隆生の独り言日記(20年7月~12月)

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12月31日(水)
 今日も書類整理と車の掃除。結局、仕事関係の書類で、捨てるもの、審査機関に返すもの、裏紙利用するものに仕分ける。
 夜は、いぶきネット句会のメンバー更新の手続きなどを行い、関連会員に連絡する。伊吹嶺HPの新年用ページも作成して、午前0時になってから、リニューアルする。

12月30日(火)
 今年も後、2日間。2年越しの書類。捨てようか、残そうかと考えているうちに、時間ばかりが過ぎて、何もしなかったと同じになってしまう。特に環境関係の本、コピー類は捨ててよいかどうか難しい。また審査結果書類が残っているのもあり、本来は審査機関へ持って行ってまとめて捨てればよいのだが、面倒なので溜まってしまい、すべて破りながら捨てなければならない。個人情報保護法に従い、会社情報は少しで残すわけにはいかない。
 今月は「伊吹嶺」1月号が早く届いたので、今日、私担当のHPをアップした。この中で、小学生の俳句があるが、原稿の段階で小学生としては素晴らしい句があったのを思い出した。
   ゆめどのは入り口八個あかとんぼ  中野友梨乃(小5)
 夢殿はご承知のように、八角形しているので、夢殿の入り口が8個あるという発見は小学生らしいとも言えるが、その発見がユニークである。季語も適切である。果たして我々はこのような新鮮な目で俳句を作っているのであろうか。

12月27日(土)
 岐阜へ行く用があったが、取りやめになったので、今日は年賀状書き。
 ところで、伊吹嶺HPの落書にある同人から、素朴な疑問が届いたので、インターネット同人の同報メールで回答を依頼したところ、数人から次々と調べた結果を頂いた。質問から回答までのプロセスが結構インターネットの即時性、同報性、共同作業性の特徴をうまく利用した結果だと思ったので、伊吹嶺HPの落書欄に掲載して貰った。これこそ「伊吹嶺」のインターネット同人の共同作業により、あっという間に成果が出るインターネットの利点をうまく利用した成功例だと思った。「伊吹嶺」の同人、会員の方は是非次のアドレスの12月27日付を見てその雰囲気を感じて欲しい。
  http://www.ibukinet.jp/rakugaki0805.html

12月25日(木)
 「伊吹嶺」編集会議。編集委員の新メンバーとして、伊藤範子さんにも加わっていただく。「伊吹嶺」賞の次席に入った実力派。今日は緊張しまくったとの感想だったが、私など最近、緊張して仕事をやった経験がない。常に新人のつもりで仕事をする重要性を感じた。
 夜、範子さんの歓迎と編集部の忘年会をかねて、おいしい中華料理屋へ行く。話題があちこちに飛び、あっという間に時間が過ぎてしまった。

12月24日(水)
 今日は別件の用があったが、電話で済んだので、午後から急遽、N社の審査結果報告書を提出しに、出かける。これで仕事の方はこれで一段落。以前もこの日記で書いたと思うが、今年一杯でM環境保全事業団を退職し、来年から外部契約審査員となる。これからも審査に出かけることになるが、回数は半減以下になることを祈る。

12月23日(火)
 仕事も一段落付いたので、今月の「伊吹嶺」のibukinet原稿を書き上げる。そろそろ4月号からの新しい企画を考える時期に来た。最近、「伊吹嶺」入会はインターネットを通した方が多くなってきているが、今後はその定着率を上げることである。そのためにもibukinetページを魅力あるものにしなければならない。
 今日は家族全員集合で、我が家でファミリークリスマス。子供、孫等を入れると12名で、部屋に入りきらない。たまに合うだけで、孫が随分と成長しているのが分かる。(47511)

12月22日(月)
 朝から、寒い雨。ひと仕事する前にこの日記に向かっている。やらなければならないことは山とあるが、いつもいやなことは一番最後になるので、後でどたばたとあわてることになる。でも今年最後のN社の審査結果報告書を書き上げる。25日まで日程が詰まっているので、仕事納めの26日に提出することにした。

12月21日(日)
 昨日で俳句モードからはずれて仕事モードに入る。N社の審査結果報告書の作成。まず2日間はかかるので、しばらくはストレスが溜まる。
 そういえばまだ年賀状を全然準備していなくて、妻に怒られそうで、仕事の合間に年賀状のデザインを考える。と言っても妻と一緒に出かけた旅は限られているので、あまりよいものが出来なかった。ただプリンタは今年買い替えたので、写真のできばえは万全。私は今年も年賀状を書き上げるのが28日以降になりそう。
 ところで今日は冬至。愚かにも妻が冬至南瓜を作り、柚子湯を入れてくれるまで、冬至ということを失念していた。当然、妻の冬至行事をしてくれたのに対し、1句も作らなかった今日一日を反省する。

12月20日(土)  宮沢房良さん(続き)
 昨日、同人句会でKさんから「風」誌のコピーを頂いた。コピーされたものは今年の俳人協会大賞を受賞した、宮沢房良さんの「風」350号記念賞(昭和52年)の受賞句と林徹先生の「宮沢房良論」である。当時は記念賞応募は30句だったらしく、「北信濃七ヶ巻」と題して、地元の早春ばかりの30句である。日常吟ばかりでこんなに密度の濃い句を作っておられたと改めて感心した。受賞作の一部を紹介したい。
   渡船場へ汚れて垂るゝ雪解道
   船止めの氷柱垂れけり舫綱
   芽柳の黄みどり出でし千曲川
   永き日や妻に替はりし渡し守
   畦焼くと稲荷堂よりはなやげり
   渡し舟茄子苗乗せて戻りけり

 この時の佳作は宮田正和さん、新田祐久さん、土田春秋さんであり、今健在なのは宮田さんだけである。
またこの直前の「宮沢房良論」では林徹先生はべた褒めである。
 この記事で、宮沢さんのプロフィールが分かるが、「風」同人に推されたのが昭和45年で栗田主宰と同期である。但し年齢は非常に若く、29歳で同人になっている。今のような俳句界の高齢化を考えると信じられないくらいの若さである。
 また宮沢さんが俳句に接したのは小学4年の時に既に蕪村、凡兆の句に惹かれ、俳句を作ろうと思ったのは、中学1年の時で、中学3年頃は三鬼の句に酔っていたという。驚くべき早熟である。その中学時代の句を見ると、
   雲散らす九月の空の電工夫
   葉桜に今宵の月はやや欠けて
   思ふこと口に出さず冬あたたか
   雑巾縫ふ祖母へひねもす虎落笛

 これらの句は早熟というより、既に老成を感じたものである。
 さらにこの時代の句で、林徹先生は音に対する敏感さを上げている。
   板屋根に鳩ゐる音や秋の朝
   立ち読みの風鈴へくる宵の風

 その後、「風」入会前の句として、
   祖母を地に埋めし後も風花す
   夕川へ藁塵の身を泳ぎ入る

 などがあるが、感心するのはこれらは仲間がいるわけでなく、どこかの結社に入っているのでなく、すべて独学であることに驚く。
 昭和39年に、「風」に入会して以来は、次々と沢木先生に風作品佳句に取り上げられている。沢木先生の入れ込みもうなずける。恥ずかしながら、昭和39年には私も「風」に入会しており、宮沢さんとの差はあまりにも違いすぎる。長年の怠け人生がこういう結果の差になっている。
   仕上げ干す畳ぶだうの影垂るる
   朝ざくら卓に架橋の青写真
   段畑の一段したは妻が打つ

 など入会直後の句で、第1句などは沢木先生は絶賛している。
そして昭和45年の同人推挙、昭和52年の350号記念賞受賞へと続く。
 現在は「狩」同人として活躍なさっている。いずれ「狩」の記事から宮沢さんの句を取り上げてみたい。

12月19日(金)
 愛知同人句会。今日は新同人も参加して、50名を超える大勢の句会となった。特に先月沖縄吟遊に出かけた同人に共感を得た句が多かった。句会後の忘年会では、栗田主宰は「来年は伊吹嶺の外に向かって挑戦するような句を作って欲しい。そのためには真剣に俳句に立ち向かい、片手間でやるような態度では駄目だ。」と厳しく言われた。
 私の今年は審査の仕事が予想以上に多かったため、俳句に十分な時間が割けなかった。栗田主宰の言葉は私に向けて言われたように思われ、恥じ入るばかりである。そういえば私自身、今年は雑誌以外俳句の本をいったい何冊読んだのだろう。来年こそは俳句は多作、本は多読に努めたい。
 今年の私は俳句にも、健康にも反省ばかりであった。特に一時健康にダメージを受けたときもあったので(現在も体調が不十分であるが)、今年限りでM環境事業団の専門審査員の退職届を出した。これですべて仕事を辞めようと思ったが、専門家がいないと持ち上げられて、完全にやめさせて貰えず、結局、外部契約審査員で審査回数を減らして貰うことで折り合いをつけた。しかしこれから仕事があっても、俳句の方にもっと時間を割きたい。

12月18日(木)   中日俳句教室講義録
 蒲郡に出かけ、Iさん、Yさんにそれぞれ名簿関係の引継ぎと、インターネット部のお願い事項に出かける。来年はYさんにインターネット部の助っ人として期待したい。その帰りにみや子さん宅へ表敬訪問。最近はめっきり出かけることがないという。1日出かけるとぐったりするとか。いつまでも元気でいて欲しい。
 夜、帰ったら旅遊さんから16日の中日俳句教室の講義録が届いていた。早速【こちら】へ載せたので興味ある方は入ってください。なおこの中日俳句教室も4年分溜まってしまったので、起動に時間がかかるようになった。来年は新しいページでスタートします。但し、このページは来年、倉庫に移していつでも読めるようにしておきます。(47348)

12月17日(水)
 山藤句会。寒い中、皆さんに来ていただくのが恐縮してしまう。句会は効率よく進み、久しぶりに席題もじっくりと出来た。

12月16日(火)
 午前中にT社の審査報告書の作成、提出。その後、跳んで折り返し、定期診断で病院へ。最近の血圧が高いことを訴えたら、よくあることだと突き放されてしまう。この先生とは長いつきあいで、評判のよい先生なので仕方ない。あとは自分で管理するしかない。また今日に限って、血圧が正常だったこともタイミングが悪い。
 今年は昨日の審査と今日の審査報告書の提出で、一区切りがつき、あとは来週まで1社の審査報告書提出だけなので、今週末より落ち着くだろう。ストレスが溜まるとメタボになるので、極力痩せることが必要だ。
 夜はカリンカ句会。句がないので、かこの思い出ばかりの句になってしまう。久しぶりに名古屋へ出かけた感じで、JRタワーの電飾が新鮮に見える。

