隆生の独り言日記(20年1月〜6月)

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6月30日(月)
 M社の環境審査。環境については私はまだまだ未熟なので、研修を兼ねた審査に参加ということになっている。研修を兼ねた審査はまだまだ続きそうである。

6月29日(日)
 「伊吹嶺」の運営委員会。先日の静岡支部による俳句鍛錬会の報告があったが、大成功だったと思う。本当に静岡支部の皆さんには感謝したい。また今年の「伊吹嶺」全国俳句大会の準備が着々と進められているとの報告もあった。
「伊吹嶺」7月号に「伊吹嶺」全国俳句大会案内が掲載される予定であるので、ご期待願いたい。

6月28日(土)
 「伊吹嶺」編集会議。昨年あたりから、伊吹嶺ページに新しい企画などを取り入れているが、常に見直しがないと雑誌は停滞してしまう。そろそろ来年の企画を考える時期に来ているかもしれない。栗田主宰は中心にもっと読みやすい、読まれやすい雑誌にしたいと意欲的である。

6月27日(金)
 最近、環境審査もなるべくするように心がけている。今日はN社の運送業の審査。環境についてはまだ審査員補のため、勉強ばかり。(42800)

6月26日(木)  産廃「おから」いまや宝(中日新聞08.6.26)
 毎月の定期検診後、いつものように喫茶店で書斎代わりに明日の審査の準備を行う。
 飼料の肥料も世界的な高騰が続く中、昔のよく食用にしていた豆腐の「おから」が脚光を浴びるようになり、産業廃棄物として邪魔者扱いされてきたのが一転、家畜の飼料として売れるようになってきたという。2005年におからの不法投棄で廃棄物処理法違反事件があったのが様変わりしている。そういえば名古屋にいたとき近くの豆腐屋からおからを買っていたことも思い出した。
 同様に、「牛ふん」「焼酎かす」も値が付くようになり、牛ふんは肥料に、焼酎かすは飼料として採算が取れるようになって生きたという。これまで牛ふんは生ゴミとしての廃棄物、焼酎かすは海洋投棄されていたという。しかし今は海洋汚染防止法により海洋投棄も禁止されている。これらの解決策としても有効である。
 いずれサブプライムローン問題が解決するときは、原油への投機マネーが元の株式などへ戻るときは、おから、牛ふん、焼酎かすはまた採算が取れなくなるかもしれない。しかし地球温暖化対策として有効施策であるので、このまま頑張って欲しいし、政府としてもこれらを温暖化対策として、機能するような支援が必要であろう。 

6月25日(水)
 ISO審査員会議。IAF(International Accredeitaition Forum)による審査実務グループガイダンスの2005年末の翻訳版を基に審査の最適実施要領を検討する。私達のグループは「監視機器・測定機器の管理の審査」がテーマ。

6月21日(土)−23日(月) 沢木先生の俳枕と沖縄を考える3日間
 「伊吹嶺」編集部の一部と有志で、沖縄吟行。23日が太平洋戦争で沖縄での組織的な戦闘が終わった「慰霊の日」または通称「沖縄忌」であり、それにたまたま日程が合い、あわせて沢木先生の俳枕を辿る吟行となった。
 詳しくは落ち着いてから、別ページで写真日記を載せたい。今は3日間休んだつけが来て、来週初めまで、予定が詰まっているので、その後になりそう。

6月20日(金)
 山藤句会。今月から季寄せで例句のない季語の席題づくりを行うことにした。例句がないだけあって作るのが難しいが、季寄せ完成までたっぷり4年間はあり、これから例句のない季語の俳句募集があると思うので、今から準備をしていきたい。

6月19日(木)  中日俳句教室講義録(6月17日)
 皆さんの次の句の○○の中にどんな忌日を入れますか。
    ○○忌の石もて落とす桜の実   細見綾子
    夜学生教へ○○忌に触れず  沢木欣一

 ヒントは今日の6月19日。そうです。細見先生の句は(太宰)忌、沢木先生の句は(桜桃)忌で、今日の忌日です。
そのタイミング良く、旅遊さんから今月の中日俳句教室講義録(17日)を転送していただきました。
 太宰治は6月13日に入水し、今日の19日に発見されたので、今日を太宰忌と読んでいます。数年前、太宰入水の玉川上水を歩いたことがありました。その時は桜の咲いている頃で、桜桃の時期ではなかったのですが、玉川に桜並木が並んでいました。
 今日の中日新聞を読むと、今年が太宰没後60年で、来年が生誕100年だそうで、今年から来年にかけて、太宰ブームが起こりそうです。横顔の写真が随分とイケメンに映っています。
 それを思い出しながら、中日俳句教室講義録を読みました。今月はクイズ形式で読みやすいと思います。講義録は【こちら】から入ってください。

6月17日(火)
 S社のISO審査。1人審査のため、マイペースで出来る。これでISOの仕事は一段落。明日はまたマイクモードに切り替えたいが、そろそろ先週審査を担当したM社の審査報告書も作成しなければならない。

6月16日(月)
 夕方から、ISOの内部監査研修。今年は私も内部監査員の役割が回ってくる。自分の審査機関を監査するほどの力量はないと思うが、これも勉強でやむ得ない。
 夜、いぶきネット句会の2日目の合評会。今日は進行役ではないが、出来る限り、進行役のTさんの支援をする。

6月15日(日)
 愛知同人句会。今日は栗田先生が他結社のお祝い会に出て欠席で残念。最近は句会の直前しか句を作らないため、同人の資格がない感じがする。
 夜、いぶきネット句会の合評会で進行役。最近はインターネット部のお世話をするようになり、新入会員の入会手続き方法のレクチャー、トラブル発生時の解決のアドバイス、投句一覧表の改良などいろいろな雑用が多くなった。これもインターネットの勉強と思い、ともに勉強している。

6月14日(土)
 二男の息子の誕生日のため、お祝い会に出かける。その後、NTTOBの飲み会。昨年は欠席したため、久しぶりに顔を合わせる面々はいずれも変わっていなかった。但し私は随分メタボになったと言われた。

6月13日(金)  潮仏吟行
 山藤句会のTさんが度々訪れている志摩半島の潮仏に吟行する。私は初めてであったが、天候に恵まれて吟行日和。吟行模様は【こちら】に載せています。興味のある方は入ってください。(42529)

6月12日(木)
 N社の審査結果をISO判定委員会で報告。今回のN社の場合は、この会社の努力もあるが、説明をきちっとしたおかげで、すんなりと承認される。珍しいことである。
 帰りは例によって、来週のS社の審査準備を喫茶店で行う。数時間も喫茶店で仕事をすると、肩がこり、疲れるが、集中できて、効率よくできる。我が家の仕事場はすっかり喫茶店になった。全部は出来なかったが、ほとんど準備完了。週末はそろそろ俳句に集中したい。

6月10日(火)〜11日(水) 
 S社のISO審査。今回もメンバー参加。最近はメンバー参加が多く、気楽に審査できる。

6月9日(月)
 日曜日のNHK俳句はいつも録画で見ているが、昨日放映のNHK俳句に久しぶりに黛まどかを見た。「月刊ヘップンバーン」を休刊したときは、一時体調が悪いようなことを聞いたと思っていたが、スペイン900Km、韓国500Kmを徒歩で歩いたという。スペインでは巡礼の道を歩いたというから驚く。その時の1句に惹かれた。
   青空は神の手のひら揚げひばり  黛まどか
 結構、気持ちのこもった、徒歩で歩いた現場性を持った句である。「神の手のひら」にいるのはひばりだけでなく、作者も「神の手のひら」にいるような印象を受ける。「歩いて土地の風に触れる」という発言は実際に現場を歩いたものでしか言えない強さがある。角川賞奨励賞を受賞したとき、某俳人が言った俳句もどきとは、すっかり次元を変えた秀句である。

6月8日(日)
 名古屋句会。こちらも参加者が少なくさみしい。みや子さんが目の悪いにもかかわらず、熱心に指導してもらえるのが痛ましい。(42311)

6月7日(土)  なごや環境大学(第3回)−−生物多様性COP10に向けて及び水族館における海ガメの産卵
 第3回目のなごや環境大学のテーマは生物多様性。タイミングよくというより、最初からCOP10の名古屋誘致を見越したカリキュラム。189カ国参加の生物多様性条約があることは知っていたが、これにもアメリカは離脱していることを知らなかった。アメリカは高収穫穀物の遺伝子資源を持っていることから、最初は開発途上国に高収穫の種もみを与えるが、これは1年限りしか効かない種もみで、2年目以降は毎年アメリカからこの遺伝子を持った種もみを買わざるを得ないような仕組みを作ってしまっている。アメリカの自由経済原理主義により、生物多様性問題は南北問題であることで、深刻であることを知った。アラブ原理主義も問題だが、自由経済原理主義が幅を利かせていることも同じくらい問題である。
 また名古屋はCOP10誘致で浮かれているが、これでよいのか。名古屋は里山づくりを提起していくと言うが、各加盟国は南北問題が重要でこのギャップを埋めて各国をリードすることが出来るのか、舵取りが非常に難しい。そういう意味でCOP10誘致で浮かれている場合ではないのである。
 また今回の講座は名古屋水族館で行い、水族館内に、海ガメの産卵環境を整備して最近になって管内で産卵するようになったという。これは内田館長の長年による海ガメ観測のによる功績の経験から成功したもので、内田館長ではなくては出来ないことである。現実に海ガメの産卵のため、人工砂浜を上陸した痕跡を見ることが出来たのは貴重な経験であった。あわせて以前豊橋の前浜海岸で、防潮のため海岸コンクリートブロックを並べて、海ガメの産卵を出来なくしてしまった写真を見ると人間の傲慢さを感じた。
 午後はチングルマ句会。今日は一寸参加者が少なくさみしい。

6月6日(金)
 M社の暫定報告書提出。あわせて5月分の勤務費請求。
 昨日、一寸したことで右肩を痛めてしまった。右肩を上げることも出来ない痛さで、整形外科で診て貰った。肩の腱である棘上筋を痛めているとのこと。しばらくは安静が必要。

6月5日(木)  新穂高ロープウエイ
 せっかく1人で、遠くまで来たので、昨夜はもう1泊して新穂高ロープウエイで西穂高口駅まで出かける。下界はもうすぐ田植の時期頃であったが、山頂駅は残雪が1m以上。ただ天候は下り坂で、西穂高岳は見えず、向かいの笠ヶ岳は頂上を除いてかろうじて見える。また水芭蕉はまだ早く、まだ蕗の薹が残っている。途中の第1ロープウエイ駅周辺では春の花が咲いている。ただ1人で見ると花の名前をよく知らないのが難点。
 高山に戻って街をぶらぶらするが、まもなく雨が降ってきて、1日が終わる。
 以下写真を少し掲載します。


笠ヶ岳の頂上がかろうじて見える

西穂高山頂駅周辺(積雪は1m以上)

春のいぶき

マイヅル草(第1ロープウエイ駅周辺)

ゴゼンタチバナ(第1ロープウエイ駅周辺)

雨の上三之町

6月3日(火)ー4日(水)
 M社のISO審査で出張。今回は1人審査の1人リーダーで、奥飛騨温泉に泊まる。たまにはこういう審査があってもよい。2日目の温泉は菖蒲湯でこの日から旧暦5月1日だということを知った。

6月2日(月)
 先月に続き、今日は「伊吹嶺」名簿管理のレクチャーにMさん宅に行く。その前にみや子さん等と昼食。最近お体の具合がよくないとのことで、元気づけも兼ねる。今日は思ったより食事が進んだとか。いつまでも元気であって欲しい。
 Mさんへのレクチャーは順調にいく。ただまだやることが多いので長丁場となりそう。

