俳句トピックス(平成18年)

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沢木・細見先生を偲ぶ「風」の会 18.9.9
平成18年「伊吹嶺」全国俳句大会・
細見綾子句碑除幕式
18.5.20-21
花追いハイキング 18.4.17
夏目悦江さん句集『鰯雲』出版記念会 18.4.9
アルゴンプラズマによる花粉症治療体験記 18.2.26
「伊吹嶺」新年俳句大会 18.1.28

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   沢木欣一先生・細見綾子先生を偲ぶ「風」の会(18.9.9)
 1年がかりで準備した沢木欣一先生・細見綾子先生を偲ぶ「風」の会(以下偲ぶ会)をようやく名鉄犬山ホテルで行うことが出来た。3年前に金沢で第1回偲ぶ会が行われたが、その時、次回は「伊吹嶺」でと頼まれて、昨年から数名の実行委員会で随時会合を重ね今日に至った。実行委員会は最終的には10数名の構成で進め、皆さん本当によくやっていただいた。
 今回の偲ぶ会での目玉の1つとして考えたのが、細見先生の句碑を「風」の皆さんに紹介することである。句碑は今年の5月の全国大会の時、名鉄犬山ホテルに建立されている。(次項の細見綾子句碑除幕式参照)
 偲ぶ会の事務局を担当して苦労したこと。
 1.偲ぶ会の会場をこの犬山ホテルとし、宿泊もセットで「伊吹嶺」で面倒を見ることにしたため、会の出席と宿泊者の管理をダブルで管理することになり、苦労がダブルになった。
 2.当初、偲ぶ会の出席者が200名を越えそうになった。会場はぎゅうぎゅう詰めでも200名が限度であった。しかしその後少しづつキャンセルが続き、最終的には186名に落ち着き、あわせてほどよい盛況のレベルで落ち着いてよかった。しかし会当日までキャンセルの連絡があるたび、会計の中川さんに面倒な手を煩わせることになったし、ホテルの窓口にもその都度、メール連絡し、担当していただいた高村さんにもご迷惑をかけた。
 3.式次第の中で目玉として何をするかも苦労した。結局沖縄同人の伊舎堂さんの「風」50周年記念までのDVDアルバムをご了解の上、利用させていただいた。しかしこのDVDは1時間30分もあるので、19分弱に再編集した。いままで私はDVD編集をしたことはなく、パソコン屋に頼むのもしゃくに障るので、試行錯誤してようやく編集することが出来た。あわせてバックミュージックもCDを再編集して手製のCDで音楽を流した。このDVDビデオの評判が結構よくて、沢木・細見先生の若い頃のアルバムが出るたび、どよめきと歓声が出て、最後は拍手まで出て、苦労した甲斐があった。
 4.偲ぶ会、懇親会でいろいろな方に挨拶をお願いすることになるが、皆さんどなたも一言挨拶したい方ばかりで、迷った。最終的には中山純子先生のご指導を得て、相当多くの方にスピーチをお願いした。
 5.祭壇の両先生の遺影、飾る花をどれにするかは苦労したと言うより、楽しみであった。花屋さんに最終的に作っていただいたのが、ススキ、吾亦紅など野の花で飾ることが出来てよかった。両先生が花野に埋まっているようなステージでこれも皆さんの評判がよかった。
 と苦労したことより、よかったよかったと言うことばかり並べたが、参加した皆さんがそれぞれ思い出となるものが少しでも残ればよいと思う。その結果は、皆さん次第で、私が言うべきことではないと思う。
 以下当日の偲ぶ会模様を紹介する。