12月15日(月)
 H社のISO審査。この頃は審査にどこの会社に出かけても、まず話題は最近の実態景気の悪化の問題。今日の会社は土木工事の会社だが、公共工事を請け負う場合は、人材派遣社員を使えない。しかし製造業は人材派遣社員を多く採用しているので、こちらの方が影響が大きいそうだ。そもそも人材派遣は、IT技術者、通訳など特殊な技能を持ったエキスパートを確保するためにスタートした制度だったのが、小泉政権で一気に製造業まで拡大してしまったので、外国人や派遣社員の非正規雇用社員ばかりになってしまい、今になって一番影響を受け、気の毒で仕方ない。

12月14日(日)
 名古屋句会。今日は忘年会を兼ねた食事会も行う。みや子さんもお元気そうで、いつまでも指導していただきたい。気の衰えを克服しながら、毎月出席していただくのに、肝心の句会の句の出来がよくない。今週は仕事の合間を縫って4回の句会がある。最近何処へも出かけないので、日常吟だけではとても足りない。しかしこれも自分が招いた忙しさだし、体調不良である。今週を乗り切ればなんとか年末は目処が立つのだが。(47223)

12月13日(土)
 本来は今日、なごや環境大学に出かける日だったが、体調を心配して出かけるのをやめる。
 今月中にあと審査結果報告書を2社分書き上げなければならない。その前に昨日の審査訓練レポート、15日のH社の審査準備を行ってから、報告書作成に取りかかったため、深夜になってしまった。と言ってもほとんどの原因が真央ちゃんのグランプリファイナルを見続けた報い。でも優勝できた瞬間が見られてよかった。若い人の精神力の強さには感服する。
 深夜、もう寝ようか、または明日の句会の俳句を作ろうかと思う前に、メールチェック、HPチェックをしていたら、Tさんの落書にしみじみとした感性の優れた文章に出会う。このような人は俳句も上手であれば、文章にも心打つものがある。インターネット部はこういう人たちのボランティア精神に支えられている。

12月11日(木)-12日(金)  日本が3度目の化石賞 “不名誉な首位”独走(産経新聞)
 N社の環境審査。そろそろ私の環境審査の経験も昇格に必要な回数、日数をクリアできたので、昇格手続きに入りたいが、提出資料が多く、なかなかその時間が取れないので、いつまでも環境は審査員補のまま。
 8日にCOP14のNGOから日本は2日連続で、最も温暖化対策に消極的な国にとして、化石賞を受賞したが、その後のニュースに寄れば、また3度目の化石賞を受賞し、温暖化対策に消極的な国として不名誉な首位を独走中である。もう少し詳しく説明すると、
 「今回の授賞理由は、先進国の温室効果ガス削減目標として検討されている「2020年に1990年比25-40%減」という数値に最近2日間の会合で反対し「交渉を後戻りさせようとしていること」で、カナダ、オーストラリアとの共同受賞。」というものである。環境に少しでも関心を持ち、役立つ情報を流そうとする私にとっても、こんなニュースしか流せないのか。情けない極み。

12月9日(火)
 体調が思わしくないので、このところおとなしくしているが、今日はどうしてもO社の審査結果報告書を提出しなければならないので、審査機関に出かけて、報告書作成、提出。ついでにT社の審査結果報告書を作成しようとしたが、時間切れで、来週提出で了解して貰う。
 あとは自宅に帰って、次のN社の環境審査の準備だけはしなければならない。

12月8日(月)  2日連続で化石賞受賞(時事通信)
 現在、ポーランドでCOP14(国連気候変動枠組み条約第14回締約国会議)が13日まで開催中であるが、温暖化対策に消極的な国を表彰する「化石賞」の1位に日本は2日連続で受賞した。化石賞とは最も地球温暖化対策に後ろ向きの姿勢を示した国に与えられる不名誉な賞である。
3日での受賞理由は、日本は、「50年までに世界全体の温室効果ガス半減」との長期目標に「拘束力はない」と発言したことを理由に化石賞第1位を、また4日は、「2020年ごろまでの温室効果ガス削減の中期目標を示していないため」の理由で、これも第1位である。
 口先だけは、日本は京都議定書の90年対比CO2をマイナス6%を目指すと行っているが、今やその達成は絶望的である。既にEUではドイツを始め続々と90年比のマイナス8%を達成している。
 更に日本の首相で、「美しい地球」とかのスローガンで2050年にCO2をマイナス50%を達成すると言った人がいたがもう遙かな昔に、政権を放り出した首相がいたことも忘れそう。今のままでは、日本は世界中で叩かれそうで、今まではブッシュ政権というワーストの化石賞がいたが、それもオバマ政権に変われば、それこそ日本は世界のワースト反温暖化対策国になりそう。

12月7日(日)
 伊吹嶺運営委員会。今年最後の委員会のため、議題が盛りだくさん。来年の伊吹嶺俳句鍛錬会は岐阜支部にお願いしており、丹羽支部長らしく、実に用意周到、綿密に計画を立てていらっしゃる。また来年の伊吹嶺全国大会の日程は10月の予定でまだ未定だが、こちらも田畑部長により、順調に計画が進んでいる。他に新同人を加えた伊吹嶺組織図。本来は全国大会の議題にすべきだったが、間に合わず、今日議論する。来年早々、早く新同人の力が発揮できる体制が出来ると伊吹嶺にとって大いに期待できそう。

12月6日(土)
 チングルマ句会。今日は槍ヶ岳を見た句が多かった。数人で出かけたのだそうだ。相変わらずチングルマ句会のメンバーは精力的に山へ出かけている。チングルマ句会以外にも登山をなさる方は多いと聞いているが、この人達の山日記も読みたいものである。(47037)

12月5日(金)
 今日は山藤句会と旧菜の花句会合同でMさん、Uさんの新同人お祝いの吟行であったが、体調が悪く、欠席させていただいた。1日中のんびりとしていたのはよいが、無為に過ごした感じで、落ち着かない。しばらく離れていた俳句モードに切り替えようと思ったが、脳の方がなかなか切り替わってくれない。結局はいぶきネット句会の投句だけのために2句作って、夜になって仕事モードに切り替えてしまう。T社の審査報告書に少し取りかかる。たまには何もしなかった1日もよいかと自分勝手な納得。

12月4日(木)
 母の忌は12月7日であるが、今日、一周忌を修した。親戚は呼ばず、私と妹の家族全員集合で行った。今年1年ばたばたしているうちに、もう1周忌になってしまった。日中は暖かく、法事のあと墓参りしたときはうららかでゆっくりお参りできた。これからはなかなかチャンスがなくなるが、出来るだけ岐阜に帰りたいと思っている。
 ただ先日以来、血圧が高く、相変わらず調子が悪く、喪主としてつらい1日であった。一度精密検診したいが、病院へ行く暇もなく、困っている。

12月3日(水)  手拭を当て垂乳根の籠枕  宮沢房良
 しばらく仕事の方で、尻に火がついてこの日記もじっくりと書くのも久しぶりである。
 その間、毎日家に引きこもり状態で、せっせせっせと審査報告書作成にかかり切り。今日ようやくS社の審査報告書の提出。あと3社分の審査報告書が続いている。今日少しでもやろうと次のO社の審査報告書に取りかかったが、とうてい全部出来ない。みっちり時間をかけてもまる2日はつぶれてしまう。
 しかし今夜から、今週末はしばらく俳句モードに切り替えたい。
 夜、自宅に帰ってきたら、俳人協会の「俳句文学館」の新聞が届いていた。今年の俳句大賞は宮沢房良さん。7千句以上の応募からの第1席である。随分と懐かしい名前である。表題の句が俳句大賞の句である。
宮沢さんは確か、私より2歳若い方で、ほとんど同時か私より少し早く「風」に入会なさっているはずだ。お会いしたのは一度だけで伊豆での「風」俳句鍛錬会の時だったと思う。私はこの時、入会2年目ぐらいで参加した。当然私はすべての句会で全没だったはずだ。ところが宮沢さんはいきなり最高得点だった。その時の句は今でもうろ覚えで覚えている。〈石垣を針金で締め花蜜柑 房良
 「風」時代では何回も「風」賞の惜しいところまで行ったことが数度あったはずだ。昔の受賞者記録を見たら、風350号記念賞を受賞している。そしてそれ以降の経歴は今日の「俳句文学館」が詳しい。今では「狩」同人で活躍しているのは時々俳句を見て知っていた。しかも「狩」に入会したのは、志城柏氏の「花守」が廃刊になってから、自ら「狩」を選んで入会したという熱意には敬意を表する。
 ところで沢木先生が秋山郷へ吟行に出かけ、28句を作ったのはよく知られているところだが、その時、〈婚近き青年兜虫拾ふ 欣一〉の句を作っているが、この時、沢木先生を案内した青年が宮沢さんである。
 今後の宮沢さんのますますのご活躍を期待したいものである。

12月2日(火)
 病院帰りの夕方、空を見ると、三日月の下に明るい金星と木星がくっきりと見える。昨日と月と星の位置の高さが前後しているが、珍しい組合せである。しばらくはじっくりと見ていたが、上を見るとめまいがするのでそのままになってしまい、句にすることも出来なかった。

11月29日(土)
 「伊吹嶺」の編集会議。今日は1月号の原稿整理と3月号の企画。毎年「伊吹嶺」誌を少しでも発展させようと、栗田主宰のアイデアは次々と出てくる。1月号から新しい企画が出てきます。ご期待下さい。ibukinetのページと国際部のページも少し模様替えする予定。
 また編集部メンバーから3名が昨日までの沖縄吟行会に参加した。みやげのサーターアンダギーをかじりながら、楽しい話を聞く。いずれ「伊吹嶺」誌に吟行記、参加感想文が出ると思うが、楽しみにしてください。
 ただ「伊吹嶺」HPは早さが命であるため、数日中にインターネット部メンバーによる感想記でも載せたいと思う。(46837)

11月28日(金)
 審査機関へ出かけ、D社の審査報告書を提出。あわせてH社の審査計画書を作成、提出。

11月27日(木)
 今日は一日家でおとなしくする。しかし一昨日作成しなければならなかったD社の審査報告書は完成させる。

11月26日(水)
 N社のISO審査。昨夜極めて調子が悪かったが、ふらふらしながらもなんとか1日持ちこたえる。夜、一息ついたところで、晩酌をしたら少しは落ち着く。

11月25日(火)
 一日中、家に引きこもり、D社の審査結果報告書の作成。朝から調子が悪かったが、夜ふらふらするので、血圧を測ったら、異常に高い。明日の審査を控え、早々と寝る。