6月1日(日)
 M社のISO審査のため、喫茶店にこもって、準備。やはり仕事は喫茶店でやるのが能率が上がる。

5月31日(土) なごや環境大学第2回(農業と環境問題)
 走り梅雨のような肌寒い1日。
 なごや環境大学の第2回目の講座。今日のテーマは農業問題。日本の食料自給率40%弱、穀物自給率に限れば、わずか28%。
 そこで今日は食料・農業から見た環境問題ということで、いつものことながら、断片的に知っている知識が体系的に教えてもらえる。講座全体の概要を説明するのは難しいし、時間もかかるので、今日もその中での気にかかったキーワードのみ以下に記述します。
・農業は「奪道」(自然の営みに分け入って有用動植物生産し、有用物を手に入れる。)では駄目。「奪道」と「譲道」(自然の営みから離れず利用する。)のバランス(持続性確保)が必要である。(二宮尊徳)
・20世紀最大の環境破壊はアラル海の縮小(これは奪道の最たるもの)
・作物生産活動による環境負荷の最も大きいものは畑地、樹園地(硝酸性窒素濃度が最も高い)
・フードマイレージにおいて日本は最大のCO2消費国(食料自給率が低く、外国産の農産物輸入が多いことからも分かる)
・洋菓子FFC(大手の洋菓子社)で利益最大化する解決法は1店舗当たり、洋菓子を200個廃棄する品揃えが最適解という。(ばかばかしいことだが、廃棄コストが品切れコストより安いという理由。環境問題は何処へ吹っ飛んだのか。)
・農業の水利施設はコンクリートなどの用水専用路が一番手間がかからないが、ドジョウ、鮒、ハヤ、ウグイなどの魚類は育たない。用廃兼用水路(土水路)だと諸々の魚がよみがえる。(里山づくりから、自然を引き込んだ農業も必要)
・CO2は排出権取引の対象になるが、市場は自然環境を取引しない。(春の小川は取引されない。ということは小川の生態系は買えない。経済的には不要。ということは農業に自然は要らないとなると我々俳人はどうして自然を見つけて俳句を作ることが出来るのだろうか。)
・農業は第1次産業でなく、生命系産業として捉えるべきである。(全く賛成)
・農業も含めた現代産業社会は私的セクター(市場原理主義で動かす原理)でなく、共同セクターとして捉えるべきである。(これも全く賛成)

ということで日本農業の環境問題10ポイントを上げ、まとめが結構難しいことを指摘されたが、ここには書ききれないのでやめた。

5月30日(金)
 以前、我が家の庭に珍しい鳥が舞い込み、菜の花の種をついばんでいたことがあった。私はもちろん、妻も鳥に弱く、どんな鳥だったのか分からなかったが、Mさんにお聞きしたところカワラヒワということだった。低山、低地、公園、川原に見られるという結構なじみのある鳥だった。写真はデジカメで離れたところで写し、10倍程度拡大しているので、粒子が粗く、ぼけていますが、右に載せます。

5月29日(木)  ブラックバス対策にはんぺんを(朝日新聞)
 琵琶湖は外来魚、特に一部の釣り愛好家によるブラックバス、ブルーギルの不法放流により、琵琶湖は瀕死に近づいている。そこで長浜市の商工会では外来魚を原料とした「はんぺん」を開発したという。ブラックバスとブルーギルのすり身に鱈の身を混ぜて作ったら風味がよくなるという。これを学校給食に使う予定だ。風味、栄養価も市販品に劣らない上、コストも市販品の半額という。子供達が食、環境についても考える「食育」にも役立つ。こういうことは1市だけ実行しても、なかなか環境対策にならないが、もっと全国的にも広がることを期待したい。
 私の身近にも、ブラックバス、ブルーギル問題がある。@まず近くの池はブルーギルが繁殖して、既存の鮒、メダカも絶滅している。A東員町に中部公園という大きな公園があるが、ここの池にやはりブルーギルを放流する者がいて、池はもちろんこれが員弁川に続いているので、川に流れ込んでいると思われる。員弁川は鮎も釣れる清流であるが、まもなく鮎も絶滅するだろう。B私の出身の岐阜の伊自良湖では1,2年前ブラックバスが放流されたというニュースがあり、池が増水した場合、ブラックバスが長良川にあふれ出る恐れがあり、鵜飼に多大な影響が出そうだという深刻なニュースもあった。
 これらの事情は全国でも同様だと思う。いったい一部の釣り愛好家はこういう事情をどのように考えているのだろうか。自分達の釣りの趣味のためには日本の在来魚はどうでもよいと思っているのだろうか。

5月28日(水)
 このところ仕事などが押しつまり、HPのアップがままにならず、10日間ほど、ブランクのままであった。やっと今日、時間に余裕が出来たので、まとめてアップします。
 今日は2つよいことがあった。1つは私にとって初時鳥を聞いた。曇り空のベランダに立つと、1Km以上彼方から聞こえてきた。これからしばらくは目を覚ますもうろうとしたときに聞こえそうだ。
 2つめは、我が家の楓に巣作りしていたメジロが巣立っていった。一時は外敵に晒され、危ないときもあったが、無事巣立ったようである。ただ巣立ちと言っても余り遠くへは飛べないので、庭の片隅で親メジロを呼んでいる声が聞こえる。無事に跳びだって欲しい。写真は庭の柵近くで鳴いているのを撮した。ただ離れたところからのデジカメであるので、相当ぼけている。(42000)

5月27日(火)
 H社の環境審査。2回目の審査で少しは慣れてくる。環境審査は日頃の環境関連の法令を勉強する必要性が大きい。

5月25日(日)〜26日(月)  俳句鍛錬会
 「伊吹嶺」の初めての試みとして、俳句鍛錬会が行われた。全国大会、新年大会などのお祭りと違って、純粋に俳句向上を目指した句会漬けである。最近は私は自分のHPと伊吹嶺HPの両方を受け持っているので、どちらも鍛錬会模様を載せるほど、時間的余裕がないので、この鍛錬会模様は伊吹嶺HPの【こちら】に掲載しているので、伊吹嶺HPを見ていただきたい。
 夜、2回目の句会が終わってから、インターネット部同人が集まって、今後の伊吹嶺HPの進め方、句会(HP、いぶきネット)の進め方、「伊吹嶺」誌の編集内容など多くの意見を出し合った。少しでも多くの方に読んで貰いたいHPにしたいとの意気込みが全員から伝わってきた。

5月24日(土)  『綾子先生輝いた日々』増刷
 「伊吹嶺」編集会議。これまで進めてきた『塩田』1句鑑賞はいよいよ最終年にはいる。今年には完了しそうである。
 人気のため、完売となっていた下里美恵子さんの『綾子先生輝いた日々』が増刷になった。非常に評判のよい随筆集で、「雉」3月号に田島和生さんが次のように紹介なさっている。
本書を読む楽しさは、綾子俳句の表面的な鑑賞に終わらず、著者自身の実生活と重ね合わせながら、綾子の暮らしや考え、俳人の夫、沢木欣一との生活などを爽やかな筆致で描いた点にあるといえる。
 また「伊吹嶺」6月号では、河原地さんが感想というより、評論的に取り上げていらっしゃる。
『綾子先生輝いた日々』は表紙に随筆集と記されているが、単なる見聞や心に浮かんだ事柄を気随気ままに綴った文集だと早合点してはならない。これは下里さんの美しい文体と鋭敏な感受性と渾然一体となった希有の綾子研究である。
と研究論文として十分な価値があると断じている。まだ購入していない方がいれば是非購入していただきたい。いずれ時間があれば、伊吹嶺HPにも紹介したい。

5月23日(金)
 山藤句会。最近はスムーズに句会が進行するので、たっぷりと投句の検討、意見交換が出来る。それぞれの自由な意見から、「伊吹嶺」としての俳句を理解していただければありがたい。
 夜、明日の編集会議に間に合わせるために、あわてて原稿を作成する。ほんとうは一夜漬けではよい文章が書けないのだが、今月だけはあまりにも予定が押しつまり、申し訳ない気がする。

5月22日(木)
 数年ぶりにM社でのISO環境審査に参加する。私の専門は品質管理であるので、環境から離れていたが、これからは環境審査もこなし、早く審査員昇格したい。数年前の実績はすべてゼロに戻ってしまっているので、最初からスタートで、オブザーバーとしての参加。

5月20日(火)  中日俳句教室
 S社のISO審査。審査企業の場所は西浦温泉。昼食にラグーナ蒲郡に出かけたが、閑散としている。このラグーナはスペイン村の二の舞に陥っているのだろうか。
 今月も旅遊さんから中日俳句教室講義録をいただいた。そのまま転載します。興味のある方は【こちら】から入ってください。

5月19日(月)
 久しぶりに、審査機関に出かけ、N社の審査報告書の提出、M社の審査計画書の提出。またこの1年間、私がリーダーを担当した審査記録が正しく記録保管され、必要な書類が整っているか確認作業を行う。おかげで丸1日がつぶれてしまう。

5月18日(日)
 愛知同人句会。このところ、雑用ばかりが滞っており、当然成績はよくない。しかしこういう時は仲間のよい句に出会えるという発想で参加することが重要であると実感する。いつも思うことだが、素直な気持ちで俳句に立ち向かうことが必要だと思う。

5月17日(土)  なごや環境大学(第1回)
 今年もなごや環境大学がスタートする。今年も5月から7月にかけて6回行われる。せっかく、無料、または格安で、環境のことが学べるので、バス代を使っても聴講することが自分に対する栄養になると思って参加する。名古屋市主催なので、むしろ多くの名古屋市民に学んで欲しいと思う。
 今日のテーマは「『1秒の世界』から考える地球環境問題」で東京大学の山本良一教授。内容的にはいつも聞いている情報範囲であるが、直接聞くと、環境問題の重要性を実感する。今日は講演内容を書くのもマンネリであるので、今日聞いた中での印象に残ったキーワードをランダムに以下に述べる。
 ・『1秒の世界』−−1秒の間に世界は、・グリーンランドの氷河が1620m3が溶ける、・0.002種(7分に1種の生物が絶滅している、・1.3台の乗用車が生産されている等々。
 ・地球温暖化について−−・これは新たな世界大戦である。(英国チャールズ皇太子) ・我々は惑星的非常事態にいる。(アル・ゴア) ・文明を救うために総動員せよ(レスター・ブラウン)
・人間活動が原因の地球温暖化が起こっている(IPCC第4次報告書)
・サイエンスは多数決の世界ではない。しかし多数の科学者の意見で意志決定すべきである。
・2015年までにCO2濃度は400ppmに到達し、2℃突破の確立は最大で50%越える。
・北極海は温暖化の加速器になっている。テイッピングポイントに達したかもしれない。(宇宙航空開発機構)
・北極海氷の減少は予想より早く消滅に向かっている(2007年に劇的減少、5年以内に消滅か?)
・地球温暖化が促進しているのでなく、温暖化地獄に向かっている。
・既に現在、地球温暖化地獄の観光地図が出来上がっている。
・現在は既に、温暖化地獄の地獄1丁目にを越えた。(夏期の北極海氷の消滅)
・地獄5丁目は2050年に来る−−寒帯の森林の枯死、西南極大陸氷床の崩壊、アマゾン熱帯雨林の枯死と砂漠化
・地獄8丁目は2100年に来る。−−大西洋の深層海洋循環の崩壊(映画「デイ・アフター・トモロウ」の実現で、人類死滅)
・2℃/450ppmシナリオ(地球温暖化を2℃以内に保つ)を守るには膨大な努力を要するが、やれないことはない。
・夏のクールビズ、水打ち効果は幻想(パフォーマンス)に過ぎない。温暖化対策にはもっと本質的なことが重要である。
・締めとして、「現実と経済を融合化させる必要がある。」