受付はきれいどころが出迎え

両先生の写真パネルの前で

栗田世話人の開会挨拶

中山純子発起人代表挨拶中山純子発起人代表挨拶

沢木太郎さん謝辞

両先生へ献花

棚山さん、田島さんによる献句

滝沢発起人代表の献杯

「俳句研究」石井編集長の挨拶

司会の江口さん、下里さん

メインテーブルはすごい人だかり

最後は早春賦の大合唱

次回世話人の林発起人代表へ旗の引継ぎ

偲ぶ会委員会の皆さんご苦労様でした

会が終わって部屋で乾杯

翌日は明治村吟行

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    平成18年「伊吹嶺」全国俳句大会・細見綾子句碑除幕式(18.5.20-21)
   20日は名鉄犬山ホテルで、18年度の「伊吹嶺」全国俳句大会。あわせて細見先生の句碑除幕式を行う関係で5月に大会を移し、180名近くの方が参加なさり大盛況であった。全国俳句大会で180名近く参加を見たのは初めて。
 まず総会では新同人5名の紹介。あわせて俳句大会では宇野さんが栗田主宰の特選で大喜び。今回の大会では講演は行わなかったが、懇親会の前に田中省三先生の「音楽よもやま話」をしていただいた。人をうまく引きつけるユーモア溢れるトークショウーであった。あと懇親会ではいつものようにカメラマン。今回はフラッシュの調子が悪く何れもフラッシュなしの暗い写真ばかりで申し訳ない。
 夜はインターネットの連衆で、泡盛を前に大いに盛り上がる。それでも12時過ぎまで句会はきちっと行った。
 翌日21日は待望の細見綾子先生の句碑除幕式。「木曽川を見おろして城冴え返る」は昭和54年2月の「風」同人総会での句。主賓に沢木太郎氏ご夫妻の参加していただき句碑除幕式に華を添えることが出来た。来賓には林徹先生、中山純子先生、石井「俳句研究」編集長など参列いただき立派な除幕式になった。
 除幕式の参加者は240名以上で、栗田先生も珍しく緊張し、句碑建立が出来た感激もひしひしと伝わってきた。栗田先生の10数年来の念願が叶った瞬間であった。また揮毫は日展作家で、鈴木みや子さんの妹さんの森怜華先生の読みやすい字で親しみが湧く。
 今日の運営はお忙しい中での江口さんが立派な司会、運営で江口さんのご尽力に負うところが多い。これで次はいよいよ9月の沢木・細見先生の偲ぶ会の行事が迫ってくる。
 以下は全国俳句大会と句碑除幕式の模様及び俳句大会の栗田主宰の入選句一覧を紹介する。


180名の連衆が集まった大会会場

栗田主宰挨拶

新同人6名(櫻井さんは1月から)

特選で大喜びの宇野さん

会場には細見先生の写真と色紙

山田省三先生のトークショー

来賓の沢木太郎ご夫妻

いつものように栗田主宰を囲んで次々と写真

夜はインターネットの連衆と真面目に句会

句碑除幕式を待つ名鉄犬山ホテル

ホテルからの犬山城も5月晴

除幕式を待つ来賓の沢木ご夫妻、林徹先生、
中山純子先生、栗田主宰

司会の江口さん

除幕された句碑と沢木ご夫妻

栗田主宰の句碑除幕の経緯説明

句碑揮毫の森怜華先生と鈴木みや子さん

会場をホテルに移して直会

林徹先生の祝辞

中山純子先生の祝辞

清水さんによる万歳三唱

最後は我も我もと記念写真

序幕後の綾子句碑
俳句大会栗田やすし入選句
特選 鮎の子の富士湧水にきらめけり 宇野美智子
初ひばり湖北の空のくもりがち 安藤 幸子
白梅や奉書結びの巫女の髪 朝比奈照子
馬頭琴の万馬の響き春近し 宇田 鈴枝
木の芽風キャンパスに濃きカレーの香 市江 律子
祖母縫ひし羽織袴で卒業す 長岡 安子
村中に水の鳴りゐる榛の花 中村 たか
春の雨神田の茶房灯を点す 石原 筑波
うす紙の戦死公報余寒なほ 山本 光江
雪間草出作り小屋に煙立つ 増田 昭子
春日差富士湧水の底ひまで 幸村志保美
背丈越す残雪飛騨の関所跡 二村 美伽
ふくらんで大白鳥の深眠り 服部 萬代