11月23日(日)  ひんここ祭(美濃市大矢田神社)
 昨日、やっとひとつ原稿を書き、まだ仕事の報告書が残っているが、せっかくの小春日和のため、美濃市のひんここ祭を見に行った。記憶は定かでないが、もう10年ぐらい前に見に行った以来。ひんここ祭は美濃市の大矢田神社で毎年、4月第2日曜日と11月23日に行われる。祭のストーリーは農民が種を蒔いているところに大蛇が襲いかかって、飲み倒してしまう。そこへ須佐之男命が大蛇を倒すという極めて素朴な人形劇。その人形がいかにも拙い手作りが人気の元。またお囃子の下手なところもよい。「ひんここ」とは定説は不明であるが、お囃子が「ヒンココ、チャイココ、チャイチャイホーイ」と聞こえることからとも言われている。
 以前行ったときは本当にひなびた祭で見物客も少なかったが、最近は近畿などの他県からツアーバスが押しかける混雑ぶりで、ここも昔の情緒がなくなってきた感じで、ここへ来るのも今年が最後かもしれない。以下に写真を紹介しますが、祭の舞台は数10m離れた山腹にあり、最大ズームにしてもピンボケしています。(46723)


大蛇が農民に襲いかかるところ

祭が終わって観客の前に整列
(手前から農民、須佐之男命、大蛇など)

11月21日(金)
 愛知同人句会。いつものことながら、前の晩にあわてて作るので、成績はよくない。今日は石田波郷の忌日。そのために波郷忌の句を作ったが、栗田先生に採って貰えてほっとする。波郷は晩年自分の庭をすべて椿の花で埋めつくした。そのあたりを踏まえて句にしたが、波郷の椿の句では次の句が有名である。
   ひとつ咲く酒中花はわが恋椿  波郷
   寒椿つひに一日の懐手
       〃
ということで椿で今日の句を作った。これがよいかどうかは数年たたないと分からない。
 句会後、インターネット部の来年の進め方について1時間ぐらい、仲間と雑談した。

11月20日(木)
 久しぶりのISO判定委員会にY社の審査結果報告。この会社は他審査機関からの登録移転で、判定委員会の先生方からはあまりよい評価がない。しかしせっかく他審査機関から我々の審査機関を選んで貰ったので少しはそのあたりの配慮があるべきと思った。

11月19日(水)   中日俳句教室(08.11.18)
 山藤句会。今年一番の寒さで、寒い中、皆さん我が家へ来ていただくのが申し訳ない気持。今日は欠席者がいて少なかったが、スムーズに進む。ついでに3句席題もやる余裕が出来た。ただ最近、勉強会をしていないので、何か考えなければならない。
 今月も早々と旅遊さんから、中日俳句教室の講義録を転送していただいた。講義録は【こちら】から入ってください。中日俳句教室のページが随分と重くなったので、来年から新しいページにしたい。あと2ヶ月お待ち下さい。

11月18日(火)
 T社の環境審査。環境分野では、私はまだ審査員補であるので、あまり責任のないメンバーとして参加するだけ。でも環境知識を得るには最もよい勉強の場。

11月17日(月)  ペットボトルのリサイクルに変化が(環境goo 環境新聞)
 一時、自治体等を通して回収されたペットボトルが中国に買い占められて、日本のペットボトルのリサイクルシステムの崩壊に危機に瀕していることをこのHPに書いたことがあった。この時の日記を見ると次のように書いていた。
 ペットボトルは市民が分別収集したものを市町村が国内のリサイクル業者に回すのでなく、輸出業者を通して中国に輸出してしまっている。こちらの方が問題で、市町村が市民の協力で得た物を高く売れるという理由だけで、国内リサイクルシステムに乗せずに、中国に輸出するという愚を行っている。(08.4.14の日記)
 ところが最近はこのリサイクルシステムに変化が来ているという。原因は中国のバブルの崩壊でメルマガでは次のように書いている。
 「しかし、ここへきて世界的な経済不況から中国側がペットの買い取りを控える傾向が出始めている。中国への流れがストップすることで、「行き場のないペットボトル」が大量に出ることが懸念されている。中国では集めたペットを繊維化して、縫いぐるみの材料などとして多くを欧米などに売却していたが、国際的金融不安、経済不況で欧米などが購入を控えており、中国には余剰となったペットが大量に保管されているところもあるという。」(環境goo 環境新聞)
  しかし私の考えでは、これまで日本で築いたリサイクルシステムが崩壊することにより、日本のリサイクル業者が倒産の憂き目にあうより、よいと思う。そもそもこれまで中国のペットボトルあさりを助長したのが、日本の市町村である。「容器包装リサイクル法」が2006年に改正されたとき、国内リサイクルシステムの輪を完結するため、この改正により、リサイクル業者の団体が市町村に古紙やペットボトル回収のためのリサイクルに関わる資金を業者が市町村に供出するしくみを作ったのに、市町村が高く売れるからと言って、中国に輸出してしまったことが原因である。
 最近になって、中国がバブル崩壊でペットボトルを利用した産業も崩壊したため、日本の市町村が痛手をこうむっているという。しかし日本のリサイクル業者にとっては朗報ではないか。私達が苦労して、ペットボトルを分別回収して、市町村に出していた労力が日本の産業に役立つことが優先事項であると思う。

11月15日(土)  東山植物園の里山(なごや環境大学)
 今年度の後半のなごや環境大学の第2回。場所を東山植物園に移しての里山の実態を見に行く。講師は前東山植物園長の岡島徳岳氏。例によって、講義を体系立てて述べるのは大変なので、今日、印象に残ったキーワードのみ以下に述べます。
・生物多様性の議論の対象として、生態系の多様性、種の多様性、遺伝子の多様性の3つがある。
・生物多様性とは、生物間の利害得失を含んだ共生生活のネットワークに大きく関係している。動物、植物、菌類などはそれぞれに関係している。
・種の保全の概念に域内保全、と域外保全の2つがある。動物園・植物園での保全は後者の域外保全である。
・東山植物園における自然植生の保全、湿地生殖物の保存の視点から見ると東海地方の典型的な地質の上にあり、この地域固有の湿地植物、湿地性木本植物が見られる。
・尾張地方の地形・地質の概念的断面は第3紀鮮新世の丘陵地で厚い瀬戸陶土層の上に猪高層が乗っており、その上に礫混じりの赤土である八事層となって東山丘陵地を作っている。
・この層の重なりにより、八事層と猪高層との間に湧水があり、湿地が多く、この地域に固有な湿地植物が形成される。
・東山植物園の一番奥に最近、里山として改造した「東海の植物保存園」が出来たばかりである。

以上が講義概要であり、植物園内の樹木の説明を受けながら、一番奥の「東海の植物保存園」まで行く。植物園はもう紅葉も終わりであったが、ところどころ紅葉が残っていたり、木の実が多く落ちていた。以下の今日の植物園の写真です。(46489)


今の紅葉で一番鮮やかだったハナノキ

ブルーベリーに似たシャシャンボ
(ブルーベリーほどでないが少し甘い)

もう実をつける時期であったが、一面の白玉星草

植物保存園のビオトープの池

11月14日(金)
 T社のISO審査。この会社は毎年のように審査しており、慣れが公正な審査とならない可能性がありそうなところ。心して、公正、公平な審査に心がけなければならない。

11月13日(木)
 いつも岐阜へ出かけたときの帰りには、海津市の南濃温泉に寄って、露天風呂に浸かるのを常としている。今日の日中は日本晴れで満月の夜。空気が澄んでいたため、山の中腹にある露天風呂から見る満月は特に明るく、町の灯も真冬のように煌めき、たまにはこういう気分もよいものと思った。

11月12日(水)
 N社の審査計画書の作成、提出。あわせて今年の環境レポートの提出と私の新しい専門分野の力量付与のためのレポートも提出。帰りはまた喫茶店で、T社の審査準備。
 毎日こんな生活ばかりを続けていると、俳句がなかなか出来ない。反省ばかり。そろそろ今月の遠峰集の締切が迫っている。

11月10日(月)  「いぶき」がCO2観測衛星の愛称に(毎日新聞他08.11.4)
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が来年1月に打ち上げられるCO2観測衛星(温室効果ガス観測技術衛星)の名前が「いぶき」の愛称が付けられた。
「地球の息づかい(息吹:いぶき)であるCO2を観測する衛星。「いぶき」には活気と明るい未来を感じさせる響きがあることからこの愛称が付けられた。」
とあるように、「いぶき」の名前には改めて、活気と明るい未来の感じさせる響きがあることを認識した。もともと伊吹山には、「息吹」の意味もあることから、私自身もこの名前が身近に感じられ、「伊吹嶺」も活気と明るい未来を感じさせる俳誌にしたいものである。「伊吹嶺」の一員として、環境にも関心を持った俳誌でありたいとも思う。
なおこの「いぶき」関係のホームページには次が参考になります。
  http://www.jaxa.jp/projects/sat/gosat/index_j.html(JAXAのプレスリリース)
  http://www.jaxa.jp/press/2008/10/20081015_gosat_j.html(CO2観測衛星の愛称募集結果)

11月9日(日)
 名古屋句会。急に寒くなり、始めて厚着して出かける。今日は欣一忌の句に出会う。そろそろ欣一忌、綾子忌は独立した季語として詠みたいものと考えていたが、私が投句した句もそうだが、Nさんの句も季語は欣一忌だけで他の季語は入っていなかった。我々「伊吹嶺」の者が欣一忌、綾子忌を独立、認知させるためにもこういう努力が必要と思うのだが、皆さんの句会ではどうであろうか。

11月8日(土)  伊吹嶺横浜吟行会(08.11.3)
 大分遅くなったが、3日の横浜吟行記を伊吹嶺HPに載せた。興味のある方は【こちら】から入ってください。
 このところ連日の審査で、疲れ気味と睡眠不足で俳人協会の大会に出席できず。今夜ぐらい俳句モードに切り替えなければと思うものだが。(46314)

11月7日(金)
 O社のISO審査。今日は1人審査のため、時間が足らず、大幅に遅くまで時間がかかった。
 今日は立冬。温暖化と言っても今日は雨模様で冬らしい日和。

11月5日(水)
 S社のISO審査。事業所が豊橋の奥の方のため、朝早い出発でつらい。帰りも遅くなり、夜はTVを見ただけで、欣一忌の句も出来ず。

11月4日(火)
 Y社の審査報告書を作成、提出。

11月3日(月) 東京吟行会(横浜山手)
 恒例の東京吟行会に参加した。私としては1年半ぶりの参加。総勢35名の参加で盛況。吟行コースは山手のエリスマン邸、山手資料館、外国人墓地は横目に見て、港の見える丘公園までの道のり。曇りがちでありながら、幸い雨は降らなく、神奈川近代文学館で句会が行われる。最後は有志で中華街で台湾料理を楽しむ。吟行模様はいずれ伊吹嶺HPに掲載したいが、もう少しお待ち下さい。