等々もはや、日本では刺激的な言葉で温暖化啓蒙をするしかないとの実感を得た。
 なお右の表紙写真はなごや環境大学が2年ぶりに改訂した名古屋の環境のすべてを網羅した「なごや環境ハンドブック」である。この本こそ、名古屋市民に読んで貰いたい本である。

5月16日(金)
 ISO品質審査。今日はメンバーのため、気楽な立場。しかし今日のテーマは今、審査機関から私に、この分野の専門性を取ってくれと言われている分野。従って今回は相当事前勉強に時間がかかってしまったので、それに伴って俳句に割く時間がなくなってしまっている。(41710)

5月15日(木)   ホッキョクグマがやっと絶滅危惧種に指定(朝日新聞)
 アメリカ内務省では北極海の氷が溶けて生存が脅かされているホッキョクグマを米絶滅危惧種法の「絶滅危惧種」リストに追加指定すると発表した。以前から環境保護団体が早期に決定を求めて提訴する事態に立ち入り、やっと認めた。アメリカは相変わらず政治問題にならないと動かない。しかも今回も「絶滅危惧種法で温室効果ガスの排出を規制すべきでない。」とか「ブッシュ政権や石油業界が推進するアラスカ沖の石油・天然ガス開発は影響を受けない。」などと、まだCO2の地球温暖化効果を認めていない。
 以前、映画「アース」で見たホッキョクグマの親子の映像を追ったシーンを思い出した。北極海の氷がどんどん溶けていく現在、ホッキョクグマが活動する氷原がなくなることにより、餌であるアザラシなども捕ることが出来なくなっている。現在ではホッキョクグマは全世界で、2万〜2万5千頭までに減り、アラスカ州では3500頭までに減ったという。一方、次第に生息数が増加している鯨は、人道上から調査捕鯨も認めない環境団体もあるこの現状の落差はどう判断したらよいのか。

5月14日(水)  建設発生土リサイクルのセミナー
 環境関連で、建設発生土リサイクルのセミナーあり、聴講した。講師は京都大学のK教授で、国交省の建設リサイクル推進施策検討委員会の委員長で、「建設リサイクル推進計画2008」の作成に関わっておられる。
 一般に工事等で排出される物で、廃棄物があることは常識であるが、再利用できるものは廃棄物でなく、建設副産物と言われている。つまり廃棄物でないので、極力再利用、リサイクルする必要がある。その建設副産物にもいろいろあるが、今日はそのうちの建設発生土と言って、建設工事に伴って発生する土の再利用の現状報告である。
 建設発生土の有効利用率は平成17年度目標75%に対し、実績は62.9%にとどまっている。そのために現在山砂など新材として37%使われていることが問題である。本来は100%再利用可能な物で、私が勤めていた会社ではもっと高かったと思っていたが、本当は低かったかもしれない。平成27年度目標が90%としているが、当然達成すべき目標だと思う。しかし不法投棄物のうち、建設関係では建設発生土がほとんどだという実態に、国民に対しては、不法投棄=建設工事という公式が頭にあるだろう。
 その他、今日のセミナーでは詳しく触れていなかったが、建設副産物として今後考えなければならないものとして、コンクリート塊、建設発生木材がある。特に後者は利用方法によってはバイオ燃料に再利用できる可能性を持っているので、こちらの方面の研究を続けて貰いたいとの願望を持っている。
 今日は一寸難しいテーマを書いてしまったので、このHPを読んでいる方の中で、こういう日記は読まないという友人の顔が浮かんできた。

5月12日(月)
 御岳行の翌日とあって、怠け気味の1日を過ごす。
 今日思い出したことであるが、昨日野麦峠を登ったときの付き添いで、若い女性がついてくれた。聞くところによると今年、おんたけ休暇村に入社とのことで、専攻は環境社会学だったという。現在は環境を通した町づくりに協力しているという。最近は環境関係への就職も多いらしい。彼女は環境社会学で、人文学部系、私は品質管理からスタートした環境マネジメントシステムと完全に理科系である。専門は違っても、同じ環境をテーマに仕事をしている者にとって、喜ばしいことである。しかも大学時代はワンゲルで身体を鍛えており、休暇村のSさんの立派な後継者になるだろう。

5月10日(土)ー11日(日)  高原で聞く名フィル
 日頃名古屋で聞く大編成の名フィルでなく、おんたけ休暇村で名フィル室内楽が聞けるということで、チングルマ句会で企画していただき、あっという間に23名の参加になった。1日目には雪が降るなど驚きの旅行だったが、これはこれで変化があり、面白かった。吟行記は【こちら】に書きましたので、興味のある方は入ってください。

5月8日(木)
 4月以降、諸々の事情であわただしいことばかり続き、心の余裕がなくなっているのを実感していた。妻と連れだって明日香の自然に触れに森林浴の散歩をしてきた。俳句のことも忘れてのんびりとした1日を過ごせた。こういう時間も必要だとつくづく思った。明日香ではまだ田植時期には早く苗床を作っている最中であり、昔ながらの水口祭が行われているようだ。右の写真では、水口祭が行われたあとの幣もまだ比較的新しい。左側の白く覆っているのは苗床。(41523)

5月6日(火)
 Nさん宅に行き、伊吹嶺ホームページづくりのレクチャー。今日は木曽三川公園のそばの橋を渡ったので、よく分かったが、丁度今は大潮で、潮干狩りシーズン。揖斐川は砂浜が狭く、あまりいない。長良川は河口堰のせいで、浅蜊、蜆が全滅。木曽川はそんなに河がきれいでないが、砂浜が広いため、多くの人が潮干狩りをやっている。3つの河が対照的だ。特に長良川の河口堰のせいで浅蜊、蜆が全滅しているのは、完全に国、岐阜県の箱物行政の結果、引き起こした環境悪化である。
 また2,3日前に完成した徳山ダムが試験放流をはじめたが、その結果、川の気温が下がり、揖斐川の鮎の遡上がゼロだという。さらにこの徳山ダムは多目的ダムのはずが発電は敷地は買収したが、建設の見通しはなし、利水は50年前の予測と大違いで、利用したい行政はない、結局治水だけの目的で完成したことになる。さらに徳山ダムの水余り対策で、木曽川への導水事業が始まろうとしている。名古屋市はそれでなくても長良川河口堰の水が要らない状態であるのに、利水目的で建設したということで毎年、建設費の負担を水道料の上乗せで取られている。
 さらに名古屋を走っているとナンジャモンジャの花盛り。この花の時期は短いので、花盛りが見られただけでもラッキー。
 私のHPのTOPページにいつも俳句を1句載せているが、肝心の沢木先生の句を間違えて掲載してしまった。正しくは〈天心にゆらぎのぼりの藤の花〉です。お詫びします。

5月5日(月)
 雨の立夏。我が家の庭の、メジロの巣作りが気になるところだが、ビニール紐の安普請の巣作りで気の毒になる。もう少しましな巣を作れと言いたいところ。

5月4日(日)
 30数年目の結婚記念日。と言っても今日は妻に所用があったため、夜、桑名の寿司屋で食事しただけ。

5月3日(土)
 チングルマ句会。連休の狭間であったが、まずまずの出席者が集まる。今日は私の成績はよくない。いつも間際の朝漬けで俳句を作っているせいの報いが来ている。
 帰りに栄で「俳句四季」5月号とカラヤンのCD6枚セットを買う。「俳句四季」には栗田先生の『旅と碧梧桐』が載っている。碧梧桐が三千里の旅に出た前後の状況がよく分かる。

5月2日(金)
 明日の句会を控え、吟行でも行こうと思ったが、雨の予報で朝寝坊。ところが1日中曇であったが、よい日和。結局滞っていた諸手続を行っただけで、1日が終わる。しかしなにもしないではもったいないので、30分ぐらい離れたところの牡丹園を見に行く。丁度今が満開であったが、田舎の牡丹園のため広大な敷地にうんざりするほどの牡丹ばかり。パンフレットには5千本あるという。下の写真はほんの一つの牡丹。


広大な牡丹園はとても1枚の写真に入らない

どの牡丹も満開

5月1日(木)
 今年2回目の蕨採り。今年は例年に比べ、蕨の成長が早く、もう2番蕨のやや細いのしかなかった。いつもだとここは5月連休が盛りなのに。それでも1時間ぐらいで例年と同じくらいの収穫があった。今日、妻に教えて貰った花にカザグルマがあった。草花でカザグルマがあるとは知らなかった。右の写真に示す。

4月30日(水)
 我が家の庭では一昨年まで、ヒヨドリが巣作りをし、雛が育っていったが、その時、私が巣の中の写真を写したせいか、昨年は巣作りしなかった。ところが今日、妻が同じ楓の木にメジロが巣作りしているという。覗いて見ると小さな巣で確かにメジロであった。最近は材料の藁がないせいか、巣作りもビニール紐の世の中になった。小さな巣であり、写真を写すと巣を放棄する可能性があるので、覗くだけにした。メジロが無事生まれるかしばらくの間、ささやかな楽しみが出来た。
 そろそろ「伊吹嶺」5月号が届いたというメールもあるようなので、5月号に掲載した現代俳句評を掲載しました。興味のある方は【こちら】から入ってください。(41280)

4月28日(月)
 連休の谷間と言っても、我々夫婦は何処へ行くあてもない。例年通り蕨採りに出かける。いつも行っているところ、昨年の冬に杉の間伐したらしく、蕨の植生が変わってしまっていた上、山に入りやすくなっており、大分採り跡があった。今日の発見は、途中の湿地での春リンドウの群生を見つけたこと、中部電力の送電線の巡回道に猪の足跡を見つけたことであった。最近山も荒れて、餌になるものがなく、里まで下りてくるのだろうか。ところどころの畑には猪垣を設けたり、電流線を張り巡らせていた。猪も好んで、里に下りてくるのではないのに、自然の破壊が進んでいる証拠である。これも温暖化による植生が変わっているせいだろうか。以下の写真は春リンドウと猪の足跡。


足の踏み場ないくらいの春リンドウの群生

猪の足跡(蹄の跡がはっきりと写っている)

4月27日(日)
 今年「伊吹嶺」誌に発表した記事で、若い人の俳句入門シリーズで「俳句入門書を読もう」「歳時記を読もう」「名句を読もう」を3月号〜5月号に掲載させていただいた。また今年から河原地さんと交代で、「現代俳句月評」を担当することになった。偶数月は河原地さんが俳句総合誌を、奇数月は私が俳句結社誌を担当するよう分けた。5月号は私が結社誌を書くことになっており、先日亡くなられた「「雉」」主宰の林徹先生のことを書かせていただいた。5月号がまだ届いていない方もいらっしゃると思うが、まもなく届くと思うので、少しフライング気味で掲載させていただいた。「若い人の俳句入門」は【こちら】から入ってください。現代俳句月評は一応、5月1日になった時点で、リンク先をご紹介したい。

4月26日(土)  コバケンスペシャル13(ベートーベン交響曲第7番)
 「伊吹嶺」編集会議。6月号の編集と8月号の企画。昨年、これまでの一部の記事を見直したため、ページ数が少なくなったが、最近は企画の変更により紙面が充実してきたような気がする。また評判のよかった『綾子先生輝いた日々』が再版されるということを聞いた。「伊吹嶺」同人が「伊吹嶺」外へ評判のよい発信が出来ることは喜ばしいことである。
 編集会議を早引けさせていただいて、コバケンスペシャル(ベートーベン交響曲第7番)を聴きに行く。
 前半はテノールの佐野成宏による歌劇のアリア。最近のジョン・健・ヌッツオや秋川雅史のような若手のテノール歌手もよいが、佐野成宏のようなベテランの声もよい。特に、ドニゼッティ歌劇『愛の妙薬』の「人知れぬ涙」、プッチーニ歌劇『トスか』の「星は光りぬ」の有名アリアは生で聴くと腹に心地よく響く。
 後半のベートーベンの第7番は愛称こそついていないが、玄人好みの名曲である。特に第4楽章は炎のコバケンにふさわしい嵐のような演奏である。CDで聞くとそれほどでないのに、生でしかもコバケンで聞くと嵐のような高まりを感じるのは、コバケンが好きかどうかで決まるのだろうか。

