、好きな句、沖縄に寄せる思いなどを述べられた。私はこの句集の題名の『海光』に込められた沖縄への思いと同時に、香良洲から沖縄へにつながるキーワードには「散華」から「海光」に続くというか、「海光」の言葉の中に「散華」の気持を常に秘めて持っていたと述べさせていただいた。
 『海光』出版祝賀会の写真と、ネット仲間の感想文は伊吹嶺HP次のアドレスから入って下さい。
    http://www.ibukinet.jp/topix/0906kaikousyukuga.html

6月18日(木)   中日俳句教室講義録(09年06月分)
 来週の日程がびっしり詰まっているため、思い立つように今日は妻と近江の堅田と坂本を歩く。結構暑かったため、最後の方は疲れてしまった。次の写真は浮御堂と途中で見つけた実を付けた花筏の写真。


堅田の浮御堂

花筏の実

 今月も中日俳句教室の講義録を旅遊さんから転送していただいた。今月の講義は富安風生の「朽木は掘るべからず」と題した内容で、「俳句は単にあるがままを写生したのではそれだけのことで・・・」と切り出し、そこから沢木先生の「俳句は短い詩であるから瞬間の感動が最も大切である。」と展開し、沢木先生の『俳句の基本』に述べられていることを紹介なさっています。私達ももう一度沢木先生の言葉を振り返ってみたいと思います。
 講義録の内容は【こちら】から入って下さい。

6月17日(水)
 山藤句会。いつも少人数ながら研究熱心。毎月、「伊吹嶺」誌で勉強している。これが「伊吹嶺」の俳句、文章をよく読むことにつながり、句会が活性化していることは喜ばしい。今日は弟さんが亡くなられた方の句に惹かれた。

6月16日(火)
 カリンカ句会。久しぶりにKさんが出席。担当している大学の講義に名古屋に来られたが、新型インフルエンザで大学が休校になったとか。そのあとでカリンカ句会に出席。まだ新型インフルエンザが下火になっていないようだ。今日は10名の参加でにぎやかに食事しながらの句会。
 我が家に帰ってからすぐに、いぶきネット句会合評会2日目に参加。今夜も意見が活発に出る。皆さんパソコンにすっかりなじめたようである。新入会員もいたが、いずれパソコンに慣れると思う。

6月15日(月)  森林のメタボ化(朝日新聞09.06.14)
 いぶきネット句会の合評会。先月に引き続き、今月も新メンバーが参加されて、少しずつ盛況になる。発言も多くなってきた。ただ毎回新入会員の入会手続きのフォローをしなければならないので、神経を使う。
 今日は新聞休刊日であるが、web新聞からの情報を紹介します。
 いま森林も排ガス窒素を食べきれず、森林がメタボ化しているという。これは大都市周辺の渓流に高濃度の窒素が流入していることが群馬高専、大阪工業大学などの調査で分かった。排ガスに含まれる窒素酸化物が長年降り注いだ結果、窒素を栄養分としている森が窒素飽和状態になって、吸収しきれない窒素が川に流れ出ている可能性がある。これが森林のメタボ化で森の衰退、湖の水質悪化につながっている恐れがあるとのことで行政も調査に乗り出したというニュースである。私達が子供の頃、窒素は肥料の3種類の内の1つだと教えられてきたが、何でもほどほどが丁度よく、過ぎたるは及ばざるがごとしである。
 詳しいことは次のHPアドレスを参照して下さい。
   http://www.asahi.com/eco/OSK200906110150.html

6月14日(日)
 名古屋句会。この頃どの句会でも成績が悪い。少し考えすぎか。一方、単純な写生句がよく取られている。(52287)

6月13日(土)  なごや環境大学(化学物質のヒトへの影響)
 久しぶりになごや環境大学の地球環境学に出席。今日のテーマは「化学物質のヒトへの影響」講師は千葉大学の森千里教授。(曾祖父が明治の陸軍軍医の森林太郎、むしろ森鴎外で有名)
 今私達の回りには化学物質が溢れている。化学物質はもはや生活のためには必要なものが多いが、中には環境バランスが崩れるほどの悪影響を及ぼすものもある。PCB、ダイオキシンなどが典型例である。例によって講義内容をまとめるのは大変なので、思いつくままにキーワードのみ以下に示します。
・森氏の一番の願いは未来の世代のためにケミレスタウンを広げること。
・ケミレス環境医学とはーー化学物質を削除した社会づくり--→環境改善型予防医学とも言える。
・健康の成立要因には内因、外因、行動がある。→健康の方程式:健康=素因(内因)×環境(外因)×生活習慣(行動)
・健康の対策として予防医学がある。その3つの重要なポイントは知る、関心を持つ、行動に移す
・21世紀の医療は予防医学である。①ハイリスク・未病の段階での対応、②疾病の発症予防と健康の増進、③環境改善と生活の質向上
・予防医学の対応レベル→予防の3段階=第1次:健康増進、第2次:早期発見、早期治療、第3次:再発防止、リハビリ
・予防医学の定義:治療医学に対して用いられ、疾病の発生を未然に防ぐための医学
・生活の中の化学物質が近年大幅な増加傾向にある。
・生活環境における化学物質の人体暴露影響:急性中毒、環境ホルモン問題、シックハウス症候群、化学物質過敏症、亜急性・慢性中毒・慢性暴露影響
・環境要因による健康影響に対する医学的対応→第1段階:病気の原因となる環境要因を明らかにする。第2段階:環境が原因となる病気の予防法を開発。第3段階:医学的研究の成果を社会に還元し、予防医学を実践。
・胎児を基準とした環境予防医学の提唱:①胎児や子供などの弱者対策、②ハイリスク・ライフステージ(胎児、小児)、ハイリスクグループ(高感受性群、高暴露群)などの新要素の提唱
・環境ホルモン(内分泌攪乱物質)問題が深刻(薬品、ダイオキシン、PCB、DDT、有機塩素系農薬プラスチック可塑剤、界面活性剤等々)
・内分泌攪乱化学物質の野生動物への影響が深刻(雌性化、雄のペニスの矮小化、精子数の減少、卵の孵化率の低下、免疫機能低下、奇形発生等)
・環境ホルモンのヒトへの影響として疑われているもの:精子数減少、精巣ガン、アレルギー、IQの低下、知能精神発達の遅れ等)
・へその緒からの化学物質の検出:ダイオキシン、PCB、DDE、Hg等)特にPCB、DDEが多い。
・PCBは蓄積性があり、出産時年齢、出産子の順などが影響している。(高年齢出産、第1子に多い)
・汚染物質による人体影響を防ぐには①現状認識、②行動に移す、③生殖年齢にある若い世代の生活を改善、将来世代が健康な生活を楽しめるようにする。
・胎児の複合汚染対策の1つや化学物質問題の根本的対策として「ケミレスタウンの着想」。
・未来世代のための街づくりとして「ケミレスタウン・プロジェクト」を設立。「ケミレス」とは①化学物質を可能な限り減ら意味で、NPO次世代環境権工学センターを設立。
・シックハウス症候群(居住環境の悪化による健康障害)対策の方向性としてハイリスクグループの検出がスタート
・そのためにケミレス必要度テストが開発されている。
・現在次世代環境健康学プロジェクトが実現されている。(2007年)

 以上長々と書いたが、今回の講座ではキーワードだけでは内容の把握、流れが分かりにくい説明になってしまった。私のまとめ方が悪かったと思う。
 ただ1つ気になったことは現在もなお母胎、胎児にPCBが蓄積されていることであった。PCBは廃棄物処理法では特別管理産業廃棄物となっており、昭和47年から製造禁止、現在、PCB特別措置法により厳しく管理されているが、どうも保管が十分でないことや、外国からの流入があるようである。

6月11日(木)-12日(金)
 SS社のISO更新審査。今回は更新審査で、リーダーなので最後まで面倒を見なければならない。小さな会社であるが、真面目に取り組んでいるので、何とかなるだろう。
 今週はずっと家を空けていたので、今日やっと来月のオフ句会会費を振り込む。最近環境のことをあまり勉強していないが、土に着目した環境がらみの話が結構あるので、何とか書いてみたいが、時間がない。妻からは今月の遠方集投句が先でしょうと言われそう。

6月9日(火)-10日(水)
 久しぶりに名工大電気科の同窓会。10年ぶりで下田に集まる。同級生48名の内、既に8名が亡くなっていることに驚く。それでも半数の21名出席。10年ぶりで顔も忘れた者もいたが、少し話すと若いときの思い出がよみがえってくる。近況報告では自身の病気、親の老老介護などが身につまされる。出席できたからかもしれないが、総じて皆元気である。2日目は下田の街をボランティアガイドさんに案内して貰う。やはりガイドさんに案内して貰うと歴史もよく分かる。下の写真はペリーが上陸した港から下田条約を締結した了仙寺までのペリーロードと下田公園の紫陽花。下田公園では丁度あじさい祭を行っており、全山紫陽花でみごと。


川をはさんだ両側がペリーロード

下田公園の紫陽花

6月8日(月)
 今月も「伊吹嶺」校正のお手伝いをさせていただいた。皆さん毎月一生懸命校正をなさっている。今月、私は同人の秀峰集、遠方集を中心に校正したが、同人と会員を比較すると、やはり伊吹集に文法的間違いが多いことがよく分かった。俳句に違いはないが、会員であっても投句の際に最低、文法の間違いをチェックすることは必要であると思った。いつもながら校正の皆さんのご苦労には感謝したい。(52134)

6月6日(土)
 チングルマ句会。今月より栗田主宰の句集『海光』の勉強会を始める。句集の章立てが6章となっており、毎月1章ずつ全員が鑑賞文を書いて発表してから、提出。こうすることにより全員が6句鑑賞することになり、最後は製本してまとめる。チングルマ句会としてもこのような試みは初めてであるが、よい勉強になると思う。句会の方は最近にはないくらい悪い成績。

6月2日(火)-3日(水)
 M社の環境審査。行き先は尾鷲で遠いので、前泊する。3日の審査では環境審査では視点を変える必要があり、これから勉強が必要。

6月1日(月)
 3日のM社の審査準備。今回は環境審査員に昇格して初めての環境審査。環境審査は最新の環境関連法令を熟知することが必要なので、環境の方はいまさら主任審査員になるつもりはないので、マイペースでやっていきたい。(51955)

5月29日(金)-30日(土) 上高地のパック旅行
 前から予定していた上高地のパック旅行に参加。現地24時間フリーがよいとのことで申し込んだものである。ただ難点は早くから予約するので、当日の天候は運任せであること。予報では時々雨が降るとのことであったが、両日とも何とか雨が降らないで済んだ。確かここは10年前頃も参加したことがあったが、この時は2日目が土砂降りだった。
 1日目は曇で大正池から河童橋までゆっくりと散歩。雨は降らなかったものの奥穂高は裾しか見えない。随分とゆっくりと歩き、途中ホテルでコーヒータイムを取りながら、休憩しながらの散歩。
 今日(29日)はたまたま誕生日だったので、フリードリンクで夕食。年齢幅を広くとると私はアラコキになった。
 2日目は朝早く妻に起こされて、曇ながらの穂高全容を見ることが出来た。今日は明神池までの往復。
 途中、多くの野草に会うことが出来たのが収穫で、特に二輪草の群生地が見事だった。ホテルのボランティアしている方に聞いたが、二輪草は花びらが6片はもちろん7片、8片のものがあるし、1個所から3輪、4輪の花を付けるものもあるという。また緑の二輪草もあるという。これは丁度四つ葉のクローバーのように幸せをもたらすという。それを聞いて見ると本当に様々な二輪草があることが分かった。緑の二輪草も見た。その他見た花はシロバナエンレイソウ、ラショウモンカズラ、ミツバツチグリ、勿忘草、オオカメノキ、小梨の花、岩鏡、サンカヨウなど。
 今回は妻と二人での旅行であったので、俳句はそれぞれが勝手に作っただけ。以下は主な写真です。


立枯れの木がほとんどなくなった大正池

シロバナエンレイソウ
(紫のエンレイソウもあった)

ラショウモンカズラ

野生の勿忘草

2日目の朝の奥穂高岳(左が西穂高)

河童橋から見た焼岳

クルマバツクバネソウ

明神池

明神池のオシドリ

岩鏡

二輪草の群生(実際はもっと多い)

