隆生の独り言日記(19年7月より)

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平成19年7月から

12月31日(月)
 昨日に引き続き、書類整理。確か昨年の暮れは何もしなかったので、2年分の書類が溜まり、とうとう整理できなかった。また俳句関係の本は溜まるばかりで、本棚に入りきらず、どんどん段ボールに詰め込むだけ。一方、昼からは風花の舞う中、洗車。やり出すと凝り性なもので、2時間近くかかり、ピカピカに仕上げる。 
 今年1年を振り返ると、母が亡くなったことが大きい。しかも年末に入ってからなので、12月は何をしたのかよく覚えていない。
 俳句ではなんと言っても、「伊吹嶺」10周年記念行事が大きく記憶に残っており、1月号の10周年記念号もなんとか4校までこぎ着け、発行の目処がついた。発送は少し遅れて、新年に入ってから皆さんに届くのではないかと思う。
 今、私のHPを覗いたところ、アクセスカウンターが38165となっていた。昨年の今日が、29392だったので、今年1年で、8770人ぐらい覗いていただいたことになる。この数字が多いか少ないかは別にしてまた来年もせっせと書いていきたいと思う。ただ相変わらず、俳句関係のことが少ないのは、私が俳句に怠けているせいではないかと思う。来年こそは俳句に真面目に取り組んでいきたい。
 あと、最後の書類整理をしながら、TVでベートーベンの第9を聴いて今年最後を迎えたい。新聞では今年のソリストは日韓の若手の歌手とのこと。どんな歌い手か期待したい。

12月30日(日)
 少しは身の回りの整理が必要と思い、仕事関係の資料の整理を行う。しかしあまりに溜まりすぎて、とても1日では出来ず、半分ぐらいで終わってしまう。明日もう1日頑張って、家中の整理に取りかかろうと意気込みだけはあるが?
 日中、書類の整理をしていると初雪が降ってきた。つかの間の風花のような初雪。この日記で、鈴鹿の初冠雪は11月19日とあるので、1ヵ月以上かかって麓まで降りてきたことになる。

12月28日(金)
 年末の大掃除をしなければならない。煤逃げしているわけではないが、やらなければいけないことを1年間溜めてしまい、それにかかり切っていると、結局何もしないことになる。今日は、「伊吹嶺」の会員名簿整理と母の年金関係の手続きの残り、本の少しだけの整理。まだ出さなければならない手紙も書いていない。今年は年賀状を書かないだけ少しは余裕があると思ったが、昨年と同じ事になりそうで、また妻から煤逃げしていると言われそう。

12月27日(木)
 先週の母の二七日は仕事のため豊川へ出かけて、パスさせていただいたが、今日は三七日のお経をあげて貰う。ついでに母の年金解除の手続きで社会保険事務所へ。あともう一つの年金解除については郵送ですませことでOK.。しかし母の家の掃除が出来ず、結局は妻に押しつけてしまった。

12月24日(月)
 何もないクリスマスイブ。
 今年最後の仕事として、過日、母が亡くなったため、年2回のうち、12月のISO審査員研修会に出席できなかったため、欠席者レポートの作成。出席しておれば、他のメンバーとともに、一緒にグループディスカッションしているだけでよかったのが、一応私なりの結論を書いたレポートが必要。今日中に仕上げたく、昼間は喫茶店、夜はそれをパソコンに打ち込んで修正し、仕上げる。結局8頁のレポートになってしまった。研修に出席するより、時間がかかってしまう結果になった。

12月23日(日)  コバケンスペシャル12(ベートーベン交響曲第9番)
 コバケンスペシャルもいよいよ最後で、掉尾を飾ってベートーベンの9番。今日はソプラノに菅英三子さんが出場されるということで、妻も一緒。菅さんは妻の恩師である菅牧師さんの娘さんとのこと。ただ座席があまり前すぎて(7列目)、独唱者が楽団の譜面台でよく見えない方がいた。第9番は年末恒例の忠臣蔵のようなもの。それでもこれを聞くと1年が終わったという実感が出てくる。ただ私自身、第9番を生で聴くのは10年ぶりぐらいで、コバケンの躍動感溢れる炎のような指揮も楽しみであった。1時間10分くらいの演奏があっという間に終わった。年を取ると身体のリズムがのんびりしているので、余韻に浸るまもなく、演奏がどんどん進んでいつの間にか終わったという感じ。昔、初めて生で聴いたときは体中に鳥肌が立つくらい感動したことがあったが、今は演奏を聴くのになれてしまい、そのような純真な感動が味わえなくなり、年を取ると感動も感情の起伏もなくなってしまったのかと思うと寂しい。
 俳句も同じかもしれない。若い頃は、下手でも俳句を作る楽しみがあったように思う。今は俳句を作る苦労が先立ってしまっている。俳句も初心を忘れてしまうとよくないと、変なところに感心して帰った。
 夜は栄で妻と二人だけで、レストランで食事。こういう二人だけのクリスマスイブのイブを過ごすと、また丹羽さんに70年代後半から80年代の夫婦と言われそう。

12月22日(土)
 「伊吹嶺」編集会議。今年は10周年記念号の発行で充実した年だった。結局、記念号は4校まで行い、校正の皆さんにも大変お世話になった。校正期間が長くなったため、記念号の発送は年明けになる予定です。ページ数も通常の3倍になりました。せっかくの記念号ですから、さらに追加購入のご希望の方がいましたら、1部、2000円で購入できます。ご希望の方は「伊吹嶺」発行所へどうぞ。
 下里美恵子さんが「伊吹嶺」に連載された『綾子先生輝いた日々』が(株)文学の森から出版された。これまで下里さんの連載と、浅田先生の「奈良の綾子さん」を対で読むことが楽しみだった。この連載を加除修正して出版されたもので、改めてじっくりと読みたい。私は下里さんの連載から細見先生の句の良さを知った面も多かった。購入ご希望の方はご本人に直接、申し込んでください。句会の勉強会教材に最適だと思います。
 自宅に帰ると我が家の子供全員とその家族の大集合。足の踏み場もないくらい、部屋中孫達に占領される。明日仕事のある長男家族は帰り、あとは泊まり込み。妻にすべてのことを押しつけて申し訳ない。(37983)

12月20日(木)ー21日(金) 中日俳句教室(07.12.18)
 S社のISO更新審査で宿泊出張。夜、豊川市に宿泊したが、駅から離れると寂しい限り。一寸歩いても飲み屋街が見つからない。また今回の同僚の審査員は2人とも飲まないので、盛り上がりもしないで仕事の話ばかり。
 夜帰ったから、明日の「伊吹嶺」編集会議のため、会員名簿の修正、表紙裏の写真の合成作業などで思わぬ時間がかかる。毎年末になると、退会者、各句会の幹事、編集の交代などで大幅に変更になる。
 今月も旅遊さんから、中日俳句教室の講義録が転送されました。今月は「先師の言葉」で、沢木先生の「@季語が一句のなかに生きて働いておらねばならない。A季語と自己とのかかわり方が切実であると、一句の中で季語が生きる。」について、詳しく説明され、さらに栗田先生が細見先生の「でで虫が桑で吹かるる秋の風」の句についての鑑賞文も参考になります。是非旅遊さんの講義録をお読み下さい。興味のある方は【こちら】から入ってください。

12月19日(水)
 山藤句会。今日もたっぷりと時間があり、投句すべてに対し、メンバーで意見交換を行う。たまにはこういう方法もよいのかなと思う。来年は句会での勉強は何をするかまた考えなければならない。

12月18日(火)
 月1回の検診後、カリンカ句会。今日は参加者が少なく少し寂しい。それでもこの句会はバラエティに富んでおり、いろいろな傾向句が見られて楽しい。

12月17日(月)
 審査員連絡会。私の契約している審査機関は、品質管理、TQMなど日本をリードしてきた機関であるが、ISO9001という国際規格を採用するようになってから、なんとなくTQMがおろそかになってきている。今一度ものづくり日本の基礎を築いたTQM手法、QC手法を活用したISOにより、日本の企業が元気なってほしい。そういう思いを込めた審査技法の紹介があった。私も現役を去ってから、とんとTQM手法と縁がなくなってしまっている。現役時代はTQMなくしては品質向上を図れないのが常識だったのだが。

12月16日(日)  COP13閉幕(日本は無様な行動)
 今年最後の愛知同人句会。愛知新同人も参加して40数名の参加。句会あとに忘年会。夜は昨日に引き続き、いぶきネット句会の合評会。
 昨日、インドネシアのバリ島でのCOP13が閉幕した。ポスト京都議定書に向けた交渉の進め方の「バリ・ロード・マップ」を採択したが、結局、アメリカ、中国、インドに振り回されて、削減の数値目標を設定することが出来なかった。その理由の一つとして、日本が、アメリカの数値目標に抵抗したことに追従して、日本も数値目標設定に反対したことである。我々日本人が知らないところで、日本がアメリカに追従した行動はゆるされることではない。今日のニュースでは国連の潘基文事務総長に名指しで日本が非難されたのは当然である。日本企業が精力的に温暖化対策の技術開発に努力しているのを無にした。これで来年の洞爺湖サミットでホスト国としての役割を果たせるのか?(37836)

12月15日(土)
 妻は遠来の友人が来るので外出。家にいるとだらだらするので、今日は喫茶店で集中的に、来週審査に出かけるS社の審査準備。集中して、肩がこり、疲れたが、とにかく4時間ぐらい粘ってなんとか準備を終えた。せっぱ詰まったときの喫茶店頼みか。
 夜はいぶきネット句会の合評会で、進行役。そのあと「伊吹嶺」記念号の追加写真のプリント。結局明日の同人句会の俳句は出来ず、明日は行きのバスで作句するぶっつけ本番になりそう。

12月14日(金)  ストラヴィンスキーのペトルーシュカ(名フィル)
 名フィルの定期公演。ペトルーシュカについては今まで食わず嫌いで、聴いたことがなかったが、バレエ組曲だけあって、情景描写が分かりやすかった。演奏技法、和音(不協和音の使用も)なども「春の祭典」に似たところがあったと思った。しかし初めて聴く曲は疲れる。

12月13日(木)
 岐阜市役所に出かけ、健康保険の廃止手続き。岐阜市では死亡者弔慰金が出るとは知らなかった。結構な金額が出た。あと年金関係の手続き方法のレクチャーを受ける。

12月12日(水)
 岐阜へ出かけるにしても、今日は小春日和のよい天気だったので、ついでに伊自良湖、松尾池に寄る。
 以前このHPに書いたと思うが、伊自良湖はワカサギがよく釣れるところだが、ここにブラックバスやブルーギルを投げ入れた不届き者がいた。昨年、一応伊自良湖をすべて水抜きをしてブラックバス、ブルーギルを駆除したのだが、今年の夏まだブルーギルが釣れたらしい。さらに長良川に紛れ込んだ可能性がまだある。また近くの伊自良集落は干し柿の風物が見ることの出来るところである。しかし今年はもう干し柿の時期も終わりになり、わずかな干し柿を確認できただけである。
 松尾池に着いたら、オシドリが多数いた。但しオシドリは非常に警戒心が強いので、近くに寄ったら、葦の茂みに隠れてしまう。また池の奥には近づくことが出来ないようになっており、遠くから見るだけ。以下の写真は伊自良集落の干し柿と松尾池である。


干し柿の風景はほとんど終わっていた

松尾池(ぽつんと見えるのは鴨、
オシドリは池の左端で見えない)

12月11日(火)
 今日も岐阜へ出かけ、少しずつ実家の整理を行うことにする。
 丁度仕事は一段落したところであるが、俳句はすっかり滞ったままで、今月の「伊吹嶺」投句が心配だ。

12月10日(月)
 今日から母の関係の種々の手続きが必要なのだが、本来は7日までにISO審査員としてのCPD実績記録を作成仕上げるべきだったので、今日どうしても仕上げたく、自宅に帰ってCPD実績記録作成に没頭。(37709)