4月25日(金)
 山藤句会。今日からMさんが遠く名古屋から参加していただく。句会のあと、毎月何かしらの勉強を行っているが、今月は「やすし俳句教室」から学ぶ。句会後、句会名の由来になった山藤を見に行く。丁度今頃が見頃。色はやや淡いが多く咲いていた。右の写真はその一つ。

4月22日(火)−23日(水)
 T社のISO更新審査。久しぶりに県外の武生まで出かける。武生は現在、越前市になっていたが、街が何となくひっそりとしていた。今愛知が元気があると言われるが、地元にいると実感としてわいてこないが、こうして地方に出かけると、地域格差のあることがよく分かる。
 福井地方は田植がまだであったが、こちらの方はじっくりと熟成したコシヒカリとするため、田植は遅いとのことであった。これも地方によって随分違うことが分かる。
 大変遅れましたが、19日に出かけた山の辺吟行記【こちら】にアップしました。興味のある方の覗いてみてください。(41090)

4月21日(月)
 午前中、N社の更新審査の暫定報告書の提出。
 飛んで帰って、「伊吹嶺」HPの役割分担を見直すための一つとして、Nさんにホームページのお手伝いをお願いすることになった。Yさんと一緒に、Nさん宅に出かけ、ホームページビルダーのインストールとその使い方をレクチャーすることにした。しかし今日はNさんのパソコンのご機嫌が悪く、今日の目的を達成することが出来なかった。後日やり直すことにした。

4月20日(日)  上田五千石・眼前直覚の推移
 午前中は同人句会。最近は俳句を作る余裕がなく、名古屋へ出かけるバスの中で作る有様。今日は機能の吟行句を推敲し直した句を提出。
 午後は俳人協会愛知支部総会。講演は松尾隆信講師による「上田五千石・眼前直覚の推移」と題して、五千石の俳句の推移を詳しく講演していただく。五千石の句というと私達は初期の
   万緑や死は一弾を以つて足る
   もがり笛風の又三郎や〜い
   渡り鳥みるみるわれの小さくなり

が有名であるが、眼前直覚の開眼というと次の句集の『森林』時代だという。
   竹の声晶晶と寒明くるべし
   開けたてのならぬ北窓ひらきけり
   籟とほく鳴り出て松の雪解かな

など、この頃はまだ方法論として確立していなかったが、眼前直覚の句が出来た頃。「眼前直覚」という定義はよく分からないが、「頭を無にして自分の目の前の物を瞬間的に感じた物を読むということらしい。」常時の3句はまだ五千石が「眼前直覚」と言わなかった時代であるが、眼前直覚の開眼の句と言われている。
 そして五千石自身が眼前直覚と言いはじめた句として次の2句がある。
   母の忌を旅に在りけり閑古鳥
   みづうみに雨が降るなり洗鯉

 以上、五千石の節目となる句の紹介して貰い、今まであまり関心を持っていなかった五千石の句も改めて読んでみたいと思う。

 大変遅くなりましたが、4月15日の中日俳句教室の講義録を載せました。旅遊さんからは既に移転そうしていただいたのですが、アップするのが、今日まで遅れてしまいました。講義録は【こちら】から入ってください。

4月19日(土)  山の辺吟行
 久しぶりに吟行に出かける。蒲郡句会のお世話になり、名古屋句会と合同で行う。私は吟行らしい吟行は今年初めて。やはり仲間と一緒だと少しは作らなければと気合いが入る。吟行模様はもう少ししたらアップしたい。【こちら】にアップしました。(40940)

4月17日(木)-18日(金)
 N社のISO更新審査。今回はリーダーを務めるので、荷が重い。1日目は大雨だが、今日(17日)は書類審査。明日は高速道路現場へ出かけるので、気も重い。
 18日、予定通り審査は終わる。
 帰ってみると、インターネット部のパートナーの孝子さんのパソコンがようやく直ったようである。これから二人でコンビを組んでインターネット部の運営を行うことになる。審査も終わり、パートナーのパソコンも直ったので、久しぶりに俳句モードに入りたい。

4月16日(水)
 今月から、インターネット部長を担当することになり、仕事が輻輳しているので、「伊吹嶺」名簿関係をMさんにお願いすることになり、一連の仕事の引継ぎに出かける。初めての仕事が誰しも難しいものだが、一生懸命取り組もうとの意欲を持っておられ、ありがたい。
 帰りにみや子さん宅にご機嫌伺いに寄る。初めておじゃまする家で、日頃のみや子さんらしいたたずまいの落ち着いた御自宅。
 夜、今夜もいぶきネット句会の合評会で、進行役のIさんのパソコンがおかしくなったので、急遽、今夜も進行役を務める。

4月15日(火)
 月1回の検診のあと、カリンカ句会。今日は欠席者がおり、少しさみしい。最近、なかなか俳句を作る時間がないが、せめてこうして句会に出ることにより、俳句に付き合う時間を作らねばならないと自省している次第。
 夜、いぶきネット句会の合評会。今月は進行役を務める。最近、いぶきネット句会も随分とレベルが上がってきて、文法的な間違いも少なくなった。ただ発言が苦手な方もおり、なるべく多くの方に発言しようと促すが、逆に、合評会を聞いているだけで勉強になるとの意見もあり、強制は駄目だなとこちらも自省。

4月14日(月)  崩壊する国内リサイクル(NHKクローズアップ現代)
 たまたまつけたTVで、古紙、ペットボトルのリサイクルシステムが崩壊の道をたどっている報道を見た。
 日本はこれまで苦労してリサイクルシステムを作り上げてきた。この基となる法律は「容器包装リサイクル法」で1997年に制定された。以来、容器包装のうち、ペットボトル、古紙、段ボール、ガラス製ボトルなど営々とリサイクルシステムを構築してきた。ところが数年前から、このリサイクルシステムを崩壊に招いているのが、中国の資源あさりだ。古紙の場合、リサイクル業者は日本の製紙会社に売るより、高く買ってくれる中国に売ってしまっている。またペットボトルは市民が分別収集したものを市町村が国内のリサイクル業者に回すのでなく、輸出業者を通して中国に輸出してしまっている。こちらの方が問題で、市町村が市民の協力で得た物を高く売れるという理由だけで、国内リサイクルシステムに乗せずに、中国に輸出するという愚を行っている。

 ここまでがTVの内容であるが、実は最初に紹介した「容器包装リサイクル法」は2006年に改正されている。その内容は国内リサイクルシステムの輪を完結するため、この改正により、@容器包装の使用量の低減に務めること、Aリサイクルシステムのため、リサイクル業者の団体が市町村に古紙やペットボトル回収のためのリサイクルに関わる資金を業者が市町村に供出するしくみを創設したということである。Aの仕組みを作った理由は、市町村が回収のため、多大な費用がかかっているという理由であった。それが市町村はリサイクル資金を貰いながら、回収したペットボトルを輸出業者を通して、中国に輸出して、国内リサイクルシステムを崩壊させている。高く売れるから、中国に輸出するという、これこそお役人の論理ということだろうか。
 一方、@についてはレジ袋の有料化という議論が出たが、結局、2006年では結論が出なかった。しかし最近はスーパーなど自主的にレジ袋の有料化の試みを行っている。市町村とスーパーのどちらが地球温暖化対策に前向きかどうかは自明であろう。

4月13日(日)
 名古屋句会。最近は句会に出す句は、当日に朝漬けしていると言ったことがあったが、今日は、名古屋へ出かける途中が俳句工房になってしまった。
1昨日、三重県は田に水が張ってあると言ったが、今日、名古屋へ行く途中の長島町では一斉に田植が始まっていた。いよいよ田植は春の風物詩、春の季語となる。

4月12日(土)
 しばらく花を見る余裕もなかったが、我が家の庭の一人静が咲いた。右の写真は拡大しているが、実際の花の直径は5mmぐらい。妻はこの花が好きで、現在の花は仙台の義姉が送ってくれたものという。よく見ると可憐な花弁で、いかにも日本的な花である。

4月11日(金) 田植の時期
 先日、志摩地方へ出張したときもそうだが、岐阜へ行く途中もほとんど田んぼに水が張ってあったり、代掻きしていた。もう田植も直前である。以前は5月の連休中が田植シーズンであり、お盆休みが稲刈りであった。しかしだんだん早くなり、まもなく田植である。歳時記も代掻、田植とも春の季語となる時代が近い。以前は台風シーズンを避けるための早植えであったが、今は地球温暖化対策で早めざるを得ない。さらに温暖化が進めば田植シーズンはいつになるか皆さんご存じだろうか。田植時期はだんだん早くなるだろうが、さらにある時期を境にいきなり田植シーズンは7月下旬の晩夏になりそうだという。というのも日本ではいつまでも温暖な気候が続くので、晩夏に田植、初冬に稲刈りという時代に突入することになる。こんなに日本の季節感が狂うと、我々俳句を作る者にとって、伝統に培ってきた四季の感性も狂うことになる。こうならないためにも地球温暖化の防止、そのためのCO2削減に協力する必要がある。

4月10日(木)
 M事業団と非常勤審査員として契約したが、一種の入社になるとのことで、この年になって新入社員健康診断を受けるとは思わなかった。でも毎年の半日ドックも無料で受けられるとか。
 4月になってから、インターネット部長を担当することになり、HPに掲載される「伊吹嶺」誌の4月号の記事をすべてアップすることが出来た。ついでに毎月の記事を上書きして消えてしまうのがもったいないので、主宰俳句の英訳と伊吹嶺山房雑記については倉庫を設けて、過去の記事も見ることが出来るようにした。

4月8日(火)〜9日(水)
 S社のISO更新審査。朝1番の近鉄特急で出かけたため、起きるのがつらい。御座に近い片田海岸工事を審査した。先日「伊吹嶺」メンバーが潮仏まつりで吟行に出かけたところに近く、審査後に見に行きたかったが、次の予定が詰まっていたため、断念。
 夜帰ってきたら、数10通のメールが届いている。ほとんどがibukinetHP関係だが、新しいメーリングリストを作成中だが、一部エラーが出ているようだ。
 また5日に行われた東京吟行会の参加者の1句、写真、吟行記が届いていたが、ようやくアップすることが出来た。興味のある方は【こちら】から入ってください。(40674)

4月5日(日)
 二男一家が来る。その前に仕事を片付けようと思ったが、うまく行かない。

4月5日(土)
 チングルマ句会。久しぶりに多くのメンバーの参加。このところ、インターネット部のHP句会、いぶきネット句会、ibukinetHPのことで、時間が取られ、俳句は作らない、私のHPの更新はない、来週のS社のISO審査準備はやっていないなど、怠け癖がつく。環境の勉強も怠りがち。明日はみっちり審査準備をすることに決める。しかしその通りに行くかどうか。(40582)

4月4日(金)
 N社のISO審査計画書を提出後、員弁川沿いで土筆摘み。毎年桜のシーズンに合わせて出かける。少ない自然が残っているところで気に入っている場所。ところが来てみると桜の土手がどうも枯れている。明らかに除草剤を撒いたらしい。せっかく桜を見ながら、土筆、野蒜を積むのが楽しみだったのに。ここは市の遊歩道だから、市で撒いたに違いない。田舎の市の感覚では環境というのはこんなものか。仕方ないので、田んぼの畦を歩いて土筆摘み。そこには野蒜もあったので幸い。夜は土筆の佃煮と野蒜のぬたあえ。
 写真の桜はほぼ満開。名古屋より1週間遅れという感じ。後ろが鈴鹿嶺。その後、ゆったりと近くの温泉で身体をほぐす。これがまた至福の時間。