花びらが7片の二輪草(8片のもあったがピンボケ)

3輪の花を付けた二輪草(4輪もあった)

サンカヨウ

ミツバツチグリ

5月28日(木)
 S社の暫定報告書の提出と来月のSS社の審査計画書の作成と提出。SS社の審査は更新審査であるので、審査工数が多い上に、判定委員会もある。こういう審査でリーダ-を勤めると結構神経を使う。

5月26日(火)
 S社のISO審査。今日は1人審査で、一寸気楽。昨今の景気大不況の中、小規模ながらQMS活動を続けていくことは貴重である。

5月25日(月)  アルゼンチンアリが7府県に拡大(朝日新聞 09.5.25)
 岐阜支部で岐阜鍛錬会の反省会。私など何もしなかったのに、参加させて貰う。今回の鍛錬会は丹羽支部長の緻密な計画と岐阜支部の皆さんによる全員体制が成功したのではないかと思う。
 アルゼンチンアリが日本の7府県に拡大しているという。新聞によれば、「アルゼンチンアリは、環境省の特定外来生物に指定されている。女王アリが複数いて繁殖力が強く、圧倒的な数で在来アリのエサを奪って絶滅に追い込むなど、生態系を壊す恐れが深刻だ。」とある。 アリといえども日本の生態系に必要であり、生物の多様性の観点から日本の生態性を乱し、在来種のアリが絶滅になることは予想もしないどんな悪影響が出るか予測できない。
 以前TVでアメリカに軍隊アリというものが住宅を根こそぎ食い散らし、ぼろぼろになっていく過程を見たことがあるが、軍隊アリと言い、アルゼンチンアリと言い、名前からして不気味である。
 以下に朝日新聞の記事と、アルゼンチンアリのWikipediaを紹介します。
   http://www.asahi.com/eco/NGY200905230033.html(朝日新聞)
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%BC%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%AA(Wikipedia)

5月24日(日)
 午前中妻が出かけたので、午後合流して眼鏡屋に行く。その後、そろそろ花菖蒲が見頃かなと思って、久しぶりに桑名の諸戸庭園を散歩。花菖蒲はまだ咲き始めだったが、河骨がきれいに咲いている。河骨がぶっきらぼうに咲くとは、みや子さんの感覚であるが、言われてみるとその通り。庭園を出て、九華公園へ出かけると、楝の花が満開で、揖斐川の中州では葭切が騒がしい。たまに出かけると句材はたくさんあるが、俳句にならないのが私の怠け心。下の写真は園内の日本庭園、今日見た花菖蒲と楝の花。


園内の日本庭園

花菖蒲

楝の花

5月23日(土)   栗田やすし句集『海光』鑑賞
 「伊吹嶺」編集会議。これから皆さんに読まれやすい俳誌をめざして、栗田先生からいろいろ企画が提案される。また毎月の新入会状況を見ていると少しずつであるが、会員が増加傾向にあることは喜ばしいことである。
 夜、NHKBSの俳句王国を見たら、伊藤悠遊さんが広瀬直人氏の特選に入選。俳句は「黄砂降る駱駝真つ直ぐ西を向き」である。これに対し、旅遊さんからは伊吹嶺落書にお便りを寄せていただいている。【こちら】から入って下さい。
 今までなかなか書けなかった栗田先生の句集『海光』の感想をやっと書き上げた。興味ある方は【こちら】から入って下さい。

5月22日(金)  中日俳句教室(09.05.19)
 午後に審査員会議があるので、今日にあわせて午前中にN社の審査実施報告書を作成、提出する。午後の審査員会議では、JAB認定審査の結果の報告を受ける。その他、最近の環境関連の法改正、審査のためのガイドのレクチャーを受ける。
 夜、明日の編集会議のための原稿を大急ぎで完成させる。原稿をメールで送ってもらい、ページ設定して完成させる。随分と便利になったが、その分私のところにどんどん原稿が集まってくる。
 旅遊さんから、中日俳句教室の講義録を転送していただく。【こちら】に掲載したので、興味のある方は入って下さい。今月のテーマは「生活が俳句でなければならん(波郷)」です。(51662)

5月21日(木)
 朝、門のインタフォンの調子が悪いので、修理していたら、遠くからホトトギスの声が聞こえた。今年初めて聴くホトトギスである。いよいよ夏本番になってきた。ホトトギスの声だけはデジカメに残せないので、この日記に書くだけ。
 午後、月1回の定期診察。今月の「伊吹嶺」原稿がまだ書き上げていないので、診察前に名古屋の喫茶店で原稿を書き上げる。やはり私の書斎は喫茶店であることが分かった。自宅で書いていると、TVばかり見て少しも進まないための窮余の策である。

5月20日(水)
 山藤句会。先月にメンバー全員、栗田先生の句集『海光』を買って貰ったので、今日はその勉強会。全員に好きな句10句を選んで貰い、1句鑑賞を行う。好きな句と言っても結構メンバーによって好きな句にバラエティがあることが分かる。読む視点により、好みが変わると言うことか。よい勉強になった。

5月19日(火)
 カリンカ句会。まずまずの出席者。まだ鍛錬会の句の整理が出来ていないが、少しずつ作ったものを出す。明日の山藤句会では栗田先生の句集『海光』を勉強するので、土壇場になって感想文を書く。

5月17日(日)
 いつも「伊吹嶺」に「パリ便り」を書いていただいている小林砂斗美さんが日本に帰られ、名古屋に来ていただいたので、主宰と編集部メンバー、同人会長を中心に昼食しながら懇親を行った。詳しいことは【こちら】の伊吹嶺落書の本日欄を参考していただきたい。
 小林さんの「パリ便り」はいわゆるパリの日常生活から、「伊吹嶺」会員に面白ろそうな話題を書き留めていらっしゃるとのこと。いままで記事の中でしか知らなかった小林さんは控えめでなお且つ多弁で非常に私たちを楽しませていただく配慮していただいた。

5月16日(土)  なごや環境大学(地球環境学・いのちとくらしを支える生物多様性)
 今年もまた今日からなごや環境大学での「地球環境学」の講座が始まった。今日は第1回ということで公開講座として「いのちとくらしを支える生物多様性」と題して涌井史郎先生(中部大学、桐蔭横浜大学教授でTBSのサンデーモーニングのキャスターでおなじみ)の講演。今回は非常に多くの範囲に亘り、講演してもらい、この日記には書ききれない。ただ俳句につながる日本の四季、花鳥風月についても話が及んだ。このあたりを中心につながるものを書き出してみたい。
・生物多様性は生態系の多様性、種(種類)の多様性、種内(遺伝)の多様性の3つがあり、これらそれぞれについて多様性を考えるべきである。
・日本人の自然観は四季変化が豊かな花鳥風月に関し、自然観に3つの心があるという。自然の畏怖から生まれる①ふるまいの心、また自然神への敬愛から②もてなしの心、③匠の心があるという。また花鳥風月を基にした見立て、縮景から景観、風景美に託す想いが生まれ、その一つとして日本庭園が発達したという。これらが日本に生物多様性を促す可能性が多いという。
・また生物多様性を維持するための手段として農業、林業、漁業にもっと育成するための支援すべきである。
・里山の育成はその有効な手段である。里山は家から始まって、庭→野良→野辺→里山→奥山→嶽のつながりの中に一つで人間が関わって里山を維持、育成していくことが重要である。里川、里海も同様の考えから育成すべきである。

など書き出せばきりがないが、今日は体系的に生物多様性について考えることが出来た。

5月15日(金)
 愛知同人句会。つい先日の高山での鍛錬会の句が多かった。いわば鍛錬会句会の続きで第4回句会の様相であった。私も3句中、2句を鍛錬会の時の句を投句した。但し選句の方はたまたま5句とも鍛錬会以外の句になってしまった。
 7月に予定しているオフ句会は関東勢の皆さんのお世話で行うことになり、参加日程が固まったので、伊吹嶺HPに掲載した。私のHPを読んでいただいている方で、参加したいと思う方は【こちら】から申込みをしてください。

5月14日(木)
 しばらく近くの池を散歩していなかったが、病院へ行く途中池を通ったら、季節が随分と変わっている。草は庭石菖、茅花などが多くなった。鳥も随分とにぎやかになり、ウグイスが盛んに鳴いている。ヨシキリはまだのようである。ただ気になるのは最近鵜が多くなり、今に池を糞で真っ白にされることが心配。また竹藪を通ると、淡竹があっという間に伸びていた。数本頂いて今夜の煮付けにして貰うことにする。(51426)

5月13日(水)  CO2の中期削減目標が4%増で世界の笑い物(朝日新聞09.5.13)
 「伊吹嶺」6月号の校正のお手伝い。いつも思うことだが、投句の文法間違いが多い。栗田主宰も選をしながら、文法を直すのも大変だと思う。直しきれないところをよく見ることが大事。
 新聞に今後のCO2削減のための日本経団連の中期削減目標について、「政府が示した6案のうち90年比4%増(05年比4%減)の第1案が合理的だとする意見を発表し、政府に提出した。」とあり、一番合理的な目標が4%増というからびっくり。環境相も「世界の笑い物になる。技術を持った日本が後ろ向きの目標を出すのは国際社会での地位をおとしめる」と発言していたが、日本の環境技術をもっと世界に売り出してあわせて日本のCO2削減にも努力すべきである。情けない。なおこのニュースは次のアドレスから見ることが出来ます。
   http://www.asahi.com/eco/TKY200905120264.html

5月12日(火)
 S社の審査計画書の作成と提出。帰りにいつものように白子の海岸に寄る。いずれ吟行のためにと、静思庵、木枯亭を覗くが、静思庵は見学お断りといわれ、木枯亭は雨戸が閉まっていた。海岸に出たところ、保育園児が大勢磯遊びを行っていたり、大人も貝採りをやっていた。潮干狩りには時期が遅いと思ったが、この海岸は多く採れるのだろうか。

5月10日(日)~11日(月)  伊吹嶺俳句鍛錬会
 今日、明日と俳句鍛錬会。2日間とも晴天に恵まれ、吟行日和となった。4人一組のチケットで安く出かける。1日目は朝市、飛騨の里そして兼ねて三之町を散歩。句材はたくさんあったが、なかなか出来ない。句会は2回。2日目は白川村へ吟行。ここも晴天であったが、予想したより人出は少なかった。ホテルに戻って3回目の句会。句会ではいずれも名乗りを上げるまでいかず、じっと下を向いて我慢。写真を撮ることに専念して時間が過ぎるのを待つ。我が家に帰ったときはさすがに疲れた。鍛錬会模様は早くやらないと駄目だが、今日は疲れて寝る。なお鍛錬会模様は伊吹嶺HPの【こちら】にアップしたので見ていただきたい。最近は伊吹嶺HPの更新に時間がかかり、自分のHP更新がままにならない。共通するトピックスは伊吹嶺HPを引用させて貰うことにする。

5月9日(土)  UVインデックスとは
 「オゾン層の破壊」により、地上に到達する紫外線が増加しているという。これにともない、皮膚がんや白内障になることが懸念されていると言うことはよく知られている。オゾンホールの拡大は南極で最も著しいことは知られている。既にオーストラリアでは皮膚がんが増えており、子供の時から外出での防護策を講じていることは以前から知っていた。しかし今後は日本でも紫外線対策を本気にやらなければならないと思われる。
そこで今日知ったのが紫外線情報である。これまでは単純に強い、弱いと表現することが多かったが、最近は、紫外線の強さを数値化した「UVインデックス」が使われているという。ホームページによると、インデックスの数値と対策は次の通りである。
   1~2  弱い    安心して戸外で過ごせます。
   3~5  中程度   日中はできるだけ日陰を利用。できるだけ長袖シャツ、日焼け止めクリーム、帽子を着用
   6~7  強い    (対策は上と同じ)
   8~10 非常に強い 日中の外出はできるだけ控える。必ず長袖シャツ、日焼け止めクリーム、帽子を着用
   11+  極度に強い (対策は上と同じ)