12月9日(日)
 午前11時より岐阜市斎苑で葬儀。今回は親戚と町内会だけを対象に質素に行うこととした。また香典はお断りした。

12月8日(土)
 亡母の通夜。

12月7日(金)
 午前9時7分に母が亡くなった。これまでのことも含めて、母のことを書き出すと、つらくなるし、これは私自身のことなので、このHPでは亡くなったことだけを書くことにとどめたい。母は91歳でなくなったので、一応天寿を全うしたと思うことにしたが、やはり寂しい。

12月6日(木)
 S社のISO判定委員会。リーダーを担当したときの審査活動の最後の関門。判定委員会の先生方から、いつも予期しない質問が出て、とまどう。何とかコメント事項で収まる。
 高速道路を使用しない場合の帰り道は鈴鹿経由となるので、時々白子の海岸に寄って誓子を偲ぶ。俳句が出来るときもあれば、ただ何となく散歩するだけの時もある。今日はどのどちらかは運次第というか、私の怠け度の尺度となるのだろう。今日の白子は小春日和でおだやかな海。海岸の海桐の実もすっかり弾けてしまっている。下の写真は今日の海岸。


今日はおだやかな浜辺

すっかり弾け終わった海桐の実

12月5日(水)
 昨日のA社本社の審査に引き続き、今日は午前中、静岡の営業所に出かける。朝出かけるとき、今年一番の冷え込みだったが、さすが静岡は暖かい。静岡からちらっと富士山が見えたが、今年はまだ雪嶺になったおらず、黒い肌をした富士山だった。雪のない師走富士は俳句の材料にもならない。午後に名古屋へ帰ると一転して寒空。
 審査は何とか終わり、いよいよCPD実績記録作成に入る。(37588)

12月4日(火)
 今日明日とA社のサーベイランス審査。今回もメンバー参加のため、少しは気が楽だが、この会社のQMSは7年目に入り、QMSの質も随分向上してきており、各企業が集まる情報発表の場で、模範企業として発表実績もある会社のため、うかつな指摘も出来ない。しかし逆にレベルの高いコメントを出すことが出来る。

12月3日(月)
 今日こそはと思い、審査員登録継続のためのCPD実績記録を書き始めたが、書き方が随分難しく、ワープロが進まない。ちなみにCPDとは継続的専門能力開発の略で、この1年間、審査員としての専門能力向上のため、研修などにより、15時間以上能力開発に努めてきたかを、1研修毎に1000字程度にまとめるものである。大体余裕を見て4枚程度書く必要がある。しかも書き方が難しく、ただ何を研修したかでなく、研修によって、自分としてどんな内容を習得したか、自分の審査員能力のうち、どこが向上したか自己分析しなければならない書き方である。
 いろいろ下書きしているうちに、とうとう夜になり、また日本-台湾戦に見入る。一時は台湾に逆転されて見ていても凍り付いてしまったが、直後の大逆転でやっと安心してみることが出来た。途中まで昨日以上にストレスが溜まったが、最後はやっと優勝できてよかった。これであとは安心して仕事が出来ると思いたいが、もう明日は朝早い出発で時計が12時を回らないうちに寝ることにした。

12月2日(日)
 日曜日の上、晴天でどこかへ吟行に出かけたいが、仕事が詰まっているため、1日中家に閉じ籠もって、A社の審査準備。一段落して次の仕事に取りかかろうとしたが、野球のオリンピック予選の日本対韓国に見入り、仕事をそっちのけで、はらはらしながら、TVにかじりつく。最後までひやひやでやっと勝てたが、精神衛生上悪いTV観戦であった。

12月1日(土)
 チングルマ句会。いつもの悪い癖で、選評の中で、文法の間違いを言い続けてきたが、最近は随分とよくなってきた。一人でも多く、チングルマ句会メンバーから成績の良くなる人が出てくればと思う。
 帰りに松坂屋に寄って、かねて予約していたドラゴンズの日本1記念のTシャツをもらいに行く。真冬にTシャツを買っても着るときは来年のナゴヤドームへ行くときまで着るチャンスはないと思うが。

11月30日(金)
 T社の審査報告書の提出。明日からもう12月になるというのに、自動車を走らせていると、最近山の紅葉がきれいだ。遠目に見ると今が盛りのように見える。以前は11月が盛りだったし、昔仙台にいた頃は10月にもう蔵王が紅葉盛りになっていたような気がする。これだけ温暖化が進めば、「紅葉」という季語は12月の季語になるのも時間の問題だと思う。帰りに白子海岸に寄る。今にも降りそうで、海も波も暗い。
 「伊吹嶺」12月号がいつもより早く届いた。私の『霜華』1句鑑賞も今月で終わる。例によって転載したので、興味のある方は【こちら】より入ってください。(37470)

11月29日(木)
 1日中、T社の審査報告書作成。

11月27日(火)-28日(水)
 N社の更新審査。今回はメンバーで少しは楽な審査。

11月26日(月)  清水弓月句集『清夜』
 岐阜同人句会。久しぶりに栗田先生にも出席いただく。清水弓月さんが句集『清夜』を上梓された。以前に自費出版で自註句集『夕河鹿』を出されたことがあったが、弓月さんは栗田先生、櫻井幹郎さん、丹羽康碩さん等と大学の同級生で、学生時代から「二十歳句会」で俳句を始められている。途中、弓月さんは卒論で万葉集を選んび、その後一時俳句は中断したが、昭和47年に「風」入会してまた俳句を始めている。今回の『清夜』は古希を迎えるにあたり、上梓なさった。これからじっくりと読みたいが、巻頭の句は次の句で20歳の時に作られたという。既に完成の域に達している静謐な句である。いずれ感想も書いてみたいと思う。
   薬師寺鴟尾ほの見ゆる夏木立  (昭和32年)

11月24日(土)
 「伊吹嶺」編集会議。1月号の10周年記念号の編集、校正、今日で通算4回目になり、ようやく山場が越えた。全ページで230頁ぐらいになりそう。最後に10年間の「伊吹嶺」の歴史とも言うべき、写真を集めてどれを掲載するか選んだ。皆さんそれぞれ思い出のある写真を掲載したいと思っている。(37297)

11月23日(金)  中日俳句教室講義録
 先日、鈴鹿連峰の初冠雪を見たが、今日はよく晴れて冠雪もよく見えたので、ご紹介する。今年初めての鈴鹿の雪だ。
 「伊吹嶺」10周年記念号のための写真を掲載のため、古いCD-Rやフィルムからめぼしいものを印刷する。
 今月も昨日(22日)、中日俳句教室の講義録が旅遊さんから受信しました。興味のある方は【こちら】から入ってください。

11月20日(火)-21日(水) 諫早湾干拓、「失敗百選」に(朝日新聞07.11.20)
 N社の更新審査。受審事業所が吉良町にあるため、朝暗いうちに起き、2時間以上かけて出かける。最近、朝寝坊の癖がついているので、朝早いのはつらい。これが2日間続くので、現地に泊まりたいくらい。しかしこの会社はQMSの管理を真面目にやっており、審査しやすかった。

 20日のWebニュースで面白いニュースがあった。これまでの歴史で人間が犯した失敗百選を紹介している。発表したのは、政府の外郭団体で科学技術振興機構(JST)で、見出しが20日の諫早干拓事業の完工記念式典にタイミングを合わせているのが興味深いと共に深刻である。諫早湾が10年前にギロチンで締め切られたのがついこの前のような気がする。
 またこの失敗百選にはタイタニック号の沈没、日航ジャンボ機墜落事故、スペースシャトル・コロンビア号の帰還失敗などが入っているが、私はこれらの失敗百選に是非、長良川河口堰、徳山ダムを入れてほしい。いずれも水の利用価値を過大に予測して、完成した現在、水の利用価値がなくなり、長良川河口堰で言うと、既にコストの一部が近隣の名古屋市の水道料金に上乗せされている。 この2つはいずれも箱物行政の一環として進められたもので、どちらも環境破壊に大きな影響を与えている。長良川の鮎の激減がある現状にもかかわらず、河口堰のせいではないと言っている。これ以上書くとストレスがますます溜まるので、このくらいで止めておきたい。
 なお失敗百選の記事は次のアドレスから入れます。さらにここからすべての百選を検索できるようになっています。
    http://www.asahi.com/science/update/1120/SEB200711200012.html

11月19日(月)
 「伊吹嶺」10周年記念号の3回目の校正。原稿の数が多いため、とても1日では読み切れない。それに「伊吹嶺」10年間の掲載する写真を選び出すのに時間がかかる。今週末に持ち越してやることがまだ多く残っている。
 今日朝、出かけるとき、鈴鹿連峰の初冠雪を見る。いよいよ本格的な冬に入る。朝早く出かけなければならなかったので、初冠雪の写真を撮ることが出来なくて残念。(37173)

11月18日(日)
 愛知同人句会。何とかひねり出した欣一忌の句だけが少し採られる。みや子さんの三輪山のけもの径に神の留守を重ね合わせた句に惹かれる。

11月17日(土)
 今日は蒲郡句会、名古屋句会で山の辺を吟行するとのことだったが、疲れ気味だったことと、来週のN社の審査準備もあるので、1日中、我が家に閉じ籠もる。結局、準備に1日中かかってしまい、明日の同人句会の5句を揃えることが出来なかった。

11月16日(金)
 DH社の更新審査。特に指摘することもなく終わる。我が家に帰ったのは10時過ぎでさすが疲れた。

11月15日(木)
 明日、金沢でDH社のISO審査を前に、KさんとAさん、それにAさんのご主人とともに、福井の朝倉氏の館跡、千古の家、九谷の古窯跡を吟行。Aさんとは初めての対面。2年ほど前から「伊吹嶺」誌を購読していただいているが、今年から投句しているという。朝倉氏館跡は朝倉5代で一乗谷に築いたものであるが、5代目義景の時に、織田信長に滅ぼされている。千古の家は700年前に源三位頼政の後裔で、北面の武士であった坪川貞純が丸岡町に定住した。千古の家は江戸初期の後半に建てられた家で、国指定重要文化財となっている。しかし観光地から離れているため、静かな味わいのある古い家である。ここの庭園も国登録記念物庭園となっている。夏の花菖蒲が見事のような印象を受けた。あと、金沢に行く途中、ついでに九谷川の古窯跡も寄ってみた。丁度何かが発掘された跡で、ぬかるんでいて、一寸覗いただけ。
 金沢では3人で句会ほどでないが、お互いに5句を作る。Aさんがこれから「伊吹嶺」に本格的に勉強されることを願う。以下は朝倉館跡、千古の家、古窯跡などの写真。


復元された朝倉氏の城下町

朝倉氏館跡

千古の家

九谷の古窯跡

11月14日(水)
 山藤句会。最近、時間がたっぷりあるので、「伊吹嶺」11月号の栗田主宰の句の勉強と「俳句界」11月号に発表された下里美恵子さんの「赤のまま」15句の勉強。下里さんの句は我々が勉強しなければならない方向を示してくれている。(37062)

11月13日(火)  天皇陛下がブルーギル繁殖に「心が痛む」と(朝日新聞 07/11/12夕刊)
 審査機関に出かけて昨夜完成したS社の審査報告書を見直して、製本して提出。審査結果、総括の文書を見直していると、結局完成は午後2時過ぎてしまう。あわてて車で名古屋の病院へ走らせ、診察の予約時間にぎりぎり間に合う。
 これで帰ってから明日の山藤句会のために、一夜漬けの俳句を作ることになる。時として一夜漬けで間に合わず、浅(朝)漬けになることもある。一夜漬けと浅漬けのどちらが上手くできるかは、私にも分からない。
 しかし帰ってみるとT社の是正処置回答書の案が届いており、この検討のため、ますます俳句の時間が削られる。やはり明日の俳句は浅(朝)漬けか。