4月3日(木)
 1日中、N社のISO審査計画書作成。

4月2日(水) トコトコぼんちゃん
 「トコトコぼんちゃん」という恵那市観光協会によるバスツアーがある。このバスはレトロなボンネットバスで、毎年人気があって、妻は3回ほど参加している。ただこのバスは古くて、整備の部品がなくなってしまったので、このツアーも今年限りで、4月15日に終わる。最後ということで妻と一緒に参加した。
 今回のツアーは幣辛夷とカタクリを見るツアー。どちらも自然派のツアー。どちらも恵那市や中津川市を巡ってみる。特にカタクリは個人の山や庭にあるのを見せていただくという申し訳ないツアー。
 俳句の成果はいまいちであるが、以下はツアーの主な写真。


トコトコぼんちゃんの参加カード

このバスに乗ってツアー

カタクリは群生とまでは行かないが、丁度盛り

シデ辛夷は自然の中のそこここに見られる
(なおシデ辛夷は絶滅危惧種)

山葵の花も丁度咲いていた

残雪の恵那山
(御嶽もよく見えたが白くて写真に写らなかった)

 4月1日(月) 60数歳の新入社員
 いままでISO審査員として、2機関と外部契約していたが、1機関は辞退して、M事業団だけと契約することにした。身分は嘱託契約で専門審査員。出勤は自由で、審査のみこなせばよい。1ヵ月で貰う分は最低保障もあるが、たぶんそれ以上に働かされそう。いわばこれまでがフリーターであれば、これからは出勤が拘束されないパートータイマーとなることになるのか。ということで60数歳の新入社員を経験することになった。
 今日は4月1日でガソリンの暫定税率のなくなる日。車で走っているとスタンドの料金も140円台もあれば、120円台もあり様々。
 もう一つ、今年は京都議定書の約束期間がスタートする年。産業界は頑張っているが、スーパー、コンビニ、運輸などの業務部門と家庭部門が目標の-6%にはほど遠い。家庭部門にいたっては40%以上CO2排出を増やしている。
 これからは海外はもちろん国内排出権取引のスタートを認めること、環境税の創設、環境省と経済産業省の縄張り争いをやめることなどやれば、国民もついていくと思う。
 最近、新聞、TVでは環境関係の記事が多くなったが、私は仕事、インターネット部のことで余裕がなく、環境のことに注目していない。仕事、俳句とともに環境にも関心を持つべきだとも思うが。

3月30日(日)
 4月から「伊吹嶺」インターネット部長を担当するにあたり、YさんとHP管理の打合せ。いろいろな課題が残った。

3月29日(土)
 「伊吹嶺」編集会議。今日の話題で、楽しい方は河原地さんがロシアで俳句の講演会に出かけ、VIP待遇を受けたこと、悲しい方は、「雉」主宰の林徹先生が亡くなられたこと。林先生は「風」の最後の同人会長で、沢木先生の即物具象の伝導者であった。これはよほどの強い意志がなくては出来ないことだ。私は結局は1年半前に沢木・細見先生を偲ぶ会でお会いしたのが最後の思い出になった。

3月27日(木)ー28日(金)
 K社のISO審査。行き先は紀北町(紀伊長島町と海山町が合併した町)で、やはり東員町より暖かい。桜は満開もあったが、5分咲きが多い。しかし問題はこれまで東員町では杉花粉が少なく、花粉症が何とか小康状態を保っていたのが、こちらへ来たら山は一面杉の花で真っ赤。おかげで一気に花粉症がひどくなり、自宅へ帰る頃は鼻がひりひりした。
 27日に宿泊したのが、楽天で予約した民宿だったが、最近民宿でもパソコン環境は完備しており、プリンタも備え付けられていたので、仕事の準備もスムーズに行った。これからは出張の時は、パソコン環境を選んで宿泊することが必要となるだろう。(40395)

3月26日(水)
 仕事も「伊吹嶺」原稿も一段落したので、妻と一緒に、近くの春を探しに散歩。我が家の狭い庭も知らないうちに貝母が咲いていた。鳥が運んできたのか。近くの公園、畦を歩いたが、名古屋より春が遅い。桜葉まだ蕾のまま。イヌナシも蕾が堅い。結局土筆だけが呆けていた。以下は発見したささやかな春。


庭の貝母の花(鳥が運んだのか)

庭のミヤマカタバミ

通草の花(マクロ撮影で写真がボケ)

近くの畦のカラスの豌豆

3月25日(火)
 今週末の「伊吹嶺」編集会議を前にして、土壇場の原稿書き。明日は審査準備に時間が取られるので、今日中に仕上げなければならない。いろいろな資料を読みながらなので、いつものような喫茶店で仕上げるということはできない。夜、何とか様になってきたが、中味がよいかどうかは別問題。

3月24日(月)
 N社のISO審査。今日、現場審査で、ある新しい団地での工事を見たが、審査とは関係ないが、最近の団地はいろいろな機能を準備していないと売れないのか。団地のそれぞれの入り口に監視カメラ、Webカメラが完備されている。監視カメラは分かるが、Webカメラは撮影された画像にアクセスできるリアルタイムカメラのことで、監視センターのパソコンなどからカメラにアクセスして、カメラ角度を遠隔操作して監視したり、撮影された画像は、リアルタイム、または一定間隔で保存することが出来る。世の中物騒になってくると、こういう団地が必須になる予感がする。

3月22日(土)  「伊吹嶺」同人総会
 毎年恒例の「伊吹嶺」同人総会。今日はめずらしく、中村区の元遊郭「稲本」で。こんなところは入ったことがなかったが、部屋の中まで、紅殻塗りの壁、廊下を歩くと、部屋がなまこ壁で作られており、街を歩いている感覚。
 今日の総会では同人会長はじめ、各役員の改選で、新会長として、上杉さんが就任なさる。また今年の新人賞はダントツで伊藤範子さんが選ばれ、順当なところ。今後の活動が期待できる。総会模様に興味のある方は【こちら】から入ってください。
 なお栗田主宰挨拶の中で、ショックを受けた。それは「風」僚誌の「雉」主宰・林徹先生が大腸癌で亡くなられたことである。長く「風」同人会長を務められ、私が同人に推薦されたときも、林先生から激励の言葉を頂いたことを覚えている。82歳で、今の世の中では本来ならまだまだ「雉」の発行を続けていただきたかった。こういう事があると、「風」の時代が終わっていくという実感が募ってくる。

3月21日(金)
 N社のISO判定委員会で報告。無事、N社の第2回更新が了承される。
 飛んで帰って、すぐ山藤句会。今日は、句会後、一季語で、席題5句を作る練習。先月は席題3句だったので、今日は一寸ハードだったか。でも練習は積み重ねが必要と、皆さん一生懸命作る。
 昨日、今日と女子フィギャースケートの世界選手権のTVを見たため、やるべき、「伊吹嶺」原稿、来週のK社のISO審査準備のどちらもやらず、明日以降にプレッシャーがかかる。(40219)

3月19日(水)  中日俳句教室(08.3.18)
 審査機関主催の情報交換会。年に2,3回、ISOの認証取得した事業者を対象に、最近の品質関係の情報を公開する講演会。今日は懐かしいTQMなどの品質管理手法の基調講演と最近のQCサークル活動の現状紹介。私がTQMを実践していたのは10数年前の現役時代。また事例発表していただいたQCサークル活動報告は今でも品質向上の基本は、TQM、QCサークル活動で在ることを実感させた情報交換会であった。
 今月も旅遊さんによる中日俳句教室の講義録を転送していただいた。ありがたいことだ。今月のテーマは「佳句の3つの原則」で、3つの原則とは「すっきり、はっきり、どっきり」が必要であるというテーマ。是非皆さん読んでいただきたい。講義録は【こちら】から入ってください。

3月18日(火)
 久しぶりのISOリーダー研修。例によって、午後は「審査で効果的な現地検証」を行うための審査技法のグループディスカッション。

3月17日(月)  フロン破壊装置の復習
 昨日、土筆があまり見つからなかったので、今日は近くの田んぼで、春を探しに、妻と散歩。やはりここ東員町は春が遅いのか、ほとんど土筆はまだ。ただ1個所、野焼きした畦に土筆がまとまって伸びていた。野焼きによる地熱の効果は大きかった。
 季刊で頂いている中部電力の広報誌「交流」にフロン破壊装置のことが易しく書いてある。フロンは皆さんご存じのように、オゾンホールを破壊する物質であるということで、既にフロン生産が禁止され、主にオゾンホールに影響を与えない代替フロンに移行済みであるが、それでもこれらフロン類はCO2の数千〜数万倍の地球温室効果がある。そして生産は終わったが、フロン類は家電製品、空調装置を中心にたっぷり溜まっている。家電を買い替えるときに取られる家電リサイクル料は一つはフロン回収・破壊費用に使用されている。今回の「交流」の記事では、これまでフロンは1000℃ぐらいに加熱して分解していたが、これが通常の温度で固体アルカリ材(運動会に使う運動会に引く白線に似た物質)とフロン類を直接反応させてフロンを破壊する技術の紹介である。この技術は既に2004年頃開発されており、これらの技術を基に、昨年秋、フロン破壊・回収法が改正され、現在はフロン回収行程管理票でわずかなフロンも逃さない体制が出来ている。
 ちなみにこのフロン破壊処理装置は2007年9月に「オゾン層保護・地球温暖化防止保護賞」を受賞している。

3月16日(日)
 母の百ヶ日。これで母を偲ぶ行事は一段落したことになる。
 岐阜へ出かけるとき、いつも長良川堤防を走るが、今日はあちこちで土筆摘みの姿が見られた。帰りに我々も一個所土手に止まって、土筆を探したが、まだはしりで痩せている。でも他の土手では多く摘んでいる人もいたことから、止めた場所が悪かったかもしれない。これからあちこち出かけて、土筆摘みが楽しみだ。

3月15日(土) 杉花粉の飛散は山が悲鳴を上げている証拠

 来週のN社の審査準備で、例によって、喫茶店で勉強する。最近はすっかり、喫茶店でないと事前準備しなくなった。この癖はあまりよくないが、確かに喫茶店で勉強するのはパソコンを使わないときは有効である。
 今年も花粉症がひどくなってきているが、以前、花粉症は杉花粉に大気汚染(特にガソリンなどの排気ガス)が作用して、花粉症がひどくなると聞いたことがあったが、最近のメルマガで、
「先日、新聞のコラムに、「山が荒れ、生育環境が悪くなってストレスを抱えたスギやヒノキが、老化しないうちに遺伝子を残そうと、大量の花粉を放っている」と書いてあり、妙に納得しました。」また「花粉症もスギやヒノキを恨むのではなく、「山が悲鳴をあげている」と受け止めて、荒れた山の対策に目を向けなくてはならないのでしょうか。」
というような記事を読んだ。杉花粉も大量に放出されるのも杉が悲鳴を上げているのだと思うと、私も納得してしまう。要は人間のおごりのせいで、花粉症をひどくさせているのだと思うと、少々の花粉症は我慢しなければならないのだと思うことにした。

3月14日(金)  モーツアルトピアノ協奏曲第21番(名フィルコンサート)
 名フィルの定期コンサート。今日は時間の都合で前半だけ聴いて帰る。モーツアルトのピアノ協奏曲第21番は誰もが知っている曲で、第2楽章は映画「みじかくも美しく燃え」で有名。それにしてもモーツアルトの曲は聞きやすく、現代の我々が聴いても全然違和感がない。また後期の交響曲も現代的で、当時としては時代が進みすぎていたのではないか。やはり天才だ。(40052)