 ちなみに今日の名古屋はレベル8で、明日出かける高山はレベル9という。
 私は中年になってからフルマラソンをやっており、日焼けをむしろ自慢の種にしていたことがあったが、その報いが今シミだらけの顔になってしまっている。最近は黄斑変性の兆候もあると診断されて、そのためにもサングラスが必要だと言われた。今まで人相が悪くなるとのことで、かけたことがなかったが、今年はサングラスを買って付けることにしたい。
 なおUVインデックスの内容は次のHPのリンクを参考にしました。。
http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/uvhp/3-40uvindex_manual.html(気象庁のUVインデックスの説明)
http://www.jma.go.jp/jp/uv/(UVインデックスの予報ページ)

5月8日(金)  タンポポで都市化を調査(産経新聞 09.5.2)
 皆さん日本在来種の日本タンポポと外来種の西洋タンポポの見分け方は既にご存じのことと思います。総苞(そうほう)外片の違いで簡単に見分けられます。自宅の周辺を歩いても随分と日本タンポポが少なくなってきているのが分かります。このタンポポの生育状況で都市化の調査を行っているのを新聞で知りました。新聞によれば
 大阪自然環境保全協会などの調査では、ここ30年で分布図は大きく変わった。最近の調査では在来種と外来種が交配した雑種の存在も明らかに。保全協会などは来年までに「タンポポ地図」を作成しようと「タンポポ調査・西日本2010実行委員会」を組織。日本固有のタンポポが住めなくなった現状を通して、環境破壊の実態を訴えている。
というものである。日本タンポポと西洋タンポポの違いは次の通りである。
①見分け方
総苞外片部分が立っており花に密着しているのが在来種で、この部分が反り返っていれば外来種と分かる。 このように、在来種と外来種は簡単に見分けがつくが、近年、外来種の花粉で在来種と交配した雑種が広がってきており、これは外見では判断ができないため、DNA解析を行う必要があるとのことである。
 (注)総苞外片とはタンポポの花の下にある緑色の部分のこと
②生育の違い
在来種(日本タンポポ)--水分や栄養の多い土を必要とし、花が咲くまでに2~3年かかります。さらに花粉を運ぶ昆虫がいないとタネができない。つまり、在来種は生息するのに豊かな自然が必要である。
外来種(西洋タンポポ)--乾燥した栄養の少ない土でもよく育ち、成長が速いので芽が出てから半年あれば花が咲く。受粉しなくてもタネが出来る。つまり外来種はかなり厳しい条件でも生息できる。よって、外来種が多く生息している場所は、それだけ都市化が進んでいるということを示す。

 以上から大阪自然環境保全協会では来年までにタンポポ地図を作成しようというものである。
 詳しいことは次のホームページを見て下さい。
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090502-00000118-san-soci(産経新聞)

5月5日(火)
 毎年、滋賀県から観光パンフレットが送られてくる。見ると湖北の1日乗り放題の均一巡回バスの期限が今日になっていたので、あわてて出かける。何も考えないで出かけたので、いつもの菅浦と賤ヶ岳。何度も出かけているので、俳句はもうできない。それでも曇り空ながら1日雨が降らないですんだ。
 もう菅浦は白洲正子が書いていたような隠れ里ではなくなってしまっている。湖畔ではブラックバス、ブルーギルの釣り客が多くなっている。琵琶湖は湖北までこれら外来種魚に汚染されている。今日始めて気付いたが、写真のような不思議なものを見た。湖畔に稲を束ね、一つ一つの根には小石を縛ってある。何かの行事のものか近くに住民の方もいなかったので、分からず仕舞い。帰りの賤ヶ岳では可憐な稚児百合を見つける。


菅浦で見つけた不思議なもの

賤ヶ岳で見た稚児百合

5月4日(月)
 ○○年目の結婚記念日。夜妻のリクエストにより寿司屋でささやなかお祝い。我が家では記念日プレゼントに豪華な指輪とはいかない。

5月3日(日)
 名古屋句会。今日はひそかな自信作を並べたがすべて駄目。力むと駄目なことが分かっているが、いつもの悪い繰り返し。

5月2日(土)
 チングルマ句会。最近は文法的な間違いが随分と少なくなってきた。
 先月上梓された栗田主宰句集『海光』がチングルマ句会全員分購入できたとのことで、来月から句集の章ごとに鑑賞を行い、半年後に終わる日程で勉強会を進めることになった。句会メンバーも積極性が出てきて望ましい次第である。

4月30日(木)
 天候がよいので、急遽蕨採り。ここらあたりは昔と植生が随分と変わり、蕨が全然取れなくなった。10年前から発見したところで、驚くほど採れたところだが、もう別のところを探すしかない。
 今日出かけて気付いたことだが、ここらあたりの蕨採りの時期は10年頃前は5月連休中であったが、今ではもう4月20日頃になってしまった。やはり地球温暖化のせいであろう。第2に、近年どの畑、田でもすべて猪垣がしてある。以前はそんな防護をしているところは一つもなかった。これは明らかに里山が荒れて動物の食料がなくなってしまったせいである。またすぐ近くに大きな池があったが、今はほとんど干上がってわずかに水路がある程度である。この原因も明らかである。10年前植林を始まったとき、どこも杉しか植えなかった。その結果、山が荒れて動物に影響を与え、以前は蕨が豊富だったところが杉林で太陽の日が差さなくなり、土壌が痩せてしまい、落葉樹、下草がなくなったためである。
 今日は森林浴と割り切ることにした。ただ水辺に近いところは春リンドウが可憐な花を咲かせてくれる。右の写真が比較的よく写ったもの。
 今日、「伊吹嶺」5月号が届いたので、「現代俳句評」5月号掲載分を【こちら】に載せました。興味のある方は開いてみて下さい。(51136)

4月29日(水)
 長男一家が来る。長男も今日は休みのため、全員早く来る。近くの公園で遊び、池を一周。あと南濃町の温泉に浸かり、夜は鮨で散財。

4月28日(火)
 俳人協会会員のための新聞に「俳句文学館」があるが、その5月号に今年の俳人協会賞予選委員が決まったことが掲載されている。その一人に「伊吹嶺」同人で編集長の下里さんが選ばれた。予選委員は事前に大量の句集を読まなければならないので大変だ。しかし「伊吹嶺」にとって下里さんが選ばれたことは、「伊吹嶺」が評価されたことにつながる。「伊吹嶺」の一員としてまた日頃下里さんに親しくさせていただいている私にとっても喜ばしいことであるが、ともに私自身ももっと勉強しなければならないと実感した。たとえばインターネット部として、いぶきネット句会メンバーの向上に役立ちたいし、せめて伊吹嶺賞も真面目に作らなければならないと思った。

4月27日(月)
 岐阜同人句会。やっと仕事に暇が出来たので、先月から岐阜同人句会に出席できるようになった。日頃真面目に俳句を作っていないので、いつも土壇場の当日に作っている。反省しきりである。句会後、来月の岐阜俳句鍛錬会の最終打合せが行われたが、岐阜支部長の丹羽さんは大変な思いで準備なさっている。あとわずかな時間であるが、成功することを祈っている。

4月25日(土)  尾形仂死去(朝日新聞夕刊09.4.25)
 「伊吹嶺」編集会議。8月号の企画で、栗田先生の『海光』を取り上げることになった。ただ『海光』の評判がよく、発行所、角川書店などが完売されたので、あとはいろいろな書店で根気よく探すしかない。今のところ一番手軽なのは三省堂書店テルミナ店に在庫があるようだ。この日記を読まれた方はすぐ申し込んでみたらどうでしょうか。
 また栗田先生はますます執筆活動に引っ張りだこで、「俳句四季」4月号に「「風」俳句のめざすもの」を書かれたことは既に紹介済みであるが、先日購入した『高浜虚子の世界』(「俳句」編集部編)に「終生のライバル・虚子と碧梧桐」を2ページにわたって書いておられる。「俳壇」5月号には「平成の結社40-わが主張」に「伊吹嶺」の主張を書いておられる。また「俳壇」の6月号にも予定されていると聞く。これらのトピックスは伊吹嶺HPに書いたので、【こちら】を参照して欲しい。
 今日の新聞で俳文学者の尾形仂が89才で亡くなられたことを知った。尾形仂は蕪村の研究家と聞いていたが、新聞によれば頴原退蔵に師事し、「江戸時代語」の権威であったことを知った。昨年は『江戸時代語辞典』を完成されたという。私の書棚には『座の文学』、『蕪村の世界』があるが、段ボールにしまってしまった物もあると思う。『座の文学』は詳細に読んだ記憶がある。『蕪村の世界』はとうとう読めなかったので、これから読もうかと思う。

4月24日(金)  中日俳句教室(09.4.21)
 蕨採り。この頃は体力も衰えたため、年1回程度しか蕨採りに出かけられない。しかも近場のところは誰も取り尽くしてほとんど収穫がない。それでも1日自然の中にはいることはストレス解消になる。
 今月も旅遊さんから、中日俳句教室講義録を頂いた。【こちら】から入ってください。今月は「俳句四季」に掲載された栗田主宰の「「風」俳句のめざすもの」を中心に沢木先生、林徹氏の俳句を引用しながらの分かりやすい説明。特に「風」を経験しないで、直接「伊吹嶺」誌に入会なさった皆さんには是非読んでいただきたい。(50996)

4月23日(木)
 久しぶりにN社のISO審査。1人審査で気楽であるが、ただ1人の場合は時間が足りないことが難点。2件の指摘事項を出して終わる。

4月22日(水)
 Tさんの案内で、瀬戸吟行。瀬戸はめったに出かけたことがなく、今日案内していただいたところはどれも新鮮に映る。沢木先生のいたどりの句は知っていたが、作句の現場を見たのは始めて。また瀬戸での陶器の神様である陶彦神社、磁器の神様である窯神神社の違いがあるのも始めて知った。最後は定光寺まで案内していただき、初めて見た物が多く、感動を頂いた。ただこれが俳句に結びつくのはいつか。
   登り窯いたどりは木となりゐたり   沢木欣一

4月21日(火)
 カリンカ句会。久しぶりに参加者が多く、9名。この句会は挑戦句を出せるので、日頃作れない季語などに挑戦する。今日は逃げ水、三鬼の忌、穀雨などの句を出句する。

4月19日(日)  スギ、ヒノキ花粉の終息は例年より1週間早い(読売新聞09.4.18)
 俳人協会愛知支部総会。毎年この日に総会が行われるが、昨年までは愛知同人句会と同じ日であったので、ついでに参加できたのでよかったが、今年からわざわざ三重から出かけなければならない。妻は急用が出来たので、私が出席することにした。講演は俳人協会評議員の各光雄氏。「俳壇黎明期の人々」であるが、青木月斗の弟子であり、主に月斗の話を聞く。実物として月斗の評された俳句の他、卒塔婆に書かれた月斗の俳句を見たときはびっくり。
 俳句大会では毎年、「伊吹嶺」同人の活躍が目立つが、今年も伊吹嶺の皆さんが随分と名乗りを上げていた。特に最高の大会賞は日野圭子さん、ほかに入選賞(高得点)として、森靖子さん、田畑龍さんなどが受賞。私はひと声のみ、妻はふた声。

 毎年杉花粉にやられ、困っているが、今年はスギ、ヒノキ花粉は例年より1週間早く終息するという(環境省 09.4.17発表)。ちなみに東海地方は4月下旬の前半というから、もうまもなく終息となる。これで今年もやっと外出に気にしないでよくなる。なお次のHPは読売新聞と環境省の報道発表資料です。
   http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20090418-OYT1T00270.htm(読売新聞09.4.18)
   http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=11050(環境省発表09.4.17)

4月18日(土)  鎌倉吟行会
 関東支部主催の鎌倉吟行。いつも関東支部の皆さんにはお世話になる。昨年の今頃は仕事が満杯に詰まっており、参加できなかったが、今年から仕事を極端に減らしたので、連日俳句の行事に参加できるようになる。
 吟行は鎌倉五山の浄智寺、東慶寺。51名もの参加者を得て年々規模が大きくなる。関東支部主催には参加しやすい雰囲気がある。しかし例によって私の俳句は全く駄目。帰りに関東支部の皆さんと食事したあと帰ったが、土曜日であることを忘れて、名古屋からのバスが最終でぎりぎりに間に合う。
 なお鎌倉吟行模様は伊吹嶺HPの【こちら】に載せましたので、興味ある方は入ってください。昨年から、インターネット部を担当するようになったので、「伊吹嶺」行事は伊吹嶺HPに載せることにしたので、ややこしくなった。