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    花追いハイキング(仏隆寺、西光寺、大野寺)
 今日は妻は出かけており、天気もよいので、一人寂しく花を見にハイキング。本当に見たいのは満開の仏隆寺であるが、明日以降今月いっぱいすべて予定が塞がっているので、やむ得ず今日出かけることにした。昨日の開花状況ではまだ咲き初めという段階で、悲観的であったがとにかく足の運動のつもりで出かけた。
 コースは以下の通り。
・近鉄榛原駅ー(バス)ー高井ー(徒歩30分)ー仏隆寺ー(峠越え60分)ー西光寺ー(徒歩20分)ー室生寺ー(バス)ー大野寺ー(徒歩5分)ー近鉄室生大野口
 仏隆寺はもう7,8年前(NHK朝ドラ「明日香」のロケ地見学の時)に行ったきりであり、そのころは満開になっても人はほとんどいなかった。ところが最近は桜の宣伝が行き届き、狭い道路を車にどんどん追い抜かれ、のんびり歩けない。仏隆寺は予想通り、花の時期には早く、3分咲き程度、中には5分咲きがある程度。それでもデジカメ撮影で30分ぐらいつぶす。
 仏隆寺からは室生寺まで峠越え。途中春の野草を撮影しながらのんびりハイク。峠で昼食のあと、あとは下るだけ。
 西光寺は枝垂桜が有名で満開真っ盛り。ここは室生寺から少し離れているため、満開でもそんなに人がいない。今日見た桜で一番豪華。途中奈良でしか見たことが出来ない水口祭(田水を張って畦を塗ったあと、水口に幣や花を挿して祀る行事)を行ったあとも見ることが出来た。
 室生寺前で買った蓬餅を食べながら、大野寺に向かう。大野寺も枝垂桜で有名で、ここはまさに散り始めで花が重たそうでどれも地に触れそうなくらい咲いていた。
 対岸の磨崖仏は若楓がきれいで浅田先生が写真を撮った甘草の花はまだ咲いていない。
 あとは、室生大野口まで徒歩数分で今日のコースは終わった。しかしこれだけ歩いてもわずか12,000歩しかない。随分歩けなくなったものだ。以下は今日の写真。なお今日見た花は写真の他、犬ふぐり、木蓮の芽、まむし草の蕾、エンゴサク、木瓜、花蘇芳の蕾など。


仏隆寺へは伊勢本街道を歩く

仏隆寺(手前は3分咲き、奥は5分咲き)

峠の頂上にある役行者像

途中腰折地蔵もある

西光寺(一番豪華、これで一本の桜)

室生寺の遠景

大野寺(あまりの花で重そう)

今日見た野草(黄華鬘)

今日見た野草(ミヤマカタバミ)

今日見た野草(猛毒のハシリドコロ)

田の土手には黄水仙とスミレがびっしり

今日見た野草(二輪草)

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    夏目悦江さん句集『鰯雲』出版記念会(18.4.9)
 夏目悦江さんから句集『鰯雲』を頂いたのは2月だった。その時の感想はすでに【こちら】で述べているが、今日、出版記念会にお誘いを受けていたので、名古屋から7名が出席し、60名以上の参加で盛会だった。
 静岡駅に近いクーポール会館の明るい会場で和やかに行われ、栗田主宰始め次々とお祝いの言葉が続いた。特に印象的なことは、「風」が終刊になり、静岡県内も3つの僚誌に別れてしまったが、今日は「伊吹嶺」の仲間だけでなく、「雉」「万象」の同人仲間も集まったことは、悦江さんの人柄に惹かれてのことだと思う。また家族、友人も集まったのも悦江さんならではのことである。
 悦江さんは昭和38年に「風」に入会なさり、翌39年には日本平で行われた「風」俳句鍛錬会のお世話をなさったと聞いていたので、その時の俳句鍛錬会の古い写真をA4に引き延ばして持参した。私のスピーチではこの写真を引き合いに俳句の出会いのすばらしさを述べさせていただいた。その時の写真では当然のことながら私も、悦江さんもそして栗田主宰も皆若かった。また会場の出席者もその時の鍛錬会に多数写真に写っていたのも確認した。静岡の一番茶句会の創設者の冨谷春雷さんのお顔も初めて知った。
 皆さんは悦江さんの家族の句、静岡の風土の句、そして凛としたところもあるなど多角的にスピーチを述べられた。またこれからは静岡の皆さんも句集出版が続くことを期待するとともに、悦江さんはその先鞭を付けられたことに敬意を表したい。
 以下は以前述べた私の好きな句と出版記念会模様。
  ・家族、身辺を詠んだ句
   娘に選ぶ加賀友禅や燕来る   昭和55
   雪解水流るる町に嫁ぎけり    昭和56
   歎異抄読み籠もりをりさくら時   昭和63
   嫁ぐ子の無口となれり春炬燵   平成元
   幼きの指のゑくぼや天道虫    平成9
   よく笑ふ母にまみえし春の夢   平成16
   師の忌より俄に秋気定まれり   平成16

  ・風土性のある好きな句
   製茶機の一つ一つに注連飾る   昭和53
   茶袋に顔を埋めて茶の香きく    昭和57
   高床を吹き抜く登呂の青田風    昭和61
   登呂真昼鼠返しに蟻這へり     昭和63
   走り茶の針の如くに揉み上がる  平成元

  ・写生句で好きな句
   大注連を滑車で揚げて納めけり    昭和56
   太刀魚の尾のからまりて売られけり  昭和59
   月の客影伴ひて入り来たる       平成6