 昨日の夕刊で、天皇陛下が大津市での「全国豊かな海づくり大会びわ湖大会」の挨拶でびわ湖にブルーギルが猛烈繁殖していることに対して、50年前に寄贈されたことに触れ、「心を痛めています」との勇気ある発言に我々が恐縮してしまう。2,3年前、生態系を乱す外来種としてブルーギルが指定されたことに対して、釣り具業者や一部の愛好家が反対したことがあって、私も当時の日記で憤りを感じることを書いた覚えがある。確か2年前に大津市で「伊吹嶺」全国俳句大会が行われたとき、ホテルから多数の釣り風景を見たことがあったが、ホテルに聞いたところ、ブルービルやブラックバスを釣っていることを聞いて、ここまで琵琶湖が荒らされていることにびっくりしたことがあった。ブルーギルを釣りの触感のみでやっている者に対して何とか規制や止めさせることは出来ないのか。
 なおWEBでは毎日新聞が載せているのを確認したので、以下のアドレスを参照して下さい。
  http://mainichi.jp/select/science/archive/news/2007/11/12/20071112dde001040025000c.html

11月12日(月)
 明日締切のS社の審査報告書作成に1日中閉じ籠もる。資料を部屋一面に散らかせて仕事するときは、ノートパソコンを座卓で胡座して使うので腰が痛くなって、4時間が限度。腹がへったと気がつくと、午後2時過ぎ。喫茶店で昼食代わりにコーヒーで身体を休める。また戻って胡座の姿勢で仕事を続ける。身体に悪いことこの上なし。結局すべて整理が終わったのは12時過ぎる。

11月11日(日)
 名古屋句会。今月も中山ユキさんの出席を得て、少しはにぎやかになる。みや子さんの十三夜の2句に惹かれる。

11月9日(金)
 締切期限の過ぎた「携帯電話のリサイクル」のレポートをまとめる。と言ってもHP検索した情報からまとめただけのレポートで、今時の学生の宿題提出のようなもので恥ずかしい。(36944)

11月8日(木)
 来週、審査に出かけるDH社の審査準備とチェックリストの作成。

11月7日(水)
 ISO審査員会議。今日はS社グループあげての環境展の見学。、S社は全社グループとして環境に取り組んでおり、1企業グループ単独で環境展を開催するのはめずらしい。しかもパネルをはじめ、実演も社員手作りで開催している。会社の環境への意気込みがひしひしと伝わってくる。
 私のHPが2日間ほどファイル転送が出来なく、アップが出来ませんでしたが、今日会議を終わってから早速試してみたら、今日は無事ファイル転送が出来た。この2日間私のHPを訪問なさった方が数十人いたようだったが、ご迷惑をおかけしました。

11月6日(火)
 しばらく仕事から離れていたので、そろそろ審査報告書の作成2社分、審査準備1社、今年の環境の専門分野レポートは「携帯電話のリサイクル」をテーマにまとめてみたい。本当は提出期限が切れているのだが。

11月5日(月)
 欣一忌。今日は特に沢木先生にちなんだところへも出かけなかったが、何か欣一忌で1句作ろうと思う。
   灰皿に三粒の棗欣一忌  やすし

11月4日(日)  冬苺と冬蕨
 仕事は溜まっているが、久しぶりに妻と団地の近くを散歩。知らぬうちに、猛暑から一気に冬の気配。紅葉ははまだところどこと始まったばかりだが、ケヤキが赤と黄色く色づくのを見るときれい。今日の収穫はひよんの実を数個見つけたこと。また、もう冬蕨、冬苺を見つけた。最近やっと普通の苺と冬苺の違いを認識されるようになったが、冬蕨も本来の蕨と全然別の種類の蕨だが、単に蕨が冬まで残っていると誤解されているむきがある。下の写真は今日の冬苺と冬蕨。


冬苺

冬蕨

11月3日(土)
 チングルマ句会。名古屋に出かけたのも久しぶりだったので、帰りにドラゴンズ日本一セールをやっているデパートに寄るが、大したドラゴンズグッズはなかった。しかし結局少しだけ衝動買いして帰る。
 「伊吹嶺」11月号が届いたと思いますが、今月も『霜華』1句鑑賞を載せています。興味のある方は【こちら】から入ってください。(36769)

11月2日(金)
 久しぶりに妻と吟行。この秋は余裕がなく、どこへも行かず仕舞いに冬になってしまう気がしたので、今日思い切って出かける事にした。今日は秋篠寺から佐紀路経由で、平城宮跡まで歩いた。
 技藝天はいつ見ても見飽きない。ただ以前に見たときより、剥落が進んでいるような気がした。途中の道のりでは最近の睡眠不足から少しめまいが続く。ただイシミカワという紫のきれいな実は初めて見る。平城宮跡に着いたらいつもと様子が違う。よく聞くと今日から3日間大極殿の復元整備中の第6回の特別公開で中を一覧できるという。直ぐ帰るつもりだったが、駆け足で一巡りする。


秋篠寺本堂

佐紀路で見たイシミカワ(紫がきれい)

大極殿の天井

瓦を葺き終えた大極殿の屋根

11月1日(木)  ドラゴンズ53年ぶりの日本一
 昨日審査を行ったT社の暫定報告書を提出。
 今日の日本シリーズ第5戦は非常に胃に悪い展開。はらはらしながら、山井がパーフェクトゲームを続けていく。結局パーフェクト達成より、勝つことを優先して岩瀬にリレー。あっけなく日本1になってしまった。勝った余勢に今日は仕事も俳句もやめにする。そして明日は中日スポーツを記念に買うことになる。

10月30日(火)〜31日(水)
 T社のISO更新審査。今回はリーダーを担当のため、精神的に疲れる。何とか2日間をこなしたが、こなすことが出来たのはドラゴンズがこの間2日間とも日本シリーズに勝ったおかげ。昨日は大勝、今日は接戦をものにして精神的に癒してくれる。2日間の審査を終えて、酒を飲みながらのTV観戦。このまま札幌に帰らないでほしい。しかし明日はダルビッシュが投げるので、要注意。
 審査の帰りに書店に寄って「俳句界」11月号を購入。今月号には「伊吹嶺」編集長の下里さんが「赤のまま」の題で15句を発表している。日頃、日常吟で美恵子さんらしい句も拝見するが、今月号は徹底的に即物具象の写生句でまとめていらっしゃる。ここに15句全部紹介したいが、そうすると「俳句界」を買う人が減ってしまうことになるので、巻頭の1句のみを紹介する。あとは皆さん是非美恵子さんの格調が高く、気の張った佳句を鑑賞してください。
   男体山仰ぐ起き伏し赤のまま  美恵子

10月29日(月)
 I社の審査報告書作成したので、提出。先週末以来、どうも風邪を引いたようで、明日からの審査は気を引き締めて風邪がひどくならないようにしたい。(36637)

10月27日(土)
 「伊吹嶺」編集会議。今月から藤田岳人さんにもメンバーに入って貰う。今日は12月号の編集と2月号の企画。なお1月号の10周年記念号の編集は順調に進んでいる。栗田先生のぎっくり腰はもうほとんど回復なさっているようなので、一安心。

10月26日(金) ホルヘ・ドラゴーネ楽団
 久しぶりにタンゴコンサートを聴く。ドラゴーネはカナロスタイルで演奏するピアニスト。カナロの演奏は古典的な演奏で分かり易い。2年前にも来日しているが、手帳を見ると丁度「伊吹嶺」全国俳句大会で聴きに行けなかった。
 カナロというと私が初めて買ったタンゴLPで、確かカナロの来日記念盤で、大学2年の時に買ったと思う。それまでは私はタンゴに免疫はなく、純白であったが、このレコードを買ってからタンゴにのめり込んでしまった。
 今日久しぶりに聴いた印象ではカナロはもっと泥臭い演奏をしたような気がしたが、今日の演奏は非常に洗練された演奏で、一寸肩すかしを食らったようだ。しかし演奏曲はいずれもポピュラーなものばかりで、2時間があっという間に終わった。右の写真はケータイで撮った公演後のCD購入者のサイン会で、マエストロのドラゴーネの写真はピンボケ。この写真は歌手のアルベルト・ビアンコ。

10月25日(木)  山藤句会吟行
 ぽっかりと1日空いたので、山藤句会で近場の関宿に吟行。山藤句会としては、最低1年に1度は吟行に行こうと決めていたが、昨年は私の家庭の都合で、久しぶりに吟行に出かけたことになる。
 ウィークディということもあって、人通りは少なく、のんびりと歩く。地蔵院は改修してから既に数年は過ぎており、元の古い廻廊の色になじんでいた。また向かいの鍛冶屋さんはどうもご主人が亡くなったようで、開いていたが、鍛冶の実演はやっていなかった。久しぶりに訪ねてみると、月日の過ぎたことが実感された。写真は地蔵院の前。

10月23日(火)-24日(水)  「伊吹嶺」10周年記念全国俳句大会(07.10.7)
 K社のISO更新審査。今回はメンバーなので、一寸気楽。
 更新審査というと認証登録したから3年目にあたり、ひとつの区切りである。そういう意味で、今後の受審企業のQMSに対する継続的改善の意気込みが問われる時期である。その観点から、私の審査記録メモも継続的改善を促す書き方になってしまう。当然のことであるが、企業にレベルにより、これを受け入れられる力量があるかどうかが問題である。
 今日は夕方まで帰ることが出来たので、遅れに遅れていた10周年記念全国俳句大会の模様をアップすることが出来ました。大分、賞味期限が切れましたが、【こちら】に載せました。賞味期限は切れていますが、食品衛生法、JAS法など法令には違反していませんので、安心して賞味してください。(36518)

10月22日(月)
 岐阜同人句会。今日は少人数で少し寂しかったが、その分、句会後の相互感想の時間がたっぷり取れた。

10月20日(土)-21日(日)
 二男一家と近場の鳥羽(相差)へ旅行。孫がまだ小さいので、幼児むきの旅行。
 夜は相差だけあって、海の料理づくし。食事が終わってから、中日の日本シリーズ進出の瞬間をTVで見、部屋でビール掛けは出来ないので、また二男と乾杯のやり直し。
 翌日ものんびりとした行程で、今話題の「赤福」本店のシャッターの降りたところを写真に納める。今や「赤福」は全国区に名前が売れた観光スポットになっている。(右の写真)

10月19日(金)
 昨日のS社の暫定報告書を提出。あわてて帰って、山藤句会。今日はたっぷり時間があり、句会後、「伊吹嶺」を題材に栗田主宰の句の鑑賞と、やすし俳句教室の勉強。
 週末は二男一家と旅行のため、今日中に来週のK社のISO審査の事前チェックリストの書込を行おうと思ったが、中日ー巨人戦が面白く、ついTVにかじりつき。試合はもちろん中日の快勝。明日は旅行先で日本シリーズ進出決定の試合を見ることになるだろう。

10月17日(水)-18日(木)
 S社のISO審査で、そのまま宿泊。朝早く出かけるのも疲れるが、泊まり込みも疲れる。もう年のせいか。
 旅遊さんからのメールで今月の中日俳句教室の講義録、栗田先生がぎっくり腰のため、欠席で講義録はありませんということです。来月をお楽しみに。(36350)

10月16日(火)
 毎月の定期検診で、病院へ行ったあと、カリンカ句会。今日は男性の新メンバー加入で活気づく。
 帰るなり早々、次はいぶきネット句会で進行役。1ヵ月おきの進行役で、久しぶりで疲れる。
 明日は朝早い出発でS社のISO審査。

10月15日(月)
 T社の審査のチーム事前打合せと審査計画書の提出。先月に引き続き、今月も2件の審査リーダーがあるので、俳句ここにあらずの心境。
 全国大会が終わって1週間たつのに、まだ大会模様を立ち上げることが出来ない。焦るばかり。