11月1日(土)  生命をつなぐ里山(なごや環境大学)
 2010年に名古屋でCOP10(生物多様性条約第10回締結国会議)が行われることが決まり、急遽、なごや環境大学では今年度後半部として「命をつなぐ生物多様性」として7回シリーズで開講されることとなった。今日はその第1回で「命をつなぐ里山」の題で、環境考古学者の安田喜憲先生。先生は既に1980年に環境考古学分野を築き、「日本文化が森の文化であった」ことを実証された環境分野での先駆者である。今なら誰でも当たり前と思うが、30年前にこれを提唱したことは実に地球の将来を見据えていたことになる。以下講義内容を詳しく整理することは面倒なので、講義で気付いたキーワードのみを述べることにする。
・かって日本では森林荒廃の危機は2~3回あったという。その最大の危機は江戸時代の瀬戸内海での塩田開発に森林(主に松)伐採であったとのこと。
・日本は今でも人間が手を入れたものも含めて、森林比率は70%を維持していたが、江戸時代には60%に下がっていた。
・森林を大きく分けるとブナ、クヌギなどの原生林、日本人が森林を伐採した後、山に手を入れることにより、コナラ、椎、樫が育ち(これが2次林)、赤松が育っていった。
・日本では既に原生林状態で森林を守ることは不可能。いわゆる里山というのは、人間が山に(主に松)に手を入れて松を生かさぬよう、殺さぬよう里山を維持してきたこと。
・日本は稲作漁労文明、西洋は畑作牧畜文明でこの2つには決定的な違いがある。
・西洋の畑作牧畜文明は牧畜を中心とした生活で、牛、羊などの放牧により、生活してきた。これにより、次々と世界中の森林破壊が行われた。
・中世ヨーロッパでの森林破壊率は、イギリスで90%、ドイツで60%、スイスでは90%が破壊された。
・牧畜による文明は森林を破壊する文明である。生命は死ぬということを前提にしていない。
・日本の稲作漁労文明は自然から命を貰って人間が生きて、そして死んで、生命をつないでいく文明。人間、植物、諸々の生物が死ぬ行為で、次の命へつないでいくということである。
・従ってもっとも森林破壊された江戸時代でも森林率は60%を維持した。
・里山というのはまさに稲作漁労文明により維持されるものである。
・上記の2つの文明は地層の花粉を調べることで森林の歴史が分かる。特に湖などの湖底に蓄積されている地層を深くボーリングすることで分かる。
・この地層は年縞と言って、毎年の地層の年輪が分かる。年縞を調べれば、年単位で森の変遷が分かる。
・これによると西洋は何処も数千年前は森林で覆われていた。それが牧畜文明で森林が破壊された事が証明されている。これが西洋の牧畜文明。
・今は世界中で森林再生しようといるが、どちらかというと、都市に森を作ることをやっている。
・前に日本の危機は2~3回あったと言ったが、そのもう一つが現在の市場原理主義である。これにより、日本の森林が破壊されようとしている。
・1例として今対馬は韓国に備えて防衛の軍港があるが、それ以外の場所は対馬の1/3が韓国資本により、土地(主に森林)が買収されている。
・これが可能となったのは市場原理主義により、ここを構造改革特区としたため、韓国資本がどっと入った。
・このような例が既に千葉県、北海道で外国資本により大規模な買い占めが行われている。
・かって日本にもこのような森林破壊の時代があった。それは北海道クラーク博士などにより、西洋化による羊などの牧畜産業を取り入れたため、本当は北海道は40%が森林破壊されている。
・2025年に地球温度上昇が2℃上昇した場合、例えばアメリカの南西部が大干ばつに見舞われる。
・戦後、荒廃した森林を復興しようと植林を行ったが、林野庁の最大に過ちは金になると言うことで、杉、檜ばかりを植林したことである。それが今は安い外材で日本の杉、檜の森林は死んでしまった。
・締めくくりとして、「今必要なのは生命の価値、人間以外も含めてすべての生命を大事にする世界観が必要である。」

10月31日(金)
 D社のISO審査。今日は近くの四日市のため、朝はゆっくり出会ったが、やはりリーダーを担当すると、疲れる。1件の指摘事項で終わる。

10月30日(木)
 T社の審査計画書提出。あわせてY社の審査報告書を作成、提出したかったが、時間切れと必要な資料が足りなかったため、来週回しにする。

10月29日(水)
 T社のISO審査。今日の審査事業所も交通不便で遠距離。片道110km以上。このところ、車で審査に出かけるのが多く、ストレスは溜まる、疲れる。よいことは何もない。おまけに帰りの東名阪道はいつも渋滞。

10月27日(月)  現代俳句評(「伊吹嶺」11月号)
 M社のISO審査。1人審査であるが、事業所が不便なところのため、やむ得ず、車で片道100km以上を走る。審査したあとの長距離運転は疲れる。帰ってぐったりし、酒を飲んでごまかす。
 ところでそろそろ「伊吹嶺」11月号が届く頃と思います。今月号は現代俳句評が掲載されていますので、興味のある方は【こちら】から入ってください。(46000)

10月26日(日)
 二男一家が我が家に来てくれる。上の孫は生意気にトランプの神経衰弱をしたいという。馬鹿にしていたら負けてしまった。
 いつまでも付き合っているうちに、夜が遅くなり、今日中に仕上げたい水曜日のT社の審査準備が出来なくなってしまう。

10月25日(土)  中日俳句教室講義録(08.10.21)
 「伊吹嶺」編集会議。12月号の編集と2月号の企画。11月の「沖縄吟遊の旅」は40名の定員をオーバーした。初めての企画なので、「伊吹嶺」誌でもこの記録を掲載することとした。皆さんどんな感想を寄せいていただけるか楽しみである。これが成功すれば、次の企画も膨らむ。
 大変遅くなりましたが、旅遊さんから転送していただいていた今月の中日俳句教室講義録を【こちら】に掲載しました。当日は大盛況で、椅子が足りなくなり、運び込んだそうだ。テーマは「一句のポイント」です。

10月24日(金)  ボレロ(名フィル、松尾葉子)
 土壇場でN社の審査報告書作成、提出。あわせてO社とS社の審査計画書作成提出。
 よるT社の冠コンサートで頂いたチケットで名フィルを妻と聴きに行く。今日の演奏は松尾葉子。日仏の修好通商条約150周年を記念して、フランスのオッフェンバック、ビゼー、サラサーテ、マスネ、ラヴェルの曲。曲目は超有名曲ばかりで、気楽に聴く。最後のラヴェルのボレロは特に好きな曲。この日記を検索してみたら、昨年の8月1日にコバケンの演奏で聴いていた。その時の感想を読むと今も全く同じ感想。昨年の感想をもう一度以下に書く。

 ボレロも非常に有名な曲で、小太鼓の心臓のような鼓動と金管楽器、木管楽器、弦楽器による入れ替わり立ち替わり波の満ち潮、引き潮のようなリズムにだんだん感動が高まってくる。映画「愛と哀しみのボレロ」でフィナーレでジョルジュ・ドンがボレロを踊っているのも印象に残っている。男性バレリーナの踊りがこんなに感動的だったとは、見た当時が忘れられない。

 この映画は確か20数年前に見た記憶がある。もう一度映画を見たいものだと、今日、アマゾンで検索するとDVDで3万円以上の値が付いたお宝映画になっていた。個人出店を見るとやはりビデオテープで6000円以上になっている。この映画を見るにはどうすればよいか。もう少しいろいろ検索してみることにする。それともどなたかこの映画を持っていないか知りたいところである。

10月22日(水)
 M社のISO審査。出かけるときはなるべく、公共交通機関を使うようにしているが、今日の事業所は交通が不便で、約100km程を車で出かけ、審査より、運転にストレスを感じる。おまけに帰りは雨の中の田舎道を走る。帰ってきてぐったりする。

10月21日(火)
 S社の審査計画書の作成、提出。ついでに次のO社の審査計画書を作成しようと思ったが、時間切れで帰り、とんぼ返りでカリンカ句会参加のため、名古屋へ出かける。名古屋へ行くバスの途中で俳句を作ったが、とても満足な句は出来ない。毎日こんな生活でよいのだろうか。
 中日俳句教室組に聞くと、今日は大盛況で会議室が溢れてしまったとか。(45788)

10月20日(月)
 岐阜市ではいま全市すべての地勢調査を行っている。今日は私の町内の1画が一斉に実施されるので、立ち会う。我が家の場合は、既に隣接している境界に境界マークを付けてあるので、すぐ終わる。
 ついでに妻と母の物、諸々の整理を行うが、いくらやってもきりがない。

10月19日(日)  赤トンボなぜ減少、休耕田増加・新しい農薬(朝日新聞08.10.19)
 最近、赤トンボの姿を見なくなった。そんな声が全国各地で上がっているという。特に水田地帯でのアキアカネの減少が著しいという。
原因として、稲作の変化が一因として浮上している。
 新聞では「減少の原因について、研究者の間では「アキアカネを育んできた水田が繁殖に適さない環境になっているからではないか」と指摘されることが多い。①湿地を好むアキアカネが卵を産み付ける冬場に、農業機械を入れやすくするための乾田化が行われたり、休耕田の増加で荒れ地が増えたりしているのは、その一端だ。 ②また、除草剤など既存の農薬には一定の耐性を示していた幼虫(ヤゴ)が、別の害虫駆除用に開発された新しい農薬の作用を受けやすいとする公的機関の報告もある。 」と言っている。
 ①の理由はよく分かる。最近、冬になるとほとんどの田んぼがからからなので、ヤゴも棲めないのだろう。②の理由はよく分からないが、除草剤の進化に対して、ヤゴがその環境変化に反応できないからだろう。
 秋の季語としてアキアカネは本当に懐かしさの伴うトンボで心和む。そう言えば2年ほど前、御在所の頂上でアキアカネにGのマークを付けてとばせていたのを見たが、その時最近、アキアカネが減少していると聞いたような覚えがある。
 今のうちにアキアカネの句を読んでおかないと絶滅危惧種の季語になるかもしれない。

10月17日(金)
 山藤句会。今日は久しぶりにフルメンバー。天気もよく晴れていたので、選句が終わってから、近くの池をミニ吟行する。その後、喫茶店で続きの選評会を行う。爽やかな池を巡り、うまいコーヒーを飲んで、おしゃべりをする。こういう句会もよいものだ。おしゃべりの分、勉強会は出来なかったが。