3月13日(木)
 所用で、犬山に出かけたので、ついでに細見先生の句碑を訪ねた。句碑の脇の枝垂れ梅が丁度満開で紅が鮮やかであった。梅の木はまだ若木で、写真で見ると、花が少なく見えるが、いずれもっと豪華な枝垂れ梅になると信じている。
   紅梅の小木や枝垂れること知りて  綾子

3月12日(水)
 岐阜へ出かける所用があったついでに、久しぶりに長良川に出かけ、山下鵜匠さんの喫茶店で鮎雑炊を食べる。昨日からの花粉症と今日は黄砂がひどい。長良川を走っていると、晴れているのに、伊吹山はもちろん、金華山も見えない。これから花粉症と黄砂が続くと思うと憂鬱になる。せっかくの陽春がもったいない。
 google earthなるものを初めて見た。確かTVで一度見たことがあるが、本当にすごい。例えば名古屋駅前の写真を見るとツインタワー、ミッドランドスクエアビルなどはもちろん、駅前の車まで見ることが出来る精細さである。Wikipediaによれば、別名バーチャル地球儀ソフトとも言い、丁度地球儀を回すように、世界中の映像を見ることが出来る。アメリカ航空宇宙局のNASA World Windとほぼ同様の動作をするが(と言ってもよく分からないが)、普通のパソコンで見ることが出来るのがgoogleのすごいところである。今日まだ初めて見たばかりなので、よく分からないが、いろいろな機能があるらしく、さながらパソコンで世界中の観光案内を見ることが出来る。またこんなのにのめり込むとますます仕事がおろそかになる。興味のある方は次のHPから入ってまず最初に必要なアプリをダウンロードしてから見てください。
   http://earth.google.com/

3月11日(火)
 櫻井さんの母上の訃報が届いた。葬儀当日は所用があるため、今日、通夜に駆けつけた。
 通夜のため、名古屋へ出たら花粉症がひどい。いよいよ花粉症の最盛期に入った。私は鼻に来る方なので、ティッシュは離せない。

3月10日(月)
 今月の「伊吹嶺」の「若い人の俳句入門」シリーズの3回目を書き上げる。俳句入門と言っても、「伊吹嶺」の場合、若い人がいるかどうかは微妙なところである。これで今回のシリーズは一休みして、またいつか別のテーマで書きたい。

3月9日(日)
 名古屋句会。「伊吹嶺」では15周年記念行事として『伊吹嶺季寄せ』を作ることがスタートしたが、栗田主宰も日頃作り慣れていない季語にも挑戦なさっている。〈鷹鳩と化して離島の王の墓 やすし
 今日も「魚は氷に上る」、「獺魚を祭る」などの季語にお目にかかった。私も「逃げ水」の句を作ろうと思ったが、どうも収まりがよくない。結局季語を「花大根」にしたら収まってしまった。難季語に挑戦することはつくづく難しいと思った。

3月8日(土)  一物俳句か物だけの二物配合か
 「俳句研究」が昨年、休刊になって以来、今年から季刊で復活した。日頃、「俳句研究」の石井さんには「伊吹嶺」は随分とお世話になっている。今月、春の号を読んだ。季刊ということもあって、主に春をテーマに編集されている。その中で興味を持った記事に「季語博捜」の鼎談がある。発言の中で、季語をよく知るということで重要なキーワードに一物俳句を作ることの重要性に注目した。

 宇多「俳句は本来、一物だと思うのよ。取り合わせは一つの技術ですから。」
 片山「季語そのものをテーマに一句を読むということをまず最初にやった方がいいと思うんです。二物を離してみると洒落たような気分になって、うまくなったような気がするでしょう。こんなに離したのが出来るようになったとか。でも、それは俳句の本筋なのかなという気がします。」


 たしかに二物配合も一つの俳句だと思うが、まず一物俳句を作ることが基礎を養うことが重要だと、常々思っていたので共感した。。 
 話は変わるが、よく一句に動詞が多いと駄目だ。動詞のない俳句が一番よい。などと季語と物(名詞)だけを並べてさあ鑑賞してくれと言っている俳句がある。これはどうしても二物配合の俳句一点張りで、真にこれが一番よい俳句だということに疑問を持っていた。しかしこの鼎談を読んで、ますます一物俳句を最初に勉強する必要性を感じた。
 別に最近出た本で、『きょうの一句』(NHKのラジオ深夜便)に1年365日の一句が紹介されているが、季語を中心とした一物俳句に惹かれるものが多かった。季語を説明するのでなく、写生するのは非常に難しいことだと思うが、これが俳句の基礎に役立つと思う。
   冬菊のまとふはおのがひかりのみ  秋桜子
   くつろげるごとくにくづれ暖炉の火   由美子
   咲くだけの光集めて節分草       悦男
   薄氷の吹かれて端の重さかな     けん二
   片栗の一つの花の花盛り        素十

   木蓮の吹かれ吹かれてかがやける  草城
 拾い出せばきりがないくらい一物俳句の名句が出てくる。
 以上最近、2つの本を読んだ感想である。

3月7日(金)
 N社の審査報告書を提出。今年もコウナゴ漁が解禁されたが、帰りに河芸漁港に寄って、コウナゴでも買って帰ろうと思ったら、カーナビに漁港の表示がなく、私もどこが漁港だったか忘れてしまった。せっかく近くに寄って、春を買おうと思ったが、ボケには勝てない。
 当面、仕事から離れることが出来るので、俳句の方に力を入れたいのだが。(39880)

3月5日(水)
 月1回、定期診察に名古屋へ出かける時、いつも堀川を渡る。すると大量の鰡が浮いて死んでいるのが見える。確か2,3日前の新聞で大量の鰡が死んでいるとの記事を読んだが、実際にそれを見ると慄然とする。今日あたりは腐臭が始まっている。鰡は汚染された川をよく上るが、今回の死は酸欠が原因だそうだ。川が汚れ、冬の間は光合成も活発でないので、酸欠になるのだろう。以前堀川では、地下鉄工事期間中溢れた地下水を堀川に流したところ大幅に堀川の浄化が進み、ハヤ、オイカワなどが生息した時があった。そんなよい事例があるにもかかわらず、名古屋市は木曽川水系から堀川へ水道用水の一部を導水しようとしない。木曽川の水利権が絡んでいると思うが、そんな程度のことが解決できない名古屋市は環境都市と言えるのだろうか。名古屋市は藤前干潟の最終処分場の断念、愛知万博成功後、環境都市を宣言したはずだが、いつまで堀川をほっておくのか。名古屋城本丸再建を行っても肝心の堀川が臭ければ、観光客から敬遠されるだろう。

3月4日(火)
 今日から本腰を入れて、N社の審査報告書に取りかかる。明日は別用で1日つぶれるので、木曜日までにはまとめ、金曜日には提出して、次の俳句に取りかかりたい。

3月3日(月)
 岐阜へ所用で出かけた帰り、名古屋駅を歩いていると、赤福餅を持った人が多くいた。夕刊で気づいたのだが、今日から名古屋駅コンコースで赤福餅の販売を再開したとのこと。あれだけ騒がれてもすぐ人気が出るのは何故だろうか。一方船場吉兆は破産すると言われている。赤福の老舗の暖簾は強かった。こういうニュースを見ると、私も買ってみたくなるという不思議な現象。
 今日、黄砂の一番が来た。私の車のフロントも黄砂でざらついている。「霾」とも言うが、季語としては大正末期に登場してくる比較的新しい季語である。さらに江戸時代頃から書物に「泥雨」「紅雪」「黄雪」などの黄砂に関する記述が見られるようになったとWikipediaに出ている。江戸時代では黄砂の原因が分からなかったのだろう。ただ江戸時代では今頃の季節はまだ雪に黄砂が混じっていたことが分かるし、そのくらい寒かったということが分かった。
 これからの季節は当分、黄砂と花粉症に悩まされる。

3月1日(土)
 朝、起き抜けに春雷が一鳴り。いよいよ春が近づいてくる兆しか。今年は寒波が長く、暖かくなるのはよいが、これからは花粉症の時期となり、これもつらい。
チングルマ句会。今日の出席者は少なく、さみしい。この時期、スキーに出かける元気者もいて、欠席が多くなった。チングルマ句会では暖かくなると、今年も外国旅行を予定しており、うらやましい限り。昔山女、今外国旅行女。

2月29日(金)
 M社のISO更新審査。今日は久しぶりに暖かく、名古屋は13℃まで上がるということだったが、たまたま工事の現場確認したところが標高の高いところだったので、昼でもまだ霜が残っているくらい寒かった。(39700)

2月28日(木)
 ようやく確定申告資料を会計事務所に届ける。やっと一つの重荷がなくなった。次は来週中に仕上げるN社の審査報告書を書き上げる仕事が待っている。判定委員会に提出するものなので、気合いを入れる必要がある。
 昨日まで雪が降る寒さだったが、今日はやっと雪が止む。名古屋に出かけると随分と暖かい気がする。

2月27日(水)  緑の提灯
 今朝のTVのニュース、朝日新聞のコラム欄で「緑の提灯」の記事を見る。飲み屋と言えば、赤提灯が定番になっているが、飲み屋での食材の国産化率が50%を越えたら、緑の提灯をかけることが出来るという。さらに国産化率によって、星マークが1つ星から5つ星まである。ちなみに5つ星は国産化率が90%以上。現在、全国で300店ほどある。発案は2004年4月に北海道農業研究センター所長を務めていた丸山清明所長のアイディアが出発点。お役所の発想でないところがよい。あくまで緑の提灯をかけたり、星マークの数は飲み屋の自主申告で、もし申告違反していたら、店主は反省の鉢巻きをしたり、丸坊主になることが条件という。自主申告が一寸気になるところだが、こういう運動が日本の食糧自給率向上に役立てば大いに結構。中国の毒入り餃子事件が食糧自給率アップの思わぬ援軍になる。昔から「赤いキツネに緑のタヌキ」と言われるように、赤提灯も緑提灯も親しみがわく。
 興味のある方は次のHPを見てください。
  http://midori-chouchin.jp/index.html

2月26日(火)
 1日中、と言っても怠け怠けに確定申告資料作成。ほぼ基礎資料作成後、TVを見ながら、領収書の貼り付け作業。さらに今週1件ISO審査があり、ここ1週間ほど俳句から離れており、確定申告が終わったら俳句モードに戻らなければならないと思っているが。

2月25日(月)
 午前中はM社の審査前打合せ。
 会計事務所から今年の確定申告はまだですかと催促の電話が入る。いよいよせっぱ詰まってきた。このような状態になってようやく馬力をかけてやることになる。毎年同じ事の繰り返し。いつになったら余裕を持って帳簿を付けるようになるのか。
 根を詰めて確定申告の帳簿を打ち込んでいて、体中がこってきたので、夕方1時間ほど散歩。いつもあるところに今年も4個ほど蕗の薹を見つける。初の蕗の薹。
   蕗の薹見つけし今日はこれでよし  綾子

2月24日(日)
 「伊吹嶺」運営委員会。今年の行事、15周年に向けた行事などの意見を出し合う。ちなみに今年の同人総会は3月22日(土)、全国大会は10月5日(日)の予定。いずれも日帰りで行うとのこと。そのため、1泊で鍛錬会を新たに計画することになった。詳しいことは「伊吹嶺」4月号に掲載される。

2月23日(土)
 「伊吹嶺」編集会議。4月号の編集と6月号の企画。伊吹嶺も少しずつ内容を充実したいとの気持から、4月号から2つの企画をスタートさせる予定。伊吹嶺4月号を手になさったら、いろいろなご意見を伺いたい。
 今日、朝は穏やかな陽気であったが、午後から急激に天候が変わり、春一番の様相。家に着く頃、東員町は吹雪に突入していた。(39580