10月14日(日)
 名古屋句会。新同人の中山ユキさんが初めて出席。「風」支部創設以来の会員で、ユキさんの勤めていた病院で句会があり、それが愛知支部のスタートであったと聞いている。一時身体を悪くされたと聞いていたが、お元気そうで何より。
 今日中に仕上げなければならない仕事があるので、いつものように帰りに皆さんと一緒の喫茶店は失礼して帰る。

10月13日(土)
 「伊吹嶺」10周年記念全国大会が終わったと思ったら、早速10周年記念号(1月号)の編集。原稿の量に圧倒される。とても全部読み合わせる余裕がなく、1日が終わった。もう一度追加原稿など含めて再編集が必要。ただ次回は私の仕事の都合で編集に参加できなくて残念。
 10年の総決算として皆さんに喜ばれ、すべて読み通していただける記念号にしたい。これまで以上に、外部からの先生方の原稿も多く、期待したい。
 また昨日、速報的にノーベル平和賞が決まったことを書いたが、今日は各紙一斉にこの記事が出ていた。Webに出ている記事の一部を以下のアドレスに紹介します。(36200)
  http://mainichi.jp/select/science/news/20071013dde007030065000c.html(毎日新聞)

  http://www.asahi.com/international/update/1012/TKY200710120261.html(朝日新聞)

10月12日(金)  ノーベル平和賞(IPCCとゴア)
 今年のノーベル平和賞にIPCC(国連の気候変動に対する政府間パネル)とゴア元アメリカ副大統領に決まった。受賞理由は「人類が引き起こした気候変動に関する知識の普及に尽力した」ことで誠に喜ばしいことである。ブッシュ政権を中心としたアメリカの一部では、地球温暖化ガス(CO2)は人為的でないとか、環境対策を行えば経済成長を損なうとか言い訳をしていたが、IPCCの科学者の研究により、CO2の増加は人為的要素が90%以上などと科学的にも立証した功績が大きい。このニュースは今日のTVで知ったばかりなので、明日の新聞には大きく掲載されるだろう。
 これで環境関連のノーベル平和賞はケニアの女性環境活動家ワンガリ・マータイさんに次ぐ授賞でノルウエーのノーベル賞委員会の見識が高いことを示すものである。

10月10日(水)〜11日(木)
 DE社のISO審査のため、高松に出かける。高松は懐かしいところで、入社2年目に1年弱勤務したところである。あのころは若かったし、元気はつらつで遊んでばかりいた。仕事は今から思うとあまりに未熟で、恥ずかしい。10日は前泊であったので、午後3時頃ついて栗林公園を1時間かけてゆっくり歩いた。この公園は松平家の別荘的な一角で広大な敷地はすべて日本式庭園で作られている。従って松が多く、秋ということもあるが、季語となるものがほとんどない。
 2日目の審査はメンバーであるという気楽さもあり、こういう審査は何回あってもかまわない。

10月8日(月)  香良洲白子吟行
 全国大会の翌日、東京勢7名に名古屋からの5名参加で、香良洲町の若桜会館周辺、白子の誓子が浜を吟行した。前日の天気予報では雨が強く降るとの予想だったが、天候に恵まれ楽しい吟行であった。吟行模様は【こちら】から入ってください。(36058)

10月7日(日) 「伊吹嶺」10周年記念全国俳句大会
 「伊吹嶺」にとって大きなイベントの10周年記念大会。講演の今瀬剛一先生の他、多くの来賓のご出席を頂いた。大串章先生など主要俳誌の主宰、栗田先生のご一緒だった大学仲間の先生方など「伊吹嶺」にとって晴れがましい大会となった。
今日の私の役目は来賓紹介のプレゼンテーション、カメラ担当など。ただ今日のカメラの調子が悪く、いよいよカメラの買い替え時になってきた。
 なお大会模様は今週出張の予定があるので、週末になることを了承お願いしたい。

10月6日(土)
 チングルマ句会。つい先日、チングルマ句会10名の有志でカナダに出かけたそうだ。うらやましい限り。いつになったら私はまとめて休暇を取れるのだろうか。近郷でもここ2ヵ月以上何処へも吟行に出かけられないのに。
 今日は当然カナダの句が多い。カナダは紅葉真っ最中だったようだ。ただ直接で掛けていない者が読むと、感動が共有できないのが難点。明日はいよいよ10周年記念全国大会。今夜、来賓紹介のパワーポイントの内容を最終確認する予定。間違いがあっては来賓の先生方にご迷惑をおかけしてはならない。

10月3日(水)
 S社のISO審査計画書の提出のため、審査機関に出かける。その後、来週の別のS社の判定委員会に説明するための出席が出来なくなってしまった。メンバーで参加していただいた方に説明をお願いするため、その方の会社に立ち寄って、私の作成した審査報告書の意図など詳しく説明する。おかげで時間があれば次の仕事の準備、または「伊吹嶺」に書かなければならない文章が滞っていたので、それを喫茶店で下案でも練ろうかと思ったが、時間がなくなってしまった。焦るばかり。
 今日は全国大会の準備の袋詰めがある予定で、私も来賓紹介のパワーポイントの動作確認する必要があったが、やむ得ず仕事を優先させていただいた。当日、ぶっつけ本番でプレゼンテーションを行うことになったが、たぶん大丈夫ということにしておきたい。
 中山敏彦さんが句集『乗込鮒』を上梓なさった。全国大会に丁度間に合い、タイミングがよく、これから読ませていただく予定。(35906)

10月1日(月)
 10月に入ってやっと涼しくなった。昨日、今日と家に閉じ籠もりづめで、俳句と仕事の資料作成に運動不足。本当は涼しくなったので、吟行でも行きたいのだが、行く余裕がないのが残念。昨年の今頃は明日香、高取城址、近場など随分と吟行に出かけていたことが分かった。今年は7月末に八島ヶ原湿原に吟行しただけで、2ヶ月間何処も行っていない。寂しい限り。今年はそんなに忙しくなったのか、また年とって出かける元気もなくなったのか。今これを書いている夜は寒いくらい。今月は毎週4回、審査に出かける予定があり、準備、報告書作成の間に俳句を作り、「伊吹嶺」の文章を書くことが出来るのだろうか。

9月29日(土)  枯れゆくドングリの木(朝日新聞07.9.26)
 26日の朝日新聞は皆さん読まれた方も多いと思うが、今ドングリの木、特にナラの木が枯れてゆく被害が全国16府県に広がっているという。原因は体長5mm程度のカシノナガキクイムシという虫が運ぶ病原菌がナラの木に住みついて木を枯らしてゆくらしい。いずれこれらの被害はナラにとどまらず、シイなどの広葉樹全般に及ぶかもしれない。里山を形成する重要な広葉樹がなくなるとますます日本の風景、風土、さらに農業全般にまで滅ぼしかねない。
一頃松食い虫が松を枯らしてしまい、いつの間にか枯れるのが当たり前になってしまっている。私の住んでいる団地は元は松林に覆われていたが、今はいたるところで松が枯れてしまって、次々と切り倒されている。そう言えば岐阜に帰るたび、金華山に枯れ木が目立つようになっている。金華山は広葉樹に覆われた原生林だが、遠目に見ても枯れて白い立木が目立つ。どうもコナラが枯れているという。これもカシノナガキクイムシのせいらしい。いずれ子供のことよく採った椎の実もなくなってしまうのだろうか。新聞の内容と一寸違うが、朝日新聞のWebにも載っています。興味のある方は次のアドレスから入ってください。
  http://www.asahi.com/special/isan/TKY200607260368.html

9月28日(金)
 昨日のI社の審査の暫定報告書の提出に出かける。ついでに次回のS社の審査計画書の準備を少しして、その帰りに久しぶりにトレーニングルームで汗を流し、温泉に入ってゆったりして、日頃のストレスを解消する。しかし先月来の体重増加対策の減量には効果なし。
 「伊吹嶺」10月号が早く届いていたが、その中の記事で、『霜華』1句鑑賞を【こちら】に載せましたので、興味のある方は入ってください。(35782)

9月27日(木)
 I社のISO審査。いつもここは鵜方まで出かけるので、桑名発の1番の特急で行っても9時の開始に間に合わない。スライドスケジュールで審査を行う。

9月26日(水)  ドボルザーク チェロ協奏曲、交響曲第8番(コバケンスペシャルVol.11)
 コバケンスペシャルもVol.11となり、大詰め近くなってきた。今日はMy Favorite Numbers8ということで、ドボルザークの8番を聞く。この曲は小曲なので、その前にチェロ協奏曲も聴けた。
 チェロ協奏曲はあまり聴いたことがなかったが、スケールの大きな曲だと思った。このような演奏をボヘミアの民族風というのだろうか。たしかに哀愁と民謡的な印象を受けた。また生で聴いて分かったことは第3楽章でチェロとバイオリンをのやり取りがよくて、あたかも2つの楽器の演奏が恋人のようなやり取りに聞こえた。これが生の味わいというのだろう。
 8番の方はもう有名な曲で、第3楽章の甘いメロディは最も短いが、、最も印象的。また第4楽章はやはりボヘミア調で締めている。
 次回はいよいよフィナーレで12月のベートーベンの第9番になる。

9月25日(火)
 ISO審査員連絡会。勉強会では「QC的ものの見方考え方」のレクチャーをしていただき、久しぶりにTQMの匂いに触れた。現役時代はTQMは当たり前であったが、最近はTQMをおろそかにしている企業が多く、このままでは日本の企業のものづくり、品質改善が衰退してしまう。今中国、インド当たりが熱心にやっており、中国は高度成長、インドはIT革命などどんどん日本が追いつかれるのでなく、負けてしまう。
 連絡会が終わって、淀屋橋を歩いている頃、中秋の名月がくっきりと見えた。出張先で見る名月は何となく落ち着かない。

9月24日(月)
 久しぶりに岐阜同人句会に出席。今日は栗田主宰にも出席して頂く。岐阜同人句会と言っても、各務原近郷の同人も出席して頂いているので、随分にぎやかになり、12名の参加。そうなると私の出番はほとんどなくなる。でもほかの同人の良い句に出会えて勉強になる。今日は喪中ながらSさんが出席なさり、ご主人を詠んだ良い句を見せて頂いた。

9月22日(土)
 「伊吹嶺」編集会議。先月まで私が欠席して皆さん大変だったが、今日はほかの方が欠席して大変。今日は11月号の編集と1月号の企画。と言っても1月号は10周年記念号なので、今日は通常のページの企画だけ。
 相変わらず残暑が厳しいが、編集している部屋から鵙の声を聞く。私は今年始めて聞く。暑くても自然界は律儀に秋を告げてくれる。

9月21日(金)  今年の狸豆
 山藤句会。今月から「伊吹嶺」の主宰近詠鑑賞にならって、遠方集の主宰作品と「やすし俳句教室」を勉強することにした。
 句会の後、仕事ばかりに拘束されてしばらく散歩していなかったので、妻と一緒に散歩。今頃咲いている狸豆を教えて貰う。昨年見たときは丁度花盛りだったが、花の時期は短く、昨日はまだ多く咲いていたと言うが、今日はすっかり実になっていた。写真はかろうじて残っていた花の1コマ。見る角度により狸の顔に見えるが、果たして今日の写真は狸に見えるでしょうか。花の大きさはわずか1cmぐらいなので、皆ピンボケになってしまう。(35640)

9月20日(木)  中日俳句教室講義録(07.9.18)
 S社の審査報告書提出。昨夜提出間際になってあわてて作成したが、いつも思うことだが、もっと早く仕上げるべきが、間際になってあわてている。インターネット部の座談会の発言要旨もまとめなければならないし、「伊吹嶺」の原稿も書かなければならない。土壇場生活から早く抜け出さないと、ますますストレスが溜まる。
 今月も伊藤旅遊さんから「中日俳句教室」の講義録を配信していただいた。今月は丁度講義が終わって句会の時間に我々のインターネット部座談会に加わっていただいたので、句会模様はないとのことです。旅遊さんによれば、句会のうち、栗田主宰の選にもれた句のうち、採らなかった理由が参考になるという。来月は句会模様も配信していただけるとのことである。講義録は【こちら】から入ってください。