   時かけて一枚となる鰯雲        平成8
  ・冨谷春雷さんを偲ぶ句で好きな句
    芽木の風茶山を渡り除幕式    昭和58
   句碑生れて春雷峡の空駆くる    昭和58
   春雷句碑まためぐり来し茶摘時   平成14
 
 ・感覚的で好きな句
   地たまごの固き殻割る涅槃かな  昭和59


今日の主役の夏目悦江さん

栗田主宰の祝辞

友人からの花束贈呈

「雉」同人水野さんの乾杯

懇親会会場

栗田主宰と

悦江さんのご主人の隆夫さんと片山さん

梅田葵さんの祝辞

水野さんとのツーショット

増田昭子さん、山下智子さんらも団らん

矢野愛乃さんも元気そう

磯田さんによるカンツォーネ

悦江さんの謝辞


最後は全員集合
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   アルゴンプラズマによる花粉症治療体験記(18.2.10〜3.3)
 
 花粉症対策のためのアルゴンプラズマ法による治療(手術)を受けてからほぼ3週間になった。手術の後遺症もなくなりやっと今までを振り返る余裕が出来た。また句友から手術の経過はどんなっだった?と質問もされもしたので、思い出して記録に残しておきたい。

2月10日(金)
(手術当日)
@手術までのきっかけ
 毎月、めまい、高血圧で通っている病院でアルゴンプラズマ法による治療が出来ますというポスターを見たのがきっかけ。私は子供の頃から鼻が悪く、頭が悪いのもそのせいだと決めつけて今日に至っている。しかし数年前めまい関連で、ある大学病院でついでに鼻を調べて貰ったら、私の鼻が曲がっているとのことである。(いわゆる鼻中隔湾曲症)そのせいかいつも鼻が詰まっているし、花粉症の時期になるとまず鼻からやられる。そのため、ポスターを見て体験のため手術を受けることにした。

A手術の概要
 最初一種のレーザー治療かと思ったら、インターネットで調べたら、レーザー治療とは別らしい。花粉症に敏感な鼻の粘膜にアルゴンガスを吹き付けた状態でプラズマ(高周波電流)で焼く方法だそうだ。(一種のプラズマ放電) 所要時間は鼻の麻酔から始めて約1時間。
 また従来のレーザー治療と違って、アルゴンプラズマ法による治療は鼻の表面をアルゴンガスで吹き飛ばしながらプラズマで焼くので、鼻の粘膜や鼻水でで覆われたグジュグジュな状態でも出来るのが特徴である。

B手術の手順
 いろいろなHPで書いてあるのを参考に思い出しながら書き出すと次の通りである。
 (1)まず鼻に麻酔薬をしみ込ませたガーゼをぎゅうぎゅうに詰め込む。これが一番痛かった。この状態で外の待合室で20分ほど待つ。
 (2)ガーゼを取っていよいよ治療開始。内視鏡を鼻の中に差しこみながら、アルゴンガスを吹き付けながら、高周波電流で焼いていく(プラズマ放電)。鼻は麻酔されているので、痛みはなく、電流が神経に障ると歯に響いたり、目のほうがぴりぴりする。いかにも焼いているという感じ。
 (3)両方の鼻を焼くのに約1520分ぐらいかかる。その後また麻酔薬をしみ込ませたガーゼを押し込まれて、数分待つ。
 (4)これでガーゼを吹いておしまい。手術直後は鼻血がどっばと出て、鼻水が垂れ流しという状態。 (5)念のため、鎮痛剤をくれたが、痛みは後を引かなかった。

 手術の結果鼻が腫れて、その晩から両鼻が詰まるかと思ったら、その夜は一晩中鼻水たらたらで、鼻血もだらだら。腫れる暇がなかったということか。生活は普通どおりでよく、その晩だけは酒は飲むなと言われた。激しい運動や風呂は駄目と言われたが、忘れて風呂は入ってしまった。なお治療費は保険が利いて、約7,000円。

2月11日(手術翌日)
 朝起きたら、やはり両鼻が詰まり完全に鼻呼吸は出来なく、口呼吸でないと駄目。枕元にはちり紙の山。今日は名古屋句会だが、傍目から見てもひどい鼻声。すべて口呼吸はつらく、すぐ口が渇く。2日目の晩は苦しく熟睡できない。枕元に水を準備しないと口の中がからからになってしまう。ただ鼻をかむと鼻血がどばっ。