10月16日(木)   『川口重美句集』
 予約していた復刻版の『川口重美句集』が届いた。40年ぶりに読み直したことになる。やはり今読んでも新鮮である。また字余りの句が多いにもかかわらず違和感はない。当時、若手の指導者(沢木先生)、若手の投句者できっと「風」では毎月熱を帯びた句が読めたのではないか。今回読んでみると当時私も単純で、重美の気の利いた言葉に引き寄せられて、私の句に同じように表現をまねした句があることに気付いた。やはり当時はどんな俳句でも今より感動を持って読んでいたと思う。そこに重美の句集に出会って、いっぺんにフアンになってしまった。好きな句を書き出すときりがないが、極力絞って以下に書き出す。
   晩夏薄暑旅にたづさふ書を選ぶ
   帰心定まる寮の銀杏散り果てて
   渡り鳥はるかなるとき光りけり
   単帯きりきり巻いて人を恋ふ
   焦心の梨凸凹に剥がれけり
   離愁あらたつんつん生るる冬の波
   二者択一寒の時計すぐ巻き終ふ
   寒さは若さ朝のミルクに膜生れて
   生きたかり埋火割れば濃むらさき
   雪後の月髪洗うてさびしくなる
   掌の上(へ)に反(そ)るセロハンの魚春が来た
   咲き満つる花へ手を入れ乳房恋ふ
   梅雨茫々切手をなめる舌を出す
   かなしからずやチューリップ影もチューリップ
   ももいろの爪の三日月夏が来ぬ
   夏の蝶あひくちのごと地におちし
   泳ぐ身をさびしくなればうらがへす
   餓鬼の忌や水に漬けたる眼を開く
   パラソルのひとつ外れゆき喪の家へ
   文待つやみどりに透ける蝉の翅
   耳に手をおほへばひびく秋の雨
   炎天下穴に沈めり穴掘りつつ
   めつむれば秋の光は地より湧き
   恨みうすらぐ晩涼の爪切りすぎて
   野火を見てきて椅子が持ち去られし
   みぎひだり下駄履き換ふや土ぬくし
   春風が汝を抱きくぼみし胸(絶句)

 こうして書き出すとすべてこれらは青春であり、私の青春時代も思い出す。今後若い時を思い出したかったら、この句集を開くことにしよう。(45671)

10月15日(水)
 いぶきネット句会の合評会。隔月の進行役なので、進め方の要領を時々忘れてしまう。それでも皆さん熱心に討論に加わっていただける。普通の句会でこれだけ熱心に合評会を行っている句会はないだろう。皆さん集中的に勉強しているので、進歩も早い。

10月14日(火)
 M社とD社の審査計画書提出。

10月13日(月)
 1日中閉じこもり、2つの審査計画書の準備。

10月12日(日)
 名古屋句会。最近句会の度にみや子さんが元気かどうか気になる。もう少し元気が出るようなことを手助けできればよいのだが。

10月11日(土)  「伊吹嶺」全国俳句大会模様
昨夜から「伊吹嶺」全国俳句大会模様をアップしようとしたが、どうしてもアップできない。原因を考えているうちにもうろうとしてきて、寝てしまう。今朝もいろいろやってみたが、出来なかったので、最後の手段で私のHPの軒を借りてアップした。興味のある方は【こちら】からどうぞ。

10月10日(金)  カルロス・パソ・キンテート
 年に1,2回はタンゴを聴く機会がほしいものだが、なかなか巡ってこない。今日は久しぶりにカルロス・パソを見に行った。カルロス・パソは昨年フランシスコ・カナロ楽団の第1バンドネオンを担当していたのを初め、レオポルド・フェデリコ、サッソーネ、モレース楽団など多くの公演に出演している。そのせいか今日はカナロ調でもなし、現代的でもない何でもこなす芸達者という感じ。今日は新曲も結構出ていたが、昔は新曲が出ると、必死になってそのメロディなど覚えようとしていたが、それもピアソラ時代ぐらいまでで、今は新しく覚えるというより、何でもよいから、タンゴのリズムに浸るだけがよくなってきた。年を取ったせいか。

10月9日(木)  伊吹嶺オフ句会模様
 M社の環境審査。
 いつまでも伊吹嶺オフ句会のホームページへの立ち上げをそのままにしておく訳にいかないので、少々遅くなったが、オフ句会模様のみアップした。興味ある方は【こちら】から入ってください。
 「伊吹嶺」全国俳句大会についてはもう少しお待ちいただきたい。(45483)

10月8日(水)
 ようやく時間が取れたので、眼科で黄斑変性の診断をして貰う。自覚症状はまだなく、まだそんなに悪くはないので、様子見で定期的に診て貰うことにした。いざというときの段取りだけはお願いした。

10月7日(火)  コバケンスペシャル(チャイコフスキーピアノ協奏曲1番&交響曲5番)
 今年になって4月からISO審査員専属契約をしてしまったので、ゆっくりと名フィルを見に行く時間もなくなってしまい、今年は定期会員をやめてしまった。しかしたまには名曲に浸り、ストレスを解消したい。今日はISO審査員会議の日であったが、午前の会議だけ出席して、コバケンスペシャルを聴きに行く。
 今日の演目はチャイコフスキーピアノ協奏曲1番と交響曲5番で、ピアノ協奏曲1番は仲道郁代。今日の仲道郁代は以前聞いた中村紘子の演奏と違ってゆったりと聞けた。中村紘子の時はすごい迫力でピアノが悲鳴を上げるような音で演奏していたのを思い出したが、今日の仲道郁代は迫力の中に柔らかさ、やさしさを内蔵しており、メリハリの利いた演奏であった。どちらが好きかは人それぞれであるが、今日の演奏も好きだ。時には聴いている最中にメロディ、リズムが身体の中に入って、他のことを考えながら、聴いてしまった。
 交響曲5番はチャイコフスキー後期の3大交響曲のうち、最も暗く感じる交響曲。6番の悲愴より更に暗いというか、東欧的な重苦しい暗さの曲のように感じた。パンフレットにある”宿命のモチーフ”がキーワードになっており、ベートーベンの5番がなければこの曲がチャイコフスキーの「運命」交響曲になっていただろうというのが、プレトークでの小林研一郎の解釈である。(45413)

10月6日(月)
 前日の全国大会でご講演いただいた山崎ひさを先生を郡上にご案内する。小瀬の足立家で鮎づくしの昼食。
 郡上では随分と歩かせてしまったが、ご高齢にもかかわらずずっと散策に付き合っていただき、恐縮してしまう。

10月5日(日)  伊吹嶺オフ句会2日目、「伊吹嶺」全国俳句大会
 2日目もオフ句会の吟行。信長菩提寺の崇福寺、長良川北岸、誓子・多佳子句碑、杉山鵜匠さんの庭、山下鵜匠さんの鵜小屋などを見て、鮎雑炊でオフ句会の吟行は終わる。その足で全国大会の岐阜グランドホテルにおもむく。昨日からのオフ句会模様は伊吹嶺HPに掲載する予定で【こちら】から入るようにしたい。もう少しお待ち下さい。
 「伊吹嶺」全国俳句大会。(後続きはもう少しお待ち下さい)

10月4日(土)  伊吹嶺オフ句会
 1年半ぶりの伊吹嶺オフ句会。今回は明日が「伊吹嶺」全国俳句大会のため、参加しやすいように前日に計画した。総勢28名の参加を得て、今までで最高の参加者となった。吟行地は全国大会会場にアクセスがよいように、岐阜公園界隈とした。スタートは妙照寺。芭蕉が1ヶ月逗留した寺で〈やどりせむあかざの杖となるひまで〉の句碑がある。半月ほど前の下見の時に挨拶をしておいたおかげか、ご住職のご機嫌のよい日だったのか、芭蕉逗留の部屋に案内していただき、藜の杖や句碑の元となった加藤楸邨の掛け軸も見せていただいた。また部屋の保存や句碑建立などは松井利彦先生の奔走によるものだとお聞きして、とんだところで松井先生の名を聞き、懐かしく思った。今回の吟行の目玉となった。
 以下籠大仏の正法寺、岐阜公園の信長館跡の発掘現場(今日は土曜日のため発掘はやっていなかったが)、十八楼近くの古い町並みなどを散策した。その間、誓子、芭蕉、碧梧桐等の句碑も多いのが目についた。
 旅館に到着後、投句、食事中のお祝い会、選句まで行い、その後鵜飼の終わるところを見物。戻ってから披講、選評などで今日の行程が終わる。と言ってもそのままで終わるはずがなく、入浴後2回目の句会を行う。そこですぐ寝ればよいものをまた延々と飲み会が続く。

10月2日(木)-3日(金)
 Y社のISO審査。今回の会社は他審査機関から、私の所属している審査機関へ移転したいとの意向からスタートした登録移転審査で、緊張気味で審査を行う。さすが今回の2日間は疲れた。
 仕事に紛れているうちに、いよいよ明日は伊吹嶺オフ句会。天候は良さそうなので、なんとしても成功させ、盛り上げたい。(45315)

9月29日(月)ー30日(火)
 S者のISO審査。今回は飛騨金山町だが、この町も下呂市に合併させられて、寂れた町になってしまった。雨も降り、寒い工事現場確認になった。
 伊吹嶺オフ句会もいよいよ近づいてきて、最後の準備段階に入ったが、最近出張が多く、Tさんや、Yさんにお願いしてばかりで申し訳ない。しかしなんとしても成功させたい。オフ句会案内パンフレットを送ってから、多くの方からお礼のメールが届くのは苦労が報われる感じで、皆さんの心遣いに感謝。

9月28日(日)
 岐阜の町内会で長良川沿いの「文化屋」で昼食会。昨年から町内自治会長さんが変わってから、積極的に町内の女性を中心に懇親を持つように気配りをなさっている。やはり自治会長は若いに限る。本来は私がやらなければならない年齢だが、住んでいないので、一気に若い人にお願いしたのがよかった。

9月27日(土)
 伊吹嶺編集会議。もう1月号の企画。少しでも新しい企画をと、栗田先生の意欲的な気持ちが伝わってくる。
 いつも岳人さんから季節の野菜などいただくが、今日は零余子を頂く。米粒から親指以上の大きさまで、様々。
    ぬかご飯二度炊きし二度味ちがふ  綾子

9月25日(木)-26日(金)
 M社のISO審査で高山へ出かける。最近、高山づいているが、あまり高山ばかりも飽きる。今回は雨模様もあり、寒いくらいで、もうクールビズの季節ではなくなった。

9月24日(水)
 来月のインターネット関係のオフ句会の下見で、4名で長良川界隈へ行く。今日で、オフ句会吟行コースをほぼ固める。たまたませつ子さんが全国大会関連で下見に来ておられ、ばったりと会う。おしゃべりしながら食事。今日は山下鵜匠さんも饒舌でいろいろお話を聞く。右の写真は山下鵜匠さんの鵜小屋の前。(45046)

9月23日(火)
 このところ、どこへも出かけておらず、相当ストレスがたまっている。妻を無理やりに連れ出して、彼岸花の明日香に出かけた。毎年彼岸の日には律儀に彼岸花を咲かせてくれる。またいつも見る紫苑も明日香では特に色が濃いようである。
 合わせてこの時期には明日香で案山子コンクールが行われる。今年は21日に選考が終わったという。今年は日本昔話がテーマのようであった。とにかく俳句ができるかどうかは別に1日何もかも忘れて過ごした。帰ってから山ほど仕事が待っているのも承知で?
 以下は今日の主な写真です。


今年も明日香は彼岸花ばかり

今年の最優秀賞(花咲か爺さん)