9月18日(火)
 「伊吹嶺」インターネット部の座談会。「伊吹嶺」10周年記念号のため、インターネット部関係6名が集まって座談会を行った。「伊吹嶺」創刊以来インターネット関係のページを割いていただいており、今日は10年間の足跡と今後の課題等について話し合った。記念号は1月号になります。楽しみにして下さい。皆さんそれぞれ個性的な考えで面白かった。

9月16日(日)
 愛知同人句会。講評の中で、栗田先生は最近、川柳大会で講演なさり、俳句と川柳の考え方を述べられたが、
 文章を書くこと、俳句を作ることで「考えることと感じること」の違いがあるとおっしゃった。考えることとは論文を書く時などに必要で、感じることは俳句に必要であるとおっしゃった。感じることとは、まず感動して物に託して句を読む、即ち我々の勉強している即物具象となる。その時のキーポイントは季語が的確かである。時には即物具象から離れた句を作られることもあるが、その時でも季語の重要性を味わうべきである。そこが俳句と川柳の違いである。
と分かり易く講評していただいた。
 なお今日、1人1評のとき、私が採った句で、私しか採らなかった句の感想を述べた。具体的にはご本人の了解を得ていないので、この日記には書けないが、綾子先生に花の名前を聞かれたとき、答えることが出来なかったという句で、それを綾子忌として詠んでおり、心がこもった句だと感じた。そしてこの句は綾子忌以外に季語となる言葉はなく、綾子忌自身を季語として扱っていた。日頃そうありたいと思っていた句であったので、迷わず採った。

9月15日(土)  句集『今日の色』感想
 澤田さんのご主人が長く療養なさっていたが、13日に亡くなられて、今日、葬儀に参列。まだ若いのにどんなにか残念だったか、お気の毒である。
 12日に頂いた平松公代さんの句集『今日の色』の感想文を書いてみた。興味ある方は【こちら】からどうぞ。(35492)

9月14日(金)  シベリウス交響曲第6番、第7番(名フィル定期コンサート)
 シベリウスは第1番、第2番が有名であるが、第6番は初めて聴くし、第7番は一度ベルグンドの古い演奏を聴いただけである。よくこれらの曲は北欧の風土が伝わってくると言うが、私はどこが北欧風かよく分からない。しかしシベリウスの第2番やフィンランディアが最も北欧風であるとすると、今日はそのようなモチーフを持っている部分もあった。
 最近、年とったせいか新しい曲を聴いて理解しようとする根気がなくなったような気がする。慣れしたんだ曲を聴くのが一番リラックスする。

9月12日(水)  平松公代句集『今日の色』
 I社の審査計画書の作成、提出。
 平松公代さんが句集『今日の色』を上梓された。早速読んだところ、栗田先生が題名としてつけられた〈かきつばた湿原に湧く今日の色〉がすばらしい感覚で、平成5年の吟行で綾子先生が採られ、評判になった句である。この時私は俳句を再開したばかりで、再開後初めて綾子先生にお会いしたことを思い出す。その時まだ「風」会員であった公代さんがこんなすばらしい句を作っていたのを再認識した。
 まだ一通り読んだだけだが、題名となった句も含めて色彩感覚の優れた句が多いことに気づく。また特に句集の後半に写生表現に類型のないものの本質に迫った句が多いことも発見した。もう少しよく読んでから感想でも述べてみたい。
 と言うことで句集の感想を書こうと思っているうちに、安部総理の辞任ニュースをはしごして見ていたら、12時を過ぎてしまったので、やめて寝てしまった。

9月9日(日)
 名古屋句会。朝、晩はようやく涼しくなってきたが、たまに名古屋で出かけると、日中は相変わらず暑い。今日もみや子ワールドを見せていただいたが、みや子さんの句は奥が深く、解釈するのが難しい。

9月7日(金)   ミツバチ、アメリカで大量失踪(読売新聞07.9.7)
 ISOリーダー研修。最近は品質審査であっても、法令・規制要求事項の遵守確認が結構大事になってきた。そのための各規格要求事項に対する法令・規制要求事項の遵守状況を確認する審査技法をグループディスカッションした。
 全米の養蜂場から数十億匹のミツバチが消えたという怖ろしいニュースが入ってきた。米科学誌「サイエンス」電子版で報道された。同誌では、病名は蜂群崩壊症候群と名付けられた症状で、原因はIAPV(イスラエル急性麻痺ウイルス)がオーストラリアから輸入されるミツバチかの生体から、又は中国から輸入されるロイヤルゼリーに混入して入って来たのどちらかだという。
 今蜂蜜の生産量は中国が20%で世界一。そして日本は蜂蜜の輸入量の90%が中国から。今では日本で蜂蜜の自給自足は不可能なぐらい中国に依存している。ちなみに日本の蜂蜜の生産量は3000トン、中国の生産量は20.6万トンと比べものにならない。日本にとって恐怖の数字である。
 なお読売新聞の記事のアドレスは次から入ってください。
   http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070907i501.htm

9月6日(木)   綾子忌  なごや環境大学(コウノトリ野生化の取り組み)
 綾子忌。「伊吹嶺」9月号の『霜華1句鑑賞』でも綾子忌には犬山に訪れたいと書いて手前、台風接近の恐れのある中、妻と一緒に出かけた。着いた頃は既に数人が来ており、最終的には20人近くの皆さんが集まった。私は1年前の偲ぶ会以来の訪問である。句碑はすっかり周囲の景色になじんでおり、苔も石の一部となりきっていた。特に今日のために栗おこわを持参された方がいて、最後はそのお供えをお相伴する。写真は今日集まった方の一部。
 午後はなごや環境大学の特別講座で、主題は柳生博氏による「生物多様性のまちを訪ねて」と題して、コウノトリの野生化に取り組んだ活動をサポーターからの視点で講演。コウノトリは日本では絶滅した鳥であるが、旧ソ連時代にハバロフスクから譲り受けて飼育を続けた結果、1昨年目安となる100羽を超えた。そして今年、日本で46年ぶりに野に放たれた。場所は兵庫県の豊岡市でこの活動の間、野生化で一番必要なのは1年中田んぼに水を入れることであったという。そう言えば以前、TVで佐渡の朱鷺の野生化のために、佐渡では田んぼを不耕起田としたことを思い出した。田んぼにとって常に水で満たすことはコウノトリや朱鷺にとってよいだけでなく、田んぼにタガメ、蛙、その他もろもろの虫、昆虫が生息することになり、より日本の里山復活につながる。
 名古屋は2010年に「生物多様性条約第10回締結国会議」を開催するという。それにふさわしい名古屋になっているか注視する必要がある。

9月4日(火)
 10月の10周年記念大会で来賓紹介のためのパワーポイント作成をすることを急に頼まれる。栗田先生宅に訪れ、来賓の主宰雑誌を借りに行く。
 また遅くなりましたが、「伊吹嶺」9月号の『霜華1句鑑賞』を載せます。【こちら】から入ってください。(35254)

9月3日(月)  地球温暖化の影響で世界地図の大幅改訂(AFP通信)
 フランスのAFP通信の報道。地球温暖化により成果地図の大幅改訂を余儀なくされているという。具体的には、チャド湖の大きさが5%の大きさになってしまった。アラル海もあんな大きな湖が1/4の大きさになってしまった。そしてバングラディシュは毎年海面上昇による陸地の境界線がなくなっている。
 この中で、以前TVで見たことがあったが、アラル海の場合、注ぎ込む川の途中で綿花栽培のため灌漑化させたため、アラル海が干上がってしまった。そのため、干上がった土地は塩分を多く含むと共に、これまで殺虫剤、除草剤を使ってきたため、砂漠化した土地にこれらが舞い上がって、農業が壊滅し、住民の健康被害も出ている。
 チャド湖の場合、人口増による生活のため、燃料として次々と木を伐採し、砂漠化が進むと同時に、チャド湖から生活用水をくみ上げた結果、干上がってしまっている。
 これからは温暖化による海面上昇により、世界中の海岸線後退による地図が次々と改訂されるだろう。このニュースを見ても地球温暖化による影響が深刻なことは疑いない。AFP通信の内容は次のアドレスで見ることが出来ます。
  http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2276640/2070470

9月2日(日)  「俳句研究」休刊(9月号)
 「伊吹嶺」運営委員会。主に来月に迫った10周年記念全国大会が経過報告が議題。
 久しぶりに名古屋に出かけたので、書店で「俳句研究」の終刊号を買う。俳句研究の創刊は昭和9年。今の富士見書房になったのは昭和61年から。この間、22年続いたことになる。俳句人口がこんなに増えたのに、今年になって、「俳句朝日」が休刊になり、そして「俳句研究」も休刊となる。結局、せいぜい自分たちの結社誌を読むくらいで、俳句総合誌を読む人口がいなくなったということか。寂しい限りである。これまで「俳句研究」を支えてこられた石井編集長さんには「伊吹嶺」にもいろいろご支援いただいてきた。残念である。
 この号では600人からのメッセージが掲載されているが、600人600様で興味深い。休刊を惜しむ声、俳壇の行く末を案じる声、自分自身の俳句への覚悟、俳句礼賛の声、自画自賛から自己宣伝など様々でよいが、栗田主宰の次の言葉をかみしめたい。
 「日本の伝統詩としての俳句をきちんと後世に伝えていかねばならない。そのためには日本の伝統や文化と共に自然を残さなければならないのだが、日本人のこころと共にうそ寒さを感じるこの頃である。
 なお私の関心事である環境について言及している俳人はごくわずかである。その中で2人の発言を以下に残したい。
 「温暖化現象が急速に進むのに伴い、「夏」が6ヵ月に及ぶと季語の体系は崩壊する。
 「地球温暖化が指摘されて久しい。四季のある国に生まれ育った幸せを、俳句を始めてから噛みしめてきたが、まもなく四季は失われそうだ。だからこそ私が消え去るまでは、愛おしい俳句と仲良く付き合ってゆきたい。
 また今後のインターネット俳句の可能性についての言及がほとんどなかったのは寂しい。俳壇ではインターネット俳句をどのように考えているのか。それとも無視されているのか。

9月1日(土)
 チングルマ句会。いつも句会前に、伊吹集の巻頭3人の俳句鑑賞をしているが、今月の中山ユキさんの巻頭句はどれもよい。ユキさんは「風」愛知支部創設以来の会員で、毎月名古屋句会に欠席投句を欠かさず送られる。一時身体を悪くなさり、今は健康だが、家庭の面倒で家を離れることが出来ず、毎月身辺句ばかりを投句なさる。それでもしっかりとした静かな写生句で、感受性もよい。今月の句で特に次の2句が好きだ。(35193)
   若竹の先しなやかに打ち合へり
   夕暮れの風にはかなり花菖蒲

8月31日(金)  夜うるさいのはアオマツムシ?
 8月尽になって日中の暑さはあるものの夜は過ごしやすくなった。虫の声も盛んになり、確実に秋に入っている。ところがコオロギの声に混じってというよりコオロギの声を圧倒して、非常にうるさい虫が鳴いている。ここ東員町も昨年あたりからうるさく感じるようになったが、どんな虫か昨年は分からなかったが、どうもアオマツムシらしい。マツムシの一種のような名前だが、実は原産地は中国南部で毎年温暖化にあわせて北上している。虫の説明では「リューリュー」とうるさく鳴くとあるが、私と妻の実感では、真夜中に工事をしているのではないかと思うくらいうるさい声である。極端に言うと、道路工事の削岩機をならしているような印象である。これが一晩中鳴いている、普通秋の虫というと草むらで鳴いているが、このアオマツムシは樹の上で生息しているというから、都会でもうるさく鳴いているらしい。名古屋市の皆さんではどんな状況だろうか。聞きたいところである。
 夏のクマゼミと秋のアオマツムシのうるさい鳴き声が日本を北上合戦しているらしい。