2月22日(金)
 今月も伊藤旅遊さんより、中日俳句教室の講義録を転送していただいた。興味のある方は【こちら】からお入り下さい。
 数ヶ月前から、この講義録のエッセンスを「伊吹嶺」に「やすし俳句教室」として連載している。もし「伊吹嶺」を購読なさっていない方で、この講義録に興味のある方は、是非「伊吹嶺」を購読して体系立てた「やすし俳句教室」を読んでいただきたい。

2月20日(水)ー21日(木)
 妻が温泉の宿泊割引券を持っており、期限が2月末で、1万円も安くなるということで、二人で出かける。出かけたのは伊豆の畑毛温泉のホテル。近くに観光地もなく、静かなところで、ただ泊まるだけに出かける。2日間とも快晴で、ずっと富士山の景色には恵まれる。午後から出かけ、1日目は泊まるだけ。2日目は河津桜を見に行く。桜は5分咲きぐらいだったが、観光客でごった返している。驚いたことにメジロが観光客がすぐそばにいても全然逃げないで蜜を吸っている。俳句の収穫は少しだけで、妻と二人では緊張感が出ない。以下は富士山と河津桜。富士山はホテルのベランダから。


夕焼け富士(左側が夕日)

朝焼け富士(右側が朝日)

河津川沿いの桜と菜の花

桜とメジロ

2月19日(火)  映画「アース」
 10数年ぶりに映画館にはいる。見たのは「アース」。映画のうたい文句は「ホッキョクグマの親子、砂漠を大移動するアフリカゾウの群れ、ザトウクジラなど数々の生物の営みを圧倒的な迫力の映像で映し出していく。
 例えば、地球温暖化によりホッキョクグマなど生息できなくなる環境をひたすら映像のみで追いかける。映像は鮮明で、迫力満点。撮影が相当困難であったと思われるような映像ばかりで、感動的。物言わぬ野生動物である故に、地球温暖化の犠牲となった動物の目が痛々しく、地球温暖化に対する何よりの告発である。やはり映画は劇場で見るのが最高。
 夜はカリンカ句会。久しぶりに9名もの多い参加。ここは気楽に食事しながらの句会で、いつも冒険句を1句入れることになっている。その冒険句が一番評判がよかった。

2月18日(月)
 当初、審査予定が入っていたが、受審事業所から延期希望があったため、やっと確定申告作業に入る。

2月17日(日)
 愛知同人句会。今年からまた全員一同に会した句会となるので、会議室が溢れるほど。今日は比較的よく取られたが、栗田主宰からは辛口批評。主宰は新しい季語に挑戦ということで「鷹鳩と化す」「大石忌」などを率先垂範して投句。(29426)

2月16日(土)
 二男一家が来る。二男の義理の妹がハワイで結婚式を挙げるので、家族揃ってハワイに出かけたとうらやましい限り。その土産話に我が家に来たという次第。
 夜はいぶきネット句会の合評会。今夜は進行役をIさんにお願いしたので、主に発言しただけで気楽。すべて終わってから、あわてて明日の同人句会の句を作り始める。

2月15日(金)
 山藤句会。今日は2名欠席のため、寂しい。句会が早く終わったので、近くの池を散歩して、喫茶店で吟行句と席題で5句作る。こういう無理やり作る練習も日頃俳句をさぼっている私としても勉強になる。
 夜はいぶきネット句会の合評会。偶数月の15日はいつも進行役を務める。

2月14日(木)
 朝、まだ雪が残っているところを、妻は仲間と吟行。私は一人TVのお守り。しかし本当は確定申告に精を出さないと間に合わない時期に入りつつある。何しろ1年分の領収書や入金記録をわづか半月足らずでパソコンに打ち込んで書類を作らなければならない。毎年怖ろしい綱渡りをやっていることになる。毎年何件ぐらい投入しているか考えるだけでも怖い。

2月13日(水)
 定期的に、岐阜の家に出かけ、少しずつ後片付けをしているが、寒いとなかなかすすめられない。暖かくなったらもう少し整理に励むことにしたい。

2月12日(火)
 N社の暫定報告書の提出。朝のうちは暖かく、道路が凍結しなくて高速道路も問題なく利用できる。

2月11日(月)
 清水弓月さんの句集『清夜』を読むと西美濃地方を中心に、弓月さんの俳句工房ともいうべき、風土、行事が出てくる。〈左義長の灰の舞ひ込む種物屋〉と詠まれているのは、今尾の左義長(海津市平田町)である。今日は思ったより暖かかったので、一人で左義長を見に行った。以前12,3年前にも出かけたことがあったが、その時は今のめまいが始まったばかりの時で、見物するにもつらかった思い出がある。以前の記憶と同じ行事だったが、見物客は格段にふくれあがっていた。平田町が宣伝に努めたこと効果もあるのだろう。俳句を作りに行ったのだが、やはり一人では出来そうにもない。せめて写真だけでもご紹介する。(39284)

2月10日(日)
 名古屋句会。白内障の手術をなさったみや子さんも元気に出席。これからも元気に俳句を作って、みや子ワールドを見せていただきたい。「伊吹嶺」でみや子さんのような感覚の持ち主はそんなにいないし、その俳句を身近に見せていただけるのが勉強になる。そのためにもいつまでもお元気で作って欲しい。

2月9日(土)
 朝から春の雪。大したことないと思い、2、3個所、所用で出かけたが、どんどん雪が積もってきた。車はノーマルタイヤのままなので、団地の坂の上り下りが怖く、ブレーキを掛けないのろのろ運転で、やっと我が家にたどり着く。
 夜は名フィル定期コンサートで、ベルリオーズの「交響曲イタリアのハロルド」。幻想交響曲以来、ベルリオーズは劇的な性格を持つ作品を作曲している。初めて聴く曲だったため、難しく感じたが、ベルリオーズらしい曲想と思った。この曲はやはり交響曲というより、ビオラ協奏曲と言ってよいだろう。(39252)

2月7日(木)〜8日(金)
 N社の更新審査。今回は私がリーダーのため、判定委員会への報告もあるので、神経を使う。

2月5日(火)
 寒い1日。7日からの審査準備。自宅でやっているとなかなか軌道に乗らない。いつものように喫茶店で仕事をする。おかげで集中できたが、疲れた。あと少しは夕食後に準備を終える。

2月4日(月)
 寒い立春。清水弓月さんの句集出版のお祝い会。栗田主宰、櫻井さん、丹羽さんなど大学同期の皆さんからお祝いの言葉。出席は岐阜句会会員の他、東京からIさん、Mさん、金沢からKさんなど、駆けつけていただき24名参加の盛大なお祝い会となった。私は昨日やっと句集『清夜』の感想文を書いたので、直接弓月さんにお渡しする。
 今日はデジカメを持って行くことを忘れたので、岳人から頂いた写真を載せます。

2月3日(日)
 冷たい雨の日の節分。一日中家に籠もる。今週の審査準備もしなければならないが、気が乗らなくて怠けてばかり。
 これまで清水弓月さんの句集『清夜』の感想はそのままであったが、今日ようやく書いてみた。【こちら】に感想文を載せたので、興味のある方は寄ってみてください。(39058)

2月2日(土)
 チングルマ句会。今日は欠席者が多く、少しさみしい。Kさんが自宅の水仙を持ってこられ、みんなで分け合う。私の句の調子は特に今日は悪かった。
  水仙の切り時といふよかりけり  綾子

2月1日(金)
 ISO14001(環境マネジメントシステム)の専門能力セミナー。ISO環境審査員の力量アップのため、審査員としての力量がより厳しく要求され、新たな制度の審査員(新スキーム)として、1年間どのような自己レベルアップを図ったかの1つのエビデンスとして要求され、そのため、このセミナーがある。私は品質審査専門なので、環境審査はこの数年審査実績がない。そのため、専門能力習得としても必要と思い、受講した。内容的にはそんなに難しいものでなく、主に環境関連法令の最新情報の知識習得と審査技法の演習。

1月30日(水)
 しばらく仕事がないと、つい怠けて無駄に時間を過ごす。そして尻に火がついてあわてて仕事に取りかかる。
 今日は今月末締切の分野別専門性付与確認レポートを提出していないことに気づく。これは私の審査の専門性を付与して貰った分野について本当にその専門性を持っているか、確認のため、その分野の動向レポートを作成するものである。何をどうやって書いてよいか分からないため、TVを見ながらだらだら書いていたため、下書きだけで終わってしまう。

1月29日(火)
 毎月の定期検診。そのあと日展を見に行く。櫻井真理さんの彫刻、森怜華さんの書はしっかりと見る。今日は特に、めまいがひどい状態だったので、日本画、洋画などは主なもののみですます。年々、こういう展覧会を長時間見ることがつらくなってくる。

1月28日(月)
 岐阜同人句会。昨日の左義長の句を出したが、全然反応なし。栗田先生は当たり前の表現で平凡と一刀両断される。かえって席題の句の方がよかった。(38903)

1月27日(日)
 毎年、1月の第4日曜日は師崎で左義長まつりが行われる。数年前、『愛知吟行案内』を出版したとき、ここの左義長まつりの記事を書いたことがあったが、その時は以前の記憶で書いたものだった。それ以来、久しぶりに妻を連れ出して師崎に出かける。当時に比べて、若者が少なくなったに反して、見物客がすごく多くなった。左義長の儀式はほぼ以前と同じであったが、3,4地区で行っていたのが、1個所だけになってしまい、あとの個所は左義長の竹や笹の山に火を付ける儀式のみ。ただ以前はなかったと思ったが、どの地区も最後に餅や菓子撒きを行っており、このために見物客が多くなったことも、中国語が飛び交っていた理由も分かった。また餅、菓子撒きでは私も年甲斐もなく、本気になって取ろうとして、恥ずかしい次第。
 写真は私のいた場所の関係で燃やした大漁旗が裏向きで見えにくいが、一応紹介する。

1月26日(土)
 「伊吹嶺」編集会議。今日は栗田先生は俳人協会賞選考のため東京へ出かけ、欠席。3月号の編集と5月号の企画。10周年記念号を出すことが出来、一段落しているが、今後の「伊吹嶺」誌の企画を皆さんと議論する。栗田先生のアドバイスも頂いて、さらに会員の皆さんが読んでいただける雑誌にしたい。

1月25日(金)
 審査機関へN社の審査計画書の提出。夜は「伊吹嶺」会員の名簿修正の上、「伊吹嶺」誌発送の宛名ラベル作成。
 今日の夕刊で、東京・銀座の小料理屋「卯波」が今夜閉店するとあった。亡くなった女将はもちろん鈴木真砂女。真砂女は平成15年に96歳で亡くなったが、その後も、孫の今田さんが店を守ってきた。しかし銀座の再開発で、今日閉店となった。もちろん私は「卯波」を見たことがないが、恋多き真砂女の思い出もまたひとつなくなった。
    あるときは船より高き卯浪かな 真砂女

1月24日(木)
 母の七七日忌。忌明けまであっという間に過ぎてしまう。我が家一家と妹一家のほんの身内だけの静かな忌明け供養。これでとりあえず一段落。
 昨日、仕事をさぼったので、まだ身体は完全でないが、N社の審査計画書の作成。結局寝たのは2時近く。

1月23日(水)
 朝から冷たい雨が降っている。妻と食事しながら、二人から同時に口から出たのは、「冬の雨さぶしからめと人の言ふ 綾子」。夫婦二人だけの生活は気楽と言えばそうだが、二人からこんな句しか出てこないのはあまり先の見通しのない生活ということか。
 明日は仕事が出来ないので、今日中に片付けようと思ったが、吐き気がしてからだがだるくなる。こんなところで病気になりたくないので、近くの藪医者にかかる。腹から来る風邪とのこと。早々に寝たが、ドリンク剤と一緒に風邪薬を飲んだら、かえって興奮してほとんど寝られなかった。

1月22日(火)
 K社の更新審査。久しぶりに私の専門分野に近いコンピュータソフト開発の会社。やはりこういう会社は審査がし易い。(38741)