優秀賞の笠地蔵

白彼岸花の群生もあった

9月22日(月)  瓢湖がラムサール条約登録地へ(毎日新聞)
 ハクチョウの飛来地で知られる阿賀野市水原の瓢湖が、ラムサール条約に登録されることがわかった。10月28日から韓国・昌原(チャンウォン)で開かれる条約締結国会議に環境省が提案し、正式決定される。ラムサール条約とは湿原の保存に関する国際条約。水鳥を食物連鎖の頂点とする湿地の生態系を守る目的で、1971年2月2日に制定され、1975年12月21日に発効したものである。
 名古屋では藤前干潟が名古屋市が最終ごみ処分場として計画していたものが市民運動により名古屋市はこれをあきらめ、愛知万博が環境万博に舵を切る大きなきっかけとなり、2001年11月にラムサール条約登録地に指定されている。
 今回、瓢湖がラムサール条約登録地となることになったのは、我々「風」に関係する者にとって、朗報である。沢木先生が昭和と平成の変わり目瓢湖を訪ねて詠んだことが今となっては非常に貴重な体験をしていただいたことになる。
ただこれから瓢湖が登録されることになることにより、観光客が多く訪れ却って環境破壊にならないか、また人工的な環境登録地にならないかが心配である。
   八雲わけ大白鳥の行方かな  沢木欣一

9月21日(日)
 愛知同人句会。久しぶりに櫻井さん、丹羽さんが出席。それに今月は出席者が多く、総勢46名。11月から同人句会は第3金曜日になるとのこと。ウイークディだとこれまでのように出席できるかどうか。
 大変遅れましたが、旅遊さんから頂いていた今月の中日俳句教室講義録を転載しました。【こちら】から入ってください。

9月20日(土)
 そろそろ俳句を作らなければならないこと、伊吹嶺の原稿書きが迫っているので、今日中に来週の審査準備の文書レビューを行う。しかし全部終えることができなく、屈託を残したまま終わる。(44906)

9月19日(金)
 昨日で今週の仕事がひと段落したので、俳句モードに切り替える。今日は山藤句会。台風が直撃する気配だったので、妻が早々と昨日の段階で、中止を決めてしまったが、台風が南の方を通過する予想だったので、急遽句会を行うことにした。句会の後、勉強会の教材も準備しておいたが、雨が降っていたので、早めに切り上げる。

9月18日(木)
 U社の審査を行った判定員会で報告。この会社はきちっとISOを進めている会社なので、問題なく終わる。ついでに2週間後のY社の審査計画書を作成、提出。この会社は他の審査機関から私ども審査機関に移っていただく会社なので、計画段階から、神経を使う。

9月16日(火)-17日(水)
 N社のISO環境審査。ちょうど行き先は明和町の斎宮跡の近くだったが、ついでに寄って吟行するような余裕は全然なし。

9月15日(月)
 明日からの2日間の審査の準備で必死。

9月14日(日)
 京都での「風」の会に出席。もともと2,3年おきに沢木先生、細見先生を偲ぶ会でスタートしたもので、2年前は伊吹嶺が世話人になって、犬山市で行った。このときは細見先生の句碑も建立したこともあって、180人以上の方に出席していただいた。
 その時、「雉」主宰の林徹先生が2年後(今年)に開催したいと引継ぎしたのであった。ところがその林先生が今年急逝なさったので、今回は「雉」主宰継承者の田島和生さんに「風」の会として開催していただいた。130名ほどの出席者が集まり、「風」同窓会として懐かしい人が集まった。
 「伊吹嶺」からは7名と少しさみしい出席であったが、他結社の方との交流ができたのは良かった。次は「万象」で開催していただける約束をしていただいて、会は終わった。15日は比叡山吟行であったが、仕事の準備の関係で欠席させていただいた。
 以下は「風」の会模様の少しの写真である。


世話人代表の田島「雉」主宰

会場模様(130名の出席)

栗田主宰の挨拶

「伊吹嶺」からの出席者

9月12日(金)
 N社のISO審査。この会社は他の審査機関から移転した会社で、前の会社では経営的に全然役に立たないとのことで、私どもの審査機関に移った経緯があるので、今日はなるべく、経営に役立つ視点から審査に対応し、感謝される。

9月11日(木)
 審査員のリーダー研修。この頃は日ごろの仕事の処理が遅れ気味で、研修で1日取られるのはつらい。
 今月新しいパソコンを買ったので、かねてからほしいと頼まれていた長男の義兄にパソコンの初期設定して渡してやる。電気屋の返すよりほしい人にあげるのが最善。このパソコンは途中でメモリーアップ、HDDの容量アップを行っているので、まだ十分使えるし、動作も速い。

9月9日(火)-10日(水)
 I社のISO審査。このところ出かける用が多く、睡眠不足で出かける。審査先の事業所には失礼にあたるので、なるべくしゃべるようにして審査を行った。

9月8日(月)
 今日は、妻が、昨日の甥の結婚式に一緒に出席した義理の姉をつれて、明日香へ出かけることになったので、代理で伊吹嶺の10月号の校正に出かけた。久しぶりの校正で新鮮な気持ちで原稿に迎えることができた。

9月7日(日)  現代俳句評(9月号)
 妻方の義理の甥の結婚式のため、妻の姉との3人で、大阪に出かける。相変わらず暑い中、礼服はかなわない。春とともに秋も結婚シーズンといわれるが、地球温暖化のこれからは10月からの秋が結婚シーズンと訂正しなければならない。今に冬が結婚シーズンとなるかも。朝早くからの大阪往復は疲れる。
 また今月の「伊吹嶺」9月号にまた現代俳句評を載せていただきました。興味のある方は【こちら】から入ってください。(44509)

9月6日(土)
 今日は綾子忌。午前中に犬山へ出かけたかったが、チングルマ句会のため、午前中は今日の6句を作るのに、精一杯。
 句会終了後、夕暮れの綾子句碑を見に行く。いつもは午前中に出かけていたが、夕方は誰もいず、極めて静か。綾子先生を独り占めしてきた。
 また今年はうるう年のため、ちょうど白露の前日になる。となるといつも思い出すのはみや子さんの次の句、
   綾子の忌明日は白露とのみ記す  鈴木みや子
 右は今年の綾子句碑。夕日の影が長い。

9月5日(金)
 今日、新しいパソコンに入れ替えた。
 今のDTPのパソコンが6年ほど使っており、途中、メモリとHDD容量を上げたが、また少しづつ遅くなってきている。こまめに余計なファイルをなくしディスククリーン、ITM(インターネット・テンポラリ・メモリ)の削除、デフラグを行えばよいが、時々行うマイクロソフトのバージョンアップが悪さをして、過去タスクバーに動作中のプログラムが出なかったり、CD/DVDのハードウエアを認識しなくなったりしている。いい加減メンテナンスに時間がとられるのも嫌で、とうとうパソコンを買い替えることにした。
 ついでに家庭内のLAN構築をしっかりしようと思い、勉強するのも面倒なので、電気屋に初期設定してもらった。自分でできる部分もあったが、システム構築だけ依頼。しかし4時間ほどかかっても電気屋さんがなかなかうまくいかず、結局は古いほうのレーザープリンタのLAN設定ができず、今のままのDTPパソコン直結で帰ってもらい、あとは思い通りにしてもらった。半日無駄にした1日であった。

9月4日(木)
 いつもの月1回の定期検診。最近メタボ気味で血圧も高く、もっと節制とストレスをなくす生活が必要とまた言われる。ISO審査と俳句の狭間でいつになったら、ストレスのない生活が来るのか。

9月3日(火)
 今回他の審査機関でISO9001の認証取得なさっているY社が我々の審査機関に移行していただけるとのことで、事前調査として訪問。これまでのQMSの構築状況などヒヤリングしたところ、きちっと構築されていることが分かり、後日審査に出かけることで報告書作成する予定。

8月31日(日)~9月2日(月)   隠岐吟行紀行
 伊吹嶺の校正メンバーで隠岐の島に吟行旅行するとのことで、一緒に参加させていただいた。隠岐は加藤楸邨の句集「雪後の天」の隠岐紀行をはるか昔読んだだけの知識しかなかった。
 今回も吟行のベテランのTさんに企画していただき、我々は楽な旅行をさせていただいた。
 隠岐に出かけた第一印象は地元の皆さんの温かい心に触れたことが一番の収穫であった。
 吟行紀行は【こちら】に載せましたので、興味のある方は入ってください。

8月30日(土)
 ISOの品質審査員維持のための能力開発セミナーに参加。環境審査員も品質審査員もそれぞれ1年間に15時間以上の専門能力を維持するために継続的に審査員としての能力開発をしているか、審査員評価機関に報告しなければならない。今日はそのための研修で、講師は日本認定保証協会の認定審査員に来ていただく。この先生はISO規格をJIS規格とするための翻訳委員をつとめていらっしゃる。今日の研修は結構難しかった。(44288)

8月29日(金)
 先日孫が我が家に来たとき、ナゴヤドームに行きたいとのことで、今日、広島戦を見に行った。条件として夏休みの宿題を全部やってからと言っておいたところ、本当に宿題を全部片付けたとのこと。日頃怠けてばかりだったが、やれば出来るじゃないか。孫も父親に感化されてドラキチになっている。試合はひやひやしながらの勝利。

8月28日(木)
 A社のISO環境審査。今週2回、環境審査が続いたが、環境審査はまだ未熟なので、新しい勉強が続く。

8月26日(火)
 M社のISO環境審査。

8月25日(月)  面白いカマキリ(ハラビロカマキリ)
 昨日、我が家の庭で孫がハラビロカマキリがいると言っていた。なまけものの孫も虫のこととなるとよく知っている。私も妻も我が家の庭にこんなカマキリがいたとは知らなかった。今朝写真に写したところ、腹の幅が広いことはもちろん、このカマキリは腹を海老とは逆に背中の方に曲げているのが特徴。右にそのカマキリを紹介します。
 私の環境審査員の資格はこれまでのままにしており、旧資格になっている。ISO17021改訂に伴い、新スキームの審査員に申請する必要があったが、ようやく今日、必要な書類を作成して申請した。提出が必要な書類は過去の環境業務の証明、この1年間、継続的に環境知識、技能を勉強してきたことの証明など結構時間がかかるものでぎりぎりになってようやく提出できた。あとは審査員新スキームの判定会議を待つことになる。

8月24日(日)
 孫2人を引き連れて1日中あちこちで遊ばせる。夜は団地の夏まつりに付き合う。最後は長男夫婦が夕食に来て連れ帰って、ようやくこの2日間の嵐が過ぎ去った。
 おかげでこの2日間何も出来ず、朝はまたレポート締め切り日で、尻に火をついたように書き上げなければならない。

8月23日(土)
 伊吹嶺編集会議。10月号の原稿整理と12月号の企画。早いもので、もう今年の最後の企画で、栗田先生は来年からまた新しい企画を練っていらっしゃるようで、これからの「伊吹嶺」の発展をどうするか私達も協力していきたい。
 今夜は団地の夏まつりのため、2家族の孫達も来ていたが、大雨で中止。今夜は孫2人だけが我が家に泊まって、明日1日孫のお守りが必要。(44093)