8月30日(木)  風力発電とバードストライク(朝日新聞 07.8.29)
 地球温暖化対策のひとつとして、風力発電が日本でもようやく普及しつつあるが、自然保護団体からバードストライクにより、野鳥の生息を脅かすとの発言で相変わらずもめているようだ。
 丁度1年前(8月17日)、このHPで出雲市での風力発電建設に伴い、環境アセスメント、自然保護団体と行政の話し合いにより工事着工にこぎ着けた例を紹介したことがあったが、今回の記事では「風力発電と自然保護の両立を目指す国の研究会」の議論模様が紹介されている。バードストライクはたしかに問題であるが、外国の例では「アセスでバードストライクは押さえられる。外国ではそのようにして問題を克服している。」との発言もあり、アセスをきちっとやることにより、風力発電も市民権を得るのだろう。ところが経済産業省はアセスに反対だという。ごり押しで風力発電を導入するつもりなのか。今地球温暖化対策が喫緊の課題だというのに、お役人はどういう神経をしているのか。
 ちなみにアメリカの調査によれば、バードストライクによる鳥の死亡原因は建物と窓によるものが圧倒的で、風力発電による衝突死は0.01〜0.02%に過ぎず、通信鉄塔による衝突死は1〜2%に比べてもその1/100程度。幸い私が現役の頃、NTT鉄塔による鳥の衝突死の抗議を受けたことはなかった。
 最後に東京工大の教授の次の発言を引用したい。「発電所で戦略的環境アセスを行わない日本は先進国で例外的。中国でも導入している。日本は『美しい国』というなら、世界に対して恥ずかしくないアセスを行うべきだ。」味わうべき発言である。

8月29日(水)
 先日の同人総会の時に一報を聞いたのだが、名古屋句会の久留島春子さんが亡くなられていた。忌明けの挨拶にあわせて、娘さんから名古屋句会の指導者である鈴木みや子さんに亡くなられた旨のお手紙が来ていた。7月10日のご逝去で、享年87歳であった。久留島さんは料理が好きで、句会に手作りの物を頂いたり、食べ物の句も多かった。「伊吹嶺」のバックナンバーを見ると、投句は平成16年8月号が最後であり、平成15年頃には私の山藤句会にわざわざ遠くから来ていただいたこともあった。以下に最晩年の句の一部を抜き書きしてご冥福をお祈りしたい。 合掌
   灯を灯す足袋を脱ぎたるやすらぎに
   下貼りの古文書に差す秋日濃し
   蕪甘く煮えてひとりの夕餉かな
   短日や灯して家を留守にせり
   小豆粥独りで食めり朱の箸
   白足袋の人落としたる懐紙かな
   余り湯の溝川奔る花の冷
   腰掛くる石を選びて春惜む

8月28日(火)
 先週来、仙台旅行、金沢出張、同人総会などと出かけることが続き、毎晩美食、アルコールでわずか数日で、2Kgも太ってしまう。太るのは簡単だが、これを元に戻すのに、たぶん半月以上かかるだろう。メタボ対策がまたつらい。それでも今日は1日フリーにして、トレーニングルームで汗を流す。但し減量分は0Kg。
 今夜は皆既月食とのことだが、東海地方は雲が多いという予報。最初は雲で見えなかったが、次第にうっすらと皆既月食状態が見える。再び月明かりが出始めた頃はすっかり晴れて、最後は満月がまぶしいくらいだった。(35060)

8月26日(日)-27日(月)  「伊吹嶺」同人総会
 今年度の同人総会。長野県駒ヶ根の早太郎温泉まで出かける。相変わらず酷暑が厳しいが、早太郎温泉まで来ると夜は涼しい。
 総会、新人賞の選考、新同人の発表などの行事。夜はインターネット関係のメンバーが集まって句会。その後、同室のウワバミと一緒にビールを飲んで、夜1時過ぎに寝る。おかげで翌日はもうろうとして吟行。
 同人総会模様は【こちら】から入ってください。

8月25日(土)  中日俳句教室(07.8.21)
 仕事が一段落ついたので、今まで溜まっていた雑用をこなす。また今日は地元の城山祭で今年は町内の班長なので、祭の係をしなければならないが、暑い中、妻にやらせてしまい、申し訳ない。
 遅くなりましたが、旅遊さんから21日の中日俳句教室講義録を配信していただいたので、転載します。【こちら】から入ってください。

8月24日(金)
 DH社のISO審査。今日はリーダーが飛行機で少し遅く着くので、朝の空いた時間に近江町市場を散歩する。ここの市場は個人も買うことが出来、魚が非常に安い。妻も数年前に出かけたことがあり、いろいろ買い込んだそうだ。しかし今日は審査のため、何も買うことが出来ない。
 審査はメンバーのため、気楽で特に問題なく終わる。
 右の写真は近江町市場。


8月23日(木)
 午前中に、S社の暫定報告書を作成、提出後、折り返し、明日の審査のため、金沢に出かける。
 夕方に金沢に到着後、Kさん夫婦にお会いする。卯辰山、浅野川界隈を散策後、夕食をともにする。Kさんのご主人はNTTOBで私の先輩にあたる。俳句にNTTの話題に大いに盛り上がる。
 右の写真は夕日に照らされる浅野川と東茶屋町。

8月21日(火)〜22日(水)
 仙台から帰るそうそう、朝早くからS社のISO更新審査。今回はリーダーであるので、判定委員会に諮る必要があり、よけいに神経を使う。2件の指摘事項で終わる。

8月18日(土)-20日(月)
 今日から3日間、長男一家と仙台旅行。と言っても旅行費用はこちら持ち。いつまで親のすねをかじるのか、まあ仕方ないか。ということで3日間出かける。
 1日目は夕方着だったので、義姉の家に寄って、そのまま秋保温泉に宿泊。
 2日目はゆったりと午前中ホテルの温水プールで時間をつぶす。子供達は観光地へ行くより、プールで遊んだ方がうれしそうだ。午後は松島海岸で、湾内一週の観光船に乗る。その足で鳴子温泉に宿泊。
 3日目は鳴子こけしの絵付け体験。鬼首間欠泉を見た後、孫がどうしても仙台名物の牛タンを食べたいとのことで混雑している仙台駅に出かける。私が仙台にいた頃は牛タンなんて全然有名でなかった。業者の宣伝に乗せられて、今は仙台は牛タンの街に変質してしまっている。土産の牛タンの生産地を見ると中国産が圧倒的に安い。しかし当然買う気になれない。他はオーストラリア産、ニュージーランド産が主流。まあアメリカ産がないだけましか。でも絶対に中国産は買う気になれない。
 結局、孫に振り回された3日間であった。

8月17日(金)  京都議定書は役所の対立で達成困難 北極海の海氷が最小に
 お盆休みを利用して、QMS審査員スキルアップ研修。
 昨日、今日と多治見で最高気温が40.9℃、40.8℃を記録する。この暑さの中で、うんざりしたニュースが届く。朝日新聞では今日までの3日間シリーズで「遠いー6% 京都議定書の約束」というもので、来年08年から12年までの90年度比-6%の達成は出来そうもないと今頃、環境省、経済産業省が発表している。何か他人事のよう。達成目標のため、やることは多いがどれも中途半端。経済界は既に-5.5%を達成しているが、運輸部門、家庭部門が全然駄目。家庭部門にいたっては36.7%増になっている。そして具体策もなく、国民にさらなる努力を要望するというこれこそ他人事な発言。本来進めなければならないCO2のは移出量取引制度や炭素税の導入は環境省と経済産業省の対立で棚上げになってしまっている。それで排出量取引制度は-6%の約束期間の13年までに論議を先送りというまるでブッシュ大統領の言うようなことを言っている。これでは京都議定書という今日との名が泣いている。
 一方、今日のニュースでもう一つ北極海の海氷面積が過去最小になったという。この3年間で日本列島4個分の氷がなくなったという。これはIPCC予測より30年も早く進行している。当初21世紀末には北極海の氷がすべて溶けてなくなるという予想だったが、これがどれだか早く達成してしまうかと思うと怖ろしい。
 京都議定書の目標達成困難という記事と北極海の海氷が最小になってという記事を以下に載せます。(34810)

   http://www.mainichi-msn.co.jp/science/env/news/20070811k0000m040085000c.html(京都議定書関連記事 毎日新聞)
   http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070816it11.htm(北極海の海氷の記事、読売新聞)

8月16日(木)
 U社の審査報告書を提出。これで週末の旅行にいける。
 今日、日本で、とうとう最高気温の更新記録が出た。ただこれからは毎年、最高気温の史上初という更新が続くだろう。いよいよ地球温暖感化が本格的に実感するような時代に突入する。
 昨夜に引き続き、いぶきネット句会の合評会。今日は孝子さんに進行役をやっていただく。昨夜で懲りたので、今夜は広い部屋だが、クーラーを付けて臨む。今日のニュースで室内でも熱中症で死者が出たということなので、これからは我慢しないで、クーラーを付けてパソコンに向かい、クーラーを付けて寝ることにする。ただ夏風邪に注意しないといけない。こういう仕事をしていると、絶対に、風邪はもちろん病気で休むわけにはいかない。穴を空けると、受審事業所に迷惑をかけることになるし、審査機関からは怒られる。

8月15日(水)
 いぶきネット句会の合評会。江口さんが帰省のため、進行役を行う。いつものように夜はクーラーを付けていなかったので、終わったときは暑さで頭がくらくらしてきた。寝ているときも我が家のような田舎でも蒸し暑くて寝不足になる。

8月14日(火)
 週末、来週のために、早めにU社の審査報告書、D社のチェックリストの作成。S社の文書チェックを完了する。

8月12日(日)
 名古屋句会。今日は鈴木みや子さんが欠席のため、いつものみや子ワールドの句に出会えなかったのが残念。(34707)

8月11日(土)
 立秋を過ぎたとたん、毎日酷暑が続く。これからの日本は立秋はあくまで暦の上だけで夏の暑さの期間がどんどん長引くだろう。この頃は朝はクマゼミの喧噪で、アブラゼミは午後から夜まで鳴いている。一時、聞こえていた蜩は夕方に一寸鳴くだけで、どのかの片隅に追いやられている。このまま蜩の鳴く時期は終わってしまうのか。私の住んでいるところはミンミンゼミは鳴かない。ただもう少し涼しくなったら、法師蝉が鳴くと思うが、この季節ではどうなるか分からない。

 世間ではもうお盆休暇に入っている頃だと思うが、私は盆明けの17日から研修、旅行、仕事そして同人総会と今月まですっかり塞がっている。そのため、16日までに審査最終報告書の作成、審査準備、別の審査のチェックリスト作成など3つの仕事をこなさなければならない。そうしているうちに、今年の夏は終わっているかもしれない。

8月10日(金)  矢野愛乃句集『冬苺』
 「伊吹嶺」静岡支部の矢野愛乃さんが句集『冬苺』を上梓された。古希を迎えるにあたってまとめられたそうである。愛乃さんとは妻が親しくしていただいており、その縁で私もおつきあいさせていただいている。句集を読むと日常吟が中心で、料理も山野草料理が得意だそうだ。日常生活を気負いなく詠まれており、面倒見のよいお人柄そのものである。また静岡の皆さんに共通で言えることかもしれないが、「風」静岡支部を発足され、静岡の隆盛に導いた冨谷春雷さんを詠まれた句には、師として仰ぐ気持ちがこもっている。その他、長年「風」で勉強されただけあってものを見る写生の眼力も行き届いている。以下私の好きな句のうち、特に写生に共感を得た句を紹介する。