4月17日(金)
 愛知同人句会。今日は主宰選がわずか5句で厳しく、選にもれる。しかし悪い癖で、私はいつもぎりぎりにならないと作れなくなってしまい、時には名古屋へ出かけるバスで作る羽目になる。これでは当然採られることはない。
 なお俳人協会の行事として19日に総会が行われるが、来年の秋の大会は「伊吹嶺」が当番となるので、今年もなるべく多く、参加して欲しいとのこと。

4月16日(木)  太陽電池などの特許、日本はダントツ(朝日新聞 09.4.16)
 昨日、太陽光発電の導入が日本は3位に後退したと書いたが、今日の新聞で、特許庁の調査で、太陽電池、エコカーなどを特許庁が「特許出願技術動向調査」を発表しており、太陽電池では日本はダントツの1位。技術的には日本がトップを占めているが、導入量では3位に後退したということは、昨日述べたとおりの政策の遅れが証明していることになる。この記事は次のHPアドレスで見ることが出来ます。
   http://www.asahi.com/eco/TKY200904150347.html
 夜は今日もいぶきネット句会の合評会。今日は時間的に余裕があったため、各句の批評の他、自由な意見交換が出来て活発な合評会であった。(50789)

4月15日(水)   太陽光発電、日本は3位に後退(産経新聞 09.4.7)
 山藤句会。「俳句四季」4月号に掲載された栗田主宰の「「風」俳句のめざすもの」の記事を勉強する。即物具象をめざす考え方が分かりやすく書いていらっしゃる。また勉強会では、「伊吹嶺」4月号で何でもよいから質問をすることになり、皆さん一生懸命読んできており、勉強会の効果があったと思う。
 夜はいぶきネット句会の合評会。

 太陽光発電は将来のCO2削減に大いに期待されるところだが、2008年末の統計を見ると、日本はこれまでドイツに次いで2位だったものが、スペインに抜かれて第3位になったと報道されている。新聞ではその原因として、日本の政策の遅れが響いていることであると書いてある。太陽光発電の技術としては世界のトップクラスである日本が政策のまずさによって、後れを取っている。しかもドイツとの差が開いているという。
 ちなみに08年の当該年の新規導入量は日本は4位になっている。ということはこのまま日本の政治が停滞すれば、年々太陽光発電導入量の後退が続き、先行きが見えないことになる。世界トップと誇っている日本の技術が政治に足を引っ張られて、後退していく姿は見たくない。なお新聞記事から主な数字を以下に示します。
  ◆太陽光発電の累積導入量(2008年)
   1 ドイツ 540 万キロワット
   2 スペイン 230 万キロワット
   3 日本 197 万キロワット

ついでに風力発電については
  ◆風力発電の累積導入量(2008年)
   1 アメリカ 2517 万キロワット
   2 ドイツ 2390 万キロワット
   3 スペイン 1675 万キロワット
   4 中国 1221 万キロワット
   5 インド 965 万キロワット
      ・・・
   13 日本 188 万kW

なおこの記事は次のHPアドレスから見ることが出来ます。
   http://sankei.jp.msn.com/life/environment/090407/env0904071142001-n1.htm

4月13日(月)  
 最近、仕事に少し余裕が出来たので、以前から頼まれていた「伊吹嶺」校正に参加する。久しぶりに校正をすると肩、首が凝って今さながら、校正の大変さを経験する。今日は伊吹集の校正を行ったが、相変わらず投句者の文法の間違いが多い。栗田先生の選に修正あとも見られるが、毎月これをやっていると大変だと思う。校正の皆さんも一生懸命やっているが、最後は投句者の自覚、勉強に頼るしかない。
 いぶきネット句会でも毎月各選句一覧表(名前なし)が配信されたあとに、一生懸命文法の間違いを指摘して貰っているので、随分とよくなった。各句会でも最低限句会当日の句についての文法の間違いを指導する必要もあると思う。

4月12日(日)  ひと月も早く夜光虫(読売新聞 09.4.11)
 名古屋句会。みや子さんは他の用件の時はなかなか外出しないが、名古屋句会だけは来ていただいている。今日は武山さんの秀句賞のお祝いをホテルでささやかにコーヒーのケーキセットで行う。武山さんも相当年配になったが病気は全然せずにまだまだ元気。

 各社の新聞の環境記事をリサーチしていたら、兵庫県豊岡の日本海でいつもより1ヶ月早く夜光虫が出現したという。夜光虫は「夜光虫はプランクトンの一種で、水温が16~20度、晴れて凪(なぎ)が続くなどの条件で現れる。」とあり、夜光虫の光の帯は幻想的で昔見た夜光虫の記憶が未だに残っている。しかし喜んでばかりいかない。もうこの季節に水温が20℃になることは異常である。これも地球温暖化が着実に進んでいる証拠である。夜光虫は真夏の夜に見るからこそ幻想的で、こんな桜の季節に見たくはない。ということで恥ずかしながら、昔の回想句で作った句を紹介したい。なお夜光虫に記事は次のアドレスをクリックしてください。
    泳ぎきし人全身に夜光虫  隆生
  http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20090411-OYT1T00901.htm

4月11日(土)
 久しぶりに仕事に熱中。来週のN社の審査準備。
 我が家の一人静が満開となった。以前あった一人静はいつのまにかなくなってしまい、今は義姉から貰ったものが群生している。この日記を調べてみたら、昨年も一人静の写真が載せてあったが、これは古い方の一人静であった。またたった1輪のカタクリも土が痩せているため、いつの間に咲き終わってしまった。今日の一人静の写真を右に載せます。

4月10日(金)
 久しぶりに朝ゆっくりと起きる。町指定の天然記念物である「東員八重山桜」が満開になったので散歩で見に行く。この桜は花1つに雌しべが2本あるもので、京都の亀岡市と世界で2本しかない山桜だということである。(50639)

4月9日(木)  川越吟行
 妻と一緒に東京に1泊して、Mさんをはじめ、さくら草句会の皆さん総勢7名で川越吟行。川越は20数年前に部下の結婚式に出かけただけで、昔の面影は全然ない。ただ今年はNHK朝ドラの「つばさ」で一躍有名。平日にもかかわらずすごい人出。中院、喜多院、蔵の町、菓子屋横丁などを巡る。丁度桜は満開を過ぎたばかりで、桜吹雪の中に佇み、感動的。朝ドラのとおり、明治の面影のままの蔵造りの老舗が並んでいる。最後に句会も行い、充実した2日間であった。IさんやMさん、それにさくら草句会の皆さんにすっかりお世話になってしまった。この日記でお礼を申し上げたい。以下は今日の写真。


喜多院の桜の下でさくら草句会の皆さんと

雪のような桜吹雪を浴びる

喜多院の五百羅漢

朝ドラ「つばさ」の舞台となった老舗(陶器屋)

時の鐘

菓子屋横丁

4月8日(水)
 NTT入社同期の会で東京へ。入社は昭和39年で、いつの間にか入社45年になってしまった。しかしNTT入社同期現役はわずかNTT関連会社に1名在籍しているのみ。入社同期は80名、そのうち亡くなった同期は7名。残りのメンバーのうち、半数以上の40名が出席で、出席率好調。
 それぞれの自己紹介を聞くと半数ぐらい何らかの仕事を続けている模様。10年~20年間合わないメンバーでも何とか面影が残っており、ほぼ名前と顔が一致する。
 今回は妻も一緒に上京して、会合の間、妻は両親の墓参りなど。夜はIさんからわざわざお誘いいただき、夕桜と食事をご一緒する。桜は北の丸公園を散策したが、桜は満開を過ぎ、落花の中を歩く。食事は淡路町界隈の戦災を免れた明治の面影が残っている洋食屋(レストランとは言わないとか)。漱石も通ったとか。ロールキャベツ、ハヤシライスでレトロな食事で楽しむ。またついでにレトロなあんみつ屋にも案内していただく。
 TOPページと右の写真はIさんのカメラで写した薄暗くなった千鳥ヶ淵での花筏。ISO2400の高感度で撮した桜は幻想的。

4月7日(火)
 午前中にN社の審査計画書を作成、提出。ついでに私の新しい専門分野取得のためのレポートを提出。新しい専門分野を取得するためには専門分野を審査した数回の審査実績と専門分野に関する知識(今回の場合は、建築工事の種類、工程、構造計算偽造問題等)、法令、審査上の留意点等をまとめなければならない。
 レポート提出後あわてて戻り、月1回の定期診察。
 母の納骨も終わり、昨年1年間忙しくて出来なかった母の諸々の後始末、手続きなどに取りかからなければならない。最近ようやく余裕が出来たので、今月中には手続きを終えたい。

4月6日(月)
 夕方の散歩でまたイヌナシを見に行ったら、今日は満開だった。東員町の桜も他の地域に遅れて丁度満開。イヌナシの写真は見た目では2日の写真とほとんど同じ。

4月5日(日)
 母の納骨の日。一周忌が終わってからなかなか機会がなかったが、今日ようやくお墓に納骨できた。分骨は二,三年後に本山へ納めることになるが、しばらくは岐阜の自宅に保管。
 今日は岐阜までの往復、至るところ桜の満開。一番の見頃。特に墨俣城を通過するとき、一つの信号に20分以上かかる渋滞。今年は開花後、一時花冷えとなったので、花持ちがよいようだ。

4月4日(土)
 1日中雨の中、叔母の七七忌の法事。昨日、暖かいと思ったら、今日は寒い一日。一寸飲み過ぎた。

4月3日(金)
 今日は風もなく、暖かいとの予想で桜の開花状況をインターネットで確認した結果、急遽長谷寺へ出かけることとした。長谷寺の広い境内一面桜の満開。これだけの満開状況を見るのは始めて。ただ昨夜、外出のための薬を飲むのを忘れたため、めまいがひどく、休み休み時間かけて歩く。写真は桜ばかりを写したが、五重塔と桜の組合せが一番。

4月2日(木)
 昼の散歩で、近くのイヌナシを見に行く。イヌナシは東員町指定の文化財となっている。近くに2個所あるが、1個所は満開を過ぎたところ。もう1個所はまだ5分咲きぐらい。しかし木が大きいため、結構咲いているように見える。下の写真は全体を見ると満開のように見えるが、アップしてみるとまだ5分咲きであることが分かる。(50455)


全体を見ると満開に近いイヌナシ

拡大してみると5分咲き

4月1日(水)
 今日は陽気が良さそうなので、妻と一緒に土筆摘み。鈴鹿の藤原岳の麓のため、少し風があったが、まずまずの成果。今年はなかなか出かける機会がなく、妻は今まで土筆菓子を作る余裕がなかったとのことであるが、今日あたりは鈴鹿の寒いところでも土筆の終わりに近づき、また太った土筆がなく、土筆菓子を作るほどのものが収穫できなかった。
 そのあと地元の温泉に浸かり、ゆったりとした1日であった。これもやっと仕事の余裕が出来たおかげ。しかし俳句の収穫はゼロ。

3月31日(火)
 一寸油断したため、ぎっくり腰をやってしまった。10数年ぶりのことで、私も年とったと実感。
 妻が名古屋へ出かけたついでに、「俳句四季」3月号を買ってきて貰う。今月号には「「風」俳句の目指すもの」と題して、栗田主宰が2頁にわたって書かれている。
「風」俳句というのは、即沢木欣一先生の足跡を辿り、そこから「伊吹嶺」俳句の目指すものにつながる。この記事は「伊吹嶺」会員の皆さんに読んでいただきたい記事なので、伊吹嶺HPの落書にも書きたい。

3月28日(土)
 「伊吹嶺」編集会議。先月休んだため、久しぶりの編集会議。この編集会議に参加していると、「伊吹嶺」への一体感が出るとともに、月で一番楽しい1日である。
なお待望の栗田主宰の第四句集『海光』が上梓された。『海光』は沖縄をイメージして付けられた題名とのこと。詳しくは【こちら】に紹介したし、句集購入申し込みもここから出来る。「伊吹嶺」会員に皆さんには是非買っていただきたいと思う。

3月27日(金)
 ISOリーダー研修。丁度現在、JABからの認証機関に対する定期サーベイランスの真っ最中で、私のJAB立会審査以降も、順調に進んでいるようである。今日は有効な審査を進めるためにはどのような審査準備をしたらよいかのレポートを提出。