2月12日から2日間ほど
 鼻水だらだらはなくなったが、逆に鼻が詰まり苦しく、一足先に花粉症が来たよう。鼻をかめば鼻血混じりは変わらない。

2月14日(火)(手術5日目)
 ようやく鼻血がほとんど出なくなったが、今日は中日俳句教室があるので、ついでに初めて病院に寄る。まだまだ鼻が腫れており、2〜3週間ぐらいかかるとのこと。鼻を清掃して貰うと表面がいじられてまた鼻血がどばっ。
 街の薬局に行くと花粉症対策の鼻の洗浄液が売っていたので、買って早速試してみるとこれが調子がよい。外出しなくても朝、晩に洗浄することにした。後日診察で診て貰ったとき、洗浄は大いに結構とのこと。

2月15日(水)から約1週間
 ほぼ同じ状態が続く。徐々に鼻血がなくなるようだが、まだ一寸強くかむと鼻血が混じる。

2月23日(木)
 いつもの病院に高血圧の定期検診のついでに診て貰う。ほぼ粘膜は固まりつつあるが、一番入り口に近いところがまだ直っていなく、まだ鼻血が出るとのこと。鼻をかむとかさぶたになりかけたところが剥がれて鼻血が出るのだと思う。

2月26日(日)
 まだ鼻づまり感はあるが、鼻血がほとんど出なくなった。もうすぐ完治という感じ。

2月27日(月)〜28日(火)
 東京に出かけてみたが、特に鼻づまりに変わりはない。ホテルに泊まったとき、鼻づまりのためいびきを気にしつつ寝た。申し訳ないが、いびきは自分ではどうしょうもない。

3月3日(金)(3週間目)
 今日で手術後3週間になる。ほほ完治したと言ってよいだろう。もうすぐ花粉症のピークを迎えるが、どんな反応が出るか楽しみである。また何かあったらこのページに追記してみたい。

 手術の内容はインターネットで検索するとわんさと出てきて、どのページを見てもほぼ同じであるが、私の体験に興味のある方はインターネットで調べていただくとよく分かる。

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  「伊吹嶺」新年俳句大会(18.1.28)
 「伊吹嶺」新年俳句大会。今年は来年の10周年記念行事の一環として、細見綾子先生の句碑除幕、元「風」の偲ぶ会など節目になる大きな行事を控え、栗田主宰の意気込みに溢れた挨拶があった。
 今日の講演は奈良大学浅田隆先生の「奈良の綾子さん」で、非常に感銘を受けた。あとで聞くと参加者の誰もが今日の講演は最高だと言っていた。特に細見先生の句の実景を追いかけていく中で、これら細見先生の句の風景を求めることは、滅びた風景を追いかけることだとのであるとの指摘に新鮮さを感じた。私も細見先生の奈良の句を読むことがあるが、浅田先生のような眼で読んだことがなかった。ますます奈良に行きたくなった。
 俳句大会では篠田法子さんが特選句を総なめ。懇親会では荻野克典さんのシャンソンがよかった。
 毎年幹事句会の苦労は大変だが、今年も犬山句会、チングルマ句会、かがり火句会の皆さんご苦労様でした。以下に大会模様と栗田主宰の入選句を載せる。


200名以上参集した大会会場

新年の意気込みを語る栗田主宰の挨拶

県外同人挨拶の夏目隆夫さん

特選句の授与

感銘を受けた浅田先生のご講演

特選句を総なめの篠田法子さん

場所を移して懇親会

乾杯音頭の山たけしさん

シャンソンを熱唱の荻野さん

記念撮影に引っ張りだこの栗田主宰

新同人の庸子さん、けいさん

インターネット句会の光晴さん、千賀子さん、
一灯さん、旅遊さん

今年の幹事の山下さんの挨拶

来年幹事の梅田さんの挨拶

若き時代もあった「青炎」の仲間

今年の幹事句会の皆さんご苦労様でした

大会作品から

【栗田やすし先生選】特選 初産の馬に寒九のちから水  篠田 法子
  碧梧桐句碑や冬日の逃げやすし 下里 美恵子
大き河豚おほきな声が競り落す 服部 萬代
思ひきり透くまでのばし蛸干せり 岸本 典子
つまづきて石に物言ふ秋の暮 清水 聡子
どの木にも日が当りをり枯木立 櫻井 幹郎
父に似て話し下手なり日記買ふ @方 和子
教へ子の得度の知らせ涼新た 村田 和佳美
松手入れ庭師の小さき耳飾り 中藤 溢子
大根蒔き農神さまへ手を合はす 渡辺 洋子
小春日や城下へ八丁味噌買ひに 神尾 朴水

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