   小牛らに見つめられつつ野蒜摘む   昭和48
   炎天の蛇口熱湯吹き出せり      昭和49
   水無月の地下へ引き込む電話線    昭和54
   水かけて壁這ふ蛇を落としたり    昭和54
   遅霜や古タイヤ焚き茶を守る     昭和56
   いぬふぐり十歩足らずのまはり道   昭和57
   風上に赤子坐らせ脱穀す       昭和57
   石ひとつ沈めて田植水分つ      昭和60
   竹山の竹響き合ふ雨水かな      平成4
   師の逝きて銀杏一気に黄落す     平成13
   白木槿目覚めぬままに逝きたまふ   平成14
     薇を母在るように揉みて干す     平成16
   梅雨深し耳病みて音失へり      平成17
   代掻くや電柱の影折れ曲がる     平成18

8月9日(木)
 月1回の検診を終えて、帰ろうとバスセンターに向かう途中、長女から電話がかかり、今日ナゴヤドームのチケットが2枚手に入ったからということで、ナゴヤドームに方向転換して、2人で広島戦を見に行く。今日は朝倉の調子がよかった。観客席から見た感じではコントロールがよく、切れのある投球のように見えた。後でニュースを見ると、シュートの強気一本やりでなく、いろいろな球で目先をかわしたのがよかったという。試合は何となくといううちに3点を取っただけで勝利。ホームランもなく、地味な試合だったが、勝っただけよしとするか。

8月7日(火)
 沢木先生の句集のうち、『眼前』だけがなく、昔、筆写したもので我慢していたが、つい最近、何の気なしにインターネットの古書店を覗いていたら、『眼前』が売りに出ていたので、早速注文し、今日届く。この句集は沢木先生が63〜66歳までの句集で丁度今の私の年齢にぴったり。タイトルの眼前は芭蕉の〈道の辺の木槿は馬に食われけり〉の句のまえがきが眼前だったそうで、そこから付けたという。久しぶりに沢木先生の句集をじっくり読んだ。
 この句集には結構夢の句が多い。私は夢を見てもすぐ忘れてしまうのだが、沢木先生は夢の内容を覚えていて、句を作ったのだろうか。
   悪漢に追ひつめられし春の夢
   終戦日ちちはは夢に現はれし
   夏の夢魔女に襲はれ声発す

 1句、3句目は俳諧味が旺盛。2句目は先生の願望か。
 この句集には能郷の猿楽を見に行ったときの句もある。
   笛の音の一気に春を呼びにけり
 能郷に行くときいつもこの句を思い出す。さらによく読むと、次のような句がある。
   思ひ切り煙草止めんと目借時
 この時、本当に先生が煙草を止めておられたなら、もう少し長生きしてもらえたのに。(34600)

8月6日(月)
 原爆忌。朝のNHKTVで恒例の広島平和記念式典を見る。毎年節目の今日、原爆忌で1句作ろうとしたが、満足できる句が出来ず。
 午後から、岐阜句会。本来は毎月岐阜同人句会に出席させていただいているのだが、このところ5月からずっと欠席で、今月も出席できない予定であるので、せめてもと岐阜句会に出席させていただく。栗田主宰も時間の都合をつけて出席していただく。私の句の出来はさておいて、栗田主宰の原爆忌の句が評判よかった。私も帰ってから、もう一度原爆忌の句に挑戦したい。

8月5日(日)
 妻が庭からもう秋を摘んできた。我が家の痩せた庭からコスモス、猫じゃらしを一輪挿しに活けた。外ではクマゼミがうるさく鳴いているうちに、秋が来ている。異常気象により、どんどん植生が変わっていくものと、暑さに関係なく、季節が来ると咲く花もある。植物の植生は我々が理解できない力があるかもしてないが、やはり毎年地球はおかしくなっていくのか。

8月4日(土)
 チングルマ句会。先日の信濃への吟行句が多い。皆さん帰ってから作り直されたものと思う。私も忘れないうちに多く作り残しておくべきと思うが、つい句会間際に鳴らないと作らない癖を直さないと。

8月3日(金)
 今日も台風の影響で南風が強く、暑い。
 早めに、S社の更新審査に伴い、チームの事前打合せ、審査実施計画書の提出。今回もリーダーを担当する。最近リーダーを担当するのが多く、結構神経を使う。

8月2日(木)
 台風5号が近づいている中、南からの熱風が吹いてきて、ここ東員町の田舎もようやく暑くなってクマゼミがやっと鳴き出した。今年は梅雨明けしないうちに、蜩が鳴いておかしな夏だったが、今はアブラゼミ、クマゼミ、蜩の3重唱である。3種類の蝉が同時に鳴くのはやはりおかしな夏なのか。

8月1日(水)  コバケンのオーケストラを聴こう(モーツアルトピアノ協奏曲第21番他)
 「伊吹嶺」8月号が届いた。いつものように『霜華』1句鑑賞を【こちら】に転載する。また岐阜支部では毎月持ち回りで短文を書くことになったので、6月に書いたものをいただいたのでこれも【こちら】に転載します。

 夜は「コバケンのオーケストラを聴こう」でポピュラークラシックを聴く。どの曲も夏休みにふさわしく肩のこらない軽い音楽ばかり。モーツアルトのピアノ協奏曲第21番がメインだったが、他の曲も皆中学生、高校生時代に聴いたものばかり。描写音楽でモルダウ、フィンランディア。スラブ舞曲、ハンガリー舞曲を各1曲。最後はボレロ。
 ハンガリー舞曲は丁度半月ばかり前、広上淳一の指揮で聴いたばかりで、今日のコバケンの指揮とは対照的。広上淳一は流れるように、踊るように優しく指揮するのに対し、コバケンは跳躍するように、エネルギッシュな指揮。どちらも指揮者の個性が出て面白い。
 ボレロも非常に有名な曲で、小太鼓の心臓のような鼓動と金管楽器、木管楽器、弦楽器による入れ替わり立ち替わり波の満ち潮、引き潮のようなリズムにだんだん感動が高まってくる。映画「愛と哀しみのボレロ」でフィナーレでジョルジュ・ドンがボレロを踊っているのも印象に残っている。男性バレリーナの踊りがこんなに感動的だったとは、見た当時が忘れられない。またあまり昔で思い出せないが、中学生頃、TVがなかった時代、ラジオ小説の時間があり、日本の若い作曲家の小説で「ボレロ」を聴いたとき、音楽家として自立するようなストーリーだったような気がするが、何故かこの一部だけが思い出す。たぶん子供心にもこの単純なリズムの「ボレロ」が印象的だったのだろう。(34467)

7月30日(月)〜31日(火) チングルマ句会吟行(開田高原、八島ヶ原湿原)
 年1回の御嶽休暇村を起点にチングルマ句会吟行。千草句会、道句会、山藤句会メンバーを入れて24名。
1日目の開田高原は時々雨が降ったが、傘を差すほどでなし。2日目の八島ヶ原湿原は快晴の上天気。
 吟行模様は【こちら】から入ってください。

7月29日(日)
 参議院議員選挙。開票速報を見ているうちに、面白くてついつい見続ける。明日は朝早く出発なのに、午前1時半まで見てしまう。

7月28日(土)
 ISO審査員研修。今日は1日がかりで、グルーディスカッション。私達に与えられたテーマはその他の製造業で、主に家具製造、楽器製造、スポーツ用品製造、文房具製造などの審査ガイドの見直しと修正、加筆。ほとんどメンバー全員が審査経験のない分野で、審査にあたっての必要な専門的知識の情報は何かを議論。
 梅雨が明けた昨日からようやくアブラゼミの鳴き声に元気が出てきたようだ。しかし今年の東員町はクマゼミが鳴いていないと感じていたが、今日の研修で大阪に降りたとたん、町中でもクマゼミの喧噪。やはりクマゼミは西から南から押し寄せているということを実感。名古屋ではもうクマゼミがうるさいくらい鳴いているそうなので、東員町でもクマゼミが押し寄せてくるのは時間の問題か。

7月26日(木)  ハンガリーで熱波による死者が500人
 24日、英国では過去60年で最大の洪水被害が出ていると紹介したが、今度はハンガリーはじめ南欧にかけて熱波で死者が多数出ているそうだ。24日にも書いたが地球全体でバランスを取っているらしいが、それにしてもあまりに極端すぎる。ハンガリーでは42℃で死者が500名出ているそうだ。またルーマニア、ブルガリア、マケドニア、ギリシャなどの最高気温が45℃を記録している。信じられない熱波である。今に日本もこうなるかもしれないと思うと戦慄を感じる。南欧での熱波のニュースは次のHPで見られます。
  http://www.sponichi.co.jp/society/news/2007/07/26/01.html

 妻から今年は烏瓜の花が例年にましていっぱい咲いていると言われ、夜になって近くの公園へ見に行く。たしかに今年は非常に多い。真っ暗な公園で枚数だけは多く撮ったが、ピンボケや、フラッシュが強すぎハレーションを起こしてばかりの写真が多くなりましたが、一応まともなものだけを右に載せます。奥に見えるのは蕾で、左下にあるのは咲き終わった花です。

7月25日(水)  生き物の巣立ち(ヒヨドリ、メジロ、蝉)
 今朝、妻が巣立ちしたばかりのヒヨドリが我が家に一時停りしているのを見たという。ほどなく巣立ちしたばかりのメジロがやはり親鳥より虫などの餌を貰っているのも我が家に立ち寄ってくれた。あわててデジカメで撮ったが遠くて写りが悪いかもしれない。
 また夜になると我が家に庭でアブラゼミの羽化が始まった。これは近くに寄って撮したが、こちらは近すぎてフラッシュでハレーションを起こしてしまった。なんとかましな写真を以下に載せます。
 なお昨日の北半球での降水量増加の記事は今日、朝日新聞にも出ていました。こちらの方が少し詳しかったので、また次に載せます。(34319)
   http://www.asahi.com/science/update/0725/TKY200707240626.html


メジロの雛
(木に隠れているのを含めると3羽いる)

アブラゼミの羽化
(羽根の色がうすみどりで透きとおっている)

7月24日(火)  北半球の降水量増加は人為活動のせい(読売新聞07.7.24)
 今地球温暖化の影響で、砂漠化が進む地域があるかと思えば台風(ハリケーン)、洪水に襲われるところがあり、その発生は両極端になりつつある。
 読売新聞に日米の国際研究グループのコンピュータ分析で、化石燃料の燃焼に伴う温室効果ガスの排出など人為的な活動が20世紀の降水量の変化に大きな影響をお呼びしているとの記事が出ていた。
 また英国では4日間続いた豪雨により、過去60年で最悪の洪水に見舞われたともある。23日現在、雨量がさらに増えるとの見通しで緊張が高まっているそうだ。
 先日のなごや環境大学で、私も質問したのだが、砂漠化、洪水があっても全地球的にはバランスが取れていると思うが、そのバランスが崩れないかが心配である。そういう事態が発生したら、地球的に予測が付かない事態に陥ると思うが、そんな事態にならないように祈り、日本はもちろん、アメリカ、中国も環境対策に対応して貰いたい。
 なお北半球の降水量増加の記事は次から見ることが出来ます。
  http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070724i502.htm

7月23日(月)
 ISO審査員会議。今年のJAB審査機関審査における指摘結果について聞く。

7月22日(日)
 今年は予想に反して、冷夏になりそうだ。10日ぐらい前にアブラゼミの鳴き声を聞いたが、温暖化の象徴であるクマゼミはまだ聞かないうちに、今日はもう蜩の声を聞いた。現在まだ梅雨が明けていないから、今年は梅雨明けと同時に秋に入るのか?