3月26日(木)
 この1年間、ほとんどと言ってよいくらい余裕がなかったが、ようやくここに来て一段落できるようになった。これからは少しでも俳句モードに切り替えたいし、この1年間本も読んでいないことに気付く。夜、ibukinet関係の原稿もそろったので、今日中に完成させたい。(50279)

3月25日(水)
 伊吹嶺原稿書きで1日中家に閉じ籠もり。夜、2ヶ月ぶりに長女が帰国する。しばらくは同居するので、またストレスが溜まるかもしれない。

3月24日(火)  祝! 侍JAPAN優勝
 そろそろ原稿、ISOレポート作成に取り組まなければならないが、ついWBCを最後まで見てしまう。はらはら、どきどきの連続で、ストレスの溜まる中継だったが、最後はイチローにより、優勝を確定する。やはり最後の出番はイチローだった。他に、岩隈、松阪、ダルビッシュ、青木、岩村、稲葉、内川、中島、川崎など全員が活躍の優勝。MVPは個人的には、岩隈、青木だと思った。
 TV中継で食事も取っていなかったことに気付き、それから喫茶店で、食事、ISOレポート書きをして今日はもうこれでよし。あとは明日まかせで夜は一人で乾杯の晩酌。

3月23日(月)
 この1年以上、岐阜同人句会に出席できなかった。仕事も一段落したので、久しぶりに出席。日記を確認したら、この1年間、月末の月曜日はすべてと言ってよいくらい審査に出かけていたことが分かる。いかに俳句の時間を犠牲にして、仕事に出かけていたことが分かる。成績は席題は1句採られたが、あと雑詠投句はほとんど駄目。月末になると詩情が枯渇している証拠。

3月22日(日)
 この1年間、日曜日と言ってもほとんど用件が溜まっていたため、ほぼ1年ぶりに粗大ゴミ出しに1日かかる。小さなマイカーで運んだため、結局3往復かかってしまった。

3月21日(土)  鳥羽の牡蠣打ち  中日俳句教室
 同人総会の翌日、Iさんを交えて8名で鳥羽の牡蛎打ちを見に出かける。うららかで一日中晴れて、吟行日和。鳥羽からタクシーで20分ぐらいのところの小さな牡蠣舟の港を訪れる。ついでに焼き牡蠣、牡蠣雑炊、牡蠣味噌汁を食べさせていただく。出来上がるまで近くを散歩。桜、山桜が随分と咲いている。また今日見た草花は木五倍子、花通草、そら豆の花、黄けまん、桃の花、花大根等。動物ではウグイス、蛙、蝌蚪など。
 帰りに内宮に寄ることにしたが、結局は本殿に行かないで、おはらい町の「赤福」で抹茶を頂き、喫茶店で句会。
 以下に主な写真を紹介します。
 また遅れましたが、旅遊さんから今月の中日俳句教室の講義録を頂きましたので、転載させていただきます。今月は近代俳句鑑賞ですが、それは省略して句会模様が詳しく書かれています。講義録は【こちら】から入ってください。


牡蠣打ちの実演を見せてもらう

豪快に牡蠣を焼く

牡蠣づくしに満足

花木五倍子

花通草

おはらい町で句会

3月20日(金)  「伊吹嶺」同人総会
 「伊吹嶺」同人総会。今年も50数名の参加で、名鉄グランドホテルで行われる。栗田主宰は2つのことを強調された。
 ①各句会では若手を育てて欲しい。②外に向けては伊吹嶺同人であることを自覚して切磋琢磨して欲しい。
 その後の句会で珍しく栗田主宰選に採られた。今日もカメラマンで走り回る。同人総会模様は「伊吹嶺」HPの【こちら】に載せました。こちらの「伊吹嶺」HPも見て下さい。

3月19日(木)
 昨日の句会で山女のSさんが最近藤原岳に登ってきたとのことで、節分草、福寿草なども見てきたとのこと。花の状態を聞いたところ、今は8合目あたりで、麓にもあるかもしれないと聞き、昼頃出かけた。麓の自然科学館の方に聞いたところ、節分草は今は8合目が満開だが、麓は2月出ないと見られないと言われる。結局麓の自然遊歩道を少し歩く。知らない花があったが、分かった花を以下に紹介する。ミヤマカタバミも三角草もよく似ているが、一寸違う。ヒメウマノミツバは妻に教えて貰った。
 夜は長男一家が来る。食後、孫と将棋やオセロで楽しむ。適当にあしらっていると、結構長考の上打たなければならなくなった。将棋は長男と孫の二人がかりでこられると困る。昔息子が小学生の時に指したときは飛車角、金落ちぐらいで丁度よかったのに、今は飛車角落ちで二人がかりでこられると完全に負ける。(50071)


ミヤマカタバミ

スハマソウ(雪割草)

セリバオウレン

3月18日(水)  20年後には北海道の稲作がピンチ(読売新聞09.3.16)
 一寸情報は古いが16日の読売新聞に温暖化により、20年後は北海道の稲作がピンチとのニュースがあった。ニュースを拾い読みすると、

 地球温暖化の影響で春の雪解けが早く始まり、北海道内の積雪寒冷地にある農業用ダムへの融雪水の流入が、約20年後には今よりも半月程度早まることが、寒地土木研究所(札幌市)の中村和正上席研究員らの研究グループによる試算で明らかになった。
 さらに研究の結果、この20年間では気温が現在よりも1~2度上昇し、融雪が2月頃から始まる年が多くなることがわかった。流入する水の量は年間で1割以上増えるものの、3月末にはダムの貯水量が満杯になり、ためきれない水を無駄に放流しなければならなくなるという。その場合、最も水が必要とされる代かきが行われる5月上旬には、融雪水が枯渇し、水が十分流れず、農作業に支障をきたす恐れがある。


 というものである。以前私の認識では、本州がどんどん温暖化が進めば、田植時期を次第に早めなければならない。その結果、田植は春の季語、稲刈りは夏の季語になるかもしれないと「伊吹嶺」に書いたことがあった。そして日本で最も稲作に適しているのは北海道になると思っていた。その北海道は融雪水のピークと代掻きの時期の不一致により、北海道の稲作がピンチになるとは思いもよらなかった。そうなると日本の稲作はどうなるのだろうか。食糧の自給率の頼みである米がこんな状態では、ますます自給率が下がることにより、日本の食料は外国頼みにならざるを得ない。しかもアメリカの遺伝子組み換えの小麦や中国の農薬まみれの米に頼るのかと思うと、ぞっとする。日本の食料自給率アップの施策はどうなったのだろうか。農水省のお役人はそんなことより組織防衛の行動だけが大事なのだろうか。なお読売新聞のニュースは次のHPアドレスから入ってください。
    http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20090316-OYT1T00120.htm
 午後から山藤句会。最近は句会がスムーズに進む。我が家の庭の杏が満開になった。右に写真を載せますが、夕方に撮したため、一寸暗い写真になった。

3月17日(火)
 妻は外出だが、久しぶりに時間に余裕が出来、蕗の薹を探しに出かけたが、みな呆けてしまっていた。仕方ないので、少し土筆で我慢する。今日は黄砂、杉花粉が多く、夜帰るまで鼻、眼ともひどい目に遭う。デジカメをもってでかけたが、撮すような写体はない。せめて呆けた蕗の薹の群生を右に載せます。
 夜はカリンカ句会。6名と少しさみしい句会。でもここはいろいろ冒険句など出せる気楽な句会。私は冒険句を出す余裕がなく、5句を揃えるのに精一杯。

3月16日(月)
 久しぶりにこのHPを書くことが出来た。14日-15日はひたすら2社の審査結果報告書作成に没頭する。ただ14日は二男一家が来るし、15日はどうしても岐阜へ行く用が出来て報告書にかかりきりというわけにはいかなかった。それでも連日暦が変わる日まで続けることにより、ようやく今日、2社分まとめて提出することが出来た。これによりしばらく仕事から離れることが出来、レポートを1つ書くだけ。長く離れていた俳句モードに早く戻らなければならないが、今夜は何もする気も起こらなく、TVを見るだけで終わる。

3月13日(金)
 K社の審査2日目。現場審査では、浄化センターを確認した。三重県北部全域をまとめてここで下水処理をしているという。その地下洞道の大きさにびっくりする。(49934)

3月12日(木)
 K社のISO更新審査。久しぶりに近くの会社のため、朝はゆっくり。

3月11日(水)
 毎日、家に閉じ籠もり仕事にも飽きたので、車で20分ぐらいの藤原岳麓の梅林公園に出かける。名古屋ではもう梅はとっくに散って桜の時期になろうとしているが、ここは今満開。特に枝垂れ梅が丁度きれいな段階。こんな田舎なのに東海エリア最大級の4500本の梅だという。我々近くの者はよいが、なんか不釣り合いな感じ。しかしここは寒く、帰り際には霙が降ってきたので、早々に帰る。写真は藤原岳をバックの梅。曇り空のなのでいまいち写真が鮮明でない。

3月9日(月)
 N社のISO審査。日帰りなのに、随分時間がかかるところで、朝6時20分のバスで出かけ、帰りは遅くなる。こういう日帰り審査は疲れる。
 そろそろ溜まっている2社分の審査結果報告書作成に専念しなければならない。(49831)

3月8日(日)
 今日は名古屋句会。沖縄吟行句の残りの句を一部出したが、やはりあまり採られない。結局日常吟がよく採られた。明日は審査が控えているが、品質マニュアルを直前に届いたばかりなので、今夜の準備が大変だ。

3月7日(土)
 チングルマ句会。今日は沖縄の吟行句が満載。ただこういうパック旅行の吟行句は観光俳句にならないように注意を要する。目的意識を持った俳句作りが必要だと痛感した。

3月5日(木)-6日(金)
 N社のISO更新審査。この会社は毎年審査に出かけており、もう7年ぐらいの長いつきあい。

3月4日(水)
 月1回の定期検診。今日は半年ごとの血液検査も行う。先週の出張、沖縄旅行で毎晩飲んだため、懸念していたが、案の定どの値も悪い結果。先生に言わせるとここ数年で一番悪い数値といわれた。メタボにアルコールで高コレステロールと脂肪肝になりかけているとのこと。しばらくは節酒と節食でまず体重を減らすこと。
 今日は朝食抜きのため、昼食を取りながら、N社の是正処置回答書の出来具合を喫茶店で粘って2時間ほど検討。これから悪いところをメールで返して再度提出を促す。

3月3日(火)
 今週のN社の審査準備。あと先月、審査した2社からの是正処置回答書を受信して、これでよいか検討する。駄目なら明日再提出を要望する。(49670)

3月2日(月)  現代俳句評3月号
 旅行疲れで1日家に閉じ籠もり、溜まっている電話連絡、メール連絡と仕事の後片付け。
 「伊吹嶺」3月号が届いたので、今月号掲載の現代俳句評を載せます。興味のある方は【こちら】からお入り下さい。

2月26日(木)-3月1日(日)  沖縄離島巡り
 今日から4日間、沖縄の離島巡りの旅行。仲間はチングルマ句会有志の9名。
 1日目は那覇経由で久米島。久米島紬の工房が目玉。
 2日目は久米島近くの島へ海底の熱帯魚、サンゴをを見ながら「はての浜」というところへ行く。その後、宮古島と2つの離島。
 3日目は宮古島のさらに2つの離島巡りの後、竹富島。ここは水牛車による島巡り。その後、西表島に宿泊。
 4日目は西表島観光。目玉は星砂の浜と近くの無人島へまた水牛車で島を渡る。帰りはまた那覇経由で中部空港までで旅行は終わる。
 こうして書いてみるとパックツアーだけあってあわただしい旅行で、吟行旅行といえるかどうかは疑問。しかし久しぶりに仕事を忘れて4日間楽しんだ。いずれ時間が出来たら、旅行記と写真を載せてみたい。

2月24日(火)-25日(水)
 T社のISO審査。中津川といっても旧加子母村の山奥。雨が降るとさすが寒い。加子母地区には旅館がないため、下呂まで行って宿泊する。
 2日目は雨の中、工事現場を審査する。
 審査が終わってから、翌日の集合時間が早いので、直接ホテルに泊まるつもりで来たが、途中で電話が入り、確定申告の追加資料をすぐ送れとのことで、一旦自宅に帰り、資料送付してから、中部空港の近くのホテルに宿泊。