8月22日(金)  中日俳句教室講義録(08.8.19分)
 山藤句会。小さい句会のメリットは全員の句をお互いに批評し合う時間がたっぷりとあることだ。
 また出張中に旅遊さんから中日俳句教室の講義録が届いていたので、【こちら】に載せました。今月は沢木欣一先生の『沖縄吟遊集』を読むです。興味のある方は特に11月の沖縄吟遊の旅に出かける予定の方はよく読んで下さい。

8月21日(木)
 K社のISO審査。曇りがちで少し寒いところへ、工事現場が高山(標高573m)より標高を150mぐらい上がったところのため、寒くて気温が20℃ぐらい。今まで審査に出かけるときはクールビズで行きますと言っていたのが、そろそろクールビズの言い訳も利かなくなるくらい涼しくなりそうだ。

8月20日(水)
 K社のISO審査で高山に出かけ、今日は前泊。せっかく高山まで出かけるので、どこか回ろうと思ったが、出発前の雑用があったため、高山に着いたのは午後3時30分のため、「飛騨の里」だけへ出かける。
 夕方、同僚と市内で食事に出かけたところ、宮川で流燈会に出くわした。流燈会を見るのは初めてであったが、同僚と一緒だったため、数分見て帰る。
 写真は「飛騨の里」でのもの。車田ももう少しで稲刈りが始まりそうだった。


車田と旧民家

流燈会の準備(流燈の時はカメラを忘れた)

8月19日(火)
 U社の審査報告書の提出。途中、来週審査に出かけるM社のチーム事前会議で1時間ほど取られてしまったので、報告書の仕上げに時間がかかり、あわてて帰り、ぎりぎりのバスの時間でカリンカ句会に出かける。
 中日俳句教室は皆さんさすがの夏ばてで、出席者が少なかったそうだ。
 カリンカ句会では、紅白さんによい句があった。(43985)

8月17日(日)
 同人句会。先月は欠席したため、久しぶりの同人句会。同人句会はいつも投句してみないと結果は分からない。今日は珍しく栗田先生に採っていただいた。
 句会報告の中でNHK出版からの本で宇多喜代子の『女性俳句の光と影』を紹介なさった。一寸見せていただいたところ、2002年に宇多喜代子がNHKTVで放映されたときに出版された『女性俳句の系譜』に加筆されたものであった。帰ってからこの本を見たところ女性俳句のいろいろな側面が紹介されている。今日、栗田先生の老いというテーマのところの俳句を紹介されていた。メモを残さなかったので、栗田先生が紹介なさった句とは違うかもしれないが、気のついた句を次に紹介します。
   七十も終の初空仰ぎけり           飯島晴子
   使ひ捨て懐炉死ねば即座に剥がさるる  栗林千津
   雲の峰上手に死んでやらうか           〃
   屠蘇干してわれはまさしく高齢者      鈴木真砂女
   当てつけに死んでやらうか万愚節        〃
   敬老日ビーフステーキミディアムに        〃

 などである。この本にはさらに次のような老いの句がある。
   螢の夜老い放題に老いんとす        飯島晴子
   白露や死んでゆく日も帯締めて       三橋鷹女
   老いながら椿となって踊りけり            〃
   九十の端(はした)を忘れ春を待つ     阿部みどり女

 などいろいろあるが、この本には細見綾子先生も紹介されていた。しかしたしか細見先生は老いを嘆いたりした老いの句は最後まで作られなかったと思う。
   吾亦紅ぽつんぽつんと気ままなる     細見綾子
   年の市立つ浅草にもう一度            〃 
(句集『虹』の最後の句)
   

8月15日(金) 尾瀬でもシカ捕獲へ(朝日新聞08.8.15)
 朝日新聞では、「高山植物の宝庫である尾瀬国立公園の湿原でニホンジカによる被害が深刻になっっており、環境省では来年度から国立公園の特別保護地区でのシカ捕獲に踏み切る。」とあった。シカの食害がこんなにひどくなったのは、もちろんシカの生息数がどんどん増えてきたことによる。
 シカの生息数が増えた原因として、インターネットで調べたところ、第1に、天敵であるオオカミの絶滅と人間による狩猟が制限されたことによる。動物の食物連鎖から見ると、シカの天敵がなくなったことはシカの生息数の増加につながっている。第2に、人間活動による暖冬化によるシカが生き延びる可能性が大きくなったこと。人間活動によりクルマの影響、林道の延伸など、シカの生活環境の悪化により、シカは今まで食の対象でなかった樹皮をかじったり、、高山植物を食い荒らすことにつながっているという。
 そう言えば、この夏、御岳周辺を歩いたとき、御岳休暇村のSさんが言うには御岳周辺もシカに白樺、白檜曾などの樹皮が片っ端からかじられ、そして樹皮をかじり尽くしたあげく、次の山へ移っていくという。そして御岳は荒廃しつつあるという。しかしニホンジカは保護されているため、捕獲できないということを聞いていた。
 シカは悪くなく、人間活動がシカを追いつめ、そして人間がしっぺ返しを受けている。これは地球温暖化によりますます悪くなる一方だろう。

8月14日(木)
 北島の200m平泳ぎの優勝を見届けてから、半日かけて、U社の審査報告書を作成。
 暑くて出かける気もしないし、TVをつけると柔道の鈴木が1回戦で負けてしまう。あまり家にいても良くないので、夕方1時間ウォーキング。丁度手頃に汗を掻く。それにしてもいつの間にか日の暮れるのが随分と早くなった。

8月12日(火)
 それにしても相変わらず暑い。最高気温は毎日35℃を超える猛暑日。昔ならこういう暑い日は近くの鈴鹿山脈に登って、逆に暑さをしのぐのだが、めまいが出るようになってからそれも出来ず、ただ家や喫茶店で冷房に浸っているだけ。しかしチングルマ句会のYさんは来週、宝剣岳に登るという元気さ。その気持だけでも見習わなければならない。
 お盆の間は審査予定もなく、暇なはずだが、お盆の間に環境審査員の新スキーム移行の申請書の作成。審査報告書を1つ仕上げること。来週の審査準備などを行う必要がある。(43848)

8月11日(月)
 審査機関の内部監査。私達の仕事は受審事業者の審査を行うのが本来なのだが、自分の審査機関を内部監査するのは初めての経験。これは私達の審査機関をさらに審査するJAB(日本適合性認定協会)の視点から、私達の審査機関が国際規格審査登録センターどおりの審査を行っているかを確認するために、自ら内部監査によって確認するものである。監査員6名が手分けして行い、結局私は1件の指摘事項を書いて、是正して貰うことになった。

8月10日(日)
 名古屋句会。今日は珍しく全員集合。みや子さんも少し元気そう。例のバレリーナお孫さんが男子を出産して、写真を持ち歩いている。これも一つの元気のもと。

8月9日(土)
 この頃、夜になると守宮が窓にやってくる。窓にとまっている虫を捕らえにくるだろうが、カメラを向けるとすぐ逃げてしまう。写真は網戸越しに写したので、網戸にピントが合ってしまい、相当ピンボケだが、右に紹介します。

8月8日(金)
 今月はお盆過ぎまで、しばらく審査の仕事はないと言っても、いろいろとやり残した仕事が溜まっている。
 また俳句の方もすっかりさぼってしまっており、とりあえず「いぶきネット句会会員名簿」を作成する。よく見ると私の知らないうちに随分と新入会員が多くなっている。「伊吹嶺」全体でも今年の新入会員のほとんどはいぶきネット句会である。「伊吹嶺落書」にTさんがせっせといろいろ書き込みしている効果もあると思う。ありがたいことであるが、私自身の責任も感じる。
 夜はつまらないと言いつつ、北京オリンピックの開会式を見てしまう。今年のオリンピックは何かこだわりがあり、素直にオリンピックを見る気がしない。

8月7日(木)
 岐阜市では数年かけて全市の地勢調査を行っている。今年は私の町内も対象になり、説明会を受ける。
 あわせて母の初盆でお経を上げて貰い、帰りに久しぶりに南濃温泉に浸かる。温泉のあるところはわずかに高い丘にあるのだが、蜩が盛んに鳴いている。さらに途中の多度峡では法師蝉、ミンミン蝉なども聞く。我が家では相変わらずクマゼミがうるさい。ということで朝はクマゼミ、夕方に蜩、法師蝉、ミンミン蝉、そして夜にはアブラゼミと今日1日で一通りの蝉を聞いたことになる。

8月6日(水)
 今日は原爆忌。朝の慰霊式の中継を見たあと、S社の審査報告書提出に出かける。ついでに私の新しい専門性取得のための資料収準備。(セメント、石灰、レディースミクストコンクリート、コンクリート2次製品等のコンクリート類)審査回数は重ねたが、まだまだ勉強することが多い。

8月2日(土)  今年の烏瓜の花
 チングルマ句会。今日は指導者の山下さんが欠席のため、なるべく皆さんからの句評の時間を多く取ることにした。最近少しずつ句がよくなってきたような気がした。
 妻が近くの池端にある烏瓜の花を摘んできており、今夜きれいに咲いた。本来は自生状態の烏瓜の花がよいのだろうが、花瓶に活けてある烏瓜もきれいに映っていた。糸がほぐれた状態は人間では編むことの出来ない細やかなレースである。右に示します。(43629)

8月1日(金)
 環境審査員維持のための能力開発セミナーに参加する。29日の出張で眠られなかった後遺症が残り、申し訳なかったが、身体がだるく、居眠りして講義を聴く。

7月31日(木)
 昨日の出張でようやく「伊吹嶺」賞作品をまとめた。妻が言うには相変わらず、土壇場にならないと作らないと言われ続けている。とにかく毎年参加するだけ。
 投函次第、毎月の検診に出かける。
 夜、本当は今夜中にあと3つのレポートを書かなければならないのだが、夏風邪と高血圧でやる気をなくし、2つ書いたところで寝込む。

7月29日(火)-30日(水)
 T社のISO審査。1泊で出かけたのだが、「伊吹嶺」賞の応募がまだである。月末のどん詰まりになりそう。また「伊吹嶺」全国大会の投句もしていない。行きの列車の中で、2時間近く考えたが、どうにも納得できる句がない。
 帰りの列車でも考えようとしたが、同僚と一緒に帰ったので、おしゃべりしただけで桑名に着いてしまった。

7月27日(月)
 半日人間ドック。毎年そこら中悪いところばかりであるが、特に今朝、ストレスの溜まるようなことがあったため、血圧が異常に高く看護師さんも驚いていた。今日の結果はいずれ後日連絡がくるが、悪い結果は5指に余るだろう。特に今日は目の異常が進んでいるのが気になった。いずれ名古屋の眼科で精密検査が必要だろう。
 明日から2日間出張なので、伊吹嶺オフ句会の案内をアップした。原案はインターネット部の皆さんに考えて貰い、大いに助かった。多くの参加を望みたい。案内は次のページを見て頂きたい。
  http://www.ibukinet.jp/08offkukai.html