7月21日(土)   なごや環境大学(異常気象と地球温暖化)
 今日のテーマは異常気象と地球温暖化。講師はNHK名古屋気象キャスターの寺尾直樹氏。TVでみんなよく知っているため、今日は参加者が多かった。
 最近の異常気象、名古屋の気象を絡めて、分かりやすい講義。まず先日の台風は日本上陸台風のうち、7月で最強の台風だったという。
 どこの都市でもそうだが、最近のデータから名古屋でも確実に猛暑日(35℃以上)の増加、熱帯夜の増加、冬日の減少などのデータは顕著で、名古屋が史上初の40℃超えも時間の問題ということだ。また異常気象は以前でも度々あったが、最近はその「異常」の範囲が拡大しているのが特徴。世界的にもこの傾向は同じ。記憶に新しいところでは2000.9.11の東海豪雨は1日降水量(428mm)がこの100年間で記録更新していることだ。この時の2日間の降水量も567mmで名古屋の年間降水量の1/3以上を記録したことだ。いずれ名古屋の気候は平均気温18℃(今は15℃)となり今の鹿児島並みになるという。結論として最近の異常気象を何でも地球温暖化のせいにするわけではないが、確実に温暖化の影響があることは間違いない。
 今日は質問の時間が多く、いろいろ聞きたいことが出てきた。

7月20日(金)  ブラームス・ハンガリー舞曲集(名フィル定期公演)
 山藤句会。今日は1人欠席でさびしい。先月までかな遣いの勉強が一段落したので、今日は今瀬剛一さんの「新選句練習帳」のクイズを再び始める。
 夜は名フィル定期公演で、ブラームスのハンガリー舞曲集の全曲演奏。あまりに有名な曲であるので、リラックスして聞ける。指揮の広上淳一も小さい身体を踊るように楽しげに指揮をしていた。ブラームスはあまりピアノ曲は作っていなかったが、この舞曲集は最初ピアノ版であったことは知られている。しかし今日のプログラムを見ると初演は40年もの親交を深めていたクララ・シューマンであったことを初めて知った。(34228)

7月19日(木)  中日俳句教室講義録(07.7.17)
 審査機関に出かけて、昨日のU社の暫定報告書の提出。あわせて先月行ったSS社の審査実施報告書の作成、提出。
 また来月、JAB(日本適合性認定協会)から私の所属している審査機関の事務所審査を受けるので、この1年間、私がリーダーを務めた審査記録の入ったBOXに必要な書類がもれなく入っているかのチェックで1日が終わってしまう。
 今日、旅遊さんから17日に行われた中日俳句教室の講義録を転送していただいたので、【こちら】に載せます。
 これで今月は一段落ついたので、あと1週間のうちに書かなくてはと思っている文章に精を出したい。

7月18日(水)  仙台のケヤキ並木が消える(毎日新聞 07.7.17)
 U社の定期審査。自分としては初めての専門分野(生石灰、消石灰)のリーダーを務める。
 遠いところの話であるが、仙台市青葉通のケヤキ並木が地下鉄工事のため、切り倒されるという。これまで地下鉄建設工事に伴ってケヤキ並木を移植か伐採か論争になっていたそうだ。当初、市長は対象のケヤキ50本をすべて移植すると言っていたところの変心である。ケヤキより舗装を選んだということである。
 仙台は私と妻の青春の思い出の街である。特に青葉通と定禅寺通のケヤキは立派でクリスマスのイルミネーションで名物にもなっており、杜の都のシンボルである。樹齢100年のケヤキもあるそうだが、ただ一度の変心で仙台も普通の都会に成り下がってしまうのか。
 この記事は次のHPに出ています。
   http://www.mainichi-msn.co.jp/science/env/news/20070717k0000e040047000c.html

7月17日(火)
 明日のU社の審査準備していたら、いつの間にか1日が終わってしまった。この頃は一体何をやって1日を無駄遣いしているのだろうか。

7月16日(月)
 この頃は台風一過、晴天とは行かなくなってしまった。朝、鈴鹿山脈はよく晴れていたので、伊吹山も晴れているだろうとカメラを持って出かける。しかし頂上は厚い雲がかかっている。ただ雲の種類が白っぽかったので、しばらく昼食を取ったりして時間をつぶしている間に雲も切れてきたので、次々と撮す。それでも空が曇っていたので、伊吹山の緑がいまいち黒っぽい。一応右の写真が今日撮したもの。(34132)

7月15日(日)
 台風で同人句会は中止。1日空いたので、少しは文章を書かなければと机に向かう。いざ書き出すとどの本のどこに何が書いてあったか、もう一度調べ直すだけで1日が終わってしまう。

7月14日(土)  鈴木みや子さん蒲郡文化協会功労賞受賞お祝い会
 台風が直撃しそうだったが、今日はまだ大丈夫ということで、鈴木みや子さんの「蒲郡文化協会」の功労賞を受賞なさったお祝い会が蒲郡で行われた。今回は準備、進行すべて蒲郡句会におんぶ。蒲郡句会、名古屋句会メンバーとともに栗田主宰と「伊吹嶺」編集部の皆さんにも参加していただく。蒲郡文化協会の表彰でありながら、表彰理由が全国紙「風」及び「伊吹嶺」における長年の指導であることが喜ばしい。以下はお祝い会模様の一部。


挨拶のみや子さん

せつ子さんから花束贈呈

蒲郡市長さんもお祝いに駆けつけていただく

蒲郡句会の皆さんに囲まれて
(ちなみに蒲郡句会17名全員出席)

7月13日(金)
 台風が近づいている雨の中、1日家に籠もって、SS社の審査報告書の作成。今月は「伊吹嶺」賞の文章に参加だけはしたいので、今のうちにやるべき事はやっておいて、間際に時間を作りたい。

7月12日(木)
 ISO判定委員会。私はS社の更新審査結果の報告。何とか説明が出来て更新承認終わる。家に帰ってから、時間はあるのに、少し疲れ気味でぐったり。

7月11日(水)
 今年はアブラゼミの鳴くのが早い気がする。毎年、アブラゼミは梅雨明けと同時にうるさく鳴くような記憶があるのだが、今日は三重でも、岐阜でもよく鳴いており、驚いている。それとも最近は、真夏になるとクマゼミのうるさい声に負けてしまうので、早めに鳴いているのだろうか。蝉の声にも縄張りがあるのか?

7月10日(火) マーラー交響曲第1番(名フィル創立記念、モーシェ・アツモン)
 今月はコンサートづけ。今日は名フィルの創立記念日コンサート。丁度昨年が創立40周年だった。曲目はマーラーの1番。この曲はたしか2年前にコバケンスペシャルで聞いたことがある。マーラーは第1番と第5番が好きだが、この1番はベートーベンに似た第1楽章、嵐のようなフィナーレの第4楽章が印象的。特にフィナーレの感動で満足できたという感じ。アツモンはめったにアンコールがないが、今日は名フィルバースデイということでラデツキー行進曲でにぎやかに誕生祝い。帰りは土砂降りの雨の中を帰るのは一寸つらかったが。
 帰ってからこのHPを打ち込んだあと確認したら、丁度今日が34,000のアクセスをカウントしていた。

7月9日(月) オルケスタ・ア・ラ・グルダ
 毎年1,2回はタンゴコンサートを聴く機会があるが、今日は丁度アルゼンチンの独立記念日。毎年、この独立月である7月に来ることが多いのかもしれない。1ヵ月ぐらい、コンサートツアーで日本を回るのだろうが、丁度独立記念日に当たるとは偶然。今日の楽団はオルケスタ・ア・ラ・グルダで各楽団で活躍の混成楽団。パンフレットのふれこみはタンゴのベストメンバーを集めたとあるが、私のあまり知らないメンバーばかり。それとももう私が年取って、情報が古いのかもしれない。パンフレットを見ると結構デビューの新しいメンバーがいる。
 曲はどれもポピュラーなものばかりで、気楽に楽しめる。ただキンテートだけあってスピーカー越しで聴く曲は一寸迫力不足。

7月8日(日)  塩田1句鑑賞(川口重美)
 名古屋句会。みや子さんの写生を達観した自己のつぶやきに共感するものの私にはとても出来ない句にお目にかかる。今週また蒲郡でみや子さんのお祝い会が楽しみ。
 「伊吹嶺」7月号に『塩田』1句鑑賞を掲載していただいたが、川口重美は俳句を始めたばかりの私の好きな一人である。「伊吹嶺」ではわずか本文7行しか書けないが、これを大幅補筆してこのHP7に載せました。興味のある方は【こちら】から入ってください。

7月7日(土)
 チングルマ句会。最近、チングルマ句会ではよく吟行に出かけるようになり、今日も京都の三室戸寺での句が多かった。”山女”も最近は平地の吟行に変わってきた。それは私も同じで、もう山には登れなくなっている。せめてハイキングぐらいはしたいのだが。
 7月からホームページを作り直した結果、アクセスカウンタが機能しなくなったが、やっと時間が出来たので、アクセスカウンタを復活させることが出来た。但しこの1週間のアクセス数は再現できないので、7月1日現在の数値から再スタートすることになった。(33931)

7月5日(木)  ブルックナー交響曲第7番(コバケンスペシャル10)
 コバケンスペシャルのMy favorite numbersシリーズもいよいよ7番。7番の交響曲というと他の作曲家では思いつかないので、ブルックナーが妥当なところか。私個人としては、ブルックナーは第4番と、第8番が好きだ。特に4番は「ロマンティック」という名称が付くだけあって、分かり易い曲。ただブルックナーは何故か一度作曲した曲は必ずと言ってよいほど、改訂している。4番はノヴァーク版が有名で分かり易いが、一度原典版を聞きたいと思って当時、東京の中古レコード屋を巡ってやっと見つけた思い出がある。両方を聞き比べてみるとまるで別の交響曲と言ってよいほど、すっかり改作されていた。その理由としてブルックナーは結構他人の批評を気にしていたとか。それでほとんどの交響曲が改訂されている。
 今日の7番もノヴァーク版で聞く。開演前のロビーでいろいろな7番を売っていたが、今では聞くことの出来ないフルトヴェングラー指揮のシャルク改訂版を買ってあとで聞き比べてみたい。
 今日の7番を聞いた印象は比較的地味というか荘重な演奏が延々と続いている感じ。しかし約70分の大作であるにもかかわらず退屈しなかった。特に第2楽章のアダージョはワグナーへの葬送曲となっている。というのももともとブルックナーはワグナーを大変尊敬しており、第3番はワグナーにささげられた交響曲で、通称ワグナー交響曲と言われている。そういうワグネリアンであるブルックナーに丁度この作曲中にワグナーの死去が伝えられ、それを念頭にワグナーへの葬送曲としてテナー・チューバ(ワグナー・チューバ)が使用されている。ちなみにワグナーチューバとはホルンとチューバの間の管弦楽器。
 第3楽章のスケルツォは農民の踊りを連想させる楽しい楽章で好きな部分。
 コバケンさんはいつもはアンコールに応えてくれるが、今日の7番があまりに重い曲のため、とてもアンコールに応える雰囲気でないということでそのまま終わる。

7月3日(火)
 U社の定期サーベイランスの計画書を作成したので、事前チーム会議をして、計画書を提出。
 7月1日にホームページを作り直したところ、ページを切り替えたら、メニュー画面が消えてしまう現象が続いていたが、今夜悪戦苦闘して、何とか前と同じような開き方が出来るようになった。しかしアクセスカウンタだけは出ないので、もう少し調べて直したい。他のページを出すとまだ調子の悪いところがあるかもしれない。悪いところを見つけて少しづつ直していくしかない。どなたかホームページ作成のエキスパートはいませんか。

7月2日(月)
 丁度、今頃は合歓の花盛り。しかし今年はどこの合歓の花を見てもきれいでない。昨年は今頃ピンクが鮮やかな記憶が残っている。今年は咲きかけでもすぐしおれたような開き方である。この原因を知っている方がおられたら教えてほしい。

7月1日(日)
 日記は今日から新しいページから進める。またこれまで作りぱなっしで古いものも入ったままで、容量も相当増えてしまった。ファイルは昨年以降に限定して、一昨年以前のファイルはすべて削除した。
 ファイルを作り直したせいで、本来見えるはずのページが見えなくなっているかもしれない。その時はメールで私にご連絡いただきたい。
 今新しいファイルに切り替えたところうまく行かない。ページを切り替えるとメニュー画面がなくなってしまう。理由が分からないので、しばらくはこのままでご勘弁いただきたい。