2月23日(月)
 午後から会計事務所に出かけ、確定申告を提出。あと明日から、約1週間家を空けるので、とりあえず審査と旅行の準備を行う。
 また今月の編集会議は欠席せざるを得ないので、ibukinet原稿を作成、発送。
 毎月、静岡の矢野愛乃さん、夏目悦江さんから句会報を送っていただいているが、子供達の句に時々きらりと光る句が出てくる。既に紹介したかもしれないが、「伊吹嶺」1月号に次の句があった。
    ゆめどのは入り口八個あかとんぼ  中野友梨乃
 またつい最近頂いた「どんぐり句会報」では次の句があった。
    春風はまどのすきまがげんかんだ  近江 麻央
 どの句も子供らしい視線で感覚が新鮮だ。私達は作句に慣れてくると、つい類型的な発送で、類型的な表現で満足してしまう。子供目から見た新鮮さを失いたくない。

2月22日(日)
 昨日から家に籠もりきりで、確定申告作成。夜ようやく目処がつく。
 妻から家に籠もりきりはよくないと言われ、午後近くの池を散歩。いつもの年より早く春が来ているようだ。それでも鴨は少ないながら、浮寝鳥となって残っている。ほかに、翡翠がよく見られ、きれいな飛翔を残して飛んでいる。また鳰、鷺、鵜なども見られる。ウグイスは姿を見ることが出来たが、まだ笹鳴きの状態。久居の方が言うには、もう初鳴きを聞いたという。私の住んでいるところと若干気温が違うのだろう。あと最近気になることは今まであまり見かけなかった鵜が今年は特に多くいると感じた。この池はブルーギルがいるので、鵜はこれを食べるのだろうか。このまま行くと、2,3年後には鵜が増えすぎて、池の周りの樹木が糞で枯れる可能性があるように感じた。 
 17日のJAB立会審査が終わってから、放心状態で、あまり歩かないこともあり、今日の散歩では一寸めまいがした。

2月20日(金)  中日俳句教室
 今日、確定申告用にあちこちに出かけ、必要な書類を集めないと週末に作業できないので、飛び回る。そしていざ書類作成に入ろうとしたら、岐阜の通夜に出かける用が急遽連絡があったので、結局仕事は出来なかった。土、日曜日は何が何でもまとめないと次の予定が進まない。
 また今月も旅遊さんから、中日俳句教室講義録を転送していただきました。今月のテーマは「俳句の基本」です。是非参考にしてください。【こちら】からも入ることが出来ます。(49422)

2月19日(木)
 JAB立会審査も無事終わり、一寸放心状態で、俳句も出来ない。とりあえず来週のT社の審査準備だけは終える。しかし出張、旅行の関連で、確定申告を23日に会計事務所へ提出しなければならない。資料をいろいろ探しているうち、大分足りない資料がある。役場、郵便局などを回らなければならないことが分かった。飛び回ることが出来るのは明日しかないので、同人句会はやむ得ず欠席を決める。

2月18日(水)
 山藤句会。武山さんが秀句賞受賞のニュース後の初めての句会。句会後、近くの池を吟行し、喫茶店でお祝いをする。これまで山藤句会に1回も欠席したことのない優等生である。

2月17日(火)
 K社のJAB立会審査。とても自信がなかったが、結果的には私達審査員に対し、指摘事項、観察事項なしで終わった。リーダーとしての任務もやっと果たせた。これまで延々と続いた準備が報われた感じ。その分、K社に対してはめったに行わない5件もの指摘事項を出してしまった。とにかく今日無事に終わったことから、久しぶりにうまい酒を飲む。ただ昨夜は寝付かれず、睡眠不足で、頭痛がひどい。
 これで一段落付いたので、これから俳句モードにはいりたいと思うが、今年の確定申告を控えてその資料作りが待っている。また来週のT社の審査準備も、待っている。

2月16日(月)
 明日のK社の審査を控えて、最後の打合せを審査機関で行う。だんだんストレスが最高潮に達する。
 夜は今月2日目のいぶきネット句会合評会。今日はTさんに進行役を任せる。昨日、今日と盛んに意見交換があったことは喜ばしい。

2月15日(日)
 1日中閉じこもり、17日の審査準備というか、審査シナリオを作ってイメージトレーニングを行う。
 夜はいぶきネット句会、チャットによる合評会。久しぶりのため、時間配分がうまく行かなかった。しかし今日は出席者も多く、発言も多くて進行役の甲斐があった。

2月14日(土)  なごや環境大学(地名と自然環境)
 なごや環境大学の最終講義。今日はいただいた資料のパワーポイントの字が小さく、特にメモも追加してなかったので、記憶だけで紹介します。
 講師は中部都市学会会長の杉野尚夫先生。名古屋の地名と自然の関わりを1882年(明治15年)と2006年(平成18年)のそれぞれ町名の特徴を詳細に調べていただき、自然だけでなく、人間による人為的な地名の変遷を教えていただいた。そこから地名の変遷が自然とどのように関わり合ってきたか教えていただいた。今日は講義の内容は特に紹介するほどメモを取っていなかったので、講義に触発されて講義に関係ない私の感想を述べたい。

 最近、名古屋近郊は大手のデベロッパーによる宅地開発が自然とは関係なしにどんどん進められている。そこに宅地開発した団地の地名決定にこういう開発業者の思惟で勝手に決められていることに注目したい。それが今日先生が紹介なさった地名の変遷にも明らかである。2006年に多く使われるようになった地名の漢字に「桜」「台」「丘」などの地形が勝手に使われていることや、「陽」「明」「豊」「福」「富」「賀」などのいわゆる賀名が多いことに気付く。これは開発された土地が窪地であろうと河川敷であろうと、丘、台と付けたり、陽気な賀名をつけたりしている。さらに元の地形が分からなくなるほど山を崩したりしているので、地震の活断層が走っているかどうかも分からなくなってしまっている。こんな時代がどんどん進んでいくと歴史のある地名が喪失したり、地名から自然、更に環境への関連もなくなってしまう。こういう時代がくるのを恐れる。現に私の住んでいる団地は「ネオポリス」という未来都市のような名前になっている。
 もともと私のところは未だに町で市になっていないが、「員弁」という地名は、「猪名()部」でこの地域に住んでいた猪名部一族に因んで名付けられたと伝えられている。またこの発音の音の変化から「い-ぬゎ-め」又は「い-ぬゎ-みぇ」が推定でき、「確かに本当に離れて並ぶ」「大切なものが並ぶ」という意味があり、鈴鹿山系と養老山系の間が離れているところに「猪名()部」があり、大切なものが並んでいるという意味がある。それが隣町は平成の大合併で「いなべ市」という味気ない名前になってしまっている。私の町だけが「員弁郡」として残っている。平成大合併は各地で無意味な名前の市が出来ており、どんどん歴史的な地名がなくなっている。そんな行政に本当に環境を守ろうとする意気込みがあるかどうか疑問である。


 午後はチングルマ句会。

2月13日(金)
 「伊吹嶺」新人賞、秀句賞の選考会。私は秀句賞の選考会に出席。選考会に出る前に、1年分の雪嶺集、伊吹集を読むのが大変だった。今日選考委員の皆さんが選ばれた秀句を見るとやはり私の選考漏れでよい句があった。私は1年間通して好きな句を書き出したところ、Oさんの句が一番多かったので、この人の句を推薦した。またMさんの1句も捨てがたいというか、好きな1句として推薦した。最終的に次の2句が秀句賞に選ばれた。
   煤逃げをとほせし夫の遺影拭く  武山 愛子
   廃校の朝礼台に雪だるま     尾関 佳子

 どちらも雪嶺集作家で、やはりベテランの味が出ていた。愛子さんは名古屋句会所属句で、長年の努力が実った。またお二人とも毎月欠かさず中日俳句教室に出席されており、勉強の甲斐があったのだろう。中日俳句教室にはなかなか出席できない方も多いと思うが、栗田主宰の講義は随分有益だと思う。私のHPに旅遊さんから転送していただいている講義録を掲載しているので、是非【こちら】を読んで欲しい。

2月12日(木)
 N社の暫定報告書提出。あわせてH社の審査結果の判定委員会報告。H社は小企業ながら、10年前からISOを導入し、地道な活動を行ってきた。判定委員会の先生方もそれも認め、問題なく済む。
 その後、来週のK社の審査準備の打合せ。
 以前から、少しは隙になったら、妻と旅行に行こうと決めており、先週に出かける予定だったが、大きな審査の準備のため、余裕がなくなってしまい、結局は今日明日と妻は友人と1泊旅行に出かける。申し訳ない気がする。今のところ3月いっぱいまで予定が詰まっており、4月から妻に何とか埋め合わせしなければならない。(49186)

2月10日(火)
 N社のISO審査。今回もリーダー担当で3人チームで行ったので、ストレスが溜まる。またまとめ方とあとの処理、報告書作成が悩みの種。
 夜帰ってから、来週の審査の準備のため、なかなか早く寝られない。でもTVを見ながらの仕事では能率が上がらない。

2月9日(月)
 今日も来週のK社の審査の準備とメンバー打合せ。

2月8日(日)
 名古屋句会。今日はみや子さんが風邪を引いたとかで、欠席。みや子さんの句が読めないのは寂しい。早く元気になっていただきたい。

2月6日(金)
 「伊吹嶺」秀句賞の選考がなかなか進まず、締切日の昨夜やっと出来上がり今日メール送付する。この賞の選考は会員の1年分の俳句を読まなければならないので、かなり大変だった。(49016)

2月5日(木)
 立春になったので、どこか春がないか、探しに行こうと急遽、妻と一緒に篠島へ出かけた。暖かいところだから何かがあるだろうと思ったが、風も弱く暖かったが、やはり春はなかった。ハコベ、カタバミ、シロツメグサ程度しか見られなかった。途中浜辺でおばちゃんが茎若布をきざんでいるのが春と言えば、春らしかったのだろうか。結局私は俳句を出来なかった。
写真は浜辺で茎若布をきざんでいるおばちゃん。

2月4日(水)
 今日は立春。どこか吟行に出かけたかったが、午前中、審査準備で出かけられなかった。午後近くの池を散歩。妻が言っていたヌートリアを確認に出かけたが、やはりいた。親も子も結構大きく、不気味な感じ。人間が通れない池際に穴を掘って住んでいるようだ。ここの池は冬でも凍結しないので、冬を越すどころか、冬でも歩き回り、泳いでいる。その他今日見つけた春で、紅梅は満開(寒紅梅かもしれない)。また榛の花も満開。紅梅をTOPページに、榛の花と気味が悪いがヌートリアの写真を以下に載せます。


榛の花

池際のヌートリア

2月3日(火)
 早速、K社の審査計画書作成と、メンバーとの事前打合せを行う。思ったより時間がかかる。

2月2日(月)
 日頃縁がないと思っていたところ、2月17日にJAB立会の審査をやらされる事になってしまった。JABとは日本適合性認定協会で、私達の審査機関のお目付役と言ったら分かり易いだろう。私達の審査がJABで定めたとおりの公平、公正な審査をしているかを確認されるものである。全然自信がないところ、無理やり押しつけられる。これから17日までストレスの多い日々を過ごすことになる。

2月1日(日)
 最近、仕事が溜まっているため、運動不足が続いている。久しぶりに近くを散歩する。風は強くて寒いが、よく見ると春が近づいている。満開の梅があったり、畦には犬ふぐり、ホトケノザ、薺、はこべなどが見られた。