7月26日(土)
 伊吹嶺編集会議。今日もとにかく暑い。9月号の原稿整理と11月号の企画。皆さんから話を聞くと、俳人協会全国大会の入選句のうち、今年も「伊吹嶺」から特選者が多く出たという。まだ正式発表でないので、個人名は出せないが、「伊吹嶺」の目指す方向が間違いのないことが証明された。(43471)

7月25日(金)
K社のISO審査。先週来、ずっと出ずっぱりでさすがに疲れた。帰ってから明日の編集会議のための原稿書きを続ける。もっと原稿チェックをしようと思ったが、眠くなってしまい、そのまま寝てしまう。

7月24日(木)
 ほっと一息をついだ1日、明日のK社の審査準備と伊吹嶺原稿の下書きを行う。
 朝、妻に呼ばれて庭に出ると、空蝉が折り重なっているのを見る。1匹だけの空蝉はよく見るが、一つの葉に3匹が折り重なって羽化しているの初めて見る。今年はそれだけ蝉の数が多いということか。でも朝、日中はクマゼミの喧噪で、アブラゼミは夕方にしか鳴かない。それだけ年々、暑い夏になっていることなのだろう。

7月23日(水)
 研修終えて、すぐ翌日にU社のISO審査。この会社は毎年審査に出かけており、すっかりなじみになる。

7月21日(月)~22日(火)
 私の所属している審査機関と協力関係にあるJ審査機関の研修に参加させて貰う。
 たまには別の審査機関での研修も大いに役に立つ。この審査機関でのグループ討議では自由闊達な本音の論議に加わることが出来、また審査におもむく心構えが変わった気がした。

7月20日(日)
 明日の研修を前に東京で「伊吹嶺」連衆と入谷の朝顔市に出かける。猛暑の中、4人の方におつきあいいただき申し訳ない気持。それにしても東京も暑い。しかし昼間から朝顔市は人で溢れ、東京人はスタミナがある。
 夕方からMさんにも参加していただき、どぜう鍋をつつく。最近のドジョウは随分と臭みがなくなり、食べやすくなっている。最後はMさんなじみの店にも行き、俳句の話は尽きない。俳句の連衆といると全然ストレスがなく、楽しい。
 下に朝顔市の写真を紹介します。東京の皆さんに感謝したい。


朝顔市

どぜう鍋を囲む

7月19日(土)
 岐阜の自宅の校下で、昨年亡くなった親族の合同追悼会があり、出かける。
 明日から3日間家を空けるので、すぐ折り返して、昨日の暫定報告書の提出、21日、22日の研修準備、来週のISO審査準備、いぶきネット句会の添削などやっているうちに真夜中になってしまう。とうとう同人句会の欠席投句は出来なかった。

7月18日(金)
 S社のISO審査。午前中は豪雨で、現場確認が出来なく、午後に延ばしたため、時間配分がうまく行かなくて、少し不満足な審査。
 今月も旅遊さんから「中日俳句教室」の講義録を転送いただきました。興味のある方は【こちら】からお入り下さい。
 今月は俳句推敲10箇条の続編です。

7月17日(木)
 明日のS社と23日に出かけるU社の審査準備。今回は2回連続でリーダーをつとめなければならない。どちらもJIS認定製品を製造しているところで、品質管理はしっかりしていると思うが、ISO上のマネジメントシステムが出来ているかどうかが審査のポイントである。

7月16日(水)
 K社のISO審査。今回もメンバー参加。最近メンバー参加が多く、一寸気楽。

7月15日(火)
 S社の審査報告書提出。夜はカリンカ句会。少人数でさみしかったが、良い句に出会えるのが楽しい。

7月14日(月)
 今月後半は予定がびっしりと詰まっている。明日締切のS社の審査報告書作成に1日がかり。途中、昼食に外出しただけで健康にも良くない。

7月13日(日)
 名古屋句会。みや子さんは眼科を変えたおかげで、最近は少し良くなったとのことである。早く元気になって貰いたい。(43156)

7月12日(土)
 ヤブレガサという野草はよく耳にするが、どんな花が咲くか全然知らなかった。今日妻に教えられて、初めて知ったが、随分と地味な花だ。ヤブレガサという名前自身かわいそうな名前だが、せめて花を知っておいて良かった。妻が言うには、我が家のヤブレガサは娘が移植したもので、今まで咲かず、今年初めて咲いたとのことである。右の写真がその花です。

7月11日(金)
 S社のISO審査。本来この会社は私がリーダーをつとめなければならないのだが、リーダー経験しなければならない審査員がみえて、今日は私はメンバー参加で気楽な立場。この会社のQMS活動も熱心にやっている会社なので、スムーズに進めることが出来た。

7月9日(水)
 今年のインターネット部オフ句会をまだ計画していないので、どこにしょうかなと思っていたが、10月5日に「伊吹嶺」全国大会が行われるので、その前日に長良川界隈ではどうかなと思って試しに、歩いてみた。籠大仏の正法寺、岐阜公園、長良川北側の道三塚、誓子多佳子句碑、鵜匠の家などが考えられることが分かった。いずれ伊吹嶺HPでお知らせしたい。

7月7日(月)
 S社とU社の審査計画書作成、提出。届いた品質マニュアルがとても分厚くて、あわせてダブル提出で昨日の日曜日をすべてつぶしたが完成できなくて、今日審査機関に出かけて、1日がかりでようやく提出。

7月6日(日)
 遅くなりましたが、「伊吹嶺」7月号掲載の「現代俳句評」を【こちら】に載せました。興味のある方は入ってください。

7月5日(土)  温暖化と水循環(なごや環境大学)
 今日は、水をテーマに温暖化の講義。講師の名古屋大学名誉教授の樋口敬二先生は雪渓、氷河、永久凍土などの研究を続けられ、司馬遼太郎とも親交があった。それは司馬遼太郎の「風塵抄」にも出てくる。
 既に先生は30年前、ヒマラヤの氷河調査を行ってきており、それが現在の氷河衰退の比較に大いに役立っている。
 今日は水をテーマに温暖化との関係、その影響、今後どうするべきか分かり易い語り口で話していただいた。例によって、講義内容を整理するのは大変なので、講義に出てきたキーワードだけを抜き書きする。
・日本のバーチャルウオーターは640億m3/年(ハンガーがーを考えるとよく分かる。レタス、パン、牛肉など大量の水が必要であり、それを日本はほとんど輸入に頼っている。)日本国内で使用されている灌漑用水量が545億m3/年であることを考えるとバーチャルウオーターがいかに大きいか分かる。
・温暖化は気温が上がるだけではない。大気中の水分も増え、湿度が高くなる。日本が熱帯性気候地帯になることである。
・温暖化が進めば、気候の2極化が進む。--豪雨と干ばつ、無雪と豪雪が併存する。(そう言えば最近の日本の梅雨は集中豪雨と空梅雨が極端になっている。今年は九州が豪雨で東北北部が空梅雨であった。)
・温暖化に最も大きな影響を受けるのは最も脆弱なシステムである雪氷圏(北極海、ヒマラヤ、キリマンジャロなど)である。
・縮小する氷河によりマッターホルンが崩れたり、ヒマラヤ氷河湖の破壊(GLOF)の恐れがある。
・トヨタがある愛知県では言いにくいが、レジ袋を使用しないで、マイバック運動も必要だが、レジ袋1枚製造のCO2は車の走行距離204m、即ちレジ袋1日1枚を1年分節約した場合、車換算すると、1時間走行して終わり。以下に車の排出するCO2が大きいか分かる。(皆さん自分のマイバック運動とマイカーの走行距離を考えて欲しい。)
・シベリアの永久凍土が溶け出すことにより、温暖化が加速的に破滅へ進む。
・皆さんで一度交通環境家計簿をつけてみてください。自分の生活でどこが温暖化に荷担しているか分かる。(名古屋市交通局でこの家計簿のつけ方が紹介されているという。
・最後に
今日のなごや環境大学での内容を仲間に広げて欲しい。それぞれ1人が分かったことを広げていくことが地球環境に大事である。
 あと30分ぐらい質疑の時間。
・私の質問--Qシベリアの永久凍土が溶け出すとともに、メタンハイドレードが出るということで、ロシアはむしろビジネスチャンスとしている。各国の利害関係がからむが、温暖化対策として、どのように理解すればよいのか。ーーAシベリアのメタンはどれーどの利用は、ロシアがどのように永久凍土を管理するかの問題が残る。だた暴走されることが一番心配。
 午後はその足でチングルマ句会。先日の御岳吟行句が多かったが、良い句もあった。

7月4日(金)  名フィル新指揮者テイエリ・フィッシャー(ベルリオーズ 幻想交響曲)
 M社の審査報告書の作成と提出。その他、訓練レポート作成しているうちに、時間がなくなり、あわてて名フィルコンサートに出かける。今年から名フィルの常任指揮者になったフィッシャーの初登場。幻想交響曲はこれまでの指揮者はどういう印象かよく覚えていないが、フィッシャーは若いだけあって、パワフルな指揮。しかし流れてくる演奏は軽いというか軽快な感じ。今日が初お見えで、フィッシャーは幻想交響曲を「これこそ自分の音楽と感じる。」との発言からしても軽快な感じがするのももっともかと思う。フィッシャーが重厚なブルックナー、マーラーなどの曲をどのように指揮するか、一寸思いつかない。
 なお今日の演奏はNHK教育TVで8月31日21:00-22:00にオーケストラの森で放送される予定である。(42979)

7月2日(水)-3日(木)  チングルマ句会御岳吟行
 恒例のチングルマ句会で御岳に吟行。23名の参加。と言っても昔のように登山は出来なくなったので、麓をうろうろするだけ。
 1日目は権兵衛峠近辺のハイキング。往復1時間ぐらいの行程を2時間もかけてぶらぶらする。天気に恵まれ、いろいろな花に出会う。合歓の花、木天蓼の花、蔓紫陽花、オオヤマフスマ、ウツボ草、ガマズミの花、ツクバネの花等々だが、なんと言っても圧巻は花ではないが、銀竜草の群落。目的のジャンボ落葉松まで隙間なく咲いている。動物はは鶯、駒鳥、春蝉そして御岳休暇村では時鳥、郭公など。
 2日目はあいにく雨。田ノ原高原の黒百合が目的。ただ昔と違って、群生とまでいかなくて、ぽつぽつという感じ。その他、コバイケソウ、チングルマ、オオバツリバナ、岩鏡など。下界に下りて、湿原の勿忘草の群生。外来植物のため、勢いが強い。
 こんなところで今年の夏吟行は終わり。本来は写真も紹介するのだが、写真設定に時間がかかるので、もう少しお待ち下さい。

7月1日(火)
 7月に入ってこの日記も新しいページに衣更えした。
 明日から出かけるので、必死になって、M社の審査報告書を書き上げる。