1月21日(月)
 ISO審査員連絡会。東京と大阪をTV会議で結んで行っているのだが、東京からの音声が割れて全然聞こえない。大阪メンバーはしらけてしまう。インターネットを利用したTV会議は手軽でコストが安いのが特徴だが、設定時そのままの画像、音声を維持できないのが難点。

1月20日(日)
 名古屋句会。今日は新年の顔合わせで、昼食を取ったが、みや子さんが欠席でさみしい。私は最近何処へも吟行に行けず、また2日前に山藤句会があったばかりなので、作りかけの句の再生ですます。
 夜、岐阜へ。町内会の新年会だが、最近、市街地のの町内はますます空洞化が進み、出席者は10名でさみしい限り。

1月19日(土)
 しばらく仕事から離れていたが、来週のK社の審査準備で1日中家に籠もる。今回はメンバー参加なので、1日でなんとかチェックリストを仕上げる。

1月18日(金)  デュリュフレのレクイエム(名フィル定期コンサート)
 山藤句会。今年初めての句会で、最初の1時間は寿司を取っておしゃべり、ゲームしながら食べる。今年の伊吹嶺新年大会で栗田先生は今年は頑張るということと、1季語10句を作ることを推奨されていたが、急には出来ないので、今日は通常の句会のあと、1季題3句を作る。これから少しずつ増やしてこの練習を行うこととした。
 夜、名フィルコンサートでデュリュフレのレクイエム。初めて聴く曲。レクイエムというとモーツアルト、フォーレが有名だが、デュリュフレのはフォーレに習って作ったという。合唱は岡崎高校とそのOBの岡崎混声合唱団。岡崎高校は毎年各種合唱コンクールで優勝、金賞などいつも上位の成績を上げている。以前NHKの朝ドラの『純情きらり』で女学校生徒のコーラスで出演していたことがある。曲は1947年作曲で現代音楽に近く難しくてよく分からなかった。

1月17日(木)
 ISO判定委員会。今日は1件報告し、判定を仰ぐ。判定委員の先生から審査で確認しなかったところをところをつかれた困った。心して審査に臨まなければならない。(38612)

1月16日(水)
 時間が出来たとき、岐阜に出かけ、母の家の整理をするのだが、膨大でとても直ぐにはできない。その他、七七日忌の法要のために準備することも多い。今日、妹から母の葬儀に使用した遺影のコンパクト版を貰ったが、毎日それを見ているとつらいので、父の遺影の後ろに飾ることにした。

1月13日(日)  ぼけた写真の新年俳句大会模様(08.1.12)
 昨日の新年俳句大会の写真をパソコンに取り入れたが、どうもカメラの使い方が悪いらしい。露出不足で、ピントも甘い。自宅の部屋で撮したものはよく映っていたので油断をしてしまった。もう少し早くカメラを買って、試し撮り、印刷をすべきであった。しかしもう取り返しがつかないので、ぼけた写真のまま新年大会模様をアップしました。興味のある方は【こちら】から入ってください。
 なお「伊吹嶺」1月号に辻江けい小論「地域に根ざした抒情」が掲載されていますが、【こちら】に載せていますので、興味のある方はお寄り下さい。

1月12日(土)
 「伊吹嶺」新年俳句大会。この大会で1年が始まる気持にさせてくれる。関連の10周年記念行事が終わり、次の段階に迎える「伊吹嶺」にとって栗田主宰より今後の20年、30年を目指した次の10年を頑張ろうという力強い挨拶を受けた。詳しいことはいずれTOPIX欄で紹介したいので、もうしばらくお待ち願いたい。

1月11日(金)  田島和生句集『鳰の海』上梓
 田島和生さんが第2句集『鳰の海』を上梓なさった。第1句集『青霞』は確か、平成5年頃だったので、10数年ぶりの上梓である。『青霞』の後半から盛んに琵琶湖周辺を題材に句を読んでおられたが、今回の句集でもしっかりと琵琶湖が俳句工房になっているようだ。
 田島さんには「伊吹嶺」に拙句集『鈴鹿嶺』の鑑賞記事を書いていただいており、随分とお世話になっている。まだいただいたばかりなので、じっくりと読んでこのHPにでも感想を述べてみたい。

1月10日(木)  アストロリコ・タンゴコンサート
 母の五七日。午前中にお経をあげて貰う。その後しばらくは家の整理をしたが、きりがなく、後回しにしてしまう。
 夜、アストロリコ楽団のタンゴコンサート。この楽団は京都を本拠地に結成されて今年はもう17年目にはいるという。名古屋にも毎年のように演奏に来ているが、聴くのは久しぶり。前回はピアソラ、プグリエーセを中心に演奏したが、今年はニューイヤーコンサートということで、アルゼンチンはもちろん、ヨーロッパ、アメリカ、日本タンゴなどいろいろ取り混ぜた曲目を選択。しかしヨーロッパの曲と言ってもコンチネンタルタンゴ調でなく、すべてアルゼンチンタンゴ調に味付けがしてある。また今日は外国の楽団のつきもののような歌、ダンスがなく、楽団演奏だけだったので、個々の楽器の音色を楽しむことが出来、じっくりと聞くことが出来た。
 今回初めて知ったのだが、アストロリコ(Astro Rico)という意味はてっきり”美しい天体”と思っていたのだが、アストル・ピアソラ、アニバル・トロイロ、レオポルド・フェデリコのそれぞれアンダーライン部分に因んで命名したということだった。この3人はいずれもアルゼンチンでの最高峰のバンドネオン奏者であった。その3人のすべての技量を持ちたいとの念願から付けたのだろう。右の写真はマエストロの門奈紀生。ケータイで撮したので少しぼけている。(38415)

1月9日(水)
 買いたいと思っていたデジカメ1眼レフが入荷したとのことで、やっと買うことが出来た。カメラの他、いろいろ付属品を買ったら、20万円を超えてしまった。高い大人のおもちゃと言ったところ。

1月8日(火)
 ISO審査員会議。今日のグループディスカッションでは病院のプロセス審査の討議。当然事業者が病院というのは審査経験がないし、専門性も持っていない。そういう意味で、自分の専門外のプロセスをみんなで議論するのは役に立つと言うより、面白い。
 今日が実質的な仕事始めだが、早速、次の審査準備や専門性付与確認レポートの宿題をならなければならない。とたんに正月気分が吹き飛んだ感じ。
 「伊吹嶺」1月号を少しずつ読んでいるが、電話で校正ミスがあると指摘される。校正の皆さんに何度もチェックをしていただいたが、校正漏れがあったようである。現に校正の皆さんが苦労なさっていたことも知っているので、校正漏れを見る目で「伊吹嶺」を読むのはつらい。

1月7日(月)
 予定していた審査が急遽中止になったため、今日は何もなし。忘れないうちに、今週の新年俳句大会の短冊書き。短冊書きは一番苦手でこれさえなければ新年大会も楽しいのだが。毎年のことだが、下手は下手なりに居直るしかない。
 今日、「伊吹嶺」1月号が届いた。10周年記念号で230ページ余。十分読み応えのある記念号になった。何度も編集、校正した苦労が報われた感じ。

1月6日(日)  今時の団地のどんど焼
 今日は城山地区合同でどんど焼き。今年は町内の班長を務めているので、何か手伝いをしなければならないのだが、先月、母のことで班長会を欠席したので、担当の役は分からないまま、とにかく出かける。既に役割は決まっていたので、何となく何かをやっているふりをしてぜんざい、甘酒を飲みながら過ごす。
 最近の環境の保護の高まりで、団地のどんど焼きは様変わり。まず地面に穴を空けないで、ドラム缶を縦割りした巨大なバーべーキュー台のようなものを作り、持ち込まれた注連飾りは一旦受付台でプラスチック、針金などを外して分別した後、燃える物のみを焼いている。これからどこの地区のどんど焼きもこのようなやり方になるだろう。

1月5日(土)
 チングルマ句会。今年も昔山女は元気で、今月も来月も宿泊吟行に出かける予定。
 私がいない間に、二男からいきなり今夜神戸からの帰りに寄るとの電話で妻は大あわて。夜9時頃到着でそれから孫達に振り回される。

1月4日(金)
 今日は妻の誕生日。何処かへ出かけようと誘ったが、寒いから遠くへは行けないとのことで、犬山の細見先生の句碑を見に行く。丁度、有楽苑の初釜の時期で、ホテルは着物姿の女性でごった返していた。しかし句碑はひっそりと静か。昼食にレストランにはいると、偲ぶ会でお世話になった高村さんが応援でウエイターをしているのに出くわす。偲ぶ会からもう1年半もたっているが、あのときは随分とお世話になった。
 次に冬恒例の猿の焚き火でも見に行こうと思ったが、いつも午後2時には終わっているということでがっかりして帰る。夜は2人だけで寿司屋でささやかなお祝い。
 母が亡くなってから、ほとんど俳句を作っていなかったが、明日のため、俳句モードに切り替えようと思ったが、全然出来ない。今回も俳句の一夜漬けは無理で、明日だけの朝漬けになりそう。(38280)

1月3日(木)
 昨日に引き続き、箱根駅伝の復路を見る。今年は最多の3校が途中棄権。今までなかったことで、何が原因か。精神的なもの、練習方法、いろいろ言われているが、私は最近の駅伝のスピード化がひびいていると思う。毎年どんどん区間新記録が出ている現状で、選手は限界ぎりぎりのスピードで走る。それが選手のスタミナ、足の故障に響いてくる。そして学生時代に限界まで追い込んだ結果、駅伝燃え尽き症候群にかかり、卒業後のマラソンなどにつながってこない。箱根駅伝をTV視聴率のため、宣伝しすぎるのも一因か。最近、駅伝のスーパースターがマラソンで成功したというニュースを聞かなくなったのもせのせいか。

1月2日(水)
 毎年の事ながら、ついつい箱根駅伝を見て、TVのお守り。
 夜、長女と長男一家が集合。いつもの事ながら孫相手は疲れる。それでもようやく一番下の孫が百人一首に負けても泣かなくなった。

1月1日(火)
 私のHPを読んでいただいている皆さん、今年もよろしくお願い致します。
 今年は母が亡くなって、喪中であったが、喪中はがきを出すのが遅れたため、20通ぐらい年賀状を頂く。中にはこちらから喪中はがきを出すべきところを頂いてしまった方もいる。いずれ6日以降に、寒中見舞いの挨拶をさせていただくことにしたい。
 毎年、元旦には各社の新聞を購入して、読みくらべしているのだが、今年はやはり、地球温暖化の記事が多い。朝日新聞は「環境元年」、中日新聞は「地球発熱」、毎日新聞は「暖かな破局」と連載記事を始めているし、読売新聞は「温暖化異変」の記事を載せている。今年は京都議定書の約束期間が始まる年である。2012年までに、90年比でCO2を6%減するところだが、既に05年で7.8%増となっているので、この5年間で、約14%減しなければならない。(なお06年速報値では90年度比CO2が+6.4%となっているので、実際は90年度比-12.4%減が必要)。昨年末、政府は12年末まで、-6%は可能と帳尻を合わせる計画を発表しているが、一番問題なのは、家庭部門、業務部門(特に流通業界、小売業界)では大幅に増加していることであり、とても産業部門だけではトータル-6%は達成できない。例えば、政府は家庭部門では1kgCo2/1日減活動を啓蒙するとしており、こんな広報活動だけで、達成できると思っているのだろうか。ここは環境税導入、レジ袋有料化などを本気で考えなければならない段階に入っていると思うのだが。
 今年もこの日記で環境のことを書き続けていくつもりだが、環境のことは難しくて読まないという方もいらっしゃるが、アメリカ、中国はどうあれ、日本としてやるべきことはやらなければ、京都議定書の「京都」の名前が泣く。(38192)