1月31日(土)  なごや環境大学(里川)
 今日のなごや環境大学は「いのちをつなぐ里川」。講師は大同工業大学の鷲見哲也准教授。里山をよく聞く言葉だが、里川も結構大事な存在だと思っていたが、今日の里川の知識整理に非常に役立った。例によって、主なキーワードを並べて、随所に里川の存在、役割を感じていただけばと思っている。
1.里川とは①人の手に依存する川や水路、②人とともにある川や水路
2.人手にかかっている、そして人とともにある川であるときはその中に自然らしさを見ることの出来る川と定義できる。
3.里川の例:①生活水として使われる川、②町なかのうるおい、風情をもたらす川(もともとは生活用水)、③農村と川(農業用水)、④漁場・孵化場と川、④山村の生活・山(沢水の管理と川)
4.例の詳細:①まちのうるおいとしての里川(倉敷川、高瀬川)、②生活用水としての里川(高山市・かっては生活用水であった)、③農村と里川(ハリヨの住んでいる養老町)、④漁業と里川(山形県の牛度川)孵化場と梅花藻のある川(醒ヶ井もそうかもしれない)
5.里川にその地の人の歴史を見ることが出来る(利水のための川、親水機能・景観のための川、漁場としての川)→人の営みのあるところに里川はある。
6.川があるだけで里川とは言えない。→①人の営みには広がりがあり、住処がある。その場を利用する生き物がある。
7.里川の変貌:①農業用水→名古屋ではほとんど見られなくなった。昔は庄内用水により農業用水があった。②都市河川→典型的な共通問題として、深くて、狭くて、水の流れが少ない。
8.さらに都市河川の問題として、①生態系・生物にとって、横断の環境の断絶がある。②出水時の逃げ場がない。③水質が悪い(流量少なく、下水処理水が合流する)、④人間にとって、水に近づけない、人が落ちたら上がれない
9.川の根源的な問題1:①人がもう利用していない。②人がもう面倒を見ていない。③いつも川を見ている人がいなくなってしまっている。④利水がなくなる。⑤土地を人間が取りすぎて、川を狭くしてしまっている(緑区はもう昔の川、用水の面影はない)、⑥土地のため、下水悪臭のため、川に蓋をしてしまう。⑦合流式下水道が川を汚染させている。
10.根源的な問題2:①農業用水が排水専用になってしまった。給水は水道で、排水は効率よく流せるため、3面張り水路にしてしまった。②水田の乾田化→排水路の水位を下げてしまった。その結果、田を固くして、機械や人が入り易くしてしまった。
11.農業用水の続き:水路の3面張り化も合わせると、横断だけでなく、流れの方向にも水域間の高低差が拡大してしまって、連続性が失われてしまった。
12.都市河川では、3面張り水路にしてしまい、川沿いを車道化してしまった。→人の川にならない。安心して歩けない。川に近づくことが阻害されてしまっている。
13.どうすればよいか:①その川の目標・目的を明確に持つこと。②人とエゴの戦いはコミュニケーションから始めること。③いつも川を見ていることの大切さを認識すること。③金をかけずに手をかけること(川とはもともとそういうものである。)
14.安全と引き換えに失っているもの、その価値をどこまで何を費やして、取り戻すのかを考えることが必要。

 と14項目ほど書いてみたが、どれも現在、川にダメージを与え、人間が勝手に川を殺していることがよく分かる。なお13項、14項の今後どうすればよいかの鷲見准教授がおっしゃっていることは、環境ISOの考え方につながっていることに気付いた。

 なごや環境大学が終わってから、ついでに日展を見に行った。今年も櫻井真理さんの彫刻、森怜華さんの書を見る。櫻井さんの彫刻は昨年から、モデルが若返り、新鮮なイメージを受ける。森さんの書は昨年までと一寸書体が変わったように感じた。昨年をよく覚えていないが、今年は書体を行書体にしたためであろうか。(48813)

1月30日(金)
 G社のISO審査。小規模の会社で、QMSの改善が進んでいなく、予定時間より大幅に超えて夜遅くなってしまう。

1月29日(木)  ヌートリアが現れた
 今日、妻が団地の西側の池を散歩していたら、大きなネズミが泳いでいたとのこと。近くの人に聞いたら、ヌートリアと教えられた。ヌートリアはネズミの種類で、ネズミより相当大きい。南米原産の外来生物。しかも侵略的外来種。昔日本軍が軍隊の防寒服用として輸入した歴史がある。それが野生化して現在に至っている。稲、大麦、葉野菜などの草食性だが、魚も食べるという。特にベッコウトンボの生息地を壊滅させるなど、在来種の生態系への影響も深刻である。季節を問わず繁殖し、年に2、3回出産をする。妊娠期間は約4ヶ月で、平均5匹の子を産むということで、繁殖力が強い。ただ今までは、結氷するような地域には生息できないとされていたが、最近の日本の温暖化で冬でも結氷しない地域が増え、冬を越えることが出来るようになってきて、最近増え続けている。現に今日見たということは、ここ東員町も最近めったに氷結することがなくなってきたので、これからは爆発的に増え続けることになるだろう。妻は始めて見て、気味が悪いと言っていたし、子供ヌートリアが相当数一緒に泳いでいたという。ここのような平和的な田舎にも侵略的外来種が出てきているのは恐ろしいことだ。なおヌートリアについては次のWikipediaを参考にしてください。
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8C%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2

1月28日(水)  コバケンスペシャル(ベートーベンピアノ協奏曲第4番、フランク交響曲)
 2週間後のN社の審査計画書作成とチームの事前会議。今日はコバケンスペシャルがあるので、あわてて帰って名古屋へ出かける。
 コバケンスペシャルの1番目のプログラムはベートーベンピアノ協奏曲第4番。プログラムを見て別に違和感を感じなかったが、ピアニストは小林亜矢乃で今日は親子競演だった。第1楽章は高音部が多いせいなのか分からないが、ピアノの弦というより、いつもより金管楽器的な音に聞こえた。しかし第3楽章の流れるような演奏には、ピアノの弦の柔らかさが出ていた。演奏終了後、小林亜矢乃が立てないくらいぐったりとしていたのが、一寸おかしいなと思っていたが、実は4日前に車が大破した交通事故に遭っていたとのこと。その精神的ショックがまだ直らないときに演奏に集中して、終了後は達成感と疲労感でぐったりしたのであろう。
 2番目のフランク交響曲はいままでベートーベン的な意味合いが濃い曲だと思っていたが、第1楽章は確かにベートーベンやブラームス的なものを感じたが、第3楽章は明解なリズムで主題が流されるのを聞くとサン・サースやベルリオーズの色合いの濃いフランスを感じさせる楽章であった。フランクはオルガニストとして活躍したことから、サン・サースの影響が強いことも分かる。コバケンのプレトークではこの交響曲は「祈りの交響曲」だと説明していたが、確かに第1楽章の抑圧的な演奏から、第3楽章の明るい主題から高揚していくところは「祈りの交響曲」と言ってもよいだろう。

1月27日(火)
 A社のISO審査。今回はメンバーのため、気楽な審査。今日訪問したA社は自動車部品製造会社だが、昨今の急激な不況ではどのように話を持ちかければよいか悩んでしまう。こんな不況の時代は早く終わって欲しい。

1月25日(日)
 伊吹嶺編集会議。毎日どたばたとしていると、久しぶりのような気がする。今月も原稿が昨夜やっと仕上がり、自転車操業。今日は主宰自宅で行ったため、古い「風」誌なども出していただいて、昔を懐かしむ。栗田主宰の初入選の頃、同じページに私の句もあったことを発見。そのうち話題は俳人協会俳句大賞のMさんの話に及ぶ。Mさんは栗田主宰と同人同期であるが、当時の新同人の写真を見ると、皆さん若い。(48613)

1月24日(土)   中日俳句教室のページを新しくしました
 朝から雪。午後からも風花が舞い、寒くて1日中、家に閉じ籠もって、原稿書き。他に27日、30日のの審査準備、して来月の審査計画書作成などが待ちかまえている。
 なお遅れましたが、1月20日の中日俳句教室の講義録を載せました。【こちら】から入ってください。中日俳句教室の講義録も5年目に入りました。ページが長くなり、起動、スクロールが大変になりましたので、09年から新しいページに移しました。過去の中日俳句教室は【こちら】から入ってください。隆生の倉庫からも入ることが出来ます。

1月23日(金)
 品質マネジメントシステムの国際規格ISO9001/JISQ9001が2008年版として改訂された。まもなく、この2008年版新規格に基づいて審査を行うことになる。これまで、雑誌、審査員会議で断片的に勉強してきたが、今日は規格改訂の国際会議で、日本委員として携わってこられた平林先生の改訂説明会を聴きに行く。私の契約しているM事業団が審査員、受審事業所などを対象に開催されたが、当初の予定を大幅に超えて、200名以上が参加して、会場は超満員。それだけ皆さん内容に気になるところである。夜はまっすぐ帰ろうかと思ったが、事業団の皆さんに誘われて、遅まきの新年会。今夜予定していた伊吹嶺原稿書きは明日ぎりぎりに書くことになってしまう。

1月22日(木)  チングルマ句会京都吟行
 チングルマ句会京都吟行。今月の定例句会は伊吹嶺新年大会と重なり、句会はやめて、京都へ出かける。参加者は11名で、吟行先は下鴨神社、正伝寺、常照寺を巡る。
 下鴨神社は糺の森の中だが、もう新年の行事は何もない。ただ都会の真ん中でのうっそうとした森は静けさを感じさせる。正伝寺は血天井が有名で、関ヶ原合戦の直前、鳥居元忠がこもった伏見城が落城したときの床板のおびただしい血痕がこの寺の天井板にはめ込まれている。常照寺は京都島原花魁の吉野太夫の墓があるところ。他に鬼子母神、遺芳庵などがあるが、冬のため、見ることが出来なかった。
 最後は買い物で柚子味噌屋の八百三。ここの看板は北大路魯山人が書いたもの。自宅で少し食べたところ、甘味噌であるが、何にでもつけられ、応用が利きそう。
 写真は正伝寺で血天井などの話を聞いているところ。前の庭園は枯山水で、比叡山が借景になっている。

1月21日(水)
 山藤句会。今年初めての句会のため、最初に食事、ゲームしながら景品も出して楽しむ。句会では最近寒いので、日常吟が多い。それでも少人数のため、ゆっくりと互いに句評を行う。

1月20日(火)
 カリンカ句会。今月も定期診察のあと、カリンカ句会に出席。参加者は少し少なく、さみしかったが、相変わらず活発な意見が飛び交う。(48461

1月19日(月)  「公」、「私」から「共」へ(グラフィケーション2009年1月号)(富士ゼロックス広報誌)
 今月の「グラフィケーション」には「環境・コモンズ・万人権」と題して、環境を「公」でもなく「私」でもない「共」から考えようという対談である。
冒頭の発言として、「いま世界的規模で環境破壊や資源枯渇などの問題が起こっており、それに対処するには共的な領域の維持・拡大が必要だという認識を、日本だけでなく諸外国の人々も持つようになって、改めてコモンズとか日本の入会についての関心が高まっている。」から始まり、今の日本には「公共」の「公」が強すぎて、環境保全にも問題があるというものである。以下対談のキーワードのみを書き出して皆さんも考えていただきたい。
・人間社会の仕組みを公と私の2つだけで見る、或いは公共を中心に見るのではなく、公と共と私の3つで見る。社会には、もともと公的な領域と共的な領域と私的な領域があったのに、近代以降は公と私ばかりが肥大し、共の領域をつぶそうとする力が強かった。
 以下、公、私と共の関係から環境問題を解き明かしている。
・入会のような閉じたコモンズの中で、天然資源がいかに持続可能なように維持管理されているかに関心を持ってきた。
・町内会の活動としてみんなで近所の掃除をしたりするのも共的な領域の1つである。
・「漁民の森」とは魚を増やすには川の上流の森が重要ということで漁師が山に植林をする動きが各地にありますが、それを紹介したものです。
(いわゆる里海の考え)
・せっかく漁民の人たちが自分達の海をきれいにしようと山に木を植えても、場所によっては、途中にダムがあって、努力が無駄になってしまう場合があることです。
・上流と下流の共的領域を公が分断している。
・明治時代に民法を制定するとき、「入会権」を残すため、「各地方の慣習に従う、それでいいんじゃないか。」という英断もあった。

 と全8ページに亘り、今後は「共」の考えが環境保護に寄与するということが述べられている。日本の伝統である「入会」について、もう一度考えてみたい。

1月17日(土)  なごや環境大学(名古屋の食)
 しばらくさぼっていたが、久しぶりに受講。今日のテーマは「命をつなぐ食文化」。講師は名古屋市農業センター農業相談員の平工佐富氏。内容的には名古屋の食が昔、いかに発達していたかから始まって、名古屋の食についての勉強。
 例によって、講義の中のキーワードのみご紹介する。
 1.江戸時代には、名古屋は野菜市は枇杷島町で、魚市は熱田で行われ、当時、大高菜、御器所の大根漬けなども有名だったそうだ。
 2.今名古屋で生産される地場農産物としては、①愛知大晩生キャベツ(岩塚町で有名とか)、②越津ネギ(中川区)、③大高菜(大高、JA大高支店で種を買うことが出来るとか)、④在来種パセリ、⑤中葉種シュンギク(中川区下之一色、西区平田地区)、⑥ぬき菜(南陽町)、⑦大高在来種イセイモ(今はスーパーで買えない。農業センター祭で買えるとか)。⑧八事五寸ニンジン(今はこのニンジンが甘いとか)
 3.生物多様性を考えると、地産地消というより、自産自消が理想的だ。そのためには是非皆さんも自宅で野菜栽培して欲しい。ベランダのプランタで十分。
 4.日本は食の現場と産地が離れすぎていることが問題。もっと野菜の旬を考えた消費を考えて欲しい。

 今日の講義の中で、愛知大晩生キャベツと八事五寸ニンジンを生で試食させていただいた。驚くほど、甘い。土産に八事五寸ニンジンの種を頂いた。八月にプランタで蒔けばよいとのこと。
 なお右の写真は八事五寸ニンジン。

1月15日(木)
 H社の審査結果報告書の提出。審査機関からの帰りに、高速道路を使わないときは、白子のそばを通るので、久しぶりに誓子が浜に寄る。真冬で誰もいないが、今日は、浜に鴫の群が砂浜で餌をついばんでいた。浜にはバカ貝が多く打ち上げられており、それでも皆生きている。それをついばんでいるようだ。寒くて早々に立ち去り、俳句の収穫はゼロ。

1月14日(水)  カブトエビで有機農法(読売新聞09.1.13)
 皆さん、カブトエビはよくご存じだと思う。形はカブトガニに似ているが、水田によく泳いでいる小さなエビで、今、米の有機農法で人気があるという。カブトエビは農薬に極めて弱く、絶滅したところも多いと聞くが、よく吟行で山の辺の道を歩くが、ここの水田で田植え直後に見かけたことがある。新聞によれば、
 「卵が孵化(ふか)し、繁殖すれば何も手間がいらない」「労力が少なく、多角経営に取り組むことができる」。また「田の草取り虫」と呼ばれ、水田の雑草を食べるほか、泥を巻き上げて泳ぎ回るので水が濁って光が遮られ、雑草の生育を抑える。カブトエビ農法はこの力に頼り、除草剤をやめてコメを作ろうというものだ。
 とあり、この方法によれば、有機農法に有用であり、里山保護にもつながる。ただ一定の温度が必要なこと、冬は水田から完全に水を抜くことが必要であるので、地域は限定される。コウノトリや朱鷺の自然繁殖を進めている豊岡市や新潟県では冬も水田に水を張っておくことが必要なので、こちらの地方や寒冷地では無理だ。しかしカブトエビによる有機農法も是非広めて欲しい。新聞記事は次のHPのアドレスから見てください。(48264)
   http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20090113-OYT1T00640.htm

1月13日(火)
 今日も寒い1日。間際にならないと何でもやらない悪い癖。提出期限が迫ったH社の審査結果報告書作成で1日閉じこもり。

1月12日(月)
 名古屋句会。今日は新年の句でよいのが多かった。鳥総松の句が出たが、分からない方がいたため、ひとしきり季語の由来から改めて勉強した。そういえば私が子供頃は、岐阜県は林業県だったため、門松を立てるのでなく、森林保護のため、その頃から既に門松は市から配られる張り紙だった。そのため、松の内が過ぎて、鳥総松を立てる風習はなかった。更に今ではどこでも鳥総松は見なくなった。これも日本の四季の豊かさの一つがなくなっていく現状であろう。ただ個人的には、森林保護のため、大きな門松を立てるのは賛成ではない。

1月11日(日) 新年俳句大会模様
 今日は寒い1日。終日家に閉じ籠もっていたため、昨日、行われた新年俳句大会模様を伊吹嶺HPにアップした。今年も私が作成したトピックスも伊吹嶺関係はそちらのHPに載せることとしていきたい。従って、大会模様は次のHPアドレスから入ってください。
 http://www.ibukinet.jp/topix/09sinnentaikai.html

1月10日(土) 「伊吹嶺」新年俳句大会
 「伊吹嶺」新年俳句大会。今年は参加者が200名以上で、年々増加していることは喜ばしい。栗田主宰は冒頭、「伊吹嶺」11年目として、15年を目指して、丑年に因み、今年は耕牛で行きたいとおっしゃる。ゆっくりだが、15年目を目指し、着実に進めていきたいと力強い挨拶。
 今回の大会での講演は「雉」主宰の田島和生先生の「誓子憧憬」と題して、主に誓子の初期の俳句を中心に誓子のたぐいまれな俳句を紹介していただく。いずれ今日の大会模様は、伊吹嶺HPに掲載したい。しばらくお待ちいただきたい。
 また大会後、インターネット部同人で今年のインターネット部の進め方もいろいろ話し合いを持ち、新しい企画も出て、有意義だった。こういう機会に皆さんと直接話し合いが出来るのはインターネットだけではないメリットがある。オフでのフェイスツーフェイスもよいものだ。写真はその時の面々。(48165)

1月9日(金)
 今日が実質的な仕事始めの日。所属している審査機関での審査員会議。昨年末に私達が審査のよりどころというか憲法であるJISQ9001:2008(品質マネジメントシステム国際規格)が改訂されたところで、今年からこの新規格に沿った審査をしなければならない。これまでに改訂内容を断片的に勉強してきたところであるが、今日の会議で始めて体系的に改訂内容を勉強する。基本的には旧規格と要求事項の変更はないとのことだが、結構新しく審査上での留意事項が多い。さらにこの規格の翻訳執筆者であるH先生の改訂説明会を2週間後に聞くことになっているので、しばらくは勉強が続く。

1月8日(木)  カーボンフットプリントとウォータフットプリント
 皆さん、カーボンフットプリントとかウォータフットプリントという言葉をご存じだろうか。カーボンフットプリントは訳のとおり、炭素の足跡という意味で、Wikipediaでは「個人や団体、企業などが生活・活動していく上で排出される二酸化炭素などの温室効果ガスの出所を調べて把握すること」と定義されており、「人間活動が(温室効果ガスの排出によって)地球環境を踏みつけた足跡」という比喩からきており、一般的に製品が販売されるまでの温室効果ガス排出量によりあらわされる。すなわちこのカーボンフットプリントの量の大きさで、製品の製造・流通・使用・廃棄といったライフサイクル全体でどのくらいCO2を排出したかを示す指標である。これはよく知られている尺度である。
 一方、ウォータフットプリントはバーチャルウォータと対比される水の消費量でやや長い定義であるが、「ダム貯水池操作や灌漑取水等人間活動も考慮した 全球統合水資源モデルに、 中規模貯水池、非循環型地下水も考慮できる様にして、日本が輸入している食料の生産に、 どこの国・地域のどういう水源(雨水、自然の河川流量、ダムからの放流水、 中規模貯水池からの放流水、非循環型の地下水)からの水がどの程度 利用されているかを算定する新しい概念である。」と言っても私もまだこの言葉に出会ったばかりで、よく分からない。しかし何となく概念は分かる。バーチャルウォータはある食料を輸入するとき、合わせて地球資源であるどのくらいも水を使用しているかに対して、ウォータフットプリントは現実の水の消費量を把握するものである。
 これからもっと勉強していきたい。なおこの2つの内容は次のHPを参考にしていただきたい。
  カーボンフットプリント
  http://ja.wikipedia.org/wiki/カーボンフットプリント
  ウォータフットプリント
  http://hydro.iis.u-tokyo.ac.jp:80/Info/Press200802/

1月7日(水)
 今年になってから、どうしても俳句が出来ない。久しぶりに妻と日程が合い、どこかへ吟行に行こうと言ったが、寒いのはいや、遠いところはいやということで、近場の犬山へ行くことにした。猿の焚き火とついでに綾子句碑を訪れる。昔、犬山での猿の焚き火は野猿公苑で見られたが、最近はモンキーパークでしか見られない。焚き火は始まっていたが、最後の焼き芋を食べるところは最後の午後2時からということで、それまで公園内をぶらつく。以前は檻のすぐそばで見られたが、今は高いところから、見下ろすだけになっていた。
 その後、犬山ホテルで遅い食事をし、綾子句碑を訪れる。いつ訪れても細見先生のことが思い出される。もうそばにあった枝垂れ梅の蕾が小さく付けていた。(48065)
   いじめられる子猿焚火にうづくまり  欣一

1月6日(火)
 そろそろ仕事に本腰を入れるとか、俳句に本腰を入れなければならないが、昨日の続きで長女に振り回される。(48073)

1月5日(月)
 今日から、いよいよ仕事モードに切り替える。2つほどの電話と、先月の出張費請求。なかなか審査結果報告書に取りかかれない。
 長女が一月近くタイへ仕事に出かけると共に、ついでに今のマンションを引き払うため、とりあえず引っ越し荷物は岐阜の実家に置いておきたいというので、1日中付き合う。業者の都合で夜の引っ越しとなってしまい、すべて終わって自宅に帰ったのが、日付線を越えてしまう。1日中付き合って、ストレスは溜まるは、血圧は上がるはでさんざんな1日。

1月4日(日)
 昨夜から、二男一家と付き合う。と言っても日中はノータッチで一家で公園へ遊びに行く。帰ってきてから、早めの夕食と孫とトランプ、坊主めくりに付き合う。本来は今日は妻の誕生日だが、何もしてやれなかったというか、何もしなくてもよい日になってしまった。

1月3日(土)
 毎日、TVづけ。とうとう箱根駅伝を最後まで見てしまう。その後、思い切って新年俳句大会のための短冊を書く。毎年我ながらまずい字で特選者にあげるのが恥ずかしい。今年は仕事を減らしたのだから、そろそろ俳句モードに切り替えなければならないが、俳句の作り方を忘れてしまう。
 丁度、このHPを書いたあと、二男が今から神戸から帰って、途中に我が家によるという電話があり、妻をとまどってしまう。深夜に着くことになり、大あわて。どこの家族でも二男はのんびりで、間際になって連絡するものなのだろうか。もっと早く電話せよと、妻と二人で文句を言い合う。

1月2日(金)
 風花の舞う寒い1日。昨日たまたまお会いした、俳句総合誌出版のH書店のOさんから、最新号の俳誌見本誌をわざわざ届けていただいた。同じ町内で、数10mと離れていないところ同士。ご母堂も岐阜の俳句結社Sに所属しているとか。私の方からも「伊吹嶺」の見本誌をお渡しした。これから何かとご縁が出来るだろう。
 夜、長男一家が来る。食後は正月恒例、孫相手のトランプや百人一首をする。下の孫はもうゲームに負けても泣かなくなっただけ成長したか。
 4日には二男一家が来るので、そろそろ新年俳句大会の短冊を書かなければならない。

1月1日(木)
 皆さんあけましておめでとうございます。
 このHPがスタートしたのは2004年7月からであるので、もう4年半続けたことになる。今日のアクセスカウンタを見たら、47804になっていた。昨年の今日は38192であったので、この1年間で約8600件あまり見ていただいたことになる。
 また年が変わる度に、関連するリンクをすべて見直さなければならないが、どこをどういじったのか忘れてしまうので、リンク挿入に時間がかかってしまう。
 年賀状は昨年は喪中のため、出さなかったので、少ないと思って、思い切って出すのを少なくしたが、結構多く届き、返事を書くのに追われる。
 2,3日前から、我が家近くも風花が舞うような時期が続いていたが、今日も霙か風花催い。
 今日はというか、今年も妻と二人だけの正月。こうなると新年を迎えた感じがなく、単なる昨日の続きの印象しかない。
 午後桑名のスーパーに出かけ、ついでに本屋で俳句雑誌を選んでいたところ、突然、客の一人から「俳句をなさっているのですか。」と質問されてとまどう。よく聞くと、俳句総合雑誌Hの編集員という。名古屋にも支社を置いて、2名で、主に句集出版の仕事などをやっているという。しかも住所が私と同じ団地の同じ町内会に所属している方でびっくり。この雑誌には3年ほど前、7句を掲載していただいたことがある。
 なお伊吹嶺1月号に掲載の「現代俳句評」を【こちら】に載せました。興味のある方は入